FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2020/05/18 月曜日

2020年第21週の月曜日です。

特に荒れることなく、どの通貨ペアも前週末に終わった価格から穏やかに始まった月曜日の本日早朝です。この週末も何なら騒がしい感じがあったので、少しは荒れるかな?と思っていたら期待ハズレの落ち着いて始まりました。別に期待していたわけでは無いんですが、こう書くのが様式美ようなものです(笑)。 


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。 

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと、日本の皆さんにおなじみなところとしては、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で5月20日水曜日に中国の実質的な政策金利であるローンプライムレートの発表、21日木曜日にトルコと南アフリカの発表があるくらいでしょうか。また、毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、18日月曜日ジャマイカ、19日火曜日インドネシア、20日水曜日タイ王国,アイスランド,ザンビア、21日木曜日スリランカ,パラグアイ、22日金曜日ガーナなどが予定されております。

議事要旨の公開はいくつか予定されており、19日火曜日午前10時半に豪州銀RBAが5月5日に開催した金融政策会合の議事要旨の公開、21日木曜日早朝3時に米FRBが4月28日~29日に開催したFOMCの議事要旨の公開、22日金曜日午後8時半に欧州中銀ECBが4月30日に開催した金融政策理事会の議事要旨をそれぞれ公開予定です。恐らく議事要旨の公開で大きく相場が動く事は無いかとは思われますが、どの中銀も資産買い入れ=QEに関して注目されておりますので、今後のQEのに関して何らかの政策変更につながるような記載でもあれば材料視される可能性はあります。いずれにせよ、特にFRBとECBの発表はいつも通りに注意しておいた方がいいかとは思います。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、本日18日月曜日から2日間の予定でテレビ会議による世界保健機関=WHOの年次総会が開催されます。普通であればWHOの総会など金融市場にはあまり関係ないのですが、この新型コロナウイルスを巡る状況の中でWHOは火中の栗のような状況になっており、完全に国際機関を挟んだ米中対立と言ったところです。

それと、22日金曜日から中国の国会とも言える「全国人民代表大会」が始まります。日本では「全人代」中国では「全国人代」と省略される事が多いんですが、同じ漢字圏の国ですし統一できなかったのかな?と毎年若干気になっております。米中関係の悪化と言うのか、中国から見たらアメリカからの煽りもありますし、新型コロナウイルスでの件についても中国でもまだ現在進行系な問題でして、会期中は非常にピリピリとした状況になるかと予想されます。また、香港でも何らかの動きがありそうですし、それに対しての中国や西側諸国からの発言も予想され、全然関係ない金融市場に飛び火する可能性も高そうです。いろいろと情報が出てくるでしょうから、水曜日くらいからは注意しておかなければならないかと思われます。

また、外国為替市場や株式市場への直接影響は無いんですが、22日金曜日にアメリカの債券市場だけが米東部で午後2時で取引終了となります。来週の月曜日がメモリアルデーの祝日で連邦休日となっているため、その前営業日を半休にする事で連休の効果を高めるためと言うことのようです。午前中だけの取引ではなく、午後2時に終わると言う事で正確に言えば半休と言うわけでも無いんですが、英語で言うと「Partial Holiday (パーシャルホリデー) 」でして、直訳すると「部分的な休日」となりますが、意訳するとやっぱり半休?(笑)。22日に債券市場が半休での直接影響は外国為替市場や株式市場へ無いとは言っても、来週月曜日までアメリカが連休になる事によるポジション整理や動意の低下などはありそうですので、その辺りは注意が必要でしょう。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日5月18日月曜日午前8時50分に日本の第1四半期国内総生産(GDP)速報値が発表になります。前期比で前回値 -1.8%のところ今回の市場予想平均が -1.1%となっておりまして、日本の場合は前回の2019年第4四半期GDPも別段決して良かったワケでは無いのですが、日本以外では2019年第4四半期と2020年第1四半期の落ち込みが顕著な国が多く、日本のそれほど落ち込んでいない指標を見た皆さんが「日本は新型コロナウイルスに負けてないんじゃないか!」と勝手に思い込んだりしないか心配です。本日18日の注目指標がこれしか無かったので、適当に文字数稼いでみました(笑)。

明日19日火曜日午後3時に英国の失業率など雇用関連指標の発表があります。いつもなら、金融関係の皆さん的にはILO方式の正確な失業率だけを気にしている感じではあるんですが、ここ最近は失業保険の申請をベースにした速報的な方にも注目しておりまして、今回は失業保険申請件数も他の国と同じく一気に上昇する可能性もあり、いつも以上にこの指標群の発表でポンドが動く可能性があるため注意しておいた方がいいかと思われます。特に最近は午後3時発表と言う今までと違った発表時間でもありますので、その点もご注意下さい。午後6時にはドイツとユーロ圏のZEW景況感指数の発表もありまして、これはあまり動くとも思えないので赤字にするほどでも無かったんですが、1日で発表される指標を改行なしで羅列すると区切りとして赤字にしないと見にくくなるので赤字にしておきました(笑)。午後9時半にアメリカの新築住宅着工件数など住宅関連指標の発表があります。前回4月の発表で新築住宅の着工は22%マイナスだったわけですが、建築許可がマイナス7%台だった事を考えますと新築住宅自体が落ち込んでいる以上に外出禁止によって建築ができなくなっているためでしょう。今回も新築住宅着工自体は大幅に落ち込んでいるでしょうが、本当に経済悪化によって新築住宅が売れていないのかどうかは、建築許可件数の落ち込みの方が反映されているように思えます。もっとも、市場の皆さんがどのように考えているのかは分かりませんので、とりあえず動いた方に身を任せたらいいかとは思いますが(笑)。

20日水曜日、午前8時50分に日本の機械受注が発表されます。どんだけ数字が悪化しようが市場に全く影響を与えない不思議な指標です。いっそ、マイナス50%とかの数字が出てみたらどうなるのか見てみたい気もします(笑)。午後3時に英国の消費者物価指数(CPI)など物価関連指標が集中発表されます。午後6時にあるユーロ圏の消費者物価指数(HICP)は確定値なので大きく変動が無ければ完全スルーでしょう。また、午後9時半にはカナダも消費者物価指数(CPI)を発表予定なんですが、この新型コロナウイルスでの経済ダメージが大きな中で「物価上昇=消費者物価指数」に関しては金融政策の策定では重要視されないでしょうから、市場の皆さんもそれほど意識していない感じがあります。英国だけ赤字にしておいた理由はCPIだけでなく、他の物価指数、小売物価指数(RPI)や卸売物価指数(WPI)、生産者物価指数(PPI)なども同時に発表されるためです。

21日木曜日、 この日はマークイット社による主要国の購買担当者景気指数(PMI)の発表が予定されております。前月と比べてのアンケート調査ですので、もしかしたら上向きな数字が出てくるかもしれませんが、あくまでも最悪だった前回や前々回と比較してですので、仮に高い数字が出ても楽観はできません。市場の皆さんもそれくらいは分かっている、ハズ、なんですが~、もしかしたら単に数字の強弱だけで丁半張ってしまうお馬鹿な博打打ちな市場参加者がいるかもしれませんので、PMIの発表時間は注意しておいた方が良さそうです。⇦ ここまでほぼ先月のコピペ(笑)。午後9時半にアメリカの週次新規失業保険申請件数の発表がありまして、そろそろ落ち着いて来る頃かもしれません。落ち着くと言っても以前のような20万人台になるのではなく、とりあえず200万人台を切ってくれるかな?くらいを目標に。午後11時にアメリカの中古住宅販売件数がありますが、これも新築住宅の指標と同じく市中ロックダウンされていたら中古住宅を買いに行く事すらできません。それにしても、あまりにも落ち込みが大きいと市場が反応する可能性はありそうです。

22日金曜日午後3時に英国の4月小売売上高の発表が予定されておりますが、今回は小売売上高も各種コア売上高も軒並みマイナス2桁予想になってまして凄いです。また、予想しているエコノミストによって数値のバラツキも大きく、どんな数字をもって「市場予想より良い悪い」の判断をするのか難しいところでして、非常に良い、あるいは非常に悪い数字が出た場合以外には、ロイターやブルームバーグの速報に振り回されやすいかもしれません。簡単に言えば、発表直後の値動きが続かない可能性もあるので、この指標に参加する場合(この時間帯に自動取引を稼働させている場合も含み)には注意しておいた方がいいかもしれません。ポンドが急変すると、ユーロも急変し、リスク回避とか言われて円もスイスフランも皆コケた状態になりそうですし。この日の最後の注目指標は、午後9時半にカナダの小売売上高の発表になっております。カナダは英国とは違って1ヶ月遅れで3月のものでして、ただしカナダは3月時点で既に随分と新型コロナウイルスの影響がありましたので、こちらも随分と落ち込んだ予想になっております。アメリカが三連休に入るため北米の金融市場自体が手仕舞い感が出そうな感じですし、薄い商いの中でカナダドルが急激に動く可能性もあります。決してカナダドルの急変を期待しているわけでは、ありそうです(笑)。以上で今週は終了です。


 

いよいよ5月も後半に差し掛かってきました。気温も上がり、過ごしやすいと言った感じから暑いと思える日も多くなってきまして、そろそろ衣替えをしたり新しい服でも買おうかと悩む頃です。家に閉じこもりがちな最近ですが、ずっと冬服や、パジャマのままでいいと言うわけにもいきません。

新型コロナウイルスが収まり新しい服を着て堂々とお出かけできる日を夢見ながら、せめて好きな服でも買えるようにお稼ぎできるよう、今週も一週間がんばってまいりましょう。 


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