FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/09/12 戦績

 2020/09/12 土曜日 戦績

USDJPY         +17,800円

EURUSD         +32,726円

GBPUSD         +81,028円

AUDUSD          +6,272円

NZDUSD          +5,886円

USDCAD          +4,093円

USDCHF          +3,732円

EURJPY         +76,000円

GBPJPY         +63,300円

AUDJPY          +4,300円

NZDJPY          +7,500円

CADJPY          +4,400円

CHFJPY         +15,200円

EURGBP          +5,422円

EURCHF          +2,381円

TOTAL         +330,040円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +9,228,694円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +14,223,814円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +337,042,670円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +531,136,159円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,911,136,174円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

この一週間、数字は良かったんですが「一週間をまとめた感想」というものが言いにくい週でした。ほとんどポンドの功績というような感じでして、別にポンドが荒れて欲しいわけでも、英国そのものに荒れて欲しいわけでもありませんが、市場参加者の皆さんの中で次のネタが見つかるくらいまでは、頑張って市場を荒らして欲しいと願ってしまうのも事実です(笑)。

 

先日、11日の金曜日に日英の大臣レベルで通商協定の合意に至りました。

www.nikkei.com

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日本での報道を見ておりますと、特に「可もなく不可も無く」と言った感じで、若干の期待感と不安感を抱えた「条約締結時のいつもの反応」といったところでした。

これが英国での報道になりますと随分と感傷が入っておりました⇩

The UK has secured a trade deal in principle with Japan, the first Britain has negotiated independently of the EU in 47 years.

英国が47年ぶりにEUから独立し、日本との通商協定を締結。

www.telegraph.co.uk

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じゃ、EU側はどんな感じかと言いますと、全部が全部とは言いませんが辛辣な評価のところも多く、

Fundamentally, this is an exercise in keeping the status quo and in damage limitation,

基本的に、現状維持と被害抑止でしかない

www.euronews.com

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人は誰しも「信じたい事を信じたい」という確証バイアスと言われる気持ちを強く持っており、マスコミはそれを利用するのが自らの収益を上げるために有効なのでしょう。実際の結果は一つであり、でも容易に判断がつかない事が多いのでしょうが、この激動激変のたった今は、特に注意して情報を判断しないとならないかと思う報道でした。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年09月08日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 44,850 23,108 +21,742 -7,862
EUR (099741) 248,683 51,869 +196,814 +67
GBP (096742) 46,590 33,860 +12,730 +6,418
CAD (090741) 29,626 46,981 -17,355 +9,651
CHF (092741) 18,440 6,913 +11,527 -70
AUD (232741) 57,097 59,141 -2,044 -1,879
NZD (112741) 20,109 15,209 +4,900 -2,066
RUB (089741) 12,459 4,177 +8,282 -404
VIX (1170E1) 36,597 128,220 -91,623 +4,146
金Gold (088691) 313,173 76,700 +236,473 +5,677
パラジウム(075651) 5,092 2,254 +2,838 +60
原油 (067651) 637,225 187,859 +449,366 -41,549

 

IMMポジション(2020年09月01日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 46,654 17,050 +29,604 +5,988
EUR (099741) 250,867 54,120 +196,747 -15,005
GBP (096742) 49,213 42,901 +6,312 +712
CAD (090741) 26,590 53,596 -27,006 +2,312
CHF (092741) 19,263 7,666 +11,597 -269
AUD (232741) 58,190 58,355 -165 +3,734
NZD (112741) 21,434 14,468 +6,966 +2,778
RUB (089741) 12,617 3,931 +8,686 +1,056
VIX (1170E1) 46,229 141,998 -95,769 +2,436
金Gold (088691) 306,118 75,322 +230,796 +9,758
パラジウム(075651) 5,161 2,383 +2,778 +223
原油 (067651) 665,460 174,545 +490,915 -9,784

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

超ド短期で使われる事が比較的少ない通貨先物ですが、「おや?ここでポンド買いですか?」と言った驚きでして、先を長く見ている人たちは、そろそろ英国とEUの協議に関しても何か見えてきているのかもしれません。もちろん、火曜日に一瞬ポンドが巻き戻したところだけでの数字なのかもしれませんけど。ポンド、最近では1ポンド130円後半から140円前半くらいでジリジリですが、私が高校生の頃なんて、1ポンド280円とかでしたからね?(笑)。

ドル円が70円台のころ「もっと円高になるかも」という不安で長期ポジションを持てなく、その後に後悔した方も多いかと思います。一時期、主婦がFXで高額脱税というニュースが多くありましたが、あの取引のほとんどがドル円を70円台80円台で買って放置したものだったようです。時期的にもほぼ合致します。歴史的な価格帯にあるときは、更に値が進む事が怖くて手が出にくいのですが、そう言うところにチャンスは転がっており、今のポンド円は「ドル円70円台からの爆益」二匹目のドジョウを狙うチャンスなのかもしれません。あくまでも個人的な見解です。


1986年からのポンド円チャート


 

昨日から急に気温が低下しまして、昨晩は肌寒く感じるくらいでした。冷房を入れなくても、冷房ガンガンに入れているときと同じくらいで、電気代が安くあがったような得した気分です(笑)。今日明日は、またしても30度を超えるような予報になっておりますが、その後は徐々に気温が下がり、そろそろ秋の気配が感じられるようになりそうです。

最近は「今日は何百人!」と鬼の首を取ったような報道もあまり見かけなくなり、新型コロナウイルスの感染は落ち着いてきているのでしょうか?寒くなりますと、新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザが猛威を振るう可能性もありますし、もし新型コロナウイルスが落ち着いてきているのだとしたら、冬になる前に来る秋だけが、一応ではありますが「安心感をもって出かけられる」久しぶりの機会なのかもしれません。


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2020/09/11 戦績

 2020/09/11 金曜日 戦績

USDJPY         +51,300円

EURUSD        +142,532円

GBPUSD        +497,258円

AUDUSD         +27,663円

NZDUSD         +31,180円

USDCAD         +46,852円

USDCHF         +60,499円

EURJPY        +344,300円

GBPJPY        +926,400円

AUDJPY         +38,400円

NZDJPY         +35,700円

CADJPY         +53,100円

CHFJPY         +89,300円

EURGBP        +140,682円

EURCHF         +21,947円

TOTAL       +2,507,113円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,898,654円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +13,893,774円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +336,712,630円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +530,806,119円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,910,806,134円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

本当に特に何も無かった昨日、ここ最近の様子から、週末になると動き出すニューヨーク時間に若干の値動きを期待はしていたんですが、どうも今週は不発で終わりになったご様子。この⇩ドル円の動かなさ。躍動感の「や」の字も感じません(笑)。

そして、ユーロは前日木曜日にあったECB金融政策発表を愚弄するかのように、完全に行って来いで終わらせた模様⇩

ただし、ポンドだけは我道を貫く姿勢⇩でした。

 


 

昨日は9月11日でした。アメリカとは半日以上の時差がありますので、このブログを公開する12日土曜日の午前中までは前日11日でして、2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生してから19年目となりました。

www.nytimes.com

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事件が発生した当時は私もニューヨークに住んでおりましたが、たまたま出張でニューヨークを離れておりました。もし、普段どおり当時の勤務先に出勤していたとすると、私もあのワールドトレードセンターの崩壊を目の当たりにしていた筈でして、複雑な思いもあります。

最近は、9月11日にあえて重く思わないようにしていたのですが、今年は新型コロナウイルスの問題などもあり、あの時とはまた違った困難ではあるものの、同じような抑圧感を感じます。

人類があらゆる困難を乗り越え、次の世代に命を繋げられるように願ってやみません。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド8月
0730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
(BusinessNZ発表)
59.0
58.8
50.7
日本国8月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業物価指数(前比) +0.6% +0.2% +0.2%
企業物価指数(前比)  -0.9%  -0.5%  -0.5%
日本国第3四半期(7-9月)
0850JST
前回調査
現状判断
前回調査
見通し
結果
法人企業景気予測調査
現状判断(大企業・全産業)
-47.6  -6.6 +2.0
法人企業景気予測調査
現状判断(大企業・製造業)
-52.3  -7.9 +0.1
法人企業景気予測調査
現状判断(大企業・非製造業)
-45.3  -6.0 +2.9
英国7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+8.7% +6.7% +6.6%
国内総生産(GDP)
(前比)
-16.8% -11.3% -11.7%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
-20.4%  -7.5%  -7.6%
英国7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +39.02億ポンド
+53.36億ポンド
+12.00億ポンド +10.74億ポンド
貿易収支(サービス除く)  -65.50億ポンド
 -51.16億ポンド
 -69.00億ポンド  -86.35億ポンド
貿易収支(EU以外)  -11.55億ポンド
 +2.96億ポンド
 -15.60億ポンド  -23.63億ポンド
英国7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 +9.3%  +4.0%  +5.2%
鉱工業生産指数
(前比)
 -12.5%  -8.9%  -7.8%
製造業生産指数
(前比)
+11.0%  +5.0%  +6.3%
製造業生産指数
(前比)
 -14.6%  -10.5%  -9.4%
建設業生産指数
(前比)
+23.5% +10.5% +17.6%
建設業生産指数
(前比)
 -24.8%  -16.4%  -12.7%
サービス業指数
(前比)
 +7.7%  +6.1%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
 -19.9%  -8.1%
ドイツ8月
1500JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.1%  -0.1%  -0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0%   0.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.2%  -0.2%  -0.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.1%  -0.1%  -0.1%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比) +0.5%  -0.4%
卸売物価指数(前比)  -2.6%  -2.2%
スペイン8月
1600JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0%   0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.5%  -0.5%  -0.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
  0.0%   0.0%   0.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.6%  -0.6%  -0.6%
スペイン7月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
-14.3%
-14.0%
 -9.9%  -6.4%
中国8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
人民元新規貸出   9927億CNY 1兆2500億CNY 1兆2800億CNY
ファイナンス規模 1兆6940億CNY
1兆6900億CNY
2兆5850億CNY 3兆5800億CNY
中国8月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比)  +9.9%
 +9.0%
 +9.6%  +9.4%
マネーサプライM1(前比)  +6.9%  +7.0%  +8.0%
マネーサプライM2(前比) +10.7% +10.7% +10.4%
中国8月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対外直接投資
(前比)
+634.7億CNY +841.3億CNY
対外直接投資
(前比)
+15.8% +18.7%
中国 年初来(1-8月)
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対外直接投資
(前比)
 +0.5%  +2.6%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.6% +0.3% +0.4%
消費者物価指数(前比) +1.0% +1.2% +1.3%
消費者物価指数コア(前比) +0.6% +0.2% +0.4%
消費者物価指数コア(前比) +1.6% +1.6% +1.7%
カナダ第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率 +79.8% +70.2% +70.3%

 


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2020/09/10 戦績

 2020/09/10 木曜日 戦績

USDJPY         +87,400円

EURUSD        +186,472円

GBPUSD        +350,439円

AUDUSD         +36,073円

NZDUSD         +39,266円

USDCAD         +79,506円

USDCHF         +91,269円

EURJPY        +252,600円

GBPJPY        +508,800円

AUDJPY         +58,100円

NZDJPY         +54,000円

CADJPY         +40,400円

CHFJPY        +132,700円

EURGBP        +115,992円

EURCHF         +38,101円

TOTAL       +2,071,118円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,391,541円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +11,386,661円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +334,205,517円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +528,299,006円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,908,299,021円

 

昨日午後8時45分、欧州中央銀行ECBが今後の金融政策について声明文を発表しまして、政策金利については事前の市場予想通り据え置きのゼロパーセント運用とし、政策金利以外の金融政策についても概ね現状維持と言う結果となりました。 

欧州中央銀行(ECB)
09/10 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
0.00% 0.00% 0.00%

www.bloomberg.co.jp

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事前にブルームバーグがユーロ高に対してECBがなんらかのアクションを起こすのではないか?と煽るだけ煽っておりましたが、金融政策発表の段階では何も見当たらず、さすが西の飛ばし屋ブルームバーグと言われるだけあります(笑)。東の飛ばし屋は日本経済新聞でして、ちなみにコレ言ってるの私だけですけど。

www.bloomberg.co.jp

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そうなりますと、いつものように午後8時45分の声明文発表では市場は動けず、45分後からのECB総裁会見に賭けることとなります。

ユーロについて話し合ったが、ご存じのようにわれわれは価格を目標としていない。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

その結果は、この⇧煮えたか焼けたか分からないような微妙な発言でして、上の記事をまとめたロイター的には「欧州中央銀行(ECB)は10日の定例理事会で主要な政策変更を見送った。景気回復が勢いを失い、ユーロ高がインフレ期待を弱めていることから、刺激策を今後拡大するとみられる。」と、まるで感想文のような記事になっておりました。

まあ、ユーロ高牽制発言がECB高官やEU高官から随分と出ていたため、月曜日のブログでユーロ高に触れる可能性を私なんかでも書いているくらいです。

最近はECB高官からユーロ高についてチラチラと遠回しな言及があるため、もしかしたら金融政策理事会でユーロ高が議題に出る可能性もあるかもしれません。その場合でも、スイス中銀のように不満を全力でぶつけて来たり介入も辞さないとか言ってくる事は考えられず、まずは「注視している」くらいの発言からになるであろうかとは思います。

fxse.hatenablog.jp

いまここで、金融政策理事会でユーロ高についてシッカリ触れてしまうと、市場が極端に反応してしまい、通貨としてのユーロだけの動きで終わってしまい、株価も含め他のユーロ圏経済への「ユーロ高で発生していたマイナス影響」を十分に吸収できないままユーロ安になってしまうのを懸念して、今回は「ユーロについて話し合った」と言うところで終わりにしたのかもしれません。

もちろん、市場の皆さんはそんな事情なんてお構いなしですので、特にユーロ高への指摘が金融政策理事会で無いのなら我慢せずにユーロ買うだけでして、

最近は随分と頑張ってユーロも下がっていたのに、台無しのご様子です。

 

通貨高牽制とか、そう言うところは日銀とか上手ですよね。やはり、一度でも「徹底的にやる」と言う行動を示しておきますと、ちょろちょろっと口先だけで介入したとしても、「もしかしたら日銀だったらヤルかも」と思わせる事ができます。普段は「ふふふふ」とか笑っていても、我らが黒田総裁はヤルときはヤリますから。現状のドル円のレンジ内上下運動は、そのヤルときはヤルの弊害なのかもしれませんけど。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

欧州中央銀行(ECB)
09/10 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
  0.00%   0.00%   0.00%
限界貸付ファシリティー金利
(貸出金利)
+0.25% +0.25% +0.25%
預金ファシリティー金利
(預入金利)
 -0.50%  -0.50%  -0.50%

 

ニュージーランド8月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
(前比)
 +1.2%
 +1.1%
 -7.9%
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
(前比)
+11.4%  -0.8%
英国8月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
+13
+12
+25 +44
日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比) -7.6% +1.9% +6.3%
機械受注(前比) -22.5% -18.31% -16.2%
オーストラリア9月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者期待インフレ指数 3.3% 3.3% 3.1%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
最終需要(前比)
+0.6% +0.2% +0.3%
生産者物価指数
最終需要(前比)
 -0.4%  -0.3%  -0.2%
生産者物価指数
コア(前比)
+0.5% +0.2% +0.4%
生産者物価指数
コア(前比)
+0.3% +0.3% +0.6%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  88.4万件
 88.1万件
 84.6万件  88.4万件
失業保険継続受給件数 1329.2万件
 1325.4万件
1295.0万件 1338.5万件
米国7月
2300JST
前回値 市場予想
(先行発表値)
結果
卸売在庫(前比)  -1.4%  -0.1%  -0.3%
米国7月
2300JST
前回値 市場予想 結果
卸売売上高(前比) +9.0%
+8.8%
+2.8% +4.6%

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(09/04分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)   +35Bcf   +68Bcf   +70Bcf

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(09/04分)

2400JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -936.2万バレル   +203.3万バレル  
ガソリン在庫(前比) -432.0万バレル   -295.4万バレル  
中間留分在庫(前比) -167.6万バレル   -167.5万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +11.0万バレル   +183.8万バレル  
原油輸入量(前比) -65.5万バレル   +58.1万バレル  

 


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2020/09/09 戦績

 2020/09/09 水曜日 戦績

USDJPY         +61,700円

EURUSD         +85,631円

GBPUSD        +626,088円

AUDUSD         +18,906円

NZDUSD         +25,381円

USDCAD        +113,426円

USDCHF         +32,895円

EURJPY        +166,200円

GBPJPY      +1,211,600円

AUDJPY         +37,300円

NZDJPY         +43,500円

CADJPY        +100,600円

CHFJPY         +66,100円

EURGBP         +87,769円

EURCHF         +23,025円

TOTAL       +2,700,121円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,320,423円

 

月間戦績(09月)

TOTAL       +9,315,543円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +332,134,399円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +526,227,888円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,906,227,903円

 

9月に入ってからのポンド大廉売は、本当お見事としか言いようがない感じで、今週も初っ端から飛ばしてくれておりまして、動きが少ない外国為替市場の中で、ポンドだけが頼みの綱と言った日も近頃は多くあります。

昨日、ニューヨーク時間にこんなニュースが伝わり、若干値を戻しておりました。

EU will not seek to suspend Brexit talks over new British bill

英国のアノ法案を受けても、EUは交渉のテーブルから降りず

www.reuters.com

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別に英国も交渉を中止させるとか終了させるとか言っているわけではありませんが、交渉が決裂しても構わないとの姿勢を押し出した事に対するEU側のアクションが「交渉は続ける」と言うだけと言う事で、市場の皆さんは「英国の勝ち」を感じ取ったのでしょう。

 

昨日午後11時、カナダ中銀のカナダ銀行が今後の金融政策を発表しまして、政策金利は事前の市場予想通り据え置き⇩

カナダ銀行(中央銀行)
09/09 2300JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

今後の金融政策を決定した声明においても、ほぼ現状維持の内容でした。

jp.reuters.com

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これを受け、発表直後には目立った動きが無かったものの、その後は加ドルが一応は買われ昨日の最高値を更新したような感じではあるんです、が、

昨日は発表前から外国為替市場全体が米ドル売りの流れになっており、加ドルも対米ドルでズルズルと買われておりました。そんな中での金融政策発表でして、深夜0時に向かっての対米ドルでの上昇は別に加ドルだけに限った事ではなく、どの通貨に対しても米ドルが値を下げていたような感じです。また、株式では、トロント総合指数が上昇と言った報道もあったようですが、前日比では確かに上昇したものの、日本時間で午後10時半の市場開始から前日比で上げておりまして、午後11時の金融政策発表を過ぎてから上昇が止まりました。 市場参加者の皆さん的には、今回のカナダ銀行の金融政策発表はスルーだったと言えそうです。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

NZL第2四半期(4-6月)
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業売上高
(前比)
  0.0% -11.9%
製造業売上高
(前比)
 -1.8%
 -1.7%
-12.2%
日本国8月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
 +7.9%  +8.1%  +8.6%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +9.9%
 +9.7%
+11.7%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
 +6.5%  +6.7%  +7.1%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +8.9%
 +8.6%
 +9.5%
マネーストックCD(速報値)
季節調整なし(前比)
 -6.1%
 -6.3%
 -5.2%
広義流動性(速報値)
季節調整前(前比)
 +4.8%  +5.3%
広義流動性(速報値)
季節調整済(前比)
 +6.8%
 +6.7%
 +8.3%
広義流動性(速報値)
平均残高・季節調整済
1894兆4千億円
1894兆8千億円
1907兆1千億円
オーストラリア9月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数  +79.5  +93.8
消費者信頼感指数(前比)  -9.5% +18.0%
ニュージーランド9月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ANZ 景況指数
(速報値)
-41.8
-42.4
-26.0
ANZ 業況指数
(速報値)
-17.5  -9.9
オーストラリア7月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン残高
(前比)
 +6.2%  +2.0%  +8.9%
住宅ローン残高
居住用物件(前比)
 +5.5%  +3.5% +10.7%
住宅ローン残高
投資用物件(前比)
 +8.1%  +4.6% +3.5%
中国8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.6% +0.4% +0.4%
消費者物価指数(前比) +2.7% +2.4% +2.4%
中国8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.4% +0.3% +0.3%
生産者物価指数(前比)  -2.4%  -1.9%  -2.0%
スイス8月
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 3.2% 3.3% 3.3%
失業率(季節調整済み) 3.4%
3.3%
3.4% 3.4%
日本国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
 -31.1%  -23.3%
カナダ8月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数 24.54万件
24.56万件
22.00万件 26.24万件

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2020/09/08 戦績

 2020/09/08 火曜日 戦績

USDJPY         +52,600円

EURUSD         +73,097円

GBPUSD        +148,725円

AUDUSD          +9,492円

NZDUSD         +13,882円

USDCAD         +63,115円

USDCHF         +39,202円

EURJPY        +130,600円

GBPJPY        +435,200円

AUDJPY         +28,100円

NZDJPY         +37,600円

CADJPY         +74,200円

CHFJPY         +44,300円

EURGBP         +61,396円

EURCHF         +14,743円

TOTAL       +1,226,252円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,620,302円

 

月間戦績(09月)

TOTAL       +6,615,422円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +329,434,278円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +523,527,767円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,903,527,782円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

「指標で動けない、政治的な挑発発言もない、大きなイベントもない」そんな中でジリジリ動いていた外国為替市場参加者の皆さんが遂に我慢の限界になったのか、アメリカさんが三連休明けの昨日、ニューヨーク時間早朝になる夜9時過ぎから久しぶりに「円買い&ドル買い」の同時無双が発生しまして、どの通貨ペアも激動。特にブリグジット関連で前日月曜日から単騎で頑張っておりましたポンドは対円・対ドルともに頑張ってくれておりました。

株式市場の下落が先なのか、原油の下落が原因なのか、為替主導なのか分かりませんが、それぞれの立場で「自分たちの市場以外のところから誘引された値動き」と言われると漠然と「そうなのか」と思ってしまうところが不思議です。

 

昨日、こんなニュースがありました⇩

www.bloomberg.co.jp

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内容自体はハードブリグジットに備えて、既に昨年2019年10月に合意済みの北アイルランドとアイルランド間における輸出入手続きに関する協定、いわゆる北アイルランドプロトコルを一方的に破棄できるように準備すると言うもので、これに対し、与党側である英国の元首相テリーザ・メイ議員からこんな発言がありました⇩

How can the Government reassure future international partners that the UK can be trusted to abide by the legal obligations of the agreements it signs?

政府はどのようにして、将来の国際的なパートナーに、英国が署名した協定の法的義務を遵守することを信頼できると安心させることができるのでしょう?

www.express.co.uk

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前日月曜日にも英環境食料地域農務省のジョージ・ユースティス大臣が「我々はゴールポストを動かさない!」とか発言をしておりまして、これ、日本人の心にグッと刺さるようにワザとやってませんかね?(笑)。

まあそれは半分冗談なんですが、結局は、国際間の信頼を得ると言うのは「ゴールポスト動かさない」とか「一度決めた条約や協定は一方的に破棄しない」とか、当たり前の事をしましょうって事なんでしょう。もちろん、不平等な条約であったりした場合には国際世論にまで判断を仰ぐことも辞さず、場合によっては破棄もやむを得ないと認められる事もあるのでしょう。また、今回の北アイルランドプロトコルに関して、メイ元首相が言っているのは方法論であって、仮にハードブリグジットとなった場合でも絶対に遵守しろと言うものでもありません。 

先月8月に概ね合意となっておりました日英通商協議ですが、あと少し残っているチーズなどの農産物の話し合いも実務者レベルでは進んでいるようでして、今週中にも合意完了する見込みとの報道も出てきております⇩

www.express.co.uk

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ジョンソン首相にとっても、現状の苦しいEUとの協議の最中に、なんとかして実績を作りたいと言う意向もあるでしょう。それに、日本の政権交代前に済ませませんと不確実な要素が出てくる可能性もあります。また、報道によりますと政権交代前での合意完了は日本側の意向でもあると言う事ですが、これはどうなんでしょう?新首相の手柄とするために先送りする可能性もゼロでは無く、だとしたら英国が警戒して早く決めたいと言う方が大きいように思えます。

例の英連邦とアメリカによる諜報協定、いわゆるファイブアイズに日本が加わるように積極的に後援しているのも英国です。一方で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)へ積極的に英国を招致しているのは日本です。過去、日英間には戦争で埋められないほどの溝ができた時期もありましたが、長い年月をかけ、お互いに信頼しあえる程になってきました。「やれゴールポストだ、やれ条約破棄だ」と、お互いを貶め合うような状況になりませんよう、今後はますます強い絆で結ばれて、お互いの利益となる関係を高めていきたいものです。政府や外務省だけの仕事でも責任でもなく、日本・英国それぞれの国民の責任でもあり、義務でもあると思ってます。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

英国8月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比)  +4.3%  +3.8%  +4.7%
日本国7月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
+13.0%  -6.5%
家計調査・消費支出
(前比)
 -1.2%  -3.7%  -7.6%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
+15.6%  +9.2%
日本国7月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -2.0%
 -1.7%
 -1.5%  -1.3%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -2.1%
 -1.9%
 -1.6%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
 -4.0%
 -4.1%
 -2.4%
日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -773億円  +1821億円  +1373億円 
経常収支・季節調整 +1675億円  +1兆8680億円  +1兆4683億円 
経常収支・季節調整 +1兆0492億円  +1兆4401億円  +9642億円 
日本国第2四半期(4-6月)
0850JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -7.8%  -8.0%  -7.9%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
-27.8% -28.5% -28.1%
GDP個人消費・確定値
(前比)
 -8.2%  -8.2%  -7.9%
GDPデフレーター・確定値
(前比)
+1.5% +1.5% +1.3%
オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断) -14  -8
NAB企業景況感(現況判断)   0  -6
日本国8月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
41.1 41.3 43.9
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
36.0 39.1 42.4
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数
(前比)
 -2.0%  -0.6%  -0.9%
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)確定値
 -0.6%  -0.6%  -0.8%
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +155億ユーロ
+156億ユーロ
+160億ユーロ +192億ユーロ
貿易収支・季節調整 +145億ユーロ +160億ユーロ +180億ユーロ
経常収支 +204億ユーロ
+224億ユーロ
+229億ユーロ +200億ユーロ
フランス7月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -80.57億ユーロ
 -79.55億ユーロ
 -62.11億ユーロ  -69.94億ユーロ
経常収支  -86.26億ユーロ
 -84.09億ユーロ
 -12.00億ユーロ  -62.38億ユーロ
ユーロ圏第2四半期(4-6月)
1800JST
前回値
(改定値)
市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
-12.1% -12.1% -11.8%
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
-15.0% -15.0% -14.7%
ユーロ圏第2四半期(4-6月)
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
確定値(前比)
 -2.8%  -2.8%  -2.9%
雇用者数
確定値(前比)
 -2.9%  -2.9%  -3.1%
イタリア7月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
+10.2%
+12.1%
 +5.1%  -2.2%
小売売上高・速報値
(前比)
 -2.4%
 -2.2%
 -0.2%  -7.2%
米国8月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感  98.8  99.0 100.2

 


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