FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/03/30 月曜日

2020年第14週の月曜日です。

本日から欧州が夏時間になっております。正確に言うと昨日29日現地時間早朝2時に夏時間に変更となりまして、指標発表時間など1時間繰り上がるので注意が必要です。冬時間の間は午後7時発表が多かったユーロ圏の指標は午後6時に、ECBの政策金利発表が午後9時45分から午後8時45分へと1時間早くなります。

オセアニア地域が来週から冬時間になるため、今週一週間だけは世界中の主要金融市場の全てが夏時間と言う珍しい週となっております。また、欧州は2021年に実施の夏時間を最後に夏時間廃止を決定しておりますので、欧州の夏時間は今回も含めあと2シーズンだけとなり、将来的には「欧州の夏時間」と言う貴重な経験を今しているのかもしれません。将来に取っておいて価値が上がりそうな何か、ないですかね?ほら、平成の空気缶詰とかもあったでしょう?(笑)。 

 

週初月曜日、午前3時前後から始まったオセアニア時間では、若干の円高スタートだったようです。週末に大きく何かニュースがあったとかではなく、むしろ大きな材料が出なかった事で日本時間で先週26日木曜日に日付が変わった直後くらいから開始した一方的な円買い相場を継続させよう、あるいは継続するだろうと言う予想からの円買いスタートなのでしょう。 

 

そう言えば昨日、また日本海を隔てたあちらの方から何か飛んで来たようです。

www.nikkei.com

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最近非常に多いんですが、これはどう言う事なんでしょうか。まさか年度末で予算消化のためとか言うわけでも無いでしょうし。ちなみに北朝鮮の会計年度は1月から12月までの暦年のようです(CIAのホームーページ情報)。

日本で大規模災害が発生しますと、非常事態時の反応を観察するために近隣東側諸国からあえて領空侵犯をしてくる事がありますが、それと同じように、この新型コロナウイルスが蔓延して対応に追われている西側諸国がどのように反応するのか検証したいだけなのでしょうか。

また、今回は日本のEEZに着弾しなかったようですが、前回の打ち上げで日本のEEZへの着弾したため抗議した事から、今回は気を使ったのでしょうか?何れにせよ、子供の駄々こねと違い、何か言っててくれない事には察する事は出来ませんので、意図をお話しいただければと思うんです。まあ、北朝鮮政府高官の方がこのブログ見てるとは思えませんから、一方的に思ってるだけですけど(笑)。万一、北朝鮮のドメイン .kp のリモートホスト持ってるところからコメントとか頂いても困りますし


 

それでは今週の予定です。まずはその前に、先週も書いたのですが、いまは金融イベントの予定を確認しても意味が無い感じです。中央銀行がどんなに金融政策を頑張っても市場に与える懸念を払拭する事は困難で、各国政府の政治的な対応しか金融市場の混乱を収束させる方法は無い状況です。

今週も、指標を含む金融イベントより、各国政府高官やオフィシャルの発言、さらにメディアが伝える「政府検討段階の噂」も十分に注意していかないとならない事になりそうです。 


とりあえず、いつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。 

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと、日本の皆さんにおなじみなところとしては、本日3月30日月曜日、シンガポールが4月に予定していた会合を前倒しで今後の金融政策を発表します。わざわざアナウンスがあったので、おそらく変更があるのでしょう。シンガポールは政策金利による金融政策は行っていないため、他の国とは違ったどのようなアプローチがあるのか為替取引とか関係なく注目しております。

毎度おなじみエキゾチックカントリーでは30日月曜日ガーナ,キルギスタン、31日火曜日レソト,チリ,ブルガリア、4月2日木曜日エジプト、3日金曜日ルーマニアなどが予定されております。当初3日にインドが予定されておりましたが、先週の緊急会合が予定を繰り上げた会合だったらしく、今週の会合は無いような情報もあります。まあ、インドの会合あってもなくても、もともとインドルピーなんて取引してないので関係ないのですが。

4月1日水曜日午前9時半、豪州中銀RBAが前回3月18日に開催した金融政策会合での議事要旨を公開します。いつもなら、ちょっと気になる議事要旨ですが、緊急利下げが行われても反応が鈍い現状なので、恐らくはスルーになるかとは思います。もしかしたら、NZドル(ニュージーランドドル)とのレート、豪ドルNZドル(AUDNZD)のバランスに少し影響があるかな?とは思っておりますが、その程度でしょう。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日3月30日月曜日午後9時ドイツの消費者物価指数(CPI,HICP)速報値午後11時にアメリカの中古住宅販売保留の発表があります。

明日31日火曜日、午前8時半に日本の失業率、午前10時に中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)の発表がありますが、この中国のPMIはいつものマークイット社のものではなく中国国家統計局の官製データを元にした数値となりますので、より正確と言う見方もできますが、何か底知れぬ大きな力を感じる事ができると言う見方も(笑)。午後3時英国の四半期国内総生産(GDP)がありますが、これも確定値発表なので大きく変化が無ければ何も起こらないのが当たり前、午後4時55分ドイツの失業率など雇用関連指標がこの日の注目となる1つ目の指標となるでしょう。午後6時ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、そして本日のメインイベント午後9時半カナダの国内総生産(GDP)となります。カナダドルは現状で数少ない「指標で動きやすい通貨」になってますので、このGDPにも反応がある事を期待したいと思ってます。

エイプリルフール4月1日水曜日午前8時50分に日銀短観が発表されます。エイプリルフールをトップバッターで飾るのに最適な、冗談のような数値が発表されそうな感じです(笑)。午後3時ドイツの月次小売売上高午後6時ユーロ圏の失業率などがありまして、午後9時45分の米ADP社全米雇用レポートが一応は本日のメインイベントになるかと思われます。午後11時に米ISM製造業景況指数の発表が予定されてmす。また、この日はマークイット社の製造業購買担当者景況指数(PMI)確定値の集中発表日となっております。

2日木曜日午後9時半にアメリカの貿易収支、同じく午後9時半にアメリカの週次新規失業保険申請件数の発表があります。先週のセンセーショナルな数字発表から突然世間様の注目を浴びるようになってしまった新規失業保険申請件数ですが、本来は新規での件数より継続受給者の数の方が重要でして、先週の発表直後の値動きとしては市場の皆さんはお分かりになっていたのかと思います。ただ、いつでも市場の皆さんは面白い方、注目が集まる方に流れていく傾向がありまして、今週も同じように冷静に対処できるのかと言えば、大きな数字が出ると反応しやすくなってしまうように思えます。ミニ雇用統計が毎週やって来るようになるのであれば嬉しいので、ここはひとつ高反応してもらえるように願わずにはいられません(笑)。

3日金曜日、この日はマークイット社のサービス業や複合PMI確定値、また国によっては分類の無い全産業PMI確定値の集中発表日となっております。午後6時にユーロ圏の小売売上高、そして今週のメインイベント午後9時半アメリカの雇用統計午後11時に米ISM非製造業景況指数の発表があり、今週は終了です。

今回の雇用統計の雇用者数はマイナスだと予想されておりますので、予想通りであっても、予想と違っていても、さすがに今回ばかりはそれなりに反応があるものかと思われます。もし発表された雇用者数がマイナスではなく、それなりの数字が出た場合には、トランプ大統領の「アメリカの雇用状況は素晴らしい」発言が出るかと思われますので、そちらへの警戒を発表直後からする必要があるでしょう。


 

昨日の東京、ちゃんと雪が降りました。

weathernews.jp

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また、今週はあまり天気が良くないような予報も出ております。

weathernews.jp

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最近、新型コロナウイルスの話題ばかりで、天気の良さを感じる事がなかったように思えます。早く新型コロナウイルスが収束し、天気のいい日には外出を謳歌できるようになりますよう祈っております。なお、新型コロナウイルスが収束しましても、金融市場での高ボラは持続していただけるように、そちらも祈っております(笑)。

今週は年度末の3月末、そして年度始めの4月1日の両方を抱える大変な一週間となります。変なウイルスにも、気持ちにも負けないよう、今週も一週間がんばってまいりましょう。


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2020/03/28 戦績

 2020/03/28 土曜日 戦績

USDJPY        +155,900円

EURUSD        +247,217円

GBPUSD        +312,943円

AUDUSD         +23,543円

NZDUSD         +27,592円

USDCAD         +54,003円

USDCHF         +70,673円

EURJPY         +32,200円

GBPJPY        +116,600円

AUDJPY          +7,600円

NZDJPY          +4,900円

CADJPY         +16,600円

CHFJPY          +8,200円

EURGBP         +31,769円

EURCHF          +4,872円

TOTAL       +1,114,612円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +24,360,181円

 

月間戦績(03月)

TOTAL     +124,759,602円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +181,547,779円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +375,641,268円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,755,641,283円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

信用格付け会社により、各国の格付けが低下させられております。金曜日にも、英国や南アフリカなどが格下げされてました。

www.bloomberg.co.jp

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www.bloomberg.co.jp

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信用格付けって難しいですよね。例えば、どこかの国だけが財政危機状態となった場合には、あきらかにその国の信用が低下したと言えるでしょうが、世界的にほとんどの国が巻き込まれるような状況になった場合には、相対的に見るとどの国の信用もあまり変化が無いとも言えます。

一般的に日本で「リーマンショック」と言われる金融危機を引き起こしたサブプライムローン問題、あの根本原因は「信用格付会社による詐欺」とも言っていい内容でした。当時、本来は非常に低い格付けにすべきだった債券に対して高い信用を与えていたため、それを信用していた金融機関や公的機関、投資家などが騙されていたのです。正直言って、あの時にサブプライムローン問題の原因となった債券へ高い格付けを与えていた信用格付会社は解体すべきだったくらいに私は思っております。会社資産を全て没収するくらいの罰金を課し、あの未曾有の金融危機で負担した公的な資金、パブリックコメントを回収すべきだったと。

国ごとに公開範囲・期間・状況が違う情報を元にしているのに、まるで同じ基準で判断したかのように各国を格付けし、その結果、サブプライムローン問題で直接的に人々を騙し金融危機を作り出した信用格付会社が、再度の金融危機の原因を作り出さない事を願ってます。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年03月24日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 56,528 32,665 +23,863 -9,072
EUR (099741) 152,360 91,070 +61,290 +28,795
GBP (096742) 46,534 35,650 +10,884 -7,756
CAD (090741) 21,323 50,568 -29,245 -19,622
CHF (092741) 10,294 5,403 +4,891 -2,483
AUD (232741) 31,024 56,231 -25,207 +3,526
NZD (112741) 6,993 23,009 -16,016 +4,259
RUB (089741) 7,667 2,701 +4,966 +840
VIX (1170E1) 82,266 100,974 -18,708 +60,779
金Gold (088691) 317,928 29,562 +288,366 +6,450
原油 (067651) 578,366 142,353 +436,013 -4,224

 

IMMポジション(2020年03月17日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 57,286 24,351 +32,935 +24,778
EUR (099741) 147,133 114,638 +32,495 +45,162
GBP (096742) 56,575 37,935 +18,640 -7,688
CAD (090741) 43,114 52,737 -9,623 -7,633
CHF (092741) 13,963 6,589 +7,374 +6,779
AUD (232741) 39,246 67,979 -28,733 +25,280
NZD (112741) 9,976 30,251 -20,275 -4,899
RUB (089741) 8,583 4,457 +4,126 -22,347
VIX (1170E1) 121,542 201,029 -79,487 -16,165
金Gold (088691) 317,405 35,489 +281,916 -17,615
原油 (067651) 572,819 132,582 +440,237 +52,840

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

VIXの売買差引がここまで小さくなるのは非常に珍しい事です。これ、単にVIXが上がる下がるだけで取引しているのではなく、VIX算定の元になっているオプション取引の低下も絡んでます。株式の現物市場的には、オプションや先物の取引がある程度低下する方が現時点の低迷から脱却するのには都合がいいかもしれませんので、いい傾向なのかもしれません。いずれにせよ、いまVIXで小口の売り入れられるところがあったら、入れて放置したい気分なんですが、もし本当に入れたら更に上昇しそうな気がしてなりません。⇦ ワラエナイ


 

東京、朝の段階ですでに雪が降ってきまして、我が家から見える範囲でもうっすらと白くなっております。

www3.nhk.or.jp

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春になる前に、毎年いつも1度はこう言った感じの冬舞い戻りのような事がありますが、今年はこれを切っ掛けに春になってくれればいいなと思います。いや、ぶっちゃけ凄い寒いんで、これを最後にして下さい(笑)。 


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2020/03/27 戦績

 2020/03/27 金曜日 戦績

USDJPY        +618,200円

EURUSD      +1,030,766円

GBPUSD      +2,606,836円

AUDUSD         +64,138円

NZDUSD         +79,404円

USDCAD        +163,228円

USDCHF        +310,285円

EURJPY        +267,000円

GBPJPY        +380,800円

AUDJPY         +41,700円

NZDJPY         +52,200円

CADJPY        +115,500円

CHFJPY         +81,100円

EURGBP         +99,209円

EURCHF         +35,748円

TOTAL       +5,946,114円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +23,245,569円

 

月間戦績(03月)

TOTAL     +123,644,990円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +180,433,167円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +374,526,656円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,754,526,671円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

色々と一方通行な相場展開でして、とりあえず円とポンドのハードカレンシー3位と4位が最強コンビになっており、他は勝ったり負けたりどっちつかずですが、対ドルではほとんどの通貨が一方通行な値動きとなっておりまして、政策や指標を評価しての値動きでは無く何かの恣意が入っているような感じでした。

私としては非常にありがたい相場なんですが、これがいつまで続くのか先が読めない展開です。個人で取引している人たちの最大のメリットは「ここぞ」と言う時にだけ勝負に出る事ができることで、それが今なのかもしれません。ただ、動いている元々の原因がアレなので堂々と喜んでいいのか微妙なところですが。


 

昨日、午後10時にカナダ中銀のカナダ銀行が緊急で金融政策変更を発表し、政策金利を50bp(ベーシスポイント)引き下げ +0.25%としました。3月14日の緊急利下げに続いて今月3回目の利下げです。

カナダ銀行(中央銀行)
03/27 2200JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.75% 0.25%

緊急利下げの必要性(現状の経済的影響)と、米国との金利差を考慮されたのか、発表の少し前くらいからのカナダドル売りをそのまま引き継いたようですが、落ち着いたところで火曜日からの流れであったカナダドル買いに傾斜してしまいました。

 

また、私は普段は意識しないインド中銀の金融政策ですが、昨日緊急で75bpの利下げを行い +4.40%としました。

インド準備銀行(中央銀行)
(RBI)

03/27 1340JST
現状 市場予想 結果
政策レポ金利
(政策金利)
5.15% 4.40%

インドに関しては、3月19日に激しいルピー売りが発生しておりまして、それを抑えるために市場介入だけでは対応しきれず緊急で対策を講じる必要があったようです。

www.bloomberg.co.jp

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緊急利下げを行った直後から再度ルピー売りが入っているようですが、恐らく直前までドル売り介入を行った上で緊急利下げを行い、利下げの効果を測定するためにドル売り介入を一旦停止したのでは無いかと思われます。ずっとドル売りするような余分な外貨は無いでしょうし、あっても勿体ないですからね(笑)。 

 

エマージング(新興国)通貨の下落が最近は激しくなってます。

jp.reuters.com

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新型コロナウイルスが収束し、G7加盟国など先進国が落ち着きを取り戻す頃まで、果たして新興国が持つのかどうか。インドルピーの動きを見ていて一抹の不安を感じました。アジア通貨危機のようなことにならなければいいのですが。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

日本国3月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
東京都(区部)
消費者物価指数
(前比)
+0.4% +0.3% +0.4%
東京都(区部)
消費者物価指数コア
(前比)
+0.5% +0.4% +0.4%
東京都(区部)
消費者物価指数コアコア
(前比)
+0.7% +0.6% +0.7%
中国1-2月*1
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工業部門企業利益(前年比)  -3.3%  -8.0% -38.3%
フランス3月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 104  92 103
イタリア3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Istat企業信頼感指数  98.8
 100.6
 90.0  89.5
Istat消費者信頼感指数 110.9
111.4
100.5 101.0
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人所得(前比) +0.6% +0.4% +0.6%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費支出(前比) +0.2% +0.2% +0.2%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コアPCE価格指数
(前比)
+0.2%
+0.1%
+0.2% +0.2%
コアPCE価格指数
(前比)
+1.7%
+1.6%
+1.7% +1.8%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
PCEデフレーター
(前比)
+0.1% +0.1% +0.1%
PCEデフレーター
(前比)
+1.8%
+1.7%
+1.8% +1.8%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
確定値
 95.9  90.0  89.1

 


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2020/03/26 戦績

 2020/03/26 木曜日 戦績

USDJPY        +288,400円

EURUSD        +513,510円

GBPUSD      +1,249,017円

AUDUSD         +46,818円

NZDUSD         +51,372円

USDCAD        +226,196円

USDCHF        +256,221円

EURJPY        +127,100円

GBPJPY        +972,900円

AUDJPY         +84,400円

NZDJPY        +103,700円

CADJPY        +182,300円

CHFJPY         +40,400円

EURGBP         +72,734円

EURCHF         +24,317円

TOTAL       +4,239,385円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +17,299,455円

 

月間戦績(03月)

TOTAL     +117,698,876円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +174,487,053円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +368,580,542円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,748,580,557円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

ここに来ての強引なドル買いからの転換した売り展開、先月2月19日から円に対してだけ突如強烈にドル高を誘発し、112円を付けたところで急激にドル安に向かったのと同じような匂いを感じます。

そんな動きの理由は何でも付けられます。2月19日から数日の円売りドル高のときは「遂に日本国と日本円の正当な評価が来た」くらいの勢いで書かれてましたが、数日で勢いを失った直後にダウ暴落からの急激な円高を迎え、一瞬で「リスク回避の円買い」とか言われる有様。そんな正当な評価で失落するような通貨、リスク回避で買うんかい!と突っ込まざるをえませんでした(笑)。まあ、記者や専門家と言われる皆さんも、お仕事だから何か書かないとならないと言う大変なところではあるかと思うんですけど。

 

本来の為替レートと言うのは「いくら」なのかと言うのは非常に難しく、取引されている現在の為替レートが適切と言う事はかなり珍しい事です。よく割安なのか割高なのかを評価する時に使われる、BIS国際決済銀行の公表する「実質実効レート(EER) 」と言うものがありまして、2010年を100とした時に今週の月曜日23日現在で円は87.48と割安=円安となっております。購買力平価と言う物価を元にして評価されているため、国力をそのまま比較したものではありませんが、このEERも一つの目安にはなる基準です。ちなみに一番低いのはアルゼンチンで 9.55です(笑)。

為替レートは本当に複雑かつ微妙なバランスで成立してますから、購買力平価=物価だけで値が決まるわけでも、各国の雇用状況だけで決まるわけでも、政策だけで決まるわけでもありません。ついでに言えば、意図して動かそうとしても動きますし、ミセスワタナベが「あら?お安いわね」とポチッとしただけでもカバー連鎖が入れば大き動くわけで、つまり何が原因で現在価格が決まってるのか、何が原因で動くのか、誰にも全く分かりません。

 

昨日午後9時半、毎週発表されるアメリカの新規失業保険申請件数の発表がありました。近年はおよそ20万件前後の事が多く、先週は28万件強と少し多かったのですが、今週は過去に例を見ないほどの多くの申請が予想されておりました。予想する金融機関や労務関係企業によって100万件から250万件程度までバラツキがありましたが、およそ100万件以上だろうと予想されていたところ、なんと328万件(笑)。

新規失業保険申請件数  28.2万件
 28.1万件
150.0万件 328.3万件

他にも午後9時半にはアメリカのいくつかの指標が同時に発表になっておりましたが、国内総生産(GDP)は2回目の改定である確定値、貿易収支は特に目立った動きもなく、大きく為替相場が動くとしたらこの新規失業保険申請件数だけが材料でしたが、一瞬だけ、ドル円ですと僅か20pips程度の反応をしただけで終了しました。

もっとも、元々それほど大きく注目されている指標では無いと言う事と、継続受給者の数がそれほど伸びておらず冷静に見ていると言うのもあるのでしょう。

失業保険継続受給件数 170.2万件
170.1万件
179.1万件 180.3万件

サブプライムローン問題があった頃もこんな300万件を超える新規申請なんてものは見た事がなかったのですが、カチャカチャっと端末叩いて2008年以降のランキングを出してみたところ、今回がブッチギリのナンバーワン。次の第2位が2009年4月2日発表の66万9千件、そこから50万件を超えている週は第54位2009年11月19日50万1千件まで続きまして、一つ上の第53位2010年8月19日50万4千件を除き全てが2008年と2009年に集中しておりました。つまり、今回のこの1回だけ見ても、過去の毎週毎週大きく申請されていた頃と比べたら大した影響も無いとも言えるのかもしれません。

 

自分で「驚きの指標結果でも値が動かない驚き」と言いながら「こんな指標結果でも値が動かないのも仕方ない」と結論づけてる意味不明な展開になってますが、結局は「市場が何に注目しているかによって為替相場は決定する」と言いたかったわけです。


 

今週末、関東も天気がひどい事になりそうです。

www.jiji.com

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tenki.jp

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せっかく暖かくなってきましたが、簡単には冬を終わりにさせてもらえないようです。新型コロナウイルスの影響で大変なご時世ですが、天候にも十分にご注意下さい。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

日本国2月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業向けサービス価格指数
(前比)
+2.3% +2.2% +2.1%
フランス3月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業信頼感指数 100.5
102.5
 93.0  98.4
INSEE企業景況総合指数 105.0
105.4
 95.0  94.7
ドイツ4月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数  8.3
 9.8
 7.1  2.7
英国2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +1.1%
+0.9%
+0.2%  -0.3%
小売売上高(前比) +0.9%
+0.8%
+0.8%   0.0%
英国2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比) +1.8%
+1.6%
 -0.2%  -0.5%
コア小売売上高(前比) +1.3%
+1.2%
+1.1% +0.5%
ユーロ圏2月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM3
(前比)
+5.2% +5.2% +5.5%
マネーサプライM1
(前比)
+7.9% +8.1%
米国第4四半期(10-12月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比・年率換算)
+2.1% +2.1% +2.1%
GDP価格指数・確定値
(前比・年率換算)
+1.3% +1.3% +1.4%
GDP個人消費支出・確定値
(前比・年率換算)
+1.7% +1.7% +1.8%
GDPコア個人消費支出・確定値
(前比・年率換算)
+1.2% +1.2% +1.3%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
先行貿易収支
(前比)
-659.0億ドル
-655.0億ドル
-689.0億ドル -598.9億ドル
先行卸売在庫
(前比)
 -0.5%
 -0.4%
 -0.5%
先行小売在庫
(前比)
+0.3%   0.0%
米国 週次
03/26 2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  28.2万件
 28.1万件
150.0万件 328.3万件
失業保険継続受給件数 170.2万件
170.1万件
179.1万件 180.3万件

 

=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(03/20分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)   -9Bcf  -25Bcf  -29Bcf

 


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2020/03/25 戦績

 2020/03/25 水曜日 戦績

USDJPY        +247,900円

EURUSD        +303,732円

GBPUSD      +1,590,454円

AUDUSD         +67,179円

NZDUSD         +55,497円

USDCAD        +171,163円

USDCHF         +46,281円

EURJPY        +162,800円

GBPJPY      +3,281,600円

AUDJPY        +201,900円

NZDJPY        +175,600円

CADJPY         +80,400円

CHFJPY         +62,700円

EURGBP        +124,231円

EURCHF         +16,405円

TOTAL       +6,587,842円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +13,060,070円

 

月間戦績(03月)

TOTAL     +113,459,491円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +170,247,668円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +364,341,157円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,744,341,172円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

前日からの持ち越しポジションの精算を除きますと、ごく一部の狂った通貨ポンドを除き、日々の値動きが上下で 100~150pips 程度に収まってきまして、徐々に落ち着きを取り戻してきてしまった感のある外国為替市場です。ほんと、2日で 500pips とか逝っちゃうポンドを除き(笑)。

連日世界中で株価指数の上昇が凄いですね。それでも、今回の新型コロナウイルスの件で下がり始めたところからしたら戻りはマダマダでして、再度下がったとしても不思議はありません。長期で見ていたのに急上昇で足元がグラつき、短期に飲まれてはなりません。逆に、短期で見ていたのに欲が出てポジション大きなまま長期持ちスタンスに変更したりすると、それもまた危ない橋を渡る事に。私としては、為替は短期、株は中長期スタイルが合っているので、人それぞれ自分自信に合うスタイルを貫く事が、この危険な相場でも利益を出して生き残れる唯一の作戦だと思います。

 

ここ最近、指標なんて無視、中銀が何をしても手を出せないレベルの状況に陥ってまして、政治的な解決を待つしか無い状態となってます。

ファンダメンタルズが通用しないなんて言い方をする方もおられますが、じゃテクニカルが通用するのかと言えば、正直言って既知のテクニカル分析では対応できないような値動きをしているのが現状でしょう。

じゃ、テクニカルでもなくシステムトレードはどうやってるんだ?と思われるかもしれませんが、テクニカルな分析をせず、行った方向に「買え~、やれ~」「売れ~、突撃~」としているだけの、単なる力技でしかありません。ファンダメンタルズトレード、テクニカルトレードのような言い方をするなら、アドホック(やっつけ)トレードと言った感じでしょうか。

私としても「なんで数字が上がってるのか」あるいは「なんでボラが高いままなのか」なんて説明のしようもなく、いつものように偉そうに市場の解説をする事もできません(笑)。


 

それでもいつもと同じように、指標の結果だけは貼っておきます。

なんでアメリカの耐久財受注は大幅に伸びてるのか、わけわかりません。来月とかにチャラっとマイナス修正したりするんですかね?いや、ありえるのが怖い。

ニュージーランド2月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -4.14億NZドル
 -3.40億NZドル
+5.25億NZドル +5.94億NZドル
オーストラリア2月
0900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
インターネット求人数
(前比)
 -0.3%
+0.7%
 -0.2%
英国2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数
(前比)
 -0.3% +0.3% +0.4%
消費者物価指数
(前比)
+1.8% +1.7% +1.7%
消費者物価指数コア(前比) +1.6% +1.5% +1.7%
英国2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売物価指数 290.6 292.3 292.0
小売物価指数
(前比)
 -0.4% +0.5% +0.5%
小売物価指数
(前比)
+2.7% +2.5% +2.5%
英国2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
(前比)
+0.2%
+0.3%
  0.0%  -0.3%
生産者物価指数
(前比)
+1.0%
+1.1%
+0.9% +0.4%
英国2月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数コア
(前比)
+0.1%   0.0%  -0.1%
生産者物価指数コア
(前比)
+0.7% +0.5% +0.4%
ドイツ3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ifo企業景況感指数
確定値
 87.7  86.1
Ifo企業現況指数
確定値
 93.8  93.0
Ifo企業期待指数
確定値
 82.0  79.7
スイス3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW/期待指数  +7.7 -45.8
英国3月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI流通業売上指数  +1  -15   -3
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
耐久財受注
(前比)速報値
+0.1%
 -0.2%
 -1.0% +1.2%
耐久財受注・輸送機器除く
(前比)速報値
+0.6%
+0.9%
 -0.4%  -0.6%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非軍事資本財受注
航空機除く(前比)速報値
+1.0%
+1.1%
 -0.3%  -0.8%
非軍事資本財出荷
航空機除く(前比)速報値
+1.1% +0.1%  -0.7%
米国1月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
FHFA住宅価格指数(前比) +0.6% +0.4% +0.3%

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(03/20分)

2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +195.4万バレル   +162.3万バレル  
ガソリン在庫(前比) -618.0万バレル   -153.7万バレル  
中間留分在庫(前比) -294.0万バレル   -67.8万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +56.3万バレル   +85.8万バレル  
原油輸入量(前比) -84.1万バレル   +10.6万バレル  

 


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