FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/09/10 戦績

 2021/09/10 金曜日 戦績

USDJPY         +63,100円

EURUSD         +42,272円

GBPUSD        +269,077円

AUDUSD         +24,556円

NZDUSD         +29,734円

USDCAD         +59,411円

USDCHF         +26,602円

EURJPY        +114,200円

GBPJPY        +163,600円

AUDJPY         +23,400円

NZDJPY         +30,300円

CADJPY         +72,100円

CHFJPY         +36,300円

EURGBP         +24,972円

EURCHF                -

TOTAL         +979,624円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,045,823円

 

月間戦績(9月)

TOTAL       +7,594,989円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +176,505,937円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +801,756,343円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,181,756,358円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後9時半、私の大好きなカナダの指標がありました。「カナダの指標」が好きなのではなく、「大好きなカナダ」の指標です(笑)。就業者数の前月変化や、失業率など雇用関連指標でして、結果は⇩

カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +9.40万人 +7.50万人 +9.02万人
失業率 7.5% 7.3% 7.1%
労働参加率 65.2% 65.2% 65.1%

アメリカと比べ労働環境がかなり小さいカナダですので、この数字を見ただけですと、新型コロナウイルスの影響が大きくなった2020年3月より前の標準的な変動幅の中に収まってきたような感じです。また、失業率は若干高い感じもありますが、7.1%ですとカナダの失業率では標準的な範囲の上限って感じでして、難しく言えば標準偏差の2σ内と言ったところでしょう。だいたい95%範囲内って感じです。だったらそう書けみたいな(笑)。

さて、いつも私が小うるさく言っております、失業率と労働参加率の関係ですが、今回は失業率が前回より 0.4ポイント低下し、労働参加率は 0.1ポイントの低下で済んでおります。労働参加率には失業率の計算に含まれている者も入っておりますから、実質0.3ポイント分は失業者から就労者に転換(正確に言うと少し違うんですが、ほぼ同じです)したわけです。実に素晴らしい結果です。

まあ、そう言う日もあります(笑)。いや、むしろ指標を受けて素直に動く方が少ない昨今、期待して待っていられる指標と言うだけでありがたい存在です。ただし、来月は動いてくれる事を希望します。


 

昨日の東京は快晴で、非常に暑い日となりました。晴れるのは嬉しいんですが、暑くなると微妙なところです。週末は暑いまま、来週に入ると急に気温が下がる日があるようなので、ほんと、今は風邪などひかぬように皆さんも十分ご注意下さい。

tenki.jp

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いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド8月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
季節調整(前比)
+0.7%
+0.6%
-19.8%
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
季節調整(前比)
+5.4% -22.9%
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
季節調整(前比)
+4.7% -11.4%
ニュージーランド7月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
入国者数(ビジター)
+1365.2% +767.8%
英国7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
 +1.0%  +0.5%  +0.1%
国内総生産(GDP)
(前比)
+15.2%  +8.0%  +7.5%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
 +4.8%  +3.8%  +3.6%
英国7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -25.14億ポンド  -16.00億ポンド  -31.17億ポンド
貿易収支(サービス除く) -119.88億ポンド -110.00億ポンド -127.06億ポンド
貿易収支(EU以外)  -70.95億ポンド  -69.90億ポンド
英国7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
  -0.7%  +0.5%  +1.2%
鉱工業生産指数
(前比)
 +8.3%  +3.0%  +3.8%
製造業生産指数
(前比)
 +0.2%  +0.1%    0.0%
製造業生産指数
(前比)
+13.9%  +6.1%  +6.0%
建設業生産指数
(前比)
  -1.3%  +0.5%   -1.6%
建設業生産指数
(前比)
+30.0% +10.9%  +8.6%
サービス業指数
(前比)
 +1.5%    0.0%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
 +5.7%  +4.5%
ドイツ8月
1500JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0%   0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+3.9% +3.9% +3.9%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+3.4% +3.4% +3.4%
フランス7月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+0.6%
+0.5%
+0.4% +0.3%
スペイン7月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
  -1.1%
  -1.0%
 +0.5%   -1.1%
鉱工業生産
(前比)
+11.0%
+11.1%
 +5.9%  +3.4%
イタリア7月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 +1.1%
 +1.0%
   0.0%  +0.8%
鉱工業生産
(前比)
+13.8%
+13.9%
 +5.4%  +7.0%
中国8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
人民元新規貸出 1兆0800億CNY 1兆3750億CNY 1兆2200億CNY
ファイナンス規模 1兆0600億CNY 2兆7750億CNY 2兆9600億CNY
中国8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比)  +6.1%  +5.9%  +6.3%
マネーサプライM1(前比)  +4.9%  +4.5%  +4.2%
マネーサプライM2(前比)  +8.3%  +8.4%  +8.2%
カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数  +9.40万人  +7.50万人  +9.02万人
失業率 7.5% 7.3% 7.1%
労働参加率 65.2% 65.2% 65.1%
カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数  +8.30万人  +6.85万人
パートタイム雇用者数  +1.10万人  +2.17万人
カナダ第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率 +81.4%
+81.7%
+81.2% +82.0%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
最終需要(前比)
+1.0% +0.6% +0.7%
生産者物価指数
最終需要(前比)
+7.8% +8.2% +8.3%
生産者物価指数
コア(前比)
+1.0% +0.5% +0.6%
生産者物価指数
コア(前比)
+6.2% +6.6% +6.7%
米国7月
2300JST
前回値 市場予想 結果
卸売在庫(前比)
確定値
+0.6% +0.6% +0.6%
米国7月
2300JST
前回値 市場予想 結果
卸売売上高(前比)
確定値
+2.3%
+2.0%
+1.0% +2.0%

 


=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数

米国 採掘装置(リグ)稼働数
09/10 2600JST
(09/11 0200JST)
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
394 401
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
497 503

 


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2021/09/09 戦績

 2021/09/09 木曜日 戦績

USDJPY        +124,700円

EURUSD         +64,809円

GBPUSD        +187,331円

AUDUSD         +21,910円

NZDUSD         +33,438円

USDCAD         +37,025円

USDCHF         +40,786円

EURJPY        +193,900円

GBPJPY         +95,400円

AUDJPY         +31,100円

NZDJPY         +19,500円

CADJPY         +52,200円

CHFJPY         +60,900円

EURGBP         +78,667円

EURCHF                -

TOTAL       +1,041,666円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,066,199円

 

月間戦績(9月)

TOTAL       +6,615,365円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +175,526,313円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +800,776,719円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,180,776,734円

 

昨日9月9日木曜日早朝3時、米FRBが米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックを公開しました。次回9月21~22日(日本時間で23日早朝まで)に開催されます米連邦公開市場委員会(FOMC)において議事のたたき台となるものです。

www.bloomberg.co.jp

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新型コロナウイルスの再拡大によって、経済拡大のペースについて鈍化した認識を示したものの、そんな程度は市場の皆さんも「FRBは当然認識している」と分かっておりますので、ほぼスルー状態⇩

一部の金融系通信社では、ベージュブックを受けて米国債利回りが低下して云々カンヌンと書いているところもありましたが、深夜0時半頃から米国債利回りと米ドルが同調して下落を始め、午前2時頃には米国債利回りだけ加速して低下。ベージュブックが公開された午前3時にも若干の米国債利回り低下は見られましたが、ベージュブックの公開で米国債利回りが低下するどころか、5分程度で下落に歯止めが掛かった感じです。ベージュブックがハト派なために米国債利回りが低下したどころか、むしろベージュブックで低下が止まり感謝して欲しいくらいです(笑)。

ただ確かにベージュブックの発表を受けてなのか、日が明けて東京時間こそ様子見で終わりましたが、欧州時間以降は徹底的に米ドル売りとなっておりまして、欧州中銀の金融政策発表を控えていたあったユーロこそ限定した動きであったものの、円やポンドは随分と高く推移しておりました⇩

 

その欧州中銀ECBの金融政策発表が昨日午後8時45分にありました。政策金利については事前の市場予想通り据え置き⇩

欧州中央銀行(ECB)
09/09 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
  0.00%   0.00%   0.00%
限界貸付ファシリティー金利
(貸出金利)
+0.25% +0.25% +0.25%
預金ファシリティー金利
(預入金利)
 -0.50%  -0.50%  -0.50%

金融政策については、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)での債券購入ペースをやや減速させるとの発表が盛り込まれたものの、ここ(ECB)の本気は午後9時半からのラガルド総裁会見ですので、発表の瞬間はヒゲを付けたらドラえもん状態程度に上下運動をした程度で終了(笑)。発表から数分で、声明文を読んだ皆さんがラガルド総裁会見への期待感で若干ユーロを買ったのか多少ユーロが上昇するものの、発表前の水準から僅か10Pips ほど高くなった程度です。「PEPPペース減速の真意をラガルド総裁会見で確認してからの動きとなるのだろう」と、思った発表直後でした。

jp.reuters.com

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www.bloomberg.co.jp

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で、そのPEPPペース減速の真意ですが、「テーパリングではない」との見解をしましましたところ⇩

The てのひら返し(笑)

てのひら返しで売りたかった皆さんが一巡すると買い戻しも見られたりもしまして、現状でテーパリングの話し合いすら出来ない状況は市場の皆さんも十分に理解しているものだと思われます。また、経済状況に関しては目標を超える可能性も考慮しているとも発言しておりまして、その辺りの発言意図も含め、大きくユーロが売られる事もなかったのかもしれません。

さあ、これであとは主要中銀の金融政策発表は後半戦、我ら日銀が9月21日火曜日正午ころ、FOMC発表が9月23日木曜日早朝3時、英中銀BOEが同じく23日木曜日午後8時となってます。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

米国
0300JST
ベージュブック発表
米国7月
0400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +378.64億ドル
+376.89億ドル
+250.00億ドル +170.03億ドル

───── ニューヨーク時間終了 ─────

NZL第2四半期(4-6月)
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業売上高
(前比)
+2.7%
+2.1%
+3.9%
製造業売上高
(前比)
+0.6%
+0.4%
 -0.1%
英国8月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
+77%
+79%
+75% +73%
日本国8月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
 +5.3%
 +5.2%
 +4.6%  +4.7%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +1.0%
 +1.3%
 +2.6%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
 +4.6%  +4.1%  +4.2%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +2.7%
 +3.2%
 +3.1%
マネーストックCD(速報値)
季節調整なし(前比)
+30.2%
+29.3%
+31.1%
広義流動性(速報値)
季節調整前(前比)
 +5.5%  +5.2%
広義流動性(速報値)
季節調整済(前比)
 +1.0%
 +1.2%
 +2.5%
広義流動性(速報値)
平均残高・季節調整済
1992兆2千億円
1992兆8千億円
1996兆3千億円
中国8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.3% +0.1%
消費者物価指数(前比) +1.0% +1.0% +0.8%
中国8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.5% +0.7%
生産者物価指数(前比) +9.0% +9.0% +9.5%
日本国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
+93.4% +86.2%
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +162億ユーロ
+163億ユーロ
+146億ユーロ +181億ユーロ
貿易収支・季節調整 +135億ユーロ
+136億ユーロ
+130億ユーロ +179億ユーロ
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +226億ユーロ
+225億ユーロ
+180億ユーロ +176億ユーロ
アイルランド8月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.4% +0.3% +0.6%
消費者物価指数(前比)
CPI
+2.2% +2.6% +2.8%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+0.4% +0.3% +0.7%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+2.2% +2.6% +3.0%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  34.5万件
 34.0万件
 33.5万件  31.0万件
失業保険継続受給件数 280.5万件
274.8万件
274.4万件 278.3万件

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(09/03分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)  +20Bcf  +40Bcf  +52Bcf

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(09/03分)

2400JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -716.9万バレル   -152.8万バレル  
ガソリン在庫(前比) +129.0万バレル   -721.5万バレル  
中間留分在庫(前比) -173.2万バレル   -314.1万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +83.6万バレル   +191.8万バレル  
原油輸入量(前比) -4.5万バレル   +16.8万バレル  

 


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2021/09/08 戦績

 2021/09/08 水曜日 戦績

USDJPY         +73,000円

EURUSD        +117,245円

GBPUSD        +210,607円

AUDUSD         +41,176円

NZDUSD         +32,084円

USDCAD         +80,776円

USDCHF         +72,933円

EURJPY        +133,200円

GBPJPY         +76,300円

AUDJPY         +24,400円

NZDJPY         +28,900円

CADJPY         +68,800円

CHFJPY         +79,100円

EURGBP         +37,055円

EURCHF                -

TOTAL       +1,075,576円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,024,533円

 

月間戦績(9月)

TOTAL       +5,573,699円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +174,484,647円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +799,735,053円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,179,735,068円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後11時、カナダ中銀のカナダ銀行が今後の政策金利と金融政策を発表しました。政策金利は事前の市場予想通り据え置き、

カナダ銀行(中央銀行)
09/08 2300JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

金融政策についても、量的緩和政策も含みほぼ現状維持⇩

jp.reuters.com

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この発表を受け外国為替市場は?と言いますと⇩

金融政策発表の10分くらい前、午後10時50分頃から加ドル買いが始まりまして、金融政策発表があった午後11時には一瞬20Pipsくらい買われたものの、どうやら発表内容がお気に召さなかったご様子。その後、午後11時20分ころからは、最近多い「勝手に期待して裏切られた感」もあったのか、一気に加ドル売りに入った感じでした。 

これ、各社あまり報じてませんが、裏切られた感とか言う心理的な事だけ以外に、恐らくは原油価格への連動もあったかと思われます。

上の加ドルのチャートに、午後11時以降のWTI原油価格の価格反転したチャートを重ねて見ますとこんな感じに。結果の推測なんて、なんでもやってみて、自分で納得できたらそれでOKです(笑)。

それと、本日早朝3時にアメリカさんのベージュブックの発表があったんですが、今回ほぼ完スルーだったため、いつものように発表直後にはあえて触れずに放置です。本当はブログ書く前に寝落ちしたとか言うのもありますけど(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国第2四半期(4-6月)
0850JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
+0.3% +0.4% +0.5%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
+1.3% +1.6% +1.9%
GDP個人消費・確定値
(前比)
+0.8% +0.7% +0.9%
GDPデフレーター・確定値
(前比)
 -0.7%  -0.8%  -1.1%
日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +6485億円  +6345億円  +6223億円 
経常収支・季節調整 +9051億円  +2兆3000億円  +1兆9108億円 
経常収支・季節調整 +1兆7790億円  +1兆8522億円  +1兆4134億円 
日本国8月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
TSR全国企業倒産状況
(前比)
-12.01%  -2.10%
TSR全国企業倒産状況
(前比)
-29.11% -30.13%
日本国8月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
48.4 45.2 34.7
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
47.7 46.2 43.7
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数
(前比)
+0.6%
+0.3%
+1.0% +1.1%
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)確定値
+0.8%
+1.2%
+1.2% +1.4%
フランス7月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -60.52億ユーロ
 -58.19億ユーロ
 -62.00億ユーロ  -69.57億ユーロ
経常収支   -9.25億ユーロ
  -5.08億ユーロ
 -14.00億ユーロ  -34.70億ユーロ
イタリア7月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
 +0.7%   -0.2%   -0.4%
小売売上高・速報値
(前比)
 +7.9%
 +7.7%
 +4.9%  +6.7%
カナダ8月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 56.4 66.0
米国7月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
求人労働移動調査(JOLTS)
速報値(前比)
1018.5万人
1007.3万人
1000.0万人 1093.4万人
求人倍率(JOLTS)
速報値(前比)
6.5 6.9

 


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2021/09/07 戦績

 2021/09/07 火曜日 戦績

USDJPY         +58,600円

EURUSD         +31,433円

GBPUSD        +162,937円

AUDUSD         +35,446円

NZDUSD         +21,173円

USDCAD         +66,361円

USDCHF         +51,088円

EURJPY          +7,400円

GBPJPY         +93,600円

AUDJPY          +8,700円

NZDJPY         +16,300円

CADJPY         +31,500円

CHFJPY         +43,300円

EURGBP         +29,934円

EURCHF                -

TOTAL         +657,772円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +948,957円

 

月間戦績(9月)

TOTAL       +4,498,123円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +173,409,071円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +798,659,477円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,178,659,492円

 

昨日午後1時半、豪州中銀RBAが今後の政策金利と金融政策を発表しました。政策金利は事前の市場予想通りの据え置き⇩

オーストラリア準備銀行
(中央銀行)

09/07 1330JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
0.10% 0.10% 0.10%

金融政策の方は、これまでのスタンスを変更せず、現状維持と決定済み政策はそのまま実施と言う事になりまして、債権買い入れ期間の若干の延長だけ新たに金融政策に盛り込まれました⇩

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

結局は、前回8月の会合の時と全く同じ轍を踏み⇩

前回会合後のブログ記事⇩

金融政策については、一部では「金融緩和来た!」的な感じの記事も見かけたりしましたが、ロイターがタイトルで書いてありますように「感染再拡大でも債券買い入れ縮小へ」と言う事で、既に決定してる債券買い入れの方針に関して変更はしないと言う事でして、今回の会合で新規に金融緩和が行われたわけではありません。

fxse.hatenablog.jp

「この新型コロナウイルス拡大局面で緩和しなくていいの?」と言う市場の声は軽く無視した感じです。その結果⇩

特にお隣りさんのニュージーランドでは、金融政策会合の前日に新規感染者が発生しロックダウンを実施すると決まると、利上げ予想であったものをたった1日で翻し、政策金利を据え置きとする柔軟性を見せました。新型コロナウイルスの新規感染者が出ずロックダウンも無かったら利上げがあったのかは絶対とは言えないんですが、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策運営の性格的に言うと、市場で期待されている時には実施、そうで無い時にもカンフル的にサプライズ実施と言うパターンが多く、まず利上げされていたでしょう。

これを柔軟性と言うのか、あるいは日和見的と言うのか、一貫性が無いと言うのか、それは時と場合によるとしか言えず、中央銀行はその政策運営方針すら、その時々に合わせて「柔軟・日和見的・一貫性が無い」このどれかに変化して行く必要があると思います。最近では、カナダ中銀も柔軟姿勢を見せてまして、豪州中銀が「中銀はこうあるべき」と言った感じで政策運営を続けますと、そのうち行き詰まるのではないかと心配な感じがします。

 

その後、東京時間が過ぎ欧州時間に入る頃には全般的に米ドル買いの流れとなりまして大変結構なんですが、ユーロのこの⇩ギザギザ(笑)。

動いてくれるのはありがたいんですが、ぶっちゃけギザギザ苦手なんで、できればドル円みたいな感じでお願いします⇩

動かないと、「なんでもいいから動いて!」 とか言うクセに、いざ動くと「キレイに動いて!」とか、人とは、なんて欲の多い生き物(笑)。


 

ほとんどの方には「そんなのどうでもいい」って思われそうな指標なんですが、毎月私が楽しみにしていた南アフリカの金(Gold)生産量の6月度分が当初予定の8月12日からずっと発表延期になってまして、何度かここでもチラチラ書いていたんですが、ついに遅延発表のアナウンスすら無くなり、「次回9月14日に7月度分をお送りします」になってしまいました。果たして6月分は同時に発表されるのか?(笑)。

金(Gold)大好きなんで、よろしくおねがいします(笑)


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

英国8月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比) +4.7% +3.2% +1.5%
日本国7月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -0.1% +0.3% +1.0%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -0.1%
 -0.4%
+0.7%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
+2.7% +0.1%
日本国7月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
 -3.1%
 -3.2%
+1.1%  -0.9%
家計調査・消費支出
(前比)
 -4.3%
 -5.1%
+2.9% +0.7%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
-10.8%
-11.5%
 -2.2%
日本国8月
0850JST
前回値 結果 前回比
外貨準備高 1兆3865億米ドル 1兆4243億米ドル +378億米ドル
中国8月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(人民元) +3626.7億CNY +3463.0億CNY +3763.1億CNY
中国8月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(人民元建て)
(前比)
 +8.1%  +8.4% +15.7%
輸入額(人民元建て)
(前比)
+16.1% +18.5% +23.1%
中国8月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(米ドル)  +565.8億ドル  +632.0億ドル  +583.4億ドル
中国8月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(米ドル建て)
(前比)
+19.3% +17.3% +25.6%
輸入額(米ドル建て)
(前比)
+28.1% +26.9% +33.1%
日本国7月
1400JST
前回値
(前月確定値)
市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値 104.6
104.1
103.5 104.1
景気一致指数(CI)速報値  94.6
 94.5
 94.3  94.5
スイス8月
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 2.8% 2.8% 2.7%
失業率(季節調整済み) 3.0% 2.9% 2.9%
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比)  -1.0%
 -1.3%
+0.7% +1.0%
鉱工業生産(前比) +5.4%
+5.1%
+5.1% +5.7%
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+0.4% +1.0% +0.7%
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+7.6% +7.3% +7.1%
スイス8月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 +9223.85億CHF
+9232.40億CHF
+9292.92億CHF
中国8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 3兆2358.90億
米ドル
3兆2320.00億
米ドル
3兆2321.16億
米ドル
ドイツ9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数 +40.4 +30.0 +26.5
ユーロ圏9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数 +42.7 +30.0 +31.1
ユーロ圏第2四半期(4-6月)
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
確定値(前比)
+0.5% +0.5% +0.7%
雇用者数
確定値(前比)
+1.8% +1.8% +1.8%
ユーロ圏第2四半期(4-6月)
1800JST
前回値
(改定値)
市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
 +2.0%  +2.0%  +2.2%
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
+13.6% +13.6% +14.3%

 


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2021/09/06 戦績

 2021/09/06 月曜日 戦績

USDJPY         +33,400円

EURUSD         +40,926円

GBPUSD         +77,521円

AUDUSD               0円

NZDUSD          +1,826円

USDCAD          +3,723円

USDCHF         +27,127円

EURJPY         +18,500円

GBPJPY         +42,000円

AUDJPY          +4,500円

NZDJPY          +8,900円

CADJPY          +8,800円

CHFJPY         +20,700円

EURGBP          +3,262円

EURCHF                -

TOTAL         +291,185円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +291,185円

 

月間戦績(9月)

TOTAL       +3,840,351円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +172,751,299円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +798,001,705円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,178,001,720円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、アメリカさんが労働の日の祝日でお休みだった割には、まあまあ期待以上に動いてくれた外国為替市場でした。基本、ドル買いでスタートした今週ですが、実は先週の雇用統計前くらいまでの水準まで復帰しようと頑張っただけの感じでして、一番わかりやすいのがポンドドル辺りでしょうか⇩

昨日は日経平均も500円を超える上昇を見せてくれまして、変に他国のプレーヤーさんたちに振られないと、こんなものなのかな?とも思ってみたり。もし本当に他国に振られないと上昇するって事ですと、昨日の上昇が日本の実力だと考えるって事になるため多分そんな事無いと思うんですけど(笑)。

実質今日から始まるような今週の外国為替市場ですが、昨日はウォーミングアップとしては非常に良い美しい動きをしてくれていた通貨ペアが多く、指標が少なく、主要国中銀の金融政策が3つも入っているところ、値動きは期待したいと思います。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

そう言えば、午後7時半予定だったスペインの消費者信頼感指数なんですが、もう午後6時過ぎくらいには発表されてまして、別に発表時間を変更したとか言うアナウンスも無く、なんだかな(笑)。

それと、昨日9月5日発表予定だった中東カタールの購買担当者景気指数(全産業)が、また今月も予定日に発表されず、予定すら発表カレンダーから削除されておりました。カタールはまともに発表される事の方が少ない感じで、いつも間にかシレッと発表したりしてます。色々と言い分はあるんでしょうが、決められた時に発表出来ない事を繰り返すなら一旦集計を中止し、体制を立て直してから再度集計するようにした方が信用と言う部分でよろしいかと思うんですが、どうなんでしょうかね。

ニュージーランド8月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ANZ商品価格指数  -1.4%  -1.6%
オーストラリア8月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
インフレ測定
(前比)
+0.5%   0.0%
インフレ測定
(前比)
+2.6% +2.5%
オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ANZ求人広告件数(前比)   -1.3%
  -0.5%
  -2.5%
ANZ求人広告件数(前比) +94.1% +78.9%
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比)  +4.6%
 +4.1%
  -1.0%  +3.4%
製造業新規受注(前比) +26.5%
+26.2%
+18.9% +24.4%
スイス 週次
1700JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 6兆4014.8億CHF 6兆3647.1億CHF
当座預金残高(外国銀行含む) 7兆1519.8億CHF 7兆1493.5億CHF
ユーロ圏9月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
センティックス社
投資家信頼感指数
+22.2 +19.7 +19.6
スペイン8月
1930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ICO消費者信頼感指数 91.9 92.5 91.6

 


=別表= 購買担当者景気指数(建設業) 最新09/06

ドイツ8月
09/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
47.1 44.6
フランス8月
09/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
48.5 44.9
イタリア8月
09/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
55.8 65.2
ユーロ圏8月
09/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
49.8 49.5
英国8月
09/06 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
58.7 55.2

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 追加09/06

UAE8月
09/05 1315JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
原油部門除く民間セクター
(IHS Markit発表)
54.0 53.8
サウジアラビア8月
09/05 1315JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
原油部門除く民間セクター
(IHS Markit発表)
55.8 54.1
エジプト8月
09/05 1315JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
原油部門除く民間セクター
(IHS Markit発表)
49.1 49.8
レバノン8月
09/06 1700JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
47.0 46.6

 


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