FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/05/13 月曜日

月曜日が平日と言うのが3週間ぶりとなり、久しぶりのような気がします。10連休で無くても、4月29日が月曜日になりますと自動的に5月5日も日曜日になるため翌月曜日がお休みとなり、4月22日月曜日の次が平日になるのは3週間後の5月13日月曜日になるのは変わりません。

年末年始も同じ様に間に2回のお休みの月曜日が入る時もあるのですが、銀行営業日で考えますと、12月28日から30日が月曜日の場合には次の月曜日は1月4日から6日と言う事で、なんと間に休みの月曜日が入りません。この日程をそのまま東証ベースで考えても、大納会大発会の日も営業日とすれば同じです。

だから何?って事でもないんですが、今回のゴールデンウィークは10連休と言うだけではなく、日本の金融市場に影響があったんだな~と思って・・・・・・

みたんですが、結果として、あまり関係なかった(笑)。 


 

それでは、いつもと同じように純粋に数字の発表では無い金融イベントからです。今週、通貨ベースで見た時に主要国の中央銀行による金融政策発表はありません。

ところで、何をもって通貨ベースで見た時に主要国とするのかが曖昧なのですが、基軸通貨ドルと、世界中で取引割合が高くハードカレンシーと分類される事が多いユーロ・円・英ポンドまでは絶対で、ここから先は人によって違った分類になるかと思います。よく言われる G10通貨で言えば、豪ドル・NZドル・加ドル・スイスフラン・ノルウェークローネ・スウェーデンクローナが入りますが、人民元が入りません。これは人民元の対外取引が制限されているためで、だからと言って通貨ベースで見た時にだとしても主要国では無いのかと言えばそうでは無さそうですし、実際に中国の指標は世界中に大きな影響を与えます。先進国クラブと言われるOECD(経済協力開発機構)の加盟国としても中国は入りませんし、今度はチリペソが入ったりしてしまいますし。結局は、何をもって主要国とするのなんてイメージなんでしょう。

OECDベースで言えば、日本のFXブローカーでもおなじみのポーランド中銀が日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で5月15日水曜日の深夜、メキシコ中銀が17日金曜日早朝3時、今後の金融政策の発表をそれぞれ行う予定です。これ以外にも、本日13日月曜日にルーマニア、16日木曜日にインドネシア、17日金曜日にモーリシャス,ジャマイカでも金融政策発表が予定されております。

中銀以外では、ブリュッセルにおきまして16日木曜日にユーログループ(ユーロ圏財務相会合)、翌17日金曜日にエコフィン(EU財務相理事会)が開催されます。毎回の説明ですが、前者ユーログループはEUに加盟してユーロを通貨として採用している国の財務相が参加し、後者はEUに加盟している国の財務相が参加します。欧州も懸案事項が山積しているので、何か発言でもあったらユーロや欧州通貨に影響があるかもしれません。

今週末18日土曜日に、オーストラリアでは総選挙が実施されます。今回のポイントは「財政運営実績の信任」と言う事で、選挙動向で豪ドルが大きく動く可能性が高く、今週末の豪ドル持ち越しは危険と言うだけでなく、週末に向けての選挙報道で豪ドルが振られる可能性が十分あります。景気には波があるので、現在の政権が優秀であれば景気が下向きの時でも歯止めがかかり最低限の下降で済むものの、市民と言うものはそう言った相対評価ではなく「実際に景気がいいのか悪いのか」でしか判断しません。現在オーストラリアの政権を担う与党が経済的な面で優秀なのかどうか、私には判断できませんが。

 

次に純粋な数字だけ発表される指標です。今週は、細かい指標は多いものの、市場に大きなインパクトを与えそうな注目の指標は少ない感じで、消費者物価指数(CPI)の確定値などは多くあるのですが、CPI確定値はあまり意識しなくても良さそうな気もします。どうせ、速報値と大きく乖離していたら勝手に動いてくれますし(笑)。

本日5月13日月曜日は、特に注目の指標はありません、と言うか指標自体が少ないです。明日14日火曜日午後5時半に英国の雇用関連指標午後6時にユーロ圏の鉱工業生産ユーロ圏のZEW景況感指数、同じく午後6時にドイツのZEW景況感指数が発表予定です。

15日水曜日午後3時にドイツの第1四半期国内総生産(GDP)速報値午後6時にユーロ圏の第1四半期圏内総生産(GDP)確定値午後9時半にアメリカの小売売上高、同じく午後9時半にカナダの消費者物価指数(CPI)があります。週前半の様子次第でしょうが、最近は数字がどうなろうと午後9時半にはスイッチが入る運用をしているところがありそうな感じですし、特にアメリカとカナダの注目度の高い指標が同時の際には注意しておいた方が良さそうでうす。

16日木曜日午前10時半に豪州の雇用関連指標午後9時半にアメリカの住宅関連指標の予定です。最後17日金曜日にも目立った指標は無いのですが、午後11時にミシガンなんとかさんの「フライングゲットしてもらってもいいから研究費100万ドル下さい」指数があって終了です。


 

早朝午前4時前後から始まったオセアニア市場では、今週もいわゆる窓あきでラウンド開始した円相場ですが、どうも窓あけたい皆さんがおられるようです。元気なことで、大変結構です(笑)。そう言えば、随分と前にこの窓あけに付いて書いてあった記事がありました⇩

fxse.hatenablog.jp

先週も埋まらなかった窓ですが、オセアニア時間で開いた「本物の窓」の時には埋まらない事も多く、窓埋め投資法やってる方はご注意頂きたいと思います。日本のFXブローカーが営業開始する午前7時にあいてる窓って、ただ早朝からの値動きの結果出来たと言うだけの事が多いので。

 

さあ、久しぶりに平日がまるまる5日ある週です。サザエさんシンドローム全開かもしれませんが、今週もなんとか一週間頑張ってまいりましょう。 


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