FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/06/02 戦績

 2020/06/02 火曜日 戦績

USDJPY        +247,500円

EURUSD         +95,536円

GBPUSD        +420,683円

AUDUSD         +49,749円

NZDUSD         +41,608円

USDCAD        +113,328円

USDCHF         +22,492円

EURJPY        +335,200円

GBPJPY        +780,900円

AUDJPY         +62,200円

NZDJPY         +54,000円

CADJPY        +137,900円

CHFJPY         +65,100円

EURGBP         +50,233円

EURCHF         +71,043円

TOTAL       +2,547,472円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,208,732円

 

月間戦績(06月)

TOTAL       +3,208,732円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +241,270,751円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +435,364,240円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,815,364,255円

 

昨日午後1時半、豪州中銀RBAが今後の金融政策と政策金利を発表しました。政策金利についてはほとんどのアナリストの皆さんの予想通り 0.25%の据え置きとなり⇩ 

オーストラリア準備銀行
(中央銀行)

06/02 1330JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

www.bloomberg.co.jp

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会合での内容を伝える声明文では、この厳しい状況の考察で「当初の予想ほど深刻度が低くなる可能性」を指摘しておりました。

私、月曜日のブログでこんな事を書いてまして⇩

豪州の経済指標、特に雇用関係はアメリカや欧州など他の国と比べて悪くなく、4月の数字も事前の市場予想の多くが8%台だったものが 6.21%となってまして、他の中銀に比べて楽観している感じがあります。それにしても豪州の市民感情的には、政府の推し進めた強力なロックダウンによって随分と荒んでおりますので、ここでRBAが楽観姿勢を前面に押し出しますととばっちりを受ける可能性も高く、慎重に言葉を選びながらの発表をしないとならないRBAには不得意対応が待っております

fxse.hatenablog.jp

まさに狙った通り、楽観姿勢を提示しながらも言葉を選んでいた感じです。まるで大将の首取ったかのように燥がなく(ハシャがなく)ても、今回のRBA声明じゃこんな感じで出るなんて事は大勢の皆さんが予想していた事でしょうけど(笑)。 

最近は日銀のオフシャルメディアになってさがってしまったブルームバーグですが、日銀以外の中銀発表には割と淡々と事実だけを伝える良性メディアになってしまった感じもあり、同じ内容を伝えるロイターなんかは「景気認識上向き」との見解をタイトルで入れておりました。ロイターの場合、朝日新聞などの日系新聞社に記事を配信している都合もあるんだとは思いますが。 

jp.reuters.com

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ところで、ロイターがRBAの事を伝える記事に必ず登場するこちらのおじさん⇩

もう、かれこれ10年以上もずっとRBAの前でドリンクを運んでおりまして、随分と大変そうなお仕事だなと思います(笑)。ロイターはお金あるんでしょうから、そろそろRBAの記事に使うフォトストック増やしてもいいんじゃないですかね?このおじさんから肖像権の使用料でも請求されたら凄い金額になるんじゃないかと思うくらい、ロイターはずっとこの写真を愛用してます。いつものように、話しが脱線しました。

さて、今回RBAの声明文中では、為替についての言及が一言もありませんでした。輸出、それも資源や農産物の輸出が大きなウェイトをしめているオーストラリアですので、加工貿易国のように自国通貨が高くても安くてもそれなりにメリットがあると言う事は無く、完全に自国通貨安が利益です。そのため為替の動きは経済への影響が大きいハズなのに為替について言及が無かったと言う事は、現状の豪ドル水準は概ねRBAが期待している水準より安いと言う判断になるかと思われます。

「じゃ、そう言えばいいじゃん」って思うかもしれませんが、それ言ってしまうとRBAが嫌がる高値を探りたくなるのが市場の皆様で、さらにトランプ大統領に「豪州は通貨安誘導してる」とか言われ出しかねません(笑)。まあ、ここは触れないのが一番でしょう。発表直後の豪ドルは、この発表があったから買われたのかどうか判断が難しいほどしか動いておりませんでしたが。


⇧1分足でこんな程度の値動きでした。


 

月曜日の比較的大きく動いた為替市場の中で、あまり値動きを見せてくれなかったユーロと円が昨日突然火を吹きました。特に材料も無い中で、ユーロは午後5時過ぎ、円は午後9時過ぎにそれぞれ大きく動きまして⇩

ユーロドル ドル円

なんですかね?コレ?

当初、ユーロが吹いた時には「リスクオンのドル売り」とか言ってましたが、円の時には鳴りを潜めておりました(笑)。もっとも、今週に入ってから円とスイスフラン以外は基本的にドル売りの様子ですので、そこにユーロが乗っかっただけとも言えるんでしょう。このユーロドルとドル円の時差上昇を受け、ユーロ円は多段上昇して昨日だけで2円上昇しておりました。ありがとうございました。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

ニュージーランド4月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) -21.7%
-21.3%
 -9.0%  -6.5%
日本国5月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネタリーベース(前比)  2.3  4.1  3.9
マネタリーベース
季節調整(前比)
 -6.8 32.4
マネタリーベース(月末残高) 529兆1539億円 543兆4307億円
豪州第1四半期(1-3月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +17億豪ドル
+10億豪ドル
+63億豪ドル +84億豪ドル
英国5月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国住宅価格指数
(前比)
+0.9%
+0.7%
 -1.0%  -1.7%
全国住宅価格指数
(前比)
+3.7% +2.8% +1.8%
スイス4月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -6.7%
 -6.2%
-14.7%
小売売上高(前比)  -5.8%
 -5.6%
-19.9%
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
予算収支  -525億ユーロ  -921億ユーロ
スイス 週次(05/29分)
06/02 1700JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 5兆9663.2億スイスフラン 5兆9785.7億スイスフラン
当座預金残高(外国銀行含む) 6兆7992.0億スイスフラン 6兆8162.4億スイスフラン
英国4月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高  -38.03億ポンド
 -38.41億ポンド
 -45.00億ポンド  -73.99億ポンド
住宅ローン貸付残高 +47.80億ポンド
+47.96億ポンド
+11.49億ポンド  +2.92億ポンド
英国4月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BOE住宅ローン承認件数 56,136件
56,161件
20,000件 15,848件
英国4月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM4
(前比)
+3.2%
+2.8%
+1.5%
マネーサプライM4
(前比)
+8.2%
+8.1%
+9.5%

 


=別表= 購買担当者景気指数(製造業) 最新06/02 Updated

アイルランド5月
06/02 0901JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
36.0 39.2
インドネシア5月
06/02 0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
27.5 28.6
ASEAN圏5月
06/02 0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
30.7 35.5
オランダ5月
06/02 1600JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
41.3 40.5
ハンガリー5月
06/02 1600JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数 33.7
33.6
40.3
スイス5月
06/02 1630JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数 40.7 42.1
ノルウェー5月
06/02 1700JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数 43.0
42.0
45.9
購買担当者景気指数(製造業) -続き(前日までの発表)を展開⇩- 合計37ヶ国・地域

 


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