FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/10/08 戦績

 2020/10/08 木曜日 戦績

USDJPY         +68,400円

EURUSD         +49,665円

GBPUSD        +133,209円

AUDUSD         +28,263円

NZDUSD         +31,671円

USDCAD        +107,116円

USDCHF         +26,419円

EURJPY         +92,300円

GBPJPY        +171,000円

AUDJPY         +45,500円

NZDJPY         +32,000円

CADJPY        +111,600円

CHFJPY         +30,700円

EURGBP         +24,995円

EURCHF          +2,491円

TOTAL         +955,329円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,282,439円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +5,429,647円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +359,023,469円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +553,116,958円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,933,116,973円

 

台風の進路が、日本の太平洋岸に沿って進むような非常に嫌な進路予想となってきました。しかも時速10km程度と、ワザとゆっくりした速度で進んでいるんじゃないか?と疑ってしまうような遅さでして、勢力が大きいのも困るんですが、ゆっくりしたのも被害が大きくなってしまうため困ります。

困る困ると言ってても仕方ないので、台風が来るまでに備えられる時間が稼げたと思い、十分な対策をしていただきたいと思います。

tenki.jp

アーカイブ ⇨ 2020/10/09 04:00 現在

 


 

昨日早朝3時、米FRBが前回9月15~16日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公開しました。

jp.reuters.com

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今回は、報道各社タイトルがバラバラでして、それだけ発表された議事要旨が掴みどころが無い感じです。目新しい部分を、ここまで見つけられない回も珍しかったんじゃないでしょうか。

FOMC、債券購入は将来精査が必要と一部が判断-議事要旨 - Bloomberg

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米財政出動の遅れ懸念 FOMC9月議事要旨 (写真=ロイター) :日本経済新聞

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9月FOMC、低金利の維持巡り活発に議論 議事要旨 - WSJ

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 外国為替市場参加者の皆さんは、この手の「なにもない」と言う発表も慣れてますから、いつもなら「FRBの弱腰に失望ドル売り」とか「FRBの方針維持に安堵ドル買い」とか「イベント通過でとにかく円買い(笑) 」とか、色々と理由をつけて値を動かそうとするのですが、今回は完全スルーを決め込んでいたご様子⇩

それどころか、ドル円なんて日本時間で8日午前0時から9日午前0時までの24時間で、105.95~10、ほぼ15pipsの動きしかありませんでした。

FOMC議事要旨の公開とかのイベントの際には、直前から2大金融系通信社を筆頭にしてある程度の流れを作っていく感じが見受けられるんですが今回はそれも無く、発表直後からの誘導チックな御高説も無く、まるで、どこかから圧力がかかっていたような陰謀論が頭を掠めます(笑)。⇦ ほんと、陰謀論大好き

 

私的に昨日の本命と言っておりましたのが、午後8時半にありました欧州中央銀行(ECB)が前回9月9-10日に開催した金融政策理事会議事要旨の公開ですが、こちらは、一応予想通りユーロ高懸念の内容を含んでいた事はいたものの、

www.bloomberg.co.jp

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ECB理事会終了直後に公開された声明文や、ラガルド総裁会見を超えるような突っ込んだ内容もなく、ユーロも完全スルーとなりました⇩

やはり今の本命はブリグジットで、英テレグラフ紙が「EUサミットまでに英国とEU間での通商協議が合意に達するとは思えない」と、EUのバルニエ首席交渉官談として伝えたところドド~ンと行く場面もあり、各国の金融政策が行き詰まってる現状で、市場参加者の皆さんは金融政策自体への関心が薄れているようです。ぶっちゃけ「何しても大して変わらないだろ?」と思っているんでしょう(笑)。

 

もうひとつ、昨日は日銀の黒田総裁が日銀支店長会議の冒頭で挨拶を行いまして、特に従来からの見解に大きな変化もなく、いつも通りのご挨拶を行っておりました。

www.nikkei.com

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www.boj.or.jp

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また、午後2時には支店長会議の資料でもある地域経済報告いわゆる「さくらリポート」が公開されました。

前回7月に公開された時には、前々回と2回連続で全地域の景気判断引き下げが行われましたが 2020/07/10記事(2020/07/09戦績分)参照 今回は四国を除く全地域で景気が改善されたと判断され、四国の半さんも据え置きとなっております。

当然、前回までが悪すぎたため「とりあえずの底打ち」と言うだけでして、景気が改善と言っても元に戻ったわけではありません。

黒田総裁が何を言おうが、さくらリポートに何が書かれていようが、円が動かなかったのは間違いなく、果たして動かなかった事を評価するべきなのか、動かないと嘆くものなのか難しいところです。外国為替を生業としている者としたら動かなかった事を嘆くものなんでしょうが、消費社会の一員として生きている者としては、素直に喜べないと言う優等生キャラっぽい発言も大切かな?と(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

英国9月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
+44 +40 +61
日本国8月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +1373億円  +4040億円  +4132億円 
経常収支・季節調整 +1兆4683億円  +1兆9837億円  +2兆1028億円 
経常収支・季節調整 +9642億円  +1兆5446億円  +1兆6475億円 
ニュージーランド10月
0900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ANZ 景況指数
(速報値)
-28.5
-26.0
-14.5
ANZ 業況指数
(速報値)
 -5.4 +3.6
日本国9月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
43.9 44.9 49.3
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
42.4 44.0 48.3
スイス8月
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 3.3% 3.3% 3.2%
失業率(季節調整済み) 3.4% 3.4% 3.3%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +192億ユーロ +160億ユーロ +128億ユーロ
貿易収支・季節調整 +180億ユーロ +182億ユーロ +157億ユーロ
経常収支 +210億ユーロ
+200億ユーロ
+162億ユーロ +165億ユーロ
アイルランド9月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
 -0.1%  -0.4%
消費者物価指数(前比)
CPI
 -1.0%  -1.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 -0.1%  -0.4%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 -1.1%  -1.2%
カナダ9月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数 26.15万件
26.24万件
24.00万件 20.90万件
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  84.9万件
 83.7万件
 82.0万件  84.0万件
失業保険継続受給件数 1197.9万件
 1176.7万件
1140.0万件 1097.6万件

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(10/02分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)   +76Bcf   +73Bcf   +75Bcf

 


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