FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/09/10 戦績

 2020/09/10 木曜日 戦績

USDJPY         +87,400円

EURUSD        +186,472円

GBPUSD        +350,439円

AUDUSD         +36,073円

NZDUSD         +39,266円

USDCAD         +79,506円

USDCHF         +91,269円

EURJPY        +252,600円

GBPJPY        +508,800円

AUDJPY         +58,100円

NZDJPY         +54,000円

CADJPY         +40,400円

CHFJPY        +132,700円

EURGBP        +115,992円

EURCHF         +38,101円

TOTAL       +2,071,118円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,391,541円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +11,386,661円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +334,205,517円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +528,299,006円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,908,299,021円

 

昨日午後8時45分、欧州中央銀行ECBが今後の金融政策について声明文を発表しまして、政策金利については事前の市場予想通り据え置きのゼロパーセント運用とし、政策金利以外の金融政策についても概ね現状維持と言う結果となりました。 

欧州中央銀行(ECB)
09/10 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
0.00% 0.00% 0.00%

www.bloomberg.co.jp

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事前にブルームバーグがユーロ高に対してECBがなんらかのアクションを起こすのではないか?と煽るだけ煽っておりましたが、金融政策発表の段階では何も見当たらず、さすが西の飛ばし屋ブルームバーグと言われるだけあります(笑)。東の飛ばし屋は日本経済新聞でして、ちなみにコレ言ってるの私だけですけど。

www.bloomberg.co.jp

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そうなりますと、いつものように午後8時45分の声明文発表では市場は動けず、45分後からのECB総裁会見に賭けることとなります。

ユーロについて話し合ったが、ご存じのようにわれわれは価格を目標としていない。

jp.reuters.com

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その結果は、この⇧煮えたか焼けたか分からないような微妙な発言でして、上の記事をまとめたロイター的には「欧州中央銀行(ECB)は10日の定例理事会で主要な政策変更を見送った。景気回復が勢いを失い、ユーロ高がインフレ期待を弱めていることから、刺激策を今後拡大するとみられる。」と、まるで感想文のような記事になっておりました。

まあ、ユーロ高牽制発言がECB高官やEU高官から随分と出ていたため、月曜日のブログでユーロ高に触れる可能性を私なんかでも書いているくらいです。

最近はECB高官からユーロ高についてチラチラと遠回しな言及があるため、もしかしたら金融政策理事会でユーロ高が議題に出る可能性もあるかもしれません。その場合でも、スイス中銀のように不満を全力でぶつけて来たり介入も辞さないとか言ってくる事は考えられず、まずは「注視している」くらいの発言からになるであろうかとは思います。

fxse.hatenablog.jp

いまここで、金融政策理事会でユーロ高についてシッカリ触れてしまうと、市場が極端に反応してしまい、通貨としてのユーロだけの動きで終わってしまい、株価も含め他のユーロ圏経済への「ユーロ高で発生していたマイナス影響」を十分に吸収できないままユーロ安になってしまうのを懸念して、今回は「ユーロについて話し合った」と言うところで終わりにしたのかもしれません。

もちろん、市場の皆さんはそんな事情なんてお構いなしですので、特にユーロ高への指摘が金融政策理事会で無いのなら我慢せずにユーロ買うだけでして、

最近は随分と頑張ってユーロも下がっていたのに、台無しのご様子です。

 

通貨高牽制とか、そう言うところは日銀とか上手ですよね。やはり、一度でも「徹底的にやる」と言う行動を示しておきますと、ちょろちょろっと口先だけで介入したとしても、「もしかしたら日銀だったらヤルかも」と思わせる事ができます。普段は「ふふふふ」とか笑っていても、我らが黒田総裁はヤルときはヤリますから。現状のドル円のレンジ内上下運動は、そのヤルときはヤルの弊害なのかもしれませんけど。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

欧州中央銀行(ECB)
09/10 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
  0.00%   0.00%   0.00%
限界貸付ファシリティー金利
(貸出金利)
+0.25% +0.25% +0.25%
預金ファシリティー金利
(預入金利)
 -0.50%  -0.50%  -0.50%

 

ニュージーランド8月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
(前比)
 +1.2%
 +1.1%
 -7.9%
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
(前比)
+11.4%  -0.8%
英国8月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
+13
+12
+25 +44
日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比) -7.6% +1.9% +6.3%
機械受注(前比) -22.5% -18.31% -16.2%
オーストラリア9月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者期待インフレ指数 3.3% 3.3% 3.1%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
最終需要(前比)
+0.6% +0.2% +0.3%
生産者物価指数
最終需要(前比)
 -0.4%  -0.3%  -0.2%
生産者物価指数
コア(前比)
+0.5% +0.2% +0.4%
生産者物価指数
コア(前比)
+0.3% +0.3% +0.6%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  88.4万件
 88.1万件
 84.6万件  88.4万件
失業保険継続受給件数 1329.2万件
 1325.4万件
1295.0万件 1338.5万件
米国7月
2300JST
前回値 市場予想
(先行発表値)
結果
卸売在庫(前比)  -1.4%  -0.1%  -0.3%
米国7月
2300JST
前回値 市場予想 結果
卸売売上高(前比) +9.0%
+8.8%
+2.8% +4.6%

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(09/04分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)   +35Bcf   +68Bcf   +70Bcf

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(09/04分)

2400JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -936.2万バレル   +203.3万バレル  
ガソリン在庫(前比) -432.0万バレル   -295.4万バレル  
中間留分在庫(前比) -167.6万バレル   -167.5万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +11.0万バレル   +183.8万バレル  
原油輸入量(前比) -65.5万バレル   +58.1万バレル  

 


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