FOMC Meeting on 26-27 April / Statement in April
日本時間で本日(4/28)早朝3時、FOMC米連邦公開市場委員会のステートメントが発表になりました。
今回も金利据え置きが見込まれていたため、発表直後の値動きはあるだろうとは思っておりましたが、若干上下して発表直前の値の近くまで戻して終了だろうと予想しておりましたら、案の定と言いますか、予想以上に元通りで笑ってしまうくらいです。
さて、3月の時にもFOMCのステートメントをアップしたのですが、今回もアップしておきます。
実は今回、ちょっと注目点がありまして、 まずステートメントの書き出しで労働市場(labor market)について言及した点。これは今年の1月の時にもそうだったのですが、通常ステートメントの書き出しでは、景気(economic activity)について言及する事が多いです。
そして、最大のポイントが冒頭の情勢予測を、通常ステートメントで用いてる "示している suggest" では無く、"示している indicate"を使っている点です。これ、suggest よりも indicate の方が、より確証がある時に使いまして私の主観では、次回利上げするための布石では無いかと思っております*1。
まあ、来月になったら分かるので、もし次回FOMCで利上げ来ましたら「ほら言った!ほら言っただろ?」と、アナリストばりに声高々に宣言したいと思っております。外れたら?もちろんアナリストの皆さんがよく言う「情勢変化」でしょう。
本日は、ここ最近ドル円の本命である日銀金融政策決定会合がありますので、とりあえず少し寝て待つことにします。パンツ脱いで待つには、ちょっとまだ早いかなって思いますし(笑)。
- FOMC 2016/04/27 アメリカ東部夏時間 午後2時発表 プレスリリース -
*1:ステートメントの書き手が違ってと言う議論もたまにあるのですが、この手の公表文で書き手の意思が反映される事はまず無いと言ってもいいかと思います。