FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/11/14 戦績

 2017/11/14 火曜日 戦績

USDJPY         +80,300円

EURUSD        +149,087円

GBPUSD         +53,222円

AUDUSD         △7,879

USDCAD         +45,280円

EURJPY        +171,400円

GBPJPY         +64,300円

EURGBP         +33,696円

TOTAL         +589,406円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,308,579円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +15,446,381円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +330,079,336円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +873,237,263円

 

ここ最近、全く影が薄くなっておりましたユーロでしたが、昨日は日本時間で午後4時にありましたドイツの指標に突如反応しましてそこからキレイな上げ相場となりました。見よ、この勇姿(笑)。

https://stat.ameba.jp/user_images/20171115/03/fx-sengyo/bd/bc/p/o0800047014070707547.png

ユーロが突っ走る原因と言うか、トリガーになった指標がこちら⇩

ドイツ第3四半期(7-9月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP速報・前
(季節・日数調整)
+0.6 +0.6 +0.8
GDP速報・前
(日数調整)
+1.0 +2.3 +2.3
GDP速報・前
(日数調整)
+2.3 - +2.8

確かに数字は大きく伸びておりますが、今回ユーロが突っ走るトリガーになった理由としてはこの数字の伸び以上に、発表機関であるドイツ連邦統計庁が「輸出がGDPの伸びに貢献」「設備投資の増加が見られる」とのコメントをしておりまして、この辺りにも反応したものと思われます。もっとも、ユーロが過敏に反応した一番の理由は「そろそろ動こうぜ!」と言う気分的なもの、じゃないですかね(笑)。

 

日本時間で午後6時半、英国の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)などが発表になりまして、それぞれ事前の市場予想には届かなかったのですが、それでも、先進国の中では非常に高い数字⇩ 

英国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前年比) +3.0% +3.1% +3.0%
生産者物価指数(前年比) +3.3% +2.9% +2.8%
小売物価指数(前年比) +3.9% +4.1% +4.0%

それにも関わらず、一瞬だけポンド売りで反応して10分程度で何も無かった事にするスルー耐性テストで終わりました。もう、こう言う地合いと言うか、何かアラ探ししている最中には悪い内容には過敏に反応し、若干でも良い内容だったり、あるいは自分たち(市場関係者)の思った通り(事前予想)にならなければスルーと言う、まるでイジメに近い感じにも思えます。

 

指標の多かった昨日、続けて日本時間で午後7時にはまた欧州の指標でして⇩

ドイツ11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ZEW景況感指数 17.6 19.5 18.7
ユーロ圏11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ZEW景況感指数 26.7 29.5 30.9
ユーロ圏9月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産 +1.4% -0.6% -0.6%
ユーロ圏第3四半期(7-9月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP改定値・前 +0.6 +0.6 +0.6
GDP改定値・前 +2.5 +2.5 +2.5

先程、GDPと言う「過去の結果の集計」で反応して急上昇したユーロですが、過去の結果よりも重要である、これからの先行き見通しを数値化したZEW景況感指数が自分たち(市場関係者)の思った通り(事前予想)にならなかったのでスルーでして、ほんと都合のいい予想(笑)。「それでも前回値は超えているんだから」とも言えるのですが、だったら事前の市場予想なんて全く不要論ですし「ドイツは予想以下かもしれないけど、ユーロで重要なユーロ圏の結果は良かったんだから」と言うなら、ユーロ圏単国の指標でいちいち反応するなって言うわけでして。結局は「いま、ユーロ買っててイイところなんだから邪魔すんなよ!このままユーロ買うぜ!」と言う気分的なもの、じゃないですかね(笑)。⇦ 本日2回目

 

ドル円はどうだったのか、ユーロ急上昇の午後4時にユーロ円の上昇に導かれて一緒に上昇、ユーロ円の円売りがドル円にも波及したと言うか、対ユーロでの激しい円売りとドル売りに、ドル売りの方が追いつかずにドル円では上昇する事になったとさ(笑)。これは一々通信社さんからの解説が無くても、チャート見れば分かります。単に三角関係のバランスを保つためにユーロ円だけ上昇は無理なので、ユーロドルとユーロ円が上がれば、仕方なくドル円が収束するだけですから。

で、ずっと上昇出来たわけでは無く、ユーロ円主導であったであろう上昇でドル円が114円直前まで来た段階で、今度はドル円怒濤のドル売りが開始です。もともと、ユーロドルではドル売りの地合いがあったため、ドル円でもドル売りの流れはむしろ自然とも言え、114円超えの攻防戦も無く呆気なくダラ下がり相場へ移行です。

 

そして、日本時間で午後10時半に発表のアメリカの指標⇩

米国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
生産者物価指数(前比) +0.4% +0.1% +0.4%
生産者物価指数コア(前比) +0.4% +0.2% +0.4%
米国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
生産者物価指数(前比) +2.6% +2.4% +2.8%
生産者物価指数コア(前比) +2.2% +2.2% +2.4%

毎度おなじみ、一番重要なコア前年比を赤の太字にしてありますように+2.4%と、事前の市場予想も前回値も 0.2ポイントも上回っております。これで翌日発表の消費者物価指数(CPI)≒インフレ率にも期待感がかかり「USA!USA!うさ!うさ!こころぴょんぴょん」のハズ、ハズなのですが、不発(汗)。つまり、「今日はユーロ買ってんだから邪魔すんなよ!」と言う気分的なもの、じゃないですかね(笑)。⇦ 本日3回目

 


 

と、言う事でして、昨日はよく言われる「ファンダメンタルズ」的な部分は、最初にドイツの指標がトリガーとなった時に方向性が一致した以外は、発表される指標は一切無視に近い値動きでした。

よく、私がシステムトレードをしているとお話しすると「テクニカルに寄ってる」と思われる方が多いのですが、そんな事ありません。指標なんかも数値化したものを分析に組み込んでますし、危険な時にはポジションを落としたり、あるいはポジションを一旦全て精算し持ち高ゼロにするのも、それをシステムが行っていればシステムトレードなわけです。

システムトレードでも裁量トレードでも、重要なのはファンダメンタルズにもテクニカルにも傾斜しないバランスです。ファンダメンタルズ以上にテクニカルなんて余裕で無視されますし、チャートにお絵描きしてる多くの線は過去の様子を見るのが本来の目的で、未来は見せてくれませんから。

 

それにしても最近このドル円の狭いレンジ(笑)。どっちでもいいから、早目にどっちかブレイクしてくれませんかね?


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2017/11/13 戦績

 2017/11/13 月曜日 戦績

USDJPY         +49,600円

EURUSD         +13,615円

GBPUSD        +181,493円

AUDUSD          +2,307円

USDCAD         +27,737円

EURJPY        +115,700円

GBPJPY        +303,600円

EURGBP         +25,121円

TOTAL         +719,173円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +719,173円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +14,856,975円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +329,489,930円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +872,647,857円

 

大きな指標も無く、とりあえずダラダラと「円買い」そして「ドル買い」の波に揉まれた日でした。日本時間で深夜0時を超えて本日早朝、ハードカレンシー相互ペアに関しては昨日の月曜日スタート付近まで戻っておりまして、「昨日1日の動きは一体何?」と言う気も若干しなくもありません。

ニューヨーク時間を基準に日足を描く、俗に言われる日足5本のチャートでは、ハードカレンシーはどの通貨ペアも、みんな実体がちっちゃい(笑)。もっとも、最近は値動きが小さい日が多すぎて、これでも実体の小ささが目立たない方が問題です。

 


 

さて、毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会 CFTC が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションですが、いつもは日曜日のブログ更新で確認しておりますが今回は公表日が祝日でお休みだったため、日本時間で本日早朝に発表となりました。

祝日が "どうのこうの" と言った事情はこちら⇩

fxse.hatenablog.jp

 

これも一つの指標として見たら、このブログの趣旨である「日本時間で前日分」と言う事からして明日のネタでも良かったのですが、本日は比較的大きな指標がいくつかございまして、それが明日のネタになるほど値動きがあると信じておりますので、今日書いちゃいます(笑)。信じております。信じて・・・・・・

IMMポジション(11月07日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 54,336 182,184 -127,848 -8,979
EUR (099741) 181,335 95,880 +85,455 +13,358
GBP (096742) 50,403 59,601 -9,198 -10,443
RUB (089741) 28,738 11,084 +17,654 +1,757
金Gold (088691) 272,571 76,781 +195,790 +2,695
原油 (067651) 758,743 213,537 +545,206 +42,257

 

IMMポジション(10月31日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 54,585 173,454 -118,857 -2,012
EUR (099741) 173,670 101,573 +72,097 -11,407
GBP (096742) 65,482 64,237 +1,245 +2,730
RUB (089741) 27,114 11,217 +15,897 +1,172
金Gold (088691) 268,710 75,615 +193,095 +1,710
原油 (067651) 734,763 231,814 +502,949 +56,122
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

円ネットショート、ユーロネットロングが増え、ポンドはまた微妙にネットショートに割り込みました。

ポンドに感しては、単にネットショートになっただけで無く、円やユーロはロングとショートを足したロット数=取引量が前週より多くなっているのですが、ポンドだけは2万ロット近く、率にして15.2%も減少しており、最近の英国の政治的リスクの高まりでポンド自体の取引から手を引く状況が伺えます。この辺りも、ポンドだけ最近は極端に大きい値動きの一因かなとも。

それと、可愛くて仕方ないロシアンルーブルですが、今回もまたネットロングが増えております。ここで書き始めてから全勝でして、まあネットロングが増えたら勝ちって言うわけでも無いんですが(笑)。それでも、世の中にはIMMポジションでネットロングが続く事で勝ちの判定になるようなオプションもあったりします(正確に言えばちょっと違いますが)。

原油も金(ゴールド)も買われ続けるこのご時世、面白い(笑)。

 


 

ところで、あのビットコインとやらはどうなっちゃってるんでしょうか。一時期、 87万円を超えるような価格になる時もありましたが、つい先日は60万円を切るかもしれないラインまで行き、今朝は74万円台くらいです。

現在、欧州に飛行機で出張で行っている日銀の黒田総裁が「仮想通貨?なんくるないさ~ *1 」とか発言したと伝わってますが、以前から日銀でも仮想通貨の研究をしている事はずっと公表されてまして、ビットコインやリップルコインなどそれぞれの仮想通貨について「問題が無い」と言っているのでは無く、仮想通貨と言う仕組みに問題点が見つからないと言っているに過ぎません。

注意しておきませんと、これ、また仮想通貨の変な業者が「ビットコインは日銀がお墨付き」くらいの事を言い出しかねません(笑)。いや笑ってる場合じゃないな。 


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*1:正確には「仮想通貨に、現在のところ申告な問題は見当たらない」との発言です。

2017/11/13 月曜日

なんか、こう、煮え切らないような週末を過ごしてしまったような気分で、消化不良のような感じの週明けです。先週、それでも400万円台の数字は行ったとは言え、システムに掛けてるコストと資金を考えたら微妙な感じで、これだったら先週は原油か日経先物でも買って放置しておいた方が良かったとか言う結果なんですが、結果だけ見てボヤいていても仕方ありません。

6月19日月曜日からスタートした週、以来の悪い週間の数字ですが、これも全て膠着状態に陥ってる市場が悪いのであって、私が悪いのではありません(笑)。いや、ボラ高くなるようにお祈りしてなかった私にも原因があるのでしたら、久しぶりにボラが高くなるように「ボラ上がるお祈り画像」を、週初のブログトップ付近で入れておきましょうかね(笑)。いつものアレ⇩ 

f:id:fxse:20161030002524j:plain

不思議と、この画像を貼った後でボラが上がる事が多いのですが、やはりボラ低下してる時にこの画像を貼るので、ちょうど底になっている時なんでしょう。それでも、相場師の皆さんはゲンを担ぐ事が多いので、こう言うのもいいかなと。

 

そうそう、英語では「ゲンを担ぐ」に対応する格言のようなものはありません。しいて言うなら「Be lucky superstitions」直訳すると「迷信で幸せになる」と言う感じですが、不確かな事によってラッキーに結びつける様が、ゲンを担ぐに近いかなって感じです。同じ意味ですと「Superstitions bring good luck 迷信が幸せをもたらす」という言い方の方が私は好きです。

あと、他にも「Believed in omens」も同じようにゲンを担ぐと言う訳語にされる場合もありますが、こちらは「Omen」が縁起に近い意味に当たるので、どちらかと言えば "より不確か" なものに対する祈るような気持ちですから、完全なギャンブルなどではむしろこちらがいいのですが、株や為替で使うと「塩漬けになっているポジションが精算出来るのを祈ってる」ような感じになりますので、ご注意下さい(笑)。

 


 

そんな、ちゃんと翻訳や通訳を学習したわけじゃない私の変な解説は置いておきまして、今週の市場です。いくらゲンを担いでも、やる事をやっておかずには指をくわえて見てるしかありません。

今週、私が良く言うところの「PPI・CPI週間」でして、明日14日火曜日に英国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)、それに小売物価指数(RPI)が発表されます。同じ日アメリカではPPIが発表され、他にも、ドイツとユーロ圏のZEW景況感期待指数、ユーロ圏の鉱工業生産も発表になります。15日水曜日には日本の第2四半期(7~9月)GDPの発表があり、日本時間で夕方6時半には英国版雇用統計とも言える失業保険受給者数(失業者数)と失業率の発表が、アメリカではCPIとNY連銀製造業景況指数、小売売上高が一気に発表になります。

翌日16日木曜日、日本時間で朝の6時に対米証券投資がありまして、ビジネスマントランプ大統領の気にする数字ですので、直後と言わずにも数字次第では何かまた大統領が呟く可能性もあり、指標そのものの数字よりも、むしろ大統領待ちのような(笑)。日本時間夕方からはフランスの失業率、英国の小売売上高があり、アメリカではフィラデルフィア連銀製造業指数と鉱工業生産が注目の日です。

最後17日の金曜日はアメリカの住宅着工件数くらいしか重要指標が無いのですが、ハードカレンシー以外ですとカナダのCPIがあるので、数字次第で加ドルはまた一気に動くのかもしれません。

 

14日火曜日から15日まで、ECB主催「Central Bank Communications Conference 中央銀行コミュニケーション会議」がドイツのフランクフルトで開催されます。

Central Bank Communications Conference: Communications challenges for policy effectiveness, accountability and reputation

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ここで、ECBドラギ総裁、FRBイエレン議長、BOEカーニー総裁、日銀黒田総裁の豪華絢爛4大中央銀行総裁・議長による討論会がありまして、議題は「中央銀行コミュニケーションの課題」と言う、経済的にはどうでもいいような内容なんですが、ちょっとした発言や失言が伝わって、何か市場にインパクトを与える可能性もありますので、この会期中は対ユーロ、対ポンドのペアに注意した方がいいかもしれません。

 


 

まあ、そんな感じで色々と材料はあるのですが、今週もなんとなく方向性に結びつく決定打に欠けるような気もしないでもありません。市場が微妙な時には、無理をせずお休み出来るのも我々個人で取引している者の大切なメリットですので、裁量でやられている方も、無理して変なポジション取ったりしませんように(汗)。

月曜日から金曜日まで "まるまる一週間" が平日と言うのは、実は11月のカレンダーでは今週が最後です。来週は勤労感謝の日がありますし、さ来週は金曜日が12月1日になりますので、11月のカレンダーでは収まりきれません。アメリカでは、この11月後半の感謝祭からバリバリの年末ムードに入りまして、日本でも12月に入るといよいよ年末と言う雰囲気です。

今年も残り少なくなってきました。とは言っても、まだ1ヶ月半強はあるわけでして、とりあえず一週一週をそして日々を有意義に過ごしていくしか、大晦日になって後悔しないための方法は無いのかなと思います。ほら、今まで10ヶ月以上適当に過ごして来ましたんで、残りで挽回するのに大変なんです(笑)。

そう言う事で、今週も(今週は?)頑張ってまいりましょう。


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2017/11/11 戦績

 2017/11/11 土曜日 戦績

USDJPY         +18,100円

EURUSD          +8,991円

GBPUSD        +138,828円

AUDUSD         △8,228

USDCAD         △3,181

EURJPY         +62,600円

GBPJPY        +212,200円

EURGBP          +4,719円

TOTAL         +434,029円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,208,842円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +14,137,802円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +328,770,757円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +871,928,684円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

土曜日早朝のポジション整理分といくら言っても、ポンドドルとポンド円を抜いたら、8万3千円って何???(汗)。ここから更にユーロポンドも抜いたら7万8千円で、ジャパネットたかたで売ってるNECのノートパソコンとエプソンのプリンターセット価格のような金額です(笑)。

まあ、それでも多通貨ペアを同時に取引しているのはこのためで、今はポンドがいい動きをしておりますが、またいつポンドがダメダメになるか分かりません。それ、ある時突然やって来ますので「いまポンドがいいんだから、ポンドだけでいいじゃん」みたいな事をしますと、他の通貨ペアが突如良かった時に利益が取れず、結局は長期的に見て利益落としてるんです。しかも、自分で気がつかない機会損失なわけでして、もしかしたら私が取引していない他の通貨ペアで、もっと利益が取れているものが今もあるのかもしれません。

あっ、そんなことを考えてたら、だんだん不安になってきた(汗)。

 


 

さて、誰が待っているのか分かりませんが、毎週日曜日のブログエントリーでお待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。書くことが無い時に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

これ、毎週火曜日現在の数字を米商品先物取引委員会(CFTC)がニューヨーク時間で金曜日の午後(日本時間で土曜日早朝)に公表しているのですが、なんと今回11月11日土曜日がアメリカの祝日ベテランズデーと言うことで、11月10日金曜日に発表されるこの数字の発表が11月13日月曜日に延期されております。

 

何を言ってるのか整理しますと、

11月10日 金曜日 本来の発表日
11月11日 土曜日 祝日(ベテランズデー)
11月12日 日曜日 普通の日曜日
11月13日 月曜日 延期された発表日

赤字で書いたのがお休みの日でして、祝日と日曜日ですから当然です。すると、本来の発表日であった金曜日は何も関係無いように見えるのですが、月曜日に発表が延期となっております。

ところが、日本では日曜日に祝日が重なった時だけ月曜日が振替休日となりますが、アメリカでは土曜日が祝日になった場合には、金曜日が振替休日となる場合があります。これ、全部が全部お休みでは無いのが難しいところでして、ニューヨーク証券取引所は通常営業、シカゴマーカンタイル市場はお休み、銀行はお休み、学校は営業するところ多数(笑)。そして、連邦のお役所はお休みとなってます。 

 

CFTCのホームページを確認しますと、ちゃんと11月の2回目の発表に*が付いておりまして「Delayed release date due to a Federal holiday. 連邦祝日なんで発表は遅れまっせ」とちゃんと書いてあります。ちなみに、11月の4回目の発表にも*が付いておりまして、ここは感謝祭絡みで同じく翌月曜日の発表になっております。

https://stat.ameba.jp/user_images/20171112/04/fx-sengyo/97/04/p/o0610058014068526821.pngwww.cftc.gov

2017年11月12日現在 ⇨ アーカイブ 

 

日本では、祝日は全国一斉に祝日です(笑)。これは当たり前なんですが、アメリカでは州や所属先によって連邦祝日でも無視したりすることもあり、なかなか難しい感じです。ですので、求人にはちゃんと何の祝日がお休みなのか書いてあることが多く、それは連邦政府機関であるCFTCでも同じです。

これ⇩CTFC職員福利厚生のページなんですが、ちゃんと「Paid holidays: Employees receive ten paid holidays each year.  有給の祝日:うちの職員には、毎年10日の有給祝日がありまっせ、どや?」と書いてあります。

https://stat.ameba.jp/user_images/20171112/05/fx-sengyo/55/56/p/o0820084014068528393.png

www.cftc.gov

 

さて、随分と長く書いたのですが、これって⇩

今週は、CFTCがIMMポジションを発表する金曜日がアメリカの祝日の振替休日となっているため、来週月曜日の発表となります

と、たった1行で済ませられることだったのですが、このIMMポジションをご紹介している趣旨「ブログスペースを埋めるのにベリーユースフル」ってことで、せっかくなので長々と書かない理由が存在しません(笑)。

 


 

本日、本州ではほぼ晴れの予報になってます。秋の行楽でレジャーにお出掛けの方も多いかと思いますが、今日はとってもいい日なのかなと思います。

 

東京だけでなく関西も九州も、ピッカピカの快晴マークです。なんやら北陸だけ若干残念な傘マークがありますが、北陸、だれか居たなあ(笑)。

https://stat.ameba.jp/user_images/20171112/07/fx-sengyo/08/8e/p/o0693058714068557804.png

と思っておりましたところ、このブログを書いておりました途中で午前6時発表の天気予報に情報更新されまして、

https://stat.ameba.jp/user_images/20171112/07/fx-sengyo/33/5c/p/o0693058714068557842.png

北陸も晴れになりました(笑)。

 

我が家もいつもの日曜日と同じように朝から教会には行きますが、その後はちょこっとお出掛けの予定になっております。11月は祝日が2回ありますが、お出掛けするのには祝日が関係しない土日の方が空いてていいのかなとか思いましてそんな感じなんですが、実際のところはどうなのか分かりませんけど。

最近は高速道路での煽り運転なんかの話題がニュースでも多いですが、せっかくの休日をそんなつまらないことで台無しにしませんように。また、事故などにあいませんようにお気をつけになり、楽しい秋の週末をお過ごし下さい。 


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2017/11/10 戦績

 2017/11/10 金曜日 戦績

USDJPY        +143,300円

EURUSD         +45,295円

GBPUSD        +222,736円

AUDUSD         △3,919

USDCAD         +45,018円

EURJPY         +80,200円

GBPJPY        +179,700円

EURGBP         +32,804円

TOTAL         +745,134円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,774,813円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +13,703,773円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +328,336,728円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +871,494,655円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】


私のこのブログですが、平日はおよそ午前7時半ころ、土曜日は8時半~9時半ころ、日曜日は9時半に予約と言う感じで更新しております。たまに、更新失敗したり寝坊したりする事で大幅に更新時間が変わったりもしますが、ご愛嬌と言う事で。ん?ブログ主が愛嬌だって言うんだから、愛嬌なんです(笑)。

 

いつも通りですと、本日の更新は午前8時半~9時半ころに更新と言うことですが、本日は予約更新となっております。何故か・・・・・・、と言いますと、

https://stat.ameba.jp/user_images/20171111/02/fx-sengyo/a5/6f/p/o0480016014067798322.png

え~、本日は11月11日でして、午前11時11分11秒にはシステム上の月・日・時・分・秒が全て11となり、コンピューターっぽく連続して書きますと 1111111111 となります。残念ながら西暦が2017ですので、年を含めた表記ですと 20171111111111 となってしまいますが、年を無くせば1の羅列だけです。つまり、URLに1をいっぱい並べたかったので、午前11時11分11秒の更新にしました(笑)。

 

実は昨年も同じような事をしておりまして、昨年は単独で1本のエントリーとしたのですが、どうせ11月11日の記念日がどうだとか書いたところで内容が被ってしまうので、今年は通常更新の日々の戦績でお茶を濁したわけです。

fxse.hatenablog.jp

それにしても、イベント事には全て参加する勢いですので、今年も11月11日午前11時11分11秒の更新はしておきました(笑)。 

 


 

さて「今日のブログエントリーの本文はもう終わり」って勢いですが、昨日の為替市場いきます。ぶっちゃけ、ポンド以外全部沈没(笑)。それでもドル円だけは、前日からの戻り相場とポンド円の値動きのフィードバックもありまして、どうにか10万円を超える事が出来ましたが、ポンドに絡んでいない通貨ペアはアウト。

そのポンドも、東京時間から欧州開始までは不動の構えでしたが、昨日のメイン指標的なこちら⇩

英国9月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産(前月比) +0.2% +0.3% +0.7%
製造業生産(前月比) +0.4% +0.3% +0.7%
貿易収支 -123.5億GBP -128.0億GBP -112.5億GBP

特に一番上の鉱工業生産は良く聞く指標かと思いますが、こちらが前回値や市場予想より随分と高かったのと、以前は英国に関してはEU圏ですので貿易収支はあまり意識されていなかったのですが、ブレグジットに絡んで最近は貿易収支が重要視されてまして、こちらも赤字幅が改善しております。

その前日には、相次ぐ閣僚の辞任で政治的リスクでポンドが売られておりましたが、本当に政治的リスクが大きければ、こんな指標数字如きで通貨が買われることはありません。まあ、なんだ、大人の事情で表じゃ書けないゴニョゴニョでしょう。私も最近は、何でも噛み付くのは我慢できるように成長しました(笑)。

 

ああ、豪ドルがマイナスなのは、昨日の豪州準備銀行(RBA)の四半期金融政策報告の発表で上下にアクロバティックに動いてくれましたお陰で、要らぬ狩りをされた分だけマイナスがリカバリー出来ませんでした。まあ、豪ドルは趣味みたいなものなので、たまに発生するマイナスは見ないことにしております。

そろそろ豪ドルの取引は止めてもいいのですが、豪ドル取引してても大して資金も留保されませんし、まあいいかなみたいな(笑)。

 


 

週末、日経平均も原油も頭を抑えられた感じでして、そろそろ本格的な利益確定が入ってきているのかもしれません。それと、ここまで高くなっているので、週越えて持つリスクたるや結構なものです。その辺からしますと、また週明けて上値を探る動きもありそうなんですが、どうなんでしょうかね。

財政問題で揺れるアメリカでダウが下げに転じますと、それにつられて日経平均も下げ基調に入る可能性もあるかもしれません。また、原油はOPEC総会に向け、一本調子で上昇するのは難しいんでしょうね。

どこか一つくらい、元気な市場が残って全体を牽引してくれると良いのですが。 


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