FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

I am saddened by news that the HRH Prince Philip, Duke of Edinburgh has died. I send my personal and deepest condolences to Her Majesty The Queen and her family.
英国エディンバラ公フィリップ殿下のご逝去の報に接し、 女王陛下ならびにご家族へと心から哀悼の意を表します。

2021/03/15 月曜日

2021年第11週の月曜日です。

今週からアメリカ合衆国とカナダがサマータイムに突入しまして、日本との時差が1時間小さくなります。冬時間(標準時)の間、アメリカとカナダの指標発表が集中していた午後10時半の発表は午後9時半に、深夜24時の発表は午後11時に変更となりますので、待っていた指標発表が実は1時間前に終わっていたとかなりませんように注意しないとなりません。 

毎度毎度でしつこいんですが、よくこの「サマータイム」を「英語じゃサマータイムとは言わない」とか言われる方がおられまして、ネットでもよく見かけますが、いいえ英語では「summer time」です。ちゃんと英国政府のホームページでもサマータイムと表記されておりますので「英国では慣習的にサマータイム表示」ではなく「英国では正式にサマータイム表記」となってます⇩

The period when the clocks are 1 hour ahead is called British Summer Time (BST). 時計が1時間進んでいる期間を、英国夏時間(BST)と呼ぶ。

www.gov.uk

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じゃ、なんで「英語じゃサマータイムとは言わない」とか言われる方が多いのかと言えば、米国で使われている英語、俗にいう米語では「Daylight saving time」省略して DST と書かれるんです。そう、日本で英語と言ったらアメリカ英語を習ってる方が多いため「英語じゃサマータイムって言わないんだよ~」となるのでしょう。あと、ネット上に散見されるのは、ひとつ優秀な記事があると記事をコピペ(以下略

ちなみに、アメリカでサマータイムと言っても、ちゃんとアメリカ人にも DST の事だと理解してもらえますから、極端にサマータイムと言う言葉を回避させる必要は全くありません。

各国の時間帯が変更になったらブログの格好のネタになるので都度お知らせしますが、主要金融市場がある国・地域の時間帯切替日はこんな感じになってます⇩

2021年~ 各国・地域時間帯切替日

  冬時間→夏時間 夏時間→冬時間 冬時間→夏時間
アメリカ・カナダ 3月14日(日) 11月7日(日) 2022年
3月13日
ドイツ・フランス・スイス等
欧州サマータイム採用国
3月28日(日) 10月31日(日) 2022年以降
夏時間なし
英国 3月28日(日) 10月31日(日) 2022年
3月27日
オーストラリア   4月4日(日) 10月3日(日)
ニュージーランド   4月4日(日) 9月26日(日)
日本・シンガポール・香港・中国は未実施

 


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で3月18日木曜日早朝3時、米FRBが連邦公開市場委員会(FOMC)を終え今後の金融政策を発表します。また、午前3時半からFRBパウエル議長による記者会見が予定されております。

同じく3月18日木曜日午後9時、英中銀イングランド銀行が金融政策委員会(MPC)を終え今後の金融政策を発表します。

翌日3月19日金曜日お昼の正午前後、日本銀行が金融政策決定会合を終え今後の金融政策を発表します。また、午後3時半から日銀の黒田総裁による記者会見が予定されております。

今週は木曜・金曜と立て続けに米英日の各国中銀による金融政策発表が予定されておりまして、いつもでしたら大騒ぎなんです、が、多分今回はどこの発表も、「現状維持」かつ「景気上向き観測」だが「予断は許さず」そして「必要があればあらゆる措置を講ずる」と言った感じでしょう。発表待たなくても分かります。

FOMCで米国債利回りへの言及があるかどうか注目と言う記事をチラホラ見かけますが、逆に言えばそこしか注目点が無いとも言え、短期勝負の一戦には向いているネタにはなるかもしれません。

jp.reuters.com

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これ以外にも中銀の金融政策発表としては、16日火曜日午後5時アルメニア、18日木曜日午前0時半モザンビーク,午前6時ブラジル,午前7時コスタリカ,午後4時半インドネシア,午後5時台湾,午後6時ノルウェー午後8時トルコ、19日金曜日午前2時エジプト,午後7時半ロシアなどの発表があります。また、米ドルとペッグしている通貨の発券国や、通貨バスケットの構成で米ドルを主としている通貨の発券国などの金融政策発表も控えております。

もっとも、日本の皆さんが主に取引している通貨ですと、18日木曜日のノルウェーとトルコくらいでしょうか。トルコは現状の政策金利が 17%でして、これでも十分に高い政策金利なんですが、市場では更に 18%から18.5%程度への利上げ予想が出ております。このトルコは、利上げを食い止めたい大統領と、利上げで経済バランスを保ちたい中銀との間での常に激しい舌戦が繰り広げられておりまして、今回も果たしてどうなる事やら。私自身はトルコリラの取引しておりませんが、気にはなっております。

3月16日火曜日午前9時半に、豪州中銀RBAが前回3月2日開催分の議事要旨を公開します。一応、会合直後に公開された声明文では、最近問題になっていた長期金利上昇に対して適時対応すると明言はしてましたんで、それ以上突っ込んだ内容があるとは思えず、恐らく今回の議事要旨が公開されても大きく市場が反応する事は無いかと思われます。

 

直接金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、15日月曜日にユーログループ(ユーロ圏財務相会合)、16日火曜日にエコフィン(EU財務相理事会)が開催されます。毎回の説明ですが、前者ユーログループはEUに加盟してユーロを通貨として採用している国の財務相が参加し、後者エコフィンはEUに加盟している国の財務相が参加します。

恐らく今回の会合は、ECBの金融政策発表も終わった直後と言う事もあり、その金融政策の大絶賛と追認。あと、経済上向いてきたから頑張っていきましょう的な精神論の支え合いを再確認して終了かと思われます(笑)。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日15日月曜日午前8時50分に日本の機械受注があります。どんなに数字が悪くても、どんなに数字が良くても、株式市場にも為替市場にも全く影響を与えない奇跡指標です(笑)。午前11時に中国の小売売上高なんぞもありますが、多分ぶっちぎり一等賞な数字が出る事でしょう。最近の中国の指標はぶっ飛んだ伸びを示す指標が多いんですが、これ、もしかしたら過去の指標発表が他国(主にアメリカ)に遠慮してなのか顔色見てなのか、下方に修正して発表していたものを遠慮なく発表するようになったのかもしれないと若干思ってます(笑)。午後9時半にニューヨーク連銀製造業景況指数も予定されてます。

明日16日火曜日午前9時半に豪州の四半期住宅価格指数の発表があります。同時にRBAの前回分議事要旨が公開されますので、住宅価格はRBAの気にするところの一つでもあるため、この組み合わせで豪ドルが若干動くかもしれませんので要注意です。午後9時半にアメリカの小売売上高の発表があります。これ今週の注目ナンバーワン指標です。FOMC直前で動きづらい状況かもしれませんが、アメリカの経済を支える小売売上高の数値が事前の市場の数値よりも極端に悪いとFOMCへの影響も考えられるため、逆にFOMC直前と言う事で動く可能性もあります。

17日水曜日、赤字で強調するほどの指標が無い日なんですが、午後9時半にカナダの消費者物価指数(CPI)、同じく午後9時半にアメリカの住宅着工件数があります。カナダのCPIは事前の市場予想と比べて極端にブレにくいので、ブレてくれる事に期待したいところです(笑)。スルーとなる可能性が高いかと思います。

18日木曜日午前6時45分にニュージーランドの四半期国内総生産(GDP)があります。ここで弾みを付けて目指せ80円と言った感じです(笑)。午前9時半に豪州の失業率など雇用関連指標の発表があります。

19日金曜日午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)があります。この日正午前後に日銀の金融政策発表があるため、ここで大きくCPIがブレていると日銀の金融政策への影響が懸念され、いつも無反応な日本のCPIでも反応が出てくるかもしれません。恐らく、予想より極端に悪い数字の場合だけ過剰な反応、逆にどんなに良い数字が出た場合でもスルー前提です(笑)。午前9時半に豪州の小売売上高、そして、午後9時半にカナダの小売売上高が発表され今週の主だった指標発表は終了です。最後のカナダの小売売上高ですが、前月比で前回値が-3.4%のところ、今回の事前の市場予想は-3.0%前後と厳しい数字になってますが、落ち込み幅が大きい分だけ、もし若干でも落ち込み幅が小さかった時に市場の好反応が期待できそうです。週末最後のボーナスとしてカナダの指標結果、そして加ドルの奮闘を期待したいところです。


 

アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンが接種一時中断の国が出てるとの報道が先週ありました。

www3.nhk.or.jp

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あくまでも、念の為に一時中断して検証していると言う事で、先週末にはWHOが中断理由の血栓症とワクチンの因果関係がみられないと見解を示しております。

news.tbs.co.jp

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過敏に反応した週刊誌やゴシップ誌による報道も見られますが、注意しないとならないのは「仮にある種のリスクがある人に接種すると血栓症が発生する可能性が高かった」としても、このアストラゼネカ製のワクチンが危険なわけでも欠陥なわけでも無いと言う事です。

市販の頭痛薬でも、ある種のリスクのある人が使えば死に至る事もあるわけで「だからアスピリン系鎮痛薬の販売を止めろ」とはならないのと同じように、きちんと「使ってはダメな人=禁忌の人」を特定していたら問題ないわけです。

「何億人、何十億人は問題なく使えるが、数十人は問題発生する可能性があるから何十億人への接種を取りやめる」それが正解でしょうか?問題が発生する可能性がある何十人の問題を特定し、その人たちには別の製薬会社のワクチンを接種するなり、別の対応を検討する方がいいのではないでしょうか?

今回の新型コロナウイルスワクチンに関しては、通常の報道とは違った全人類の利益を考えた正確な報道を、強くお願いしたいところです。

 

さて、アメリカもサマータイムに入りまして、いよいよ3月も中旬となりました。つい先日お正月を迎えたばかりのような気がしていたのに、もう3月、そしてすぐに第1四半期が終わります。1日1日クリスマスが近づいてくる事は嬉しいのですが、毎年こうも早くクリスマスが巡ってきますと、年齢を重ねて「年食ってる」事の方が若干心配になってきました(笑)。⇦笑い事ではない

そうは言っても少しづつ日は巡り、チャートは右に動き、生活しているとお金もかかります。せめてお金の心配はしないで済むように、チャートが右にだけでは無く上にも上がるように祈りながら、今週も一週間がんばってまいりましょう。


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