FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/07/24 月曜日

なんとまあ、もう7月最終週です。7月が今週で終わりなんですよ!正確に言えば、7月31日が月曜日ですので、本来の最終週ではありませんが、やはり米雇用統計がある週が月初週でその前週が月末週という感覚があります。指標などは完璧にそのスタイルですので、欧州のPMIや米耐久財受注などの比較的重要な指標もあるものの、総じて指標が引き起こす市場の混乱は少なそうです。 

問題は、会合とか会見とか講演とかの要人発言、それと突発する地政学的リスクでしょうか。今日は早速OPECと非OPEC加盟国の閣僚会談とか誰かがセッティングしたらしく、英語的に言えばアレンジなんですが、余計なことしやがって(笑)。原油が動くと資源国通貨が同時に動くもんで、あまりにも動くと対米ドルにも影響が出てきてしまいます。ボラが上がるという意味では構わないのですが、どうせ動く時は悪い影響がある時でしょうから何とも言えません(汗)。

 

そして、今週の最大のイベントと言えば、日本時間で27日木曜日早朝3時にあります、FOMCの金融政策発表です。政策金利だけではありませんので、政策金利発表というFXブローカーの指標一覧の書き方は間違っているのですが、FXやられている皆さんは政策金利しか興味がないのでしょうかね。そもそも、指標として扱われるのがどうかとも思うのですが、まあ、それもどうでもいいや(笑)。 

今回、7月21日現在のFF金利据え置きに対する市場の折込度は、99.9%に到達しておりますので、金利据え置きでは何も変化は無いと思われます。今後どうなるのか、そこが重要でして、それはFOMCの結果を伝えるサマリーに散りばめられているわけです。前回、前々回と違う言い回し、単語、言い換え、それら全てがメッセージです。よく私がFOMC終了後のサマリー、日本語では要約となりますが、それをブログで掲載しているのもそのためでして、自分自身に対して「ちゃんと見るように」と言い聞かせる意味もございます。

 

あともう一点、日本時間で28日金曜日の早朝2時に米7年債の入札がございまして、前々日26日、前日25日のそれぞれ同じ時間にも2年債と5年債の入札があるんですが、今回の10年以下の短期債の中では、当たり前ですが7年債が一番長期債でして、前回の6月には最高落札額がWI取引と言われる前日の取引を1ベーシスポイント近く上昇した価格になってまして、その前5月は逆に1ベーシスポイント下落して入札されてるんです。細かいことはおいておきまして、とりあえず注目してます(笑)。

 


 

子供たちが夏休みに入りまして、普段は学校に行っている子供たちが家におりますと何かと大変かと思います。小学生のうちは一人で家に残せなかったり、中高生になると別の心配が出てきたり。そう言う部分、親だけではなく社会全体で対応できることが重要だと思うのですが、私でもそう思うのですから世の中では当然昔から言われているでしょう。そのうち誰かではなく、そろそろ誰か、その誰かの中に自分が入れないか考える時期なのかもしれません。

さあ、子供たちに負けないように、元気に今週も頑張ってましょう。 

 

 


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2017/07/22 戦績

 2017/07/22 土曜日 戦績

USDJPY        +145,600円

EURUSD         +63,806円

GBPUSD         +29,510円

AUDUSD          +2,109円

USDCAD         +18,633円

EURJPY        +107,700円

GBPJPY         +85,100円

EURGBP          +5,999円

TOTAL         +458,457円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +9,054,129円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +20,935,654円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +206,432,859円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +749,590,786円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。

 


 

どうも、アメリカの政局が不安定ですねえ。今度はショーンスパイサー氏が報道官を辞任と言う事でして、もともとショーン氏はトランプ氏が大統領に就任以前から幾度となくその発言や態度に批判的な立場を取っておりましたので、逆に就任を聞いた時に「なぜ?」と思ったのですが、人材不足でなかなか大変なのでしょう。

直接の辞任理由としては、報道官と兼職していた広報部長の後任にゴールドマンサックス出身で、ヘッジファンドの創業者アンソニースカラミッチ氏が内定した事に抗議してとの事ですが、それだけでは無さそうです。もともと、このスカラミッチ氏はトランプ氏が大統領に就任した際に顧問とか言うよく分からない役職に就任すると言われていたのが、自身が創業したヘッジファンドの倫理上の問題で白紙になったりとかがあった方ですので、辞任理由とするには最適だったんだとは思います。

ちなみに、ショーン氏の本業であった報道官の方は、繰り上がり人事でサラサンダース氏が就任するそうですが、彼女、実は元アーカンソー州知事で何度も大統領選に出馬しているマイクハッカビー氏の実の娘さん(汗)。まあ、別にアメリカさんの事ですからいいんですけど。

 

 

オーストラリアではそんなアメリカさんとは逆に、突如何かのスイッチが入ったかのように豪州中銀 RBAの面々が金曜日の講演にて、随分と強気かつ具体的な発言をして注目しております。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 

過去に何度も RBAの発表を茶化してきた私としましては、今回は割りと突っ込んでる感じの内容に「やればれきる子なんだね~」と、またしても茶化したいのをグッと堪えまして、素直に評価したいと思います。特に住宅価格については、この記事では何度もRBAは指摘とか書かれているのですが、他国の中銀と比べて文言は弱く、また利上げを行えない(or 行わない)状況下ですと、こうやってチクチクして行くしかありません。

豪州の官僚事情はよくわかりませんが、恐らくそれぞれの官庁の独立性が高く、中銀としては住宅価格に特化して突っ込んだ政策がとれず、でも中銀と言う立場で強く口出しも出来ずに、もんもんとしているのでしょうかね。たまにはこうやって、個人的な立場としてでも言った方がいいかと思います。まあ、特に今回は、デベル副総裁が利上げは海外中銀に追従しないと言う発言するからと言うので、セットでブロック総裁補佐の発言になったのかもしれません。

何日か前にも「豪ドルの為替レート落ちねえかなあ」的な発言があったりで、RBAとしては「豪ドルは下落、インフレは継続、給与水準は現状維持、住宅価格は下落、金利は現状維持」そんな玉虫色の経済を願っているのでしょう。すると、今後豪州に対する投資はどのようにしたらいいのか必然と決まってきますね。では、そう言うスタンスでまいりましょうか(笑)。

 


 

そんで、原油は大暴落(笑)。日経先物も2万円台を割り込んで終了し、ダウも寄り付きより上げで頑張ってはいたのですが前日終値に回復する事無く、欧州株も総じて下落して終了。その前まで上げすぎていたと言うのもありますが。

ユーロが上げているのは、正直言って消去法で買える通貨が円かユーロと言う状況になって来てしまっているからだとは思います。円とユーロ、日々の値動きで見ていると若干の上下はあるのですが、日足、週足など大きく見てみますと足踏みしている様子がよく分かります。

 

欧州って広すぎて何があるか分かりませんよね。何があるかって、観光地的に何があるのかとかそう言う事では無くて「いつなんどき、どこでどんな事件や金融的な激震があるか」って方です(笑)。いやあ、笑ってる場合じゃ無くてなんですけど。 

前火曜日現在のシカゴマーカンタイルでの先物ネットポジション、いわゆるIMMポジションですが、昨日発表になりました数値がこんな感じ⇩

日本円 126,919ロット売り越し(前週比 △14,794ロット) ユーロ 91,321ロット買い越し(前週比 +7,533ロット) 英ポンド 16,473ロット売り越し(前週比 +7,665ロット) てな感じでして、よく見て頂いた方にだけお知らせしようかと思いまして、あえて表にせず見にくく書いたわけです。世界の通貨取引量から言えば、円の12万6千ロットの売り越しって、ユーロで言えばどうなるのか。もし、欧州で一気になにかありますと、このバランスが崩れてきた状況では急激な円高が来る可能性もあったりで、当然そうはならない事の方が可能性的には高いのでしょうが、考えてだけ、できれば備えておいた方がいいのかもしれない、の、かな~ みたいな(笑)。いや笑って・・・・・・

 


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2017/07/21 戦績

 2017/07/21 金曜日 戦績

USDJPY        +227,100円

EURUSD        +432,119円

GBPUSD        +106,973円

AUDUSD         +34,785円

USDCAD         +45,603円

EURJPY        +287,600円

GBPJPY        +199,600円

EURGBP         +16,322円

TOTAL       +1,350,102円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,595,672円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +20,477,197円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +205,974,402円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +749,132,329円

 

円がとポンドが買われ、それ以外の通貨は行き着くところまで行ってしまったので不動の地位を得てしまった金曜日(笑)。ユーロなんて前日あそこまで動いてしまったので、1日でわずか 50pips も動いておりませんでした。

昨日の数字、結構行ってる感じなんですが、これ前日からの未精算ポジションの精算が入っているためでして、昨日だけですと本当に大した事ありません。半分も行かないんじゃないかな?

この状況、7月ですし、週末ですし、ドル売り始まった感じ、そして資源が落ち始めたので「そろそろ先物全般ヤバイ感じかねえ」と外出先で話しておりましたら案の定、日付変わって本日の早朝に終了しましたニューヨーク市場での、日経先物も原油も酷いことになっております(汗)。ほんと、この辺りの取引は少々過敏なくらいの方がいいかもしれません。もっと言えば、臆病者と言われるくらいの方がいいかなって。 

 

一週間の総括は明日するとしても、久しぶりに株価も先物も債券も為替も、何もかんも真っ赤っ赤なボードで週末を迎えましたが、

7月ですからね(笑)。

 


 

子供たちが夏休み始まりまして、街中には昨日も随分と子供も、そして子供を連れた大人たちも増えておりました。毎年夏休み中には聞くに堪えない事件事故が発生しますが、今年はそう言うった事が少しでも少なくなりますようにと願います。 

 


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2017/07/20 戦績

 2017/07/20 木曜日 戦績

USDJPY        +243,600円

EURUSD      +2,759,218円

GBPUSD        +176,686円

AUDUSD         +21,003円

USDCAD         +73,228円

EURJPY      +1,724,300円

GBPJPY        +217,100円

EURGBP         +48,108円

TOTAL       +5,263,243円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,245,570円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +19,127,095円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +204,624,300円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +747,782,227円

 

昨日、日銀金融政策決定会合が2日目を終えまして、早々と議事要旨を公開しておりました。よく12時半を超えると重大変更あり、正確には12時24分とも言われますが、もう全然早い12時10分くらいには発表しておりました(笑)。いや、最近どうも発表時間によってオーダー掛けている向きが多いようでして、そんなところは肩透かしを食らったのでは無いかと思います。

まあ、日銀に関しては現状維持の羅列であろうと思っていたので、私としても軽くスルー状態だったわけです。昨日はランチしながら「さて、そろそろどうだ?」とスマホでチェックしたのが12時15分くらいでしたが、もう発表はされてるわ、値動きは無いわで、そのままそっとスマホの画面を消したわけです。先日中古で購入しました 6.8インチフルHD液晶搭載と言う狂った画面サイズのスマホ ZenFone3 Ultra が初めて実戦投入されたと言うのにコノザマです(笑)。ちなみに、かなり美品だったのに 34,800円と破格値でした。怪しいところからの出物で無いといいのですが(汗)。

 

そして迎えた欧州・・・・・・、の、その前に、日本時間で午後5時半に英国の6月小売売上高が発表になりまして、非常に数字が良かった。

英国6月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高
(前月比)
-1.2% +0.4% +0.6%

欧州時間が始まってから売られておりましたポンドですが、この数字で息を吹き返して上昇、したのは一瞬でして、また元の木阿弥と言うか、指標発表から30分もしますと売られまくり(笑)。いや、さすがにこれがCPIでしたら「急上昇真冬の 故意  恋スピードに乗って」しまうくらいなんでしょうが、小売売上高でしかもコアでは無いコミコミ指標ですと、その日の方向感を変えるほどの爆発力はありませんでした(汗)。

 

いよいよ迎えた欧州中央銀行金融政策発表の時、まずは日本時間で午後8時45分に政策金利の据え置きが発表になり、その時点では若干のユーロ売りでした。その後、同じく日本時間で午後9時半からありましたドラギECB総裁の会見におきまして、

秋に決定する。

もう、ユーロ買い。とにかくユーロ買い。ただ、チャートで15分以上足ですと急激な上昇なんですが、実際には非常にゆるやかに買われまして、1分足で見ますとなだらかなんです。ですので、買って、買って、買いまくれたわけでして(笑)。

会見終盤では「テーパリングのシナリオ検討はしていない」と言う、テーパリングそのものでは無く「シナリオ」検討してないと言う引っ掛け発言もあり、やや利益確定も入ったようで戻したのですが、ニューヨーク時間に入りますとドラギ総裁の発言が総合評価され結局はユーロ買い。そして、日本時間で午後9時半にありましたフィラデルフィア連銀製造業指数の数値も悪く、ドル売り連鎖へ突入したわけです。

米国7月 前回値 市場予想(中心値) 結果
フィラデルフィア連銀
製造業景況指数
27.6 23.0 19.5

 

 

今回の発表をするにあたり、サプライズで怒涛のユーロ上げを嫌ったドラギ総裁的には、事前にちょろちょろと発言する事で市場に自分の意思を織り込ませ、昨日の会見を迎えたのであろうと言う事は容易に想像がつくわけです。

結局、その三文芝居に付き合うのか降りるのか、そこがリスクを取りベネフィットを得られるかどうかのポイントだったんでしょうね。あの大根役者め(笑)。

 


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欧州中央銀行金融政策発表を前に

本日7月20日、お昼には日銀金融政策決定会合2日目も無事終わりまして、12時をほんのすこし回ったところで要旨の発表。マイナス金利維持と、長期国債の買い入れも現状維持と言う、予想の王道を行く発表に為替は総スルーでの若干ドル買い円売り、日経平均は前場に引き続き後場も上げてスタートと言う状況でして、全くもって面白く無い展開だったわけです。

実際、そうなるだろうと言う予兆はいくつもございましたので、私も総スルーを決め込みましてランチタイムだったわけですけど(笑)。

 

だが、しかし!今日これからございます欧州中央銀行、ECBの金融政策発表では何かが起こる、いや起こって欲しいと言う事でして、めずらしくそれだけのためにブログエントリーを起こしてみました。新聞社が、号外入れて新聞の発行回数カウント回してるようなものです(笑)。

 

まずは、あと5分ほどで政策金利が発表になり、その後に我らがマリオちゃん、マリオ・ドラギECB総裁の会見が控えております。

小動きながら売られ始めたユーロ、そしてユーロより過敏に売られておりますポンド(笑)。どうなりますやら。

 


【おなじみさん限定】つづきは・・・・・・、 今回はございません(汗)。