FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/02/09 戦績

 2021/02/09 火曜日 戦績

USDJPY        +130,600円

EURUSD         +85,527円

GBPUSD        +173,449円

AUDUSD         +33,189円

NZDUSD         +21,736円

USDCAD         +36,420円

USDCHF         +54,933円

EURJPY         +44,800円

GBPJPY        +107,700円

AUDJPY         +26,100円

NZDJPY         +28,700円

CADJPY         +31,300円

CHFJPY          +3,200円

EURGBP         +12,948円

EURCHF                -

TOTAL         +790,602円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,246,433円

 

月間戦績(2月)

TOTAL       +5,541,544円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +25,838,530円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +651,088,936円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,031,088,951円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

月曜日の深夜からのドル売り、凄いですね。まるでニューヨーカーたちによる執念のドル売りが実を結んだみたいな(笑)。

目立つイベントや指標も無い中で、この一方通行的な動きは非常にありがたいところです。むしろ、変にドル高になるようなニュースなど無くて好都合です。

 

昨日、中国のマネーサプライが発表になりました。中国は、現金通貨発行量M0と現金通貨と預金通貨(簡単に言えば銀行の預金など)の合計M1も公表してまして、その値がこんな感じでした⇩

中国1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比)  +9.2%  +9.8% -3.9%
マネーサプライM1(前比)  +8.6% +10.5% +14.7%
中国の現金が極端に減っている!

念の為、公式サイトの発表も確認したところ間違いありません⇩

f:id:fxse:20210210003540p:plain

とりあえずは、現金が減った分は預金に行っているようでして、これは中国が進める通貨の電子化への流れを示すものなんでしょうか? この指標自体で特に金融市場への影響は無かったようですが、新型コロナウイルス対策で中国も含め各国が「お金じゃぶじゃぶ」の世の中で、この中国のマネーサプライM0だけ極端な低下をしていたので少々気になりました。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国12月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -1.8%
 -2.2%
 -4.8%  -3.2%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -0.7%
 -1.1%
 -1.9%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
 -2.7%
 -2.5%
 -2.4%
日本国1月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
 +9.1%
 +9.2%
 +9.2%  +9.4%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +3.5%
 +3.6%
 +5.9%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
 +7.6%  +7.6%  +7.8%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +2.5%
 +2.6%
 +4.9%
マネーストックCD(速報値)
季節調整なし(前比)
 +8.8%  +8.2%
広義流動性(速報値)
季節調整前(前比)
 +5.3%
 +5.4%
 +5.6%
広義流動性(速報値)
季節調整済(前比)
 +3.8%
 +4.1%
 +6.5%
広義流動性(速報値)
平均残高・季節調整済
1929兆1千億円
1930兆1千億円
1939兆3千億円
英国1月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比)  +4.8%  +7.1%
オーストラリア1月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断)  +5
 +4
+10
NAB企業景況感(現況判断) +16
+14
 +7
日本国1月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
+9.9%
+8.7%
+9.7%
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +167億ユーロ
+172億ユーロ
+140億ユーロ +148億ユーロ
貿易収支・季節調整 +160億ユーロ
+164億ユーロ
+159億ユーロ +161億ユーロ
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +212億ユーロ
+213億ユーロ
+233億ユーロ +282億ユーロ
中国1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
人民元新規貸出 1兆2600億CNY 3兆5000億CNY 3兆5800億CNY
ファイナンス規模 1兆7200億CNY 4兆4600億CNY 5兆1700億CNY
中国1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比)  +9.2%  +9.8%   -3.9%
マネーサプライM1(前比)  +8.6% +10.5% +14.7%
マネーサプライM2(前比) +10.1% +10.1%  +9.4%
イタリア12月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 -1.4% +0.3%  -0.2%
鉱工業生産
(前比)
 -4.2%  -1.4%  -2.0%
米国1月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感  95.9  97.0  95.0
米国12月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
求人労働移動調査(JOLTS)
速報値(前比)
657.2万人
652.7万人
650.0万人 664.6万人
求人倍率(JOLTS)
速報値(前比)
4.4 4.5

 


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2021/02/08 戦績

 2021/02/08 月曜日 戦績

USDJPY         +65,000円

EURUSD         +50,527円

GBPUSD        +131,383円

AUDUSD         +11,006円

NZDUSD          +9,882円

USDCAD         +25,196円

USDCHF         +35,766円

EURJPY          +7,300円

GBPJPY         +70,900円

AUDJPY          +6,600円

NZDJPY          +8,200円

CADJPY            +800円

CHFJPY         +24,900円

EURGBP          +8,371円

EURCHF                -

TOTAL         +455,831円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +455,831円

 

月間戦績(2月)

TOTAL       +4,750,942円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +25,047,928円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +650,298,334円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,030,298,349円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

ほとんど動意なしで終わった東京時間から欧州時間の外国為替市場、それに引き換え、とりあえず上げるだけの簡単なお仕事だったアジアと欧州株式市場(笑)。

日経平均株価は29,000円台を30年半振り付けたそうでして、こんな期間空けたら「何円を回復」って言われても回復ってイメージじゃ無いんですが⇩

www3.nhk.or.jp

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ニューヨーク時間近くなりますと、東京時間から欧州時間にかけ動かないながらもジリジリ買われていたドルを一気精算する流れが発生⇩

やはりニューヨーカーの皆さんは、東京時間や欧州時間からの流れをそのまま受け入れる気は無いようで「流れは俺たちが決める」のスタンスのご様子でした(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

── 日曜日発表指標 (02/07) ──

中国1月
1714JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 3兆2165.22億
米ドル
3兆2200.00億
米ドル
3兆2106.71億
米ドル

 

─── 2021年第6週月曜日 ───

日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +6161億円  +9475億円  +9651億円 
経常収支・季節調整 +1兆8784億円  +1兆0830億円  +1兆1656億円 
経常収支・季節調整 +2兆3393億円  +2兆2017億円  +2兆2784億円 
日本国1月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
銀行貸出平均残高
信用金庫含む(前比)
+6.2% +6.1%
銀行貸出平均残高
信用金庫除く(前比)
+5.9% +5.7%
日本国1月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
34.3
35.5
30.0 31.2
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
36.1
37.1
35.0 39.9
スイス1月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 3.5% 3.7% 3.7%
失業率(季節調整済み) 3.4% 3.5% 3.5%
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +1.5%
+0.9%
+0.3%   0.0%
鉱工業生産(前比)  -2.5%
 -2.6%
 -1.0%  -1.0%
スペイン12月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 -0.9% +0.3% +1.1%
鉱工業生産
(前比)
 -3.8%  -2.2%  -0.6%
スイス 週次
1800JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 6兆3742.3億CHF 6兆4015.2億CHF
当座預金残高(外国銀行含む) 7兆0462.9億CHF 7兆0429.0億CHF
ユーロ圏2月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
センティックス社
投資家信頼感指数
+1.3 +2.0  -0.2

 


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2021/02/08 月曜日

2021年第6週の月曜日です。

雇用統計明けの本日早朝3時ころから始まったオセアニア時間ですが、「ほぼ先週末水準から、やや微妙に米ドルが若干高いかな~」と言った感じでの開始でした。ユーロやポンドが上値張り付きで終了していたため、その反動もあるのでしょう。円だけは若干の円高っぽい感じもありましたが、ユーロやポンドが対円でも微妙に下がっていたため、それに収束したためでしょう。ドル円は、月曜日の早朝から独自に動くほど血圧が高く無いようです(笑)。

さて、今週は2月11日木曜日に日本の祝日「建国記念の日(建国記念日ではない) 」がありますし、同じく11日木曜日から中国が旧正月=春節の連休に入ります。太陰暦=旧暦の元日が春節で、春節自体は12日なんですが、日本を含む西側諸国が大晦日もお休みするのと全く同じと言う事です。ちなみに先週豆まきをして恵方巻を食べた節分は立春の前日でして、これも旧暦に基づくものではあるんですが「太陽の動きを基準にした二十四節気」と言う、主に農業のためのもので、旧正月がどうのこうのと言うのは太陰暦「月の満ち欠けを基準にした暦」です。なんとなくゴッチャになってしまうんですが。

日本の「建国記念の日(建国記念日ではない) 」については、また例年のように2月11日にでも思いの丈を書きたいと思います(笑)。⇦ とりあえず笑っておく 


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと、日本の皆さんにおなじみなところとしては、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で2月10日午後5時半にスウェーデン、12日金曜日午前4時にメキシコ,午後7時半にロシアの発表が予定されてます。また、毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、9日火曜日ルーマニア⇦キャンセルされました、11日木曜日午後5時フィリピン,午後8時セルビア,(時間未定)ウルグアイ、12日金曜日午前8時ペルー,(時間未定)東カリブ諸国連合などが予定されております。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、12日金曜日にG7財務相中央銀行総裁会議がオンラインで開催されます。

jp.reuters.com

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主要な議題としては新型コロナウイルス関連となっておりますので、特に為替など金融市場やデジタル関連について強く言及があるとは予想しておりません。また、月末にあるG20財務相中央銀行総裁会議でG7諸国として協調して対応する部分の確認なども含まれているかと思われます。さらに、イエレン女史の財務長官としての国際会議デビュー戦でもありますので、会議自体が比較的大人しめに終わるんじゃないでしょうか。暴れる人があまり居なさそうですから(笑)。 

 

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が少ないので、若干レベルを落としながら羅列していきます。

本日8日月曜日、午前8時50分に日本の貿易収支が発表になります。今はアメリカさんも大統領が変わったばかりでゴタゴタしている最中でしょうから、この辺りでひとまずガッ!と貿易黒字を一気に積み立てておいてくれたらいいかと思います(笑)。午後4時にはドイツの鉱工業生産とかありますが、最近はPMI以外の個別加盟国の指標でユーロが動くところを見かけない感じです。日本時間で午後4時は中央欧州時間で午前8時と言う時間的にはちょうどいい時間ですので、指標があるからと言うよりも、むしろ欧州時間に入ってからの週初っ端の始動だけ気をつけたいところです。

明日9時火曜日、特に注目の指標は無い日です。午前8時50分に日銀からマネーストック統計の発表がありますが、どうせハイパー上昇で「日本はお金ジャブジャブ」を実感させてくれるだけです(笑)。しっかし、昨年夏以降のマネーストックは前年比で毎月毎月 7% → 8% → 9%成長とどんどん上昇し円が市場に溢れかえっている一方、外国為替市場では円高、株式市場では株高と言う凄い状況になってます。そのジャブジャブ、マイナス金利とは言わないので 0.01%くらいの金利で10兆円くらいこっちに融通してもらえないものでしょうか?⇦ 9割本気なのでワラワナイ

10日水曜日午前10時半に中国の消費者物価指数(CPI)午後4時にドイツの消費者物価指数(CPI)午後10時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)など、主要国のCPI発表が立て続けの日になってます。午前10時半に中国のCPI発表がありますが、中国の株式市場が春節連休前の最終取引日と言う事もありますので、指標発表で上海や香港の株価指数から波及が来る可能性もあり、いつもよりは警戒が必要です。また、午後10時半にあるアメリカのCPIは指標が少ない中で今週の注目指標となっております。まあ、注目しても市場で値が反応するのかどうかは分かりませんけど。

11日木曜日、午後10時半にアメリカの週次失業保険申請件数があるくらいで、他に目立った指標はありません。先週雇用統計があったばかりですが、市場は雇用統計よりむしろこちらの指標の方を重要視している感じもあり、発表した瞬間だけ追いかける短期目線ではなく、金融政策の行方と言った長期目線で毎週の発表をチェックしておきたい指標です。

12日金曜日午後4時に英国の四半期国内総生産(GDP)貿易収支鉱工業生産など英国の集中指標発表が予定されております。特に2020年第4四半期のGDPは今週の注目ナンバーワン指標と言っていいかと思います。最近は対ドルのハードカレンシーの中でポンドだけ個別の動きをしておりまして、特にドル高局面で円やユーロにつられない強さが見えたりもします。四半期GDPとしては、前回第3四半期がその前第2四半期に比べて極端な伸び方をしているのは他の国と同じで、今回は前期比で見ると前回値に比べて見劣りする数字の発表になるでしょう。四半期の数値より、2020年トータルの数値で他国とどれくらいの違いがあるのか見ている人が多いかと思います。指標発表サイトの一覧表の更新を待ってるより、通信社の速報を待ってるより、公式サイトの発表をF5連打で迎え撃った方がいいかもしれません(笑)。午後4時半にスイスの消費者物価指数(CPI)があり、また最近スイスフランの微妙な動きがあるため、ポジション持ってる場合には特に要注意です。最後、深夜24時にミシガンなんとかさんのなんとか指数速報値の発表があり、今週も終了です。


 

今週、週末だけは雨マークがあった東京ですが、今朝になって天気予報を確認したところ雨マークが無くなり一週間いいお天気になりそうです。

tenki.jp

アーカイブ ⇨ 2021/02/08現在

ただ、日本海側の方では週前半に雪雪雪そして雪みたいな感じに雪だるまが列挙されてまして、手放しで喜んでいいのか微妙なところなんですが、天気と言うのは別に地域によってトレードオフされているわけでは無いので、「たまにはこちらで引き受ける」とか出来ない以上、いいお天気だと言う事を素直に喜んでおきたいと思います。天気悪いと、我が家の猫さんたちが機嫌悪いんですよね~

月初の雇用統計も終わり、今週は指標も少ない事から為替市場は「行くのか or 停滞するのか」ハッキリ出る事でしょう。木曜日と言う絶妙なタイミングで祝日もある事ですし、週半ばの水曜日くらいまでに方向性を決めて頂き、週末にかけてはダラダラと過ごせるように市場関係者の皆様にはご配慮頂きたいところです(笑)。今週も週半ばまで一週間がんばってまいりましょう。


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2021/02/06 戦績

 2021/02/06 土曜日 戦績

USDJPY          +4,400円

EURUSD         +42,381円

GBPUSD         +53,209円

AUDUSD          +5,831円

NZDUSD          +4,916円

USDCAD          +7,765円

USDCHF          +2,923円

EURJPY         +32,900円

GBPJPY        +116,500円

AUDJPY          +9,200円

NZDJPY          +7,900円

CADJPY          +1,900円

CHFJPY          +3,800円

EURGBP         +12,555円

EURCHF                -

TOTAL         +306,180円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,295,111円

 

月間戦績(2月)

TOTAL       +4,295,111円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +24,592,097円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +649,842,503円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,029,842,518円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

この一週間、動きが鈍いながらも、円とユーロが最近の流れを若干突破するような動きを見せてくれました。今後、ドル円は昨年10月来の106円を超え、ユーロドルは昨年12月来の1.19ドルを切るような動きを見せてくれますと、いよいよ米政権が変わった事による新しい流れが見えてくるかもしれません。

週末を迎え、結局は株高円安の流れになり、ダウが一瞬3万ドルを切ったところは非常に良い狩場(仕入れ場)となった感じです。このままダラダラな流れをもうしばらく継続してもらった方が、同じような狩場が二度三度繰り返す可能性もありますし、私としては、もう少しドル安の流れでダラダラしてからの急激な一気上昇なんてのも期待したいところです。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2021年02月02日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 69,602 24,973 +44,629 -363
EUR (099741) 216,887 79,884 +137,003 -28,341
GBP (096742) 53,658 44,042 +9,616 +1,651
CAD (090741) 46,645 30,549 +16,096 +2,326
CHF (092741) 22,159 7,518 +14,641 +4,549
AUD (232741) 55,768 57,235 -1,467 -2,238
NZD (112741) 30,501 18,854 +11,647 -3,111
RUB (089741) 6,213 6,831 -618 -134
VIX (1170E1) 38,683 155,193 -116,510 +20,138
金Gold (088691) 314,352 57,226 +257,126 -420
パラジウム(075651) 4,119 3,420 +699 -1,442
原油 (067651) 675,461 176,287 +499,174 -5,438

 

IMMポジション(2021年01月26日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 63,463 18,471 +44,992 -5,022
EUR (099741) 238,099 72,755 +165,344 +1,878
GBP (096742) 47,360 39,395 +7,965 -5,740
CAD (090741) 53,680 39,910 +13,770 +3,444
CHF (092741) 17,638 7,546 +10,092 +672
AUD (232741) 56,372 55,601 +771 -4,089
NZD (112741) 28,177 13,419 +14,758 -1,225
RUB (089741) 6,492 6,976 -484 -1,369
VIX (1170E1) 46,075 182,723 -136,648 -12,150
金Gold (088691) 313,532 55,986 +257,546 +10,908
パラジウム(075651) 4,996 2,855 +2,141 -422
原油 (067651) 676,393 171,781 +504,612 -3,972

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

パラジウムを集計し始めてから、初の前週比で大型下落となった感じでして、前週1月26日の集計日でも422ロットほど落ちていたいたものが、今回は1442ロットと、売買差引の6割以上が落ちると言う凄い状況です。これ、1月29日にパラジウム価格が急落してまして、先ごろ銀(Silver)が例のゲームストップ株と同じような類(たぐい)のSNSでの買い煽動によって高騰する場面がありましたが、それと逆の動きです。今現在はパラジウムはポジション持ってないので他人事として「凄いね~」と見ていられるのですが、あの手の組織立った価格操縦(煽動)を含む動きには、今後注意しないとならないと思うところです。

ちなみに、SNSなどで集団になって一方的な売買を行い価格を操縦(操作)する事に関しては、株などで法律によって規制されている物以外でしたら、私としては特に問題は無いと考えております。それらを規制するのであれば、空売りを主体としたヘッジファンドなど分析を公表してから仕掛ける機関投資家も同じように規制されなければなりません。まあ、私としては、どちらもあまり褒められるような手法では無いと思うところではありますけど。


 

最近の東京は暖かい日が多く、今日も非常に暖かくなる予報になってます。

tenki.jp

アーカイブ ⇨ 2021/02/07現在

そして、なんと「花粉の飛び始め」が予想されてまして、もし仮に新型コロナウイルスが収束しても次は花粉と言う事で、マスクを止められる間がありません。私は花粉症と言えるほど花粉で悩む事は無いんですが、さすがに目で見えるほどの花粉が舞っていると目が痒くなったりクシャミをしたりはあります。

酷い花粉症の方を見てますと、新型コロナウイルス対策でマスクをするなんてレベルではなく、それこそバイオハザードマークが付くような施設に入るような対策をしたいような方もおりまして、そんな皆さんからしたら「新型コロナウイルス対策でマスクをして過ごすなんてのは軽いレベル」に見えるんでしょうか。

花粉と新型コロナウイルスのダブルは厳しそうですし、せめて花粉が激しくなる前には、新型コロナウイルスの新規感染者数が急激に減少するような状況になって欲しいと願うところです。


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2021/02/05 戦績

 2021/02/05 金曜日 戦績

USDJPY         +81,800円

EURUSD        +124,189円

GBPUSD        +193,530円

AUDUSD         +15,463円

NZDUSD         +28,322円

USDCAD         +44,236円

USDCHF         +38,662円

EURJPY        +130,300円

GBPJPY        +586,100円

AUDJPY         +33,700円

NZDJPY         +16,400円

CADJPY         +27,600円

CHFJPY         +52,700円

EURGBP         +36,228円

EURCHF                -

TOTAL       +1,409,230円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,988,931円

 

月間戦績(2月)

TOTAL       +3,988,931円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +24,285,917円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +649,536,323円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,029,536,338円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後10時半、アメリカの雇用統計が発表されました。

米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数  -22.7万人
 -14.0万人
 +5.0万人 +4.9万人
失業率 6.7% 6.7% 6.3%
労働参加率 61.5% 61.3% 61.4%

特に注目される非農業部門雇用者数と失業率ですが、非農業部門雇用者数は事前の市場予想が5万人前後の増だったところ4万9千人増、ただし前回値をマイナス14万人からマイナス22万7千人に修正した上での増加と言う事で、予想通りと言っていいのか判断の難しいところです。

また、失業率については前回に比べ 0.4ポイントの低下と言う事で、こちらは労働参加率が前回より 0.1ポイントしか低下していない中での 0.4ポイント改善ですから、失業率のマジック(就業を諦めた人を失業率の計算から排除)によって見かけ上の失業率が低下したわけではなく、少なくても労働参加率の低下分を失業率から控除した 0.3ポイント分は職に就けた人が増えたと言う事になり、非常に良い結果です。

そんな玉石混淆の結果となった雇用統計ですが、その発表を受け外国為替市場の反応はドル売りとなりました⇩

ぶっちゃけアメリカの就労人口からして、非農業部門雇用者数の数万人程度の上げ下げは、その数字が発生した段階では意味があるわけではなく、過去に雇用統計が「ラスボス」と言われていた際でも、「雇用統計が発表された瞬間」より「発表された雇用統計が今後どのように金融政策に影響を与えるのか」の方が重要だったわけです。毎週発表されます失業保険継続受給者数が450万人を超えているような現状では、仮に非農業部門雇用者数の伸びが月に20万人30万人だったとしても焼け石に水でして、そう言った部分で、今回の雇用統計発表を受けた外国為替市場の値動きがドル売りに傾いたのかと思われます。

ちなみに、久しぶりに雇用統計で丁半博打やったところ、完璧にやられました。⇦ ワラエナイ


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国12月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
 -1.8%  -1.9% +0.9%
家計調査・消費支出
(前比)
+1.1%  -2.4%  -0.6%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
 +0.6%  +1.3%
日本国1月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 1兆3947億米ドル 1兆3921億米ドル
オーストラリア12月
0930JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
小売売上高
(前比)確定値
+4.2% +4.2% +4.1%
豪州第4四半期(10-12月)
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +6.5% +1.9% +2.5%
日本国12月
1400JST
前回値
(前月確定値)
市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値  96.1
 96.4
 95.2  94.9
景気一致指数(CI)速報値  89.0  87.8  87.8
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) +2.7%
+2.3%
 -1.0%  -1.9%
製造業新規受注(前比) +6.7%
+6.3%
+6.7% +6.4%
フランス12月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -37.86億ユーロ
 -35.59億ユーロ
 -34.00億ユーロ  -33.92億ユーロ
経常収支  -20.09億ユーロ
 -14.13億ユーロ
 -14.00億ユーロ  -11.61億ユーロ
フランス第4四半期(10-12月)
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)速報値
+1.6%  -0.7%  -0.2%
英国1月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
  0.0%
+0.2%
+0.3%  -0.3%
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+6.0% +5.9% +5.4%
イタリア12月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
 -7.3%
 -6.9%
 -2.0% +2.5%
小売売上高・速報値
(前比)
 -8.5%
 -8.1%
 -8.6%  -3.1%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数  -22.7万人
 -14.0万人
 +5.0万人  +4.9万人
失業率 6.7% 6.7% 6.3%
平均時間賃金(前比) +1.0%
+0.8%
+0.3% +0.2%
平均時間賃金(前比) +5.4%
+5.1%
+5.1% +5.4%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数  -20.4万人
  -9.5万人
 +5.0万人  +0.6万人
製造部門雇用者数  +3.1万人
 +3.8万人
 +3.0万人   -1.0万人
週間平均勤務時間 34.7 34.7 35.0
U6失業率 11.7% 11.1%
労働参加率 61.5% 61.3% 61.4%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -690.05億ドル
-681.42億ドル
-657.00億ドル -666.13億ドル
カナダ1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数  -5.27万人
 -6.26万人
 -4.75万人 -21.28万人
失業率 8.8%
8.6%
8.9% 9.4%
労働参加率 64.9% 65.0% 64.7%
カナダ1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数 +4.27万人
+3.65万人
 -3.00万人 +1.26万人
パートタイム雇用者数  -9.54万人
 -9.90万人
 -1.25万人 -22.54万人
カナダ12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -35.60億加ドル
 -33.40億加ドル
 -30.00億加ドル  -16.65億加ドル
カナダ1月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 46.7 47.0 48.4

───── 日付変更 ─────

米国12月
0500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +139.3億ドル
+152.7億ドル
+120.0億ドル  +97.3億ドル

 


=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数

米国 採掘装置(リグ)稼働数
02/05 2700JST
(02/06 0300JST)
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
295 299
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
384 392

 


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