FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/09/08 戦績

 2020/09/08 火曜日 戦績

USDJPY         +52,600円

EURUSD         +73,097円

GBPUSD        +148,725円

AUDUSD          +9,492円

NZDUSD         +13,882円

USDCAD         +63,115円

USDCHF         +39,202円

EURJPY        +130,600円

GBPJPY        +435,200円

AUDJPY         +28,100円

NZDJPY         +37,600円

CADJPY         +74,200円

CHFJPY         +44,300円

EURGBP         +61,396円

EURCHF         +14,743円

TOTAL       +1,226,252円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,620,302円

 

月間戦績(09月)

TOTAL       +6,615,422円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +329,434,278円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +523,527,767円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,903,527,782円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

「指標で動けない、政治的な挑発発言もない、大きなイベントもない」そんな中でジリジリ動いていた外国為替市場参加者の皆さんが遂に我慢の限界になったのか、アメリカさんが三連休明けの昨日、ニューヨーク時間早朝になる夜9時過ぎから久しぶりに「円買い&ドル買い」の同時無双が発生しまして、どの通貨ペアも激動。特にブリグジット関連で前日月曜日から単騎で頑張っておりましたポンドは対円・対ドルともに頑張ってくれておりました。

株式市場の下落が先なのか、原油の下落が原因なのか、為替主導なのか分かりませんが、それぞれの立場で「自分たちの市場以外のところから誘引された値動き」と言われると漠然と「そうなのか」と思ってしまうところが不思議です。

 

昨日、こんなニュースがありました⇩

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

内容自体はハードブリグジットに備えて、既に昨年2019年10月に合意済みの北アイルランドとアイルランド間における輸出入手続きに関する協定、いわゆる北アイルランドプロトコルを一方的に破棄できるように準備すると言うもので、これに対し、与党側である英国の元首相テリーザ・メイ議員からこんな発言がありました⇩

How can the Government reassure future international partners that the UK can be trusted to abide by the legal obligations of the agreements it signs?

政府はどのようにして、将来の国際的なパートナーに、英国が署名した協定の法的義務を遵守することを信頼できると安心させることができるのでしょう?

www.express.co.uk

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

前日月曜日にも英環境食料地域農務省のジョージ・ユースティス大臣が「我々はゴールポストを動かさない!」とか発言をしておりまして、これ、日本人の心にグッと刺さるようにワザとやってませんかね?(笑)。

まあそれは半分冗談なんですが、結局は、国際間の信頼を得ると言うのは「ゴールポスト動かさない」とか「一度決めた条約や協定は一方的に破棄しない」とか、当たり前の事をしましょうって事なんでしょう。もちろん、不平等な条約であったりした場合には国際世論にまで判断を仰ぐことも辞さず、場合によっては破棄もやむを得ないと認められる事もあるのでしょう。また、今回の北アイルランドプロトコルに関して、メイ元首相が言っているのは方法論であって、仮にハードブリグジットとなった場合でも絶対に遵守しろと言うものでもありません。 

先月8月に概ね合意となっておりました日英通商協議ですが、あと少し残っているチーズなどの農産物の話し合いも実務者レベルでは進んでいるようでして、今週中にも合意完了する見込みとの報道も出てきております⇩

www.express.co.uk

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ジョンソン首相にとっても、現状の苦しいEUとの協議の最中に、なんとかして実績を作りたいと言う意向もあるでしょう。それに、日本の政権交代前に済ませませんと不確実な要素が出てくる可能性もあります。また、報道によりますと政権交代前での合意完了は日本側の意向でもあると言う事ですが、これはどうなんでしょう?新首相の手柄とするために先送りする可能性もゼロでは無く、だとしたら英国が警戒して早く決めたいと言う方が大きいように思えます。

例の英連邦とアメリカによる諜報協定、いわゆるファイブアイズに日本が加わるように積極的に後援しているのも英国です。一方で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)へ積極的に英国を招致しているのは日本です。過去、日英間には戦争で埋められないほどの溝ができた時期もありましたが、長い年月をかけ、お互いに信頼しあえる程になってきました。「やれゴールポストだ、やれ条約破棄だ」と、お互いを貶め合うような状況になりませんよう、今後はますます強い絆で結ばれて、お互いの利益となる関係を高めていきたいものです。政府や外務省だけの仕事でも責任でもなく、日本・英国それぞれの国民の責任でもあり、義務でもあると思ってます。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

英国8月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比)  +4.3%  +3.8%  +4.7%
日本国7月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
+13.0%  -6.5%
家計調査・消費支出
(前比)
 -1.2%  -3.7%  -7.6%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
+15.6%  +9.2%
日本国7月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -2.0%
 -1.7%
 -1.5%  -1.3%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -2.1%
 -1.9%
 -1.6%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
 -4.0%
 -4.1%
 -2.4%
日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -773億円  +1821億円  +1373億円 
経常収支・季節調整 +1675億円  +1兆8680億円  +1兆4683億円 
経常収支・季節調整 +1兆0492億円  +1兆4401億円  +9642億円 
日本国第2四半期(4-6月)
0850JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -7.8%  -8.0%  -7.9%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
-27.8% -28.5% -28.1%
GDP個人消費・確定値
(前比)
 -8.2%  -8.2%  -7.9%
GDPデフレーター・確定値
(前比)
+1.5% +1.5% +1.3%
オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断) -14  -8
NAB企業景況感(現況判断)   0  -6
日本国8月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
41.1 41.3 43.9
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
36.0 39.1 42.4
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数
(前比)
 -2.0%  -0.6%  -0.9%
フランス第2四半期(4-6月)
1430JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)確定値
 -0.6%  -0.6%  -0.8%
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +155億ユーロ
+156億ユーロ
+160億ユーロ +192億ユーロ
貿易収支・季節調整 +145億ユーロ +160億ユーロ +180億ユーロ
経常収支 +204億ユーロ
+224億ユーロ
+229億ユーロ +200億ユーロ
フランス7月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -80.57億ユーロ
 -79.55億ユーロ
 -62.11億ユーロ  -69.94億ユーロ
経常収支  -86.26億ユーロ
 -84.09億ユーロ
 -12.00億ユーロ  -62.38億ユーロ
ユーロ圏第2四半期(4-6月)
1800JST
前回値
(改定値)
市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
-12.1% -12.1% -11.8%
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
-15.0% -15.0% -14.7%
ユーロ圏第2四半期(4-6月)
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
確定値(前比)
 -2.8%  -2.8%  -2.9%
雇用者数
確定値(前比)
 -2.9%  -2.9%  -3.1%
イタリア7月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
+10.2%
+12.1%
 +5.1%  -2.2%
小売売上高・速報値
(前比)
 -2.4%
 -2.2%
 -0.2%  -7.2%
米国8月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感  98.8  99.0 100.2

 


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