2017/08/25 戦績
USDJPY +422,500円
EURUSD +366,229円
GBPUSD +173,388円
AUDUSD +25,674円
USDCAD +47,518円
EURJPY +257,500円
GBPJPY +223,500円
EURGBP +19,541円
TOTAL +1,535,850円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,563,392円
月間戦績(08月)
TOTAL +29,317,136円
年間戦績(2017年)
TOTAL +242,484,361円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +785,642,288円
待ちに待ったジャクソンホールでのストッパー解除(笑)。昨晩、日本時間で午後11時からありました、米ワイオミング州ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演におきまして「いつも言ってる通り。以上」との大変ありがたいお言葉を女史より賜りまして、米国債利回りが一気に急落、米ドルも売られ、ダウ先物も売られ、金(GOLD)は値を戻し、珍しく「利上げが来るとしたら、さあどうする?」と言う問いに対する答えの方向感が揃ったわけです。
「他はともかく、米国債は利上げで上昇するのでは?」と言う意見もあるかもしれませんが、これから利上げと同時にバランスシート縮小が揃って行われるだろうと言う事を考えますと、下げ余地があるレベルかなと思っております。とは言っても、絶対的には低い水準でしょうから、ここで米国債利回りが低下したらオプションを含んで資金運用の候補にはなるかなと考えてます。まあ、超長期での投資になりますので「アパート・マンション投資にするか、それとも米国債投資にするか」くらいの勢いだとお考え下さい(笑)。
もう、ジャクソンホールでの講演待ちで指標なんて全然無視(笑)。ほぼスルーされた指標を書いても仕方ないのですが、昨日はドイツのIfo景況感指数が日本時間で午後5時に発表になり、前回値116.0 市場予想115.5 のところを結果115.9 と健闘したのにもかかわらず、スルー(笑)。そして、同じく日本時間で午後9時半には米耐久財受注があり、動く時にはビュンビュン行く指標なのに、スルー(笑)。
米国7月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
耐久財受注 前月比 |
+6.4% | -6.0% | -6.8% |
耐久財受注 |
+0.1% | +0.4% | +0.5% |
輸送用機器の金額ベースで大多数を占めるのが航空機でして、これボーイングの受注が6月に極端に増え、6月になんと184機の受注だったものが7月には僅か22機(笑)。まだ、7月末に日本に対して「貿易黒字是正のために、今月中に買えよ」って言って来なかっただけマシだと言う事にしておきましょう(汗)。超大型案件の航空機を除いた耐久財受注が 0.1%とは言え伸びているので、これはもう立派にポジティブです。
ダラス連銀カプラン総裁のタカ派発言と言うのか、イケイケ発言と言うのか、もう昨日は切レッキレ(笑)。「年内にもう1回利上げすんだろうね」とか言い始めまして、その前日には「年内に追加利上げしたいとは言ってないぴょ~ん」と言ってたのと同じ人とは思えません(汗)。利上げよりもバランスシート縮小の方に注目していた方ですが、まるでバットを高く掲げてホームラン予告のような、突然の利上げ予告。
ちなみにカプラン総裁ですが、ガソリンスタンドでは無い方(ほう)の G.S.出身で、ロンドンにある超お嬢様学校のHBSでは無い、アメリカのHBS卒です。特に意味はございませんが、さあお待ちかね、いつもの脱線です(笑)。
こんな機会でも無いとロンドンにある超お嬢様学校のHBSの事なんて書く時がありませんからね。この学校の正式名称は、ヘンリエッタ・バーネット・スクール(The Henrietta Barnett School)と言いまして、由緒正しきイングランドのグラマースクールです。グラマースクールは説明すると長くなってしまうのですが、簡単に言えば「一般的な学校とは若干違う教育カリキュラムを持ち、主に語学系の能力開発に重点を置いていた学校」でして、最近は大学進学を目指す他の学校と同化している感じもあるのですが、このHBSに関してはバリバリの由緒正しきグラマースクールのままでして、どれくらいバリバリかと言いますと⇩こんな感じ(笑)。
懐かしいですね。アメブロ時代よく登場しておりました複線ドリフトです(笑)。最近じゃ "ボラが高い" がこの画像の代わりを果たしており全く陽の目を見ませんでしたが、突如思い出しましての再登場です。
話しを脱線始めの「HBSとは」に戻しますが、どれくらいバリバリな学校なのかと言いますと、キーステージ3と言われる日本で言えば中学校に対応する7年生から、フランス語とドイツ語を外国語として学びます。7年生と言う事で、小学校6年生の次の学年と言えば日本と同じなのですが、日本より1年早く小学校が始まるため日本の小学6年生の年齢からフランス語とドイツ語を習うわけです。
そして、翌年の8年生からは更にスペイン語。卒業までに、フランス語とドイツ語はネイティブ近くまで、スペイン語についてもかなり高度なレベルに達するように学習します。母語の英語はもうそんなレベルでは無く、キーステージ3の中学校時代までに英国の大学で言語研究が可能と言われるほどのスキルを身につけないと進級不可、つまり落第でキーステージ4に上がれません。
故にその名は「グラマー grammar = 文法 ・ スクール school = 学校」である、と。
オックスフォードとケンブリッジ、英国最強とも言えるこの2つの大学に、全英にある63%の高校からは、毎年卒業生の1人すら進学する事ができません。
ところがこのHBSの卒業生の約24%はオックスブリッジに進学します。英国のラッセルグループと言われるトップ大学、日本で言えば旧帝一工神早慶と言った感じの、そのラッセルグループですとHBSの卒業生の約75%が進学します。日本の高校で言えば開成筑波灘、あるいは女子高と言う事ですと桜蔭や女子学院、最近目立つ豊島岡女子あたりに相当するのでしょうかね。
これでも近年は、ラテン語の習得が無くなったので大幅に楽になったんだそうです。私の祖母の時代(時代と言うだけで、祖母が卒業生なわけではありません)にはフランス語・ドイツ語は現在と同じく、ここに更にスペイン語とイタリア語とラテン語を学習したんだそうです。スペイン語やイタリア語はどうにかなるのでしょうが、ラテン語は語彙も文法も進化してないためメチャクチャで、英語話者でも他の欧州言語習得のようにはいきません。あの新しい言葉を覚えるのが異常に得意なうちの母ですら「ラテン語はねえ、日本語の方が100億光年マシ」とか言っているくらいですので。
と言う事で、各国語版の複線ドリフトをお楽しみ下さい(笑)。
英語バージョン
中国語(繁体字)バージョン
タイ語バージョン
また随分と脱線したわけですが、ジャクソンホールまで戻ります。ジャクソンホールに実は私、一度だけ行った事があるんです。このジャクソンホール、イエローストーン国立公園への玄関口になっておりまして、つまり行ったと言うより通った(笑)。
そこら辺の事情、アメリカの国立公園パスの事まで昨年の同時期のブログエントリーで書いてありました。
昨年のブログエントリーで使った画像そのままなのですが、ジャクソンホールってこんな場所にあります。
日本人的な感覚で見ますと、なんとなく西海岸に近くて、ワシントン州が左上に見えますので「シアトルの近くかな?」なんて思うかもしれませんがとんでもない。
シアトルからジャクソンホール空港まで1日1便しか無い直行便で約2時間、乗り継ぎですと3時間半以上かかり、車でもし行ったとなると順調に行って約14時間かかるとグーグル先生が言っております(汗)。
当時住んでおりましたニューヨークのお隣りニュージャージー州はニューアーク空港から、このジャクソンホール空港まで7時間くらいかかったと思います。イエローストーン国立公園へ直行ですとイエローストーン空港の方が近隣なんですが、せっかくこんなところまで行くので、イエローストーン国立公園と一体になっておりますグランドティトン国立公園も楽しみたいと言う事で、ジャクソンホール側から入りました。
アメリカに住んでて、なにもそんなに時間を掛けてまで山に行かなくてもって思うかもしれませんが、ニューヨークからですとハワイまで12時間くらいかかりますんで、もし海に行くんだったら2時間半で到着するオーランドや、4時間で到着するメキシコのカンクンの方が絶対にいいです。ちなみに、ちょうど海に飽きてきてた頃でして、山に行ってみたかったんですけどね(笑)。
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