FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2022/07/18 月曜日

2022年第29週の月曜日です。

本日、日本は「海の日」の祝日で金融市場はお休みです。この海の日、私が大学生だったかの当時に制定された時には7月20日でしたが、その後俗に言うクソ立法のパーピーハッピーマンデー制度によって7月の第3月曜日に変更になり、2020年はオリンピック特措法で7月23日に変更、更に昨年2021年にも7月22日に変更となってまして、実に3年ぶりに元の法律通りの日程での海の日となってます。当初の制定理由なんてどうでもいい感じで、弄り倒されているように思えます。

そう言えば、この海を崇め奉る(あがめたてまつる)祝日、正確に言うと国家全体が休日となるナショナルホリデーとしては日本が唯一なんだそうです。疑い深い私としては、信頼できる祝日検索サイトである timeanddate.com の Holiday Search で検索してみました。ここ、正直言って日付や祝日の検索では完璧です。CIAのファクトブックなんかより全然間違いが無いので、おそらくCIAもここで検索してます(笑)。

海に関する単語 sea, marine, ocean で調べたてみたところ、ボリビアで海の日が祝日ではなく記念日として制定されているようで、それ以外には確かに存在しませんでした。あと念のために pond も調べてみたところ、pond はイースター関係で埋め尽くされたので海に関しては存在しないと決めて諦めました。と言う事で、海を崇め奉る祝日は日本だけと言う事のようですので、自信をもって「海の日は日本だけだぞ~」と言って下さい。

ちなみに⇧ほとんど以前のコピペですが、今年もボリビア以外に海の日が無いかちゃんと検索はしております(笑)。


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

21日木曜日お昼の正午前後に日本銀行が金融政策決定会合を終え、決定した今後の金融政策を発表予定です。事前の市場予想では、政策金利は -0.10%の現状維持が大半となっております。今回は年に4回公開されます「経済・物価情勢の展望」いわゆる日銀展望レポートが金融政策の発表と同時に公開される事になっております。今回の発表では「物価上昇率の引き上げ」が行われるとみられ、円安についても何か言及があるかもしれません。と言うか、言及がある事を期待してます(笑)。また、午後3時半からは日銀黒田総裁の記者会見が予定されております。

21日木曜日午後9時15分に欧州中銀ECBが今後の金融政策を発表します。政策金利は現状 0%から25bp(ベーシスポイント)引き上げの予想となっており、今回は引き上げされる事はほぼ間違いなく、その上げ幅と今後の利上げスピードに触れる内容に注目が集まっております。また、30分後の午後9時45分からはECBラガルド総裁による記者会見が予定されており、こちらもラガルド総裁会見でどこまで今後の方針について言及があるのか注目です。 

これ以外の国も含め、今週の各国中銀の金融政策発表としては、21日木曜日(正午前後)日本国〚現状0.0%→予想0.0%〛,午後3時半ウズベキスタン〚現状16%→予想16%〛,午後4時半インドネシア〚現状3.5%→予想3.5%〛,午後8時トルコ〚現状14%→予想14%〛,午後9時ウクライナ〚現状25%→予想25%〛,午後9時15分欧州〚現状0%↗予想0.25%〛,午後10時南アフリカ〚現状4.75%↗予想5.25%〛、22日金曜日午後7時半ロシア〚現状9.5%↘予想9%〛、土曜日午前7時パラグアイ〚現状7.75%↗予想8%〛などが予定されております。

19日火曜日午前10時半に豪州中銀RBAが前回7月5日に開催しました金融政策委員会の議事要旨を公開します。この回は0.5%の政策金利引き上げを決定した回となっておりまして、いつもはあまり議事内容に興味を持たない市場の皆さんが、今回ばかりは若干の興味を持っているようです(笑)。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日18日月曜日、あまり目立った指標はありません。午前7時45分にニュージーランドの四半期消費者物価指数(CPI)の発表があり、NZドルをお持ちの方は注意が必要かと思いますが、このブログが午前7時半に投稿されるので注意喚起なんて間に合わないでしょう(笑)。

明日19日火曜日午後3時に英国の失業率など雇用関連指標が発表になります。午後9時半にアメリカの住宅着工件数など新築住宅関連指標の発表がありまして、現状のハイパーインフレとなりつつあるアメリカで新築住宅がどのように推移するのか市場の皆さんの興味が強くなってきている現状で事前の市場予想との差が大きいと、突然大きな値動きとかありそうです。むしろ願ってます(笑)。

20日水曜日午後3時に英国の消費者物価指数(CPI)など各種物価指数の集中発表があります。ここまで高くなってしまった物価上昇率とか、もうあんまり市場の皆さんは関心が無いのかも(笑)。午後9時半にカナダの消費者物価指数(CPI)の発表もあります。

21日木曜日、日銀やECBなど中銀の金融政策発表が多い日となっておりますが、指標についてはあまり目立ったものがありません。午前8時50分に日本の通関ベース貿易収支の発表があります。他国であまり発表にならない通関ベースなので過去の数値としか比較できませんが、港ごとの取り扱い高とか見ると、取り扱いキャパに対する現状から上限を見通すとかもできるようです。金融屋さんとしてはそこまで求めてませんが、できるって知ってるだけでもなにか優位に立てる日がありそうな気もします ⇦ コピペ

22日金曜日、この日はマークイット社による主要国の購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表が予定されております。フランスが午後4時15分、ドイツが午後4時30分、ユーロ圏が午後5時、英国が午後5時半、アメリカが午後10時45分となってます。午前8時50分に日本の消費者物価指数(CPI)の発表があります。日銀が掲げる物価上昇2%の壁を突破している現状ですが、為替安の影響が大きいと繰り返し報道され、さも為替安が悪いことのように刷り込まれている感じがします。大企業が利益をあげる事が悪のように報じられるのも同じなんですが、なんでも良い面・悪い面があり、同じ数字でも良い数字・悪い数字があります。FXや株などやられている皆さんは、扇動に惑わされる事ないようにと思います。午後3時に英国の小売売上高の発表があります。ぶっちゃけ、物価上昇しようがなんだろうが、最終的に消費が伸びていればいいわけでして、小売売上高と言うのは非常に重要です。まあ、英国のソレは伸びてないんですけど(笑)。午後9時半にカナダの小売売上高の発表があります。官製指標としてはこれが今週の最後の指標と言った感じで、このあと午後10時45分にアメリカのPMIとかマークイットから発表され今週の指標は終わりとなります。


 

先週、東京は雨が多い一週間でした。今週もちょこっとだけ雨の予報もありますが、先週よりは晴れが多いようです。今年も梅雨にあまり雨が降らなかったイメージがあるのですが、果たして夏場に給水制限とかあるのでしょうか?電気なら充電池で貯めておくとかできますが、水は一般家庭で大量に貯めておくことが難しいので、極端に水が少なくなる事など無いように願いたいものです。

今週も一週間がんばってまいりましょう。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら