FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/10/09 戦績

 2020/10/09 金曜日 戦績

USDJPY         +76,300円

EURUSD        +123,289円

GBPUSD         +97,723円

AUDUSD         +36,604円

NZDUSD         +42,482円

USDCAD        +159,632円

USDCHF         +53,111円

EURJPY         +71,600円

GBPJPY        +100,900円

AUDJPY         +68,200円

NZDJPY         +53,400円

CADJPY        +181,600円

CHFJPY         +59,000円

EURGBP         +30,765円

EURCHF         +18,942円

TOTAL       +1,173,548円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,455,987円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +6,603,195円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +360,197,017円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +554,290,506円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,934,290,521円

 

台風、なんか随分と本州から南にそれて行くようです。

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tenki.jp

アーカイブ ⇨ 2020/10/10 06:00 現在

ただ、そのせいで伊豆七島や小笠原諸島の方に向かってしまい、日本全体として見たら被害に遭う可能性の地域が変わっただけです。台風など自然災害で被害が発生した際、医療の確保や復旧のための物資が容易に調達できる本土と違い離島の方が厳しい状況があるかと思います。洋上にあるため勢力の衰えがゆっくりかと思いますが、早めに勢力が低下するように祈っております。


 

昨日、特に大きな金融イベントは無く、週末に向けたドル売りの流れを作っただけで終わった感じでした。

 

午前9時半、豪州中銀(RBA)が半期に一度公表する金融安定性報告書(Financial Stability Review)が公開されました。内容的には「現状までなら大丈夫、これ以上深刻になると分からない」と言う、経済学部の大学生が書いたレポートなら、恐らくC評価しかもらえ無さそうな感じでした。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

いつも私はRBAの公表文に厳しい感じなんですが、何もRBAやオーストラリアが嫌いなわけではなく、本当に「もうちょっとどうにかならないものなのか?」と思うところでして、あまりにも希望や楽観した言った物言いが多く感じます。豪州のような資源輸出や農産物輸出が国の根幹にある場合、他国の経済発展に非常に左右されますので、自国の現状を見た判断よりも他国の分析の方が重要なハズなんです。市場や一般市民へのインパクトを防ぐあまりに後手になり、最悪ケースが発生した時に自国経済を守れないと言った事が無いようにと心配してしまいます。

で、金融安定報告書が公表されたわけですが⇩

豪ドルは華麗にスルーでした。カレーと言えば、豪州には同じ英連邦だけあってインドからの移民が多く、都市部だけでなく地方にもカレー屋さんが多くあります。だから何?って事も無いんですけど(笑)。


 

指標的には、午後9時半にあったカナダの失業率など雇用関連指標に頑張ってもらいたいと期待していたのですが、

カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数  +24.58万人  +15.50万人  +37.82万人
失業率 10.2%  9.7%  9.0%

なんと私が期待していた以上の結果を出してくれまして、今週は水曜日以降ずっと上昇していた加ドルが最後のスパートをかけてくれました⇩

加ドルが大好きな私としては、実に素晴らしい展開でして、

実に Marvelous!! マーベラス!(笑)

ただ、一点だけ冷静に評価する必要がありまして、失業率が前回と比べ1.2ポイントの低下となっておりますが、労働参加率は0.4ポイントしか上昇しておりません。

カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働参加率 64.6% 64.8% 65.0%

仮に失業率低下分が全て雇用されていたとしたら、労働参加率も同じだけ上昇する事になりますが、0.8ポイントの乖離が発生しております。

この乖離0.8ポイント分は、単に失業率のカウントから外れただけの方の分でして「失業率が下がった下がった」と、1.2ポイントの低下を全て評価してはならないと言うところです。求職を諦めたままの人が増えますと、当然社会としては良くないわけで、いずれ歪みが生じてきます。それでも、現状としては職を得た人が増えていると言う部分だけでも喜ぶところだとは思いますが、頭のすみっコの方に入れておきたい情報です。


 

英国も午後3時に指標の集中投下があり(下記⇩参照)月次GDPも含まれてまして、しかもその数値が前回値や事前の市場予想と比べて非常に低調であったんです、が、

 ほとんどスルーのような状況でして、どうやら英国には「GDPとか産業生産指数とかの指標なんてどうでもいいから、EUとの通商協議を早くどうにかしろよ!」と言ったところでしょう。指標くらいじゃ「動かない or 動けない」と言う、市場参加者の皆さんの強い意思が感じられます。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国8月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
 -6.5%  +1.7%
家計調査・消費支出
(前比)
 -7.6%  -6.9%  -6.9%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
 +9.2%  +1.2%
日本国8月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -1.5%
 -1.3%
 -1.2%  -1.3%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -1.8%
 -1.6%
 -1.4%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
 -2.7%
 -2.4%
 -5.0%
オーストラリア8月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン残高
(前比)
 +8.8%
+8.9%
 +1.9% +12.6%
住宅ローン残高
居住用物件(前比)
+10.7%  +3.3% +13.6%
住宅ローン残高
投資用物件(前比)
 +3.5%  +1.7%  +9.3%
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+6.4%
+6.6%
+4.6% +2.1%
国内総生産(GDP)
(前比)
-11.3%
-11.7%
 -7.5%  -9.3%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
 -6.8%
 -7.6%
+8.2% +8.0%
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +16.89億ポンド
+10.74億ポンド
 +6.00億ポンド +13.64億ポンド
貿易収支(サービス除く)  -78.69億ポンド
 -86.35億ポンド
 -90.00億ポンド  -90.10億ポンド
貿易収支(EU以外)  -13.60億ポンド
 -23.63億ポンド
 -28.00億ポンド  -23.08億ポンド
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 +5.2%  +2.5%  +0.3%
鉱工業生産指数
(前比)
 -7.4%
 -7.8%
 -4.6%  -6.4%
製造業生産指数
(前比)
 +6.9%
 +6.3%
 +3.0%  +0.7%
製造業生産指数
(前比)
 -10.1%
 -9.4%
 -5.9%  -8.4%
建設業生産指数
(前比)
+17.2%
+17.6%
 +5.0%  +3.0%
建設業生産指数
(前比)
 -15.6%
 -12.7%
 -8.8%  -13.0%
サービス業指数
(前比)
 +5.9%
 +6.1%
 +2.4%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
 -7.1%
 -8.1%
 +7.1%
フランス8月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 +3.8%  +1.7%  +1.3%
イタリア8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+7.0%
+7.4%
+1.3% +7.7%
鉱工業生産
(前比)
 -8.3%
 -8.0%
 -6.6%  -0.3%
カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数  +24.58万人  +15.50万人  +37.82万人
失業率 10.2%  9.7%  9.0%
労働参加率 64.6% 64.8% 65.0%
カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数 +20.58万人 +10.50万人 +33.40万人
パートタイム雇用者数  +4.00万人  +5.00万人  +4.42万人
米国8月
2300JST
前回値 市場予想
(先行発表値)
結果
卸売在庫(前比)  -0.2%
 -0.3%
+0.5% +0.4%
米国8月
2300JST
前回値 市場予想 結果
卸売売上高(前比) +4.8%
+4.6%
+2.0% +1.4%

 


=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 追加10/07

中国9月
10/09 1045JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
54.0 54.8
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
55.1 54.5

 


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