FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/10/02 月曜日

今日の早朝オセアニア相場、さすがにカタルーニャ独立程度の話題ですとユーロも落ち着いてまして、どちらかと言えば円の方が動いていた感じです。なんだろ、この月曜日早朝4時5時に積極的に動く最近の流れ(笑)。 

 

さて、いよいよ1年の最終戦に突入、第4四半期の始まり10月になったわけです。  

私ね、昔から思ってるんですが、この10月から12月って本当に罪な月だと思うんですよ。何故かと言いますと、月の部分の数字が1月から9月までは1桁で、10月から12月まで2桁なんです。当たり前って言えば当たり前なんですが、1年のうち僅か1/4しか無い10月から12月のせいで、1月から9月もコンピューター上で01月から09月と2桁で表示する事を強いられるんです。いっそ月だけは12進数(又は16進数)として、10月をA月・11月をB月・12月をC月としてしまったらどうかと(笑)。

つまり、こんな⇩感じですかね。どうですか?くだらないでしょ?(笑)。 

The 1 Year / 1年間
現行 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
12進 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 A月 B月 C月
Eng Jan Feb Mar Apr maY jUn juL auG Sep Oct Nov Dec

ちなみに3行目の英語省略形が若干おもしろい書き方がされてますが、通常は3文字表記で1文字目又は3文字とも大文字ですが、1文字だけ大文字になってまして分かりやすくするために赤字にしてあります。これって全部の月を1文字で表す方法として、たまにプログラム中で使われる事がある表記方法でして「JFMAYULGSOND」の12文字がそれぞれの月に該当します。

 

まあ、実際にABC月とかそんな事をするなんてできる筈が無く、とりあえずコンピューターでの処理の事だけを考えて言ってみただけです(笑)。桁数が揃ってると、非常に処理がしやすいんですよね。コンピューターの計算で一番大変なのは「浮動小数点数演算」と言いまして、小数点以下の桁数が変化する数の計算。実はコンピューターはこれが非常に苦手なんです。

大昔、まだ2000年になる前に事になりますが、家庭用のコンピューターのCPUに浮動小数点数を効率的に処理するロジックを組み込むと価格が非常に高くなってしまうため、浮動小数点数の演算だけをするICをオプションで設定していたような時代すらありました。あれからまだ四半世紀しか経過していないのに、当時数億円はしたであろう性能のコンピューターが、現代ではアマゾンで注文したら翌日には宅配されて来る時代です。考えてみたら、恐ろしい。

 


 

文字数も稼げた事ですし、為替の話しにでも行きましょうか(笑)。

 

今週は月初週ですので指標が盛り沢山です。そして、そんな中でも一番の注目指標は、なんと言っても米雇用統計でしょう。

今回の雇用統計、非農業部門雇用者数の市場予想は各社とも非常に低い予想でして、+8~15万人程度の予想をしているところが大半です。さすがに +8万人を市場予想平均として書いている某FX業者はどうかなって思うんですが、それでも +13万人程度が市場予想って感じですと、最近では稀に見る低水準です。

実はこれ、今回はハリケーンの影響が入ってまして、全米の非農業部門雇用者数増減しかも季節調整された数字ですので、ハリケーンの影響は非常に無視できない影響を与えると予想されてます。ですので、予想を越えたからドル買いになるかとは限らず、前回値の +15.6万人を超えて通常月の予想を超えた感じのドル買いに入るのかなと考えております。わかりませんけど(笑)。

 

他にも色々と指標はございますが、雇用統計の前日5日の木曜日に米貿易収支の発表がありまして、もうずっとトランプ大統領が指立てながら力説しているので、今回も否応なしに注目されるでしょう。ええ、トランプ大統領としては数値が悪い方(貿易赤字拡大)が攻撃対象として使いやすいので、本来は数値が良い(貿易赤字縮小)の方が良いのでしょうが、心裏腹と言うところでしょうか。 

 

中国が国慶節の連休で本日月曜日から週末金曜日まで丸々一週間、中国本土にあります金融市場は休場となりまして、香港は本日は国慶節でお休み、5日の木曜日も中秋節の振り替え休日でお休みとなります。正直言いまして、外国為替相場的には、あまり影響は無いかと思います。

ただ、中国の祝日の最中、しかも国慶節と言う建国記念の連休中ですので北の方の懲りない面々は若干大人しくしていられるかな、みたいな(笑)。

 


 

スペインのカタルーニャ地方が独立を掲げ、住民による独立の是非を問う投票が昨日行われました。独立自体の是非はともかく、この現代においても民意を問う事に対し、中央政府からの警察官派遣による力づくでの抑止を行おうと言うのが、驚きを通り越し少々ショックすら感じます。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

国家が国家として認められるためには、もう少し簡単に言い換えれば、独立ができるのかどうかは、どれだけ多くの既存国家から国家承認を得られるかです。その独立する過程で被独立国側から暴力的な行為があると、新国家の設立を認める機運が世界的に高まると言う事を、スペインの現政府は歴史から学んでいないのか残念です。

EUから離脱を決めた英国を、夫婦が離婚する事に例える記事が多くありましたが、同じように今回のカタルーニャ独立を夫婦の離婚に例えますと、もう夫婦としてやって行かれないと行っている配偶者を、離婚阻止するために暴力で家から出さないように縛り付けているようにも見えます。

 

ただ、カタルーニャ新政府となろうとしている現地方政府が、どれだけ既存国家から国家承認を得られるように根回ししてあるのか微妙な部分もありまして、当然カタルーニャ新政府を国家承認した場合、スペイン政府からは相当に恨まれるでしょうから、国家承認を進んでする国がどこまであるのやらと言う部分は興味あります。

北朝鮮は確実に承認するでしょう(笑)。台湾も承認するでしょうし、紛争を抱えてる国家は承認する傾向が高いかと思われます。また、スペインとの関係はどうでも良い遠方の諸島国家や、カタルーニャからの援助を期待してスペインを旧宗主国とする国家からも承認されるかもしれません。アメリカは大統領がアレですしスペインも報復措置が難しいでしょうからもしかしたら承認するかもしれませんし、同じ理論で行きますと、ロシア中国も承認可能でしょう。また、日本は歴史的に国家が独立を宣言した際には、なるべく早く国家承認をする傾向がありまして、ある意味でその部分は中立的とも言えます。よって、日本も国家承認する可能性があるでしょう。

問題はEUですね。カタルーニャは独立しても現在の地位を継承してEUへの参加を希望しておりますが、EUとしては独立したら新国家として加盟申請するように要請しております。そして、当然ですが表向きは現EU加盟国は現EU加盟国であるスペインの肩を持つでしょう。あくまでも、実際に独立できるまでの話しです。ただ、そうするとEU加盟国からの国家承認が得られるのかどうか、微妙ですよね。周辺諸国から国家承認が得られなければ、独立したとは言えませんので。

国と言えるのかどうかわかりませんが、欧州では北キプロス(国家承認してるのはトルコだけ)は国家承認するでしょう(笑)。あと、国際社会的には英国の国家の一部ですが、カントリーではあるスコットランドも。もしかすると、カタルーニャは国家承認してくれたお礼として現在英国の一部であるスコットランドを国家承認してくれる、真っ先の国になるかもしれません(笑)。ほんと、北キプロス状態です。

北キプロス・トルコ共和国

Wikipedia

 

と、半分妄想を書いてみたんですが(笑)。もしかしたらこれからの時代、国家と言うのは「国土・国民・統治能力」と言う今まで必要とされてきた枠組みを外れ、もっと新しい形が必要になって行くのかもしれません。

現在は国家としてでは無く、慈善事業を行うエンティティとして国連にオブザーバー加盟しているマルタ騎士団など、ある意味ではこれかの国家の最先端の形だったりするのかも。なにせ、現在でも外交関係として100ヶ国以上の国に大使館持ってる(本国・隣国兼官も含む)くらいですので(汗)。 

 

そのうち、世界の安全は国連に代わる何かの組織に世界中の国家から委託され、国は国民や経済だけに注力できるようになり、独立したければある程度の人数が集まって申請すれば認められるような新しい形、そんなのが出来たら面白いなとは思います。そしたら、世界中の大企業は従業員と共に独立し、国家になるんでしょうかね。Google国はできそうですし、ゴールドマンサックス国も可能でしょう。ただ、物を売る企業は締め出されたら商売出来ませんので、アマゾン国とかは難しいのかな。

なんて考えるのも面白いです。 

 


 

世界を見ますと、非常に目まぐるしく日々変化してます。ただ、どんなに世の中が変わっても、私たちが日々する事は変わらず食べる事と寝る事(笑)。いや、楽しく美味しく生きるために必要な栄養を摂るために食べる事は重要ですし、安全に快適に寝るためにお金を稼いで頑張っているとも言えます。

世界の流れに翻弄されないように、自分のする事、できる事、そう言う足場はしっかり守って行く必要は、今後益々重要になってくるのでしょう。

 

そう、まずはハロウィン、そしてアドベントにクリスマス。イベント盛り沢山な楽しい年末を迎えるため、第4四半期最初の今週も一週間、頑張ってまいりましょう。 

 


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2017/09/30 戦績

 2017/09/30 土曜日 戦績

USDJPY         +24,700円

EURUSD         +46,559円

GBPUSD         +79,683円

AUDUSD          +5,307円

USDCAD         +16,615円

EURJPY        +111,600円

GBPJPY         +45,100円

EURGBP          +2,332円

TOTAL         +331,896円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,657,675円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +33,965,958円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +287,631,994円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +830,789,921円

 

いつもの日曜日は予約更新にしているのですが、なにせ、この土日は色々と用事がありまして、昨日のうちに予約更新が出来ませんでした。よって、日曜日で教会に行きながらのブログ打ちとなっております(笑)。

   

いや~、ひどい一週間でした(笑)。ひどいと言って笑ってますが、怒っても泣いても、そして笑っても結果は一緒だったら、なら笑った方がいいかなって。

「週に4万ドルも行って、なにが酷いだ!」と思われる方もおられるかもしれませんが、私のシステムトレードって、随分とコスト掛かってるんですよね(汗)。しかもそのコストは 99.9%くらい固定費なので、損益分岐点を超えますと全てが利益のようなものです。もっと、ぱ~っと行ってくれませんと困るんです(笑)。

 


 

さて、日曜日の恒例になって(して)おります CFTC の IMMポジションです。

毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会 CFTC が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが無い時に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(9月26日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 42,963 114,310 -71,347 -20,025
EUR (099741) 183,679 95,512 +88,167 +25,414
RUB (089741) 16,680 5,280 +11,400 +855
金Gold (088691) 303,255 90,661 +212,594 -23,495
原油 (067651) 698,180 244,072 +454,108 +36,034

 

IMMポジション前週分(9月19日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 42,435 93,757 -51,322 +5,975
EUR (099741) 190,025 127,272 +62,753 -23,305
RUB (089741) 15,957 5,412 +10,545 +5,313
金Gold (088691) 330,646 94,557 +236,089 -18,671
原油 (067651) 678,156 260,082 +418,074 +43,594
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

今回の発表内容は、非常に面白いです。9月中旬以降、円はショートが縮小、ユーロは一旦はロングが取り崩されていたのですがここに来て、一気に先週のマイナス分以上に大幅な積み増しです。

そして、円もユーロもロングの数量の変化よりショートの数量の変化が極めて大きい事。そう、ユーロショート持っていた分をそっくり円ショートに移し替えたような動きに見えます。全部とは言いませんが、どこかの大口が円ショートからユーロショートに鞍替えしたのかもしれません。⇦とか想像しながら数字を眺めてみますと、男子高校生のように妄想が広がって楽しいです(笑)。

ルーブル増と金銀パールプレゼント原油の動きは変わらずですね。ただ、原油もネットロング増がロング減ショート減と言うのがちょっと気になります。資金が原油から逃げてる事になりますからね。その分、ルーブルに向かうなら歓迎なんですが、多分それは無いでしょう(笑)。商品屋さんは商品で動くでしょうから、この時期何か他に良い資源なり農産物を見つけたのか、それとも決算大処分で終わりなのか。他の商品取り引き状況を確認すれば一目瞭然ですので、よろしければどうぞ⇩

www.cftc.gov

 


 

明日から10月市場が始まりますが、ぜひボラ高くなって頂きたく、久しぶりにいつものアレでボラ高を祈りたいと思います⇩

f:id:fxse:20161030002524j:plain

これ ⇧  皆さん笑ってるかもしれませんけど、 
割りと効いてるような気がするんですよね(笑)。
 


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2017/09/29 戦績

 2017/09/29 金曜日 戦績

USDJPY        +181,100円

EURUSD        +116,454円

GBPUSD        +249,179円

AUDUSD         +24,111円

USDCAD         +31,920円

EURJPY        +150,800円

GBPJPY        +225,400円

EURGBP         +31,242円

TOTAL       +1,010,206円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,325,779円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +33,634,062円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +287,300,098円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +830,458,025円

 

この、昨日は何ちゅう相場ですかね(笑)。

対ポンドが稼ぎ頭になっているのは、その前日28日に釣り上げて射出点を作ってくれたおかげでして、代わりに前日28日の数字が落ちているので2日間で平均すると「まあ、こんなもんか」感があります。ユーロポンドなんて、平日のくせにマイナスでしたからね(汗)。

 

東京時間や欧州時間には指標には全く目もくれずと言う有様でして、いつもだと過剰反応する事も間々ある、ドイツの小売売上高指数とか、ユーロ圏の消費者物価指数なんかはガン無視。ただし、日本時間で午後5時半に発表になりました英国の指標⇩には鋭く反応しておりました。

英国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者信用残高 +12億GBP +14億GBP +16億GBP
英国第2四半期(4-6月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
経常収支 -169億GBP -159億GBP -232億GBP
英国第2四半期(4-6月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP確報値(前比) +0.3% +0.3% +0.3%
GDP確報値(前比) +1.7% +1.7% +1.5%

いつもはこっちがガン無視な傾向なんですが、数字見てもらえれば分かりますが「ここまで大きな予想との違い」がありますと「ユーロ圏だから経常収支見てもねえ」とか「ユーロ圏だから単国のGDP見てもねえ」とか言う理論が通用しなくなってきております。それと、やはり現状で既にEU離脱後の未来予想図が指標を元に作られるからでしょう。そろそろ「注目される指標」と言うランク付け、英国は変更した方がいいのかもしれません。

 

あと、日本時間の午後9時半にまとまって米国の指標がありましたが、それはどっか適当に確認して下さい(笑)。

チャートを確認しますと米国の指標でも大きく反応があったように見えますが、実はボラが小さかったのでその部分のチャートが大きく動いているように見えるだけでして、5分足を数日間のスパンで確認しますと大したことありません。

 

 

 

月末最終営業日であった昨日、日本時間で深夜0時になる時のロンドンフィキシングでもう少し大きなボラを期待はしたのですが、今月は多くの組織が決算月であったため、月末での数字の確定だけでなく現物の受け渡しを行いたかったようでして、数日前の月内引き渡しが可能な最終取り引き日の強引さの方が大きかったようです。当然、適当に書いてるのでわかりませんけど(笑)。

最近の為替相場は、イベント発生が無いと動けなくなって来ている感じがします。もう少し、イベント事での値動きでは無く冷静な分析結果での為替値動きになってくれますと、いいんですけど。


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2017/09/28 戦績

 2017/09/28 木曜日 戦績

USDJPY        +143,400円

EURUSD        +219,281円

GBPUSD        +117,263円

AUDUSD         +18,996円

USDCAD        +103,712円

EURJPY         +81,200円

GBPJPY         +65,500円

EURGBP         △3,268

TOTAL         +746,084円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,315,573円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +32,623,856円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +286,289,892円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +829,447,819円

 

金融系ニュースを流す通信社の皆さんが、昨日は苦労してましたねえ(笑)。もう、半分くらいは実況プレイ中継みたいな感じでして、「◯◯は◯日以来の高値」とか、「◯◯は底堅さを確認」とか、「◯◯は◯まで上値を伸ばす」とか、そんなのチャート見てれば分かるがな(笑)。

ボラ(値動き)の小ささや方向感の無さをニュースのせいにしても仕方ないですし、むしろニュースを書く記者やアナリストの皆さんに同情してしまいます。我々個人が取引するように「今日は止め」とは出来ない金融機関にお勤めの方と同じように、特にニュース無いから今日は配信止めとは通信社の皆さんは出来ませんからね。

って事で、今日は書くことが特にございません。そうそう、昨日は指標がジャラジャラとありましたが、元々の注目度はそれほど高く無い物たちでして、書くこと無いのでそれでもチョロチョロ出しておきますか(笑)。

 

まず、日本時間で午後6時にありましたユーロ圏指標で⇩ 

ユーロ圏9月 前回値 市場予想(中心値) 結果
経済信頼感指数 111.9 112.0 113.0
消費者信頼感指数 -1.5 -1.2 -1.2

いつものように、発表直後ですら無反応。

 

次に、昨日の指標の中では割りと重要だったドイツの消費者物価指数(CPI)⇩

ドイツ9月

前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
前年比
+1.8% +1.8% +1.8%

特に反応なし(笑)。 

 

数だけはまとまってあった、日本時間午後9時半のアメリカの指標⇩

米国(週間) 前回値 市場予想(中心値) 結果
新規失業保険申請件数 25.9万人 27.0万人 27.2万人
米国第2四半期(4-6月)
確報値(前期比)
前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP +3.0% +3.0% +3.1%
個人消費 +3.3% +3.3% +3.3%
GDPデフレーター +1.0% +1.0% +1.0%
コアPCEデフレーター +0.9% +0.9% +0.9%
米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
卸売在庫(前月比) +0.6% +0.4% +1.0%

特に反応なし(笑)。

総合評価:特に反応なし 以上。 

 

 

ところで、日本の国家予算の執行は4月から翌年3月末までの1年間ですが、アメリカの国家予算の執行は10月から翌年9月末までの1年間です。アメリカの会社は会計年度が暦年のところが多いので、国も同じなんだろうと思われている方が多いのですが、実はこんなヘンテコリンな期間で区切られてます。

たまに「日本は4月から年度始まりなんて、国際基準でウンタラカンタラ」とか言われる方がおられますが、実は4月始まりの国って世界中で非常に多く存在しております。私が何も見ずに上げられるだけ列挙してみますと「オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・香港・インド・カナダ・英国・・・・・・」そう、英連邦はほとんどが4月始まりなんです。逆に言えば、大英帝国の支配下になった事が無い国の中で4月始まりは日本くらいなんじゃないですかね。

英国は変な国でして、政府や多くの企業の会計年度は4月1日始まりなんですが、個人の課税年度は4月6日始まりなんです。その辺りのウンチクは、過去に書いてございますのでよろしければどうぞ⇩

fxse.hatenablog.jp

本日は、アメリカの会計年度が終わる9月最後の平日ですので、ちょっと思い出して書いてみました。ネタが無いってのがメインですが(笑)。

 

 

日本時間で深夜0時をまわり、ニューヨーク時間本番に入りますと、ドル全面安の展開でした。今日はこのまま、大きく動く事を期待しております。でも、北の方からの変な声は無しでお願いします(笑)。


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2017/09/27 戦績

 2017/09/27 水曜日 戦績

USDJPY        +276,700円

EURUSD        +208,959円

GBPUSD        +179,226円

AUDUSD         +29,501円

USDCAD         +32,442円

EURJPY        +112,000円

GBPJPY        +241,900円

EURGBP         +28,711円

TOTAL       +1,109,439円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,569,489円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +31,877,772円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +285,543,808円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +828,701,735円

 

大した指標もニュースも無しに、随分と強引な展開に持っていきますね~(笑)。ドル円は7月ぶり以来でしょうか、113円台に突入するところを見せてくれました。

 

昨日の指標、まずは日本時間で午後9時半にありました米耐久財受注ですが⇩

米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
耐久財受注
前月比
-6.8% +1.0% +1.7%
耐久財受注
前月比・輸送用機器除く
+0.6% +0.2% +0.2%

前回の-6.8%がぶっ飛んでるのは、8月26日更新のブログエントリーでも書いているのですが「6月に184機だったボーイングの飛行機の受注が7月には僅か22機」と言う数字が入っていたためでして、今回はその反動です。

そもそも耐久財受注の前月比って、季節調整では調整しきれない突発的な要因が多すぎて、実際にはその中身を見てみないと何とも言えないのですが、そこは金融関係の皆さんは数字の海を泳いでいるので、内容はあえて無視です(笑)。

 

この指標で勢いを付け、ドル円は一気に113円の壁をクリアし113円の20銭を超えたところまで行くいつものパターン。

ただ、いつもはその辺をウロウロするのに今回は一気に急降下です。昨日9月27日のロンドンフィキシングで113円のノンタッチオプションか何かがあったとして、そこに直物を組み合わせると9月29日金曜日に決済が完了する日程なんですよね。分かりませんけど、なんだかね~(笑)。7月の最終営業日付近のブログエントリー(7月30日更新分)でも書いたのですが、月末決算のヘッジファンドかなんかが頑張っちゃったのかなって気もしないでもないです。

 

日本時間で午後11時に発表になりました、いつもがガン無視のこの指標⇩

米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
中古住宅販売保留件数指数
前月比
-0.8% -0.5% -2.6%

この、中古住宅が売れたんだか売れてないんだかサッパリ分からない名称の指標(笑)。これ、留保とか入ってますが既に売れている数の前月比です。当然、いつもの住宅関連指標のように季節調整済みです。

超簡単に言えば、中古住宅を買いに行って「売買契約は済ませた」けど「まだ前の居住者が住んでいたり」とか「リフォームしてから」とか、色んな事情で買ってすぐに家って入れません。そんな「買ったけどまだ引き渡されてない」売買契約済みの件数の前月比です。売買契約が済んでいれば計算に入りますので、支払いが済んでいるかどうかは関係ありません。通常アメリカでの住宅売買は、エスクローと言う会社が仲介に入りまして、書類関係や代金などを一切一旦預かって双方問題無ければ同時に交換と言う形になりますので、逆に売買契約が終わった段階では代金の支払いは売り主にされていない方が一般的、と言うかアメリカでの常識になるかと思います。

 

そんで、いつもはガン無視のこの指標が今回はトリガーになったようでして、主要通貨に対してドルが若干売られる感じがありました。そして、ドル円だけは上がっただけ下がった(笑)。 

 


 

昨日、株式市場の方は権利落ち関係で随分と大相場になっていたようです。私の持っている株関係ですと、4661 オリエンタルランド がもう少し下がるかな~と思って期待していたのですが思ったほど下げず、4063 信越化学工業 は株価が随分と上昇してしまったので結果として配当利回りが低いためと、株主優待が無いため権利落ちあまり関係無く、と言っても信越化学で株主優待って言われても(笑)。

9531 東京ガス なんて前日9月26日の終値が 564円だったのに、昨日9月27日権利落ち日の株価は 2,763円! ええ、ストップ高越えてるでしょ? 実は、株式分割の逆で株式併合が行われまして「5株⇨1株」になり、売買単位が「1,000株⇨100株」になりました。今まで、東京ガスの株を買うには50万円以上のお金が必要でしたが、今後は5万円ちょっとで単元株主になれると言う事です。

株式併合と一緒に単元株式数を変更して売買単位を落とす事で、株式分割を行ったのと同じ効果を出そうと言うわけです。それと、あまりニュースなどでは触れられておりませんが、1株当りの金額が高くなりますと売買する際の刻み幅「呼び値」が大きくなりまして、TOPIX100採用銘柄である東京ガスは今まで 0.1円単位で値動きしていたものが、今後は株価が1,000円を越えたため 0.5円単位となります。これだけでも、また随分と値動きが変わって来るんですよね。もっとも、今回の東京ガスの場合は5株を1株に併合したわけですので、単純に考えたら今までと変わらないと言う事になりますが。

 

 

さあ、今日も指標の数だけはチョロチョロとあるので、高いボラと言うよりも、激しいボラを期待しております(笑)。


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