FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/07/22 戦績

 2017/07/22 土曜日 戦績

USDJPY        +145,600円

EURUSD         +63,806円

GBPUSD         +29,510円

AUDUSD          +2,109円

USDCAD         +18,633円

EURJPY        +107,700円

GBPJPY         +85,100円

EURGBP          +5,999円

TOTAL         +458,457円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +9,054,129円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +20,935,654円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +206,432,859円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +749,590,786円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。

 


 

どうも、アメリカの政局が不安定ですねえ。今度はショーンスパイサー氏が報道官を辞任と言う事でして、もともとショーン氏はトランプ氏が大統領に就任以前から幾度となくその発言や態度に批判的な立場を取っておりましたので、逆に就任を聞いた時に「なぜ?」と思ったのですが、人材不足でなかなか大変なのでしょう。

直接の辞任理由としては、報道官と兼職していた広報部長の後任にゴールドマンサックス出身で、ヘッジファンドの創業者アンソニースカラミッチ氏が内定した事に抗議してとの事ですが、それだけでは無さそうです。もともと、このスカラミッチ氏はトランプ氏が大統領に就任した際に顧問とか言うよく分からない役職に就任すると言われていたのが、自身が創業したヘッジファンドの倫理上の問題で白紙になったりとかがあった方ですので、辞任理由とするには最適だったんだとは思います。

ちなみに、ショーン氏の本業であった報道官の方は、繰り上がり人事でサラサンダース氏が就任するそうですが、彼女、実は元アーカンソー州知事で何度も大統領選に出馬しているマイクハッカビー氏の実の娘さん(汗)。まあ、別にアメリカさんの事ですからいいんですけど。

 

 

オーストラリアではそんなアメリカさんとは逆に、突如何かのスイッチが入ったかのように豪州中銀 RBAの面々が金曜日の講演にて、随分と強気かつ具体的な発言をして注目しております。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

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過去に何度も RBAの発表を茶化してきた私としましては、今回は割りと突っ込んでる感じの内容に「やればれきる子なんだね~」と、またしても茶化したいのをグッと堪えまして、素直に評価したいと思います。特に住宅価格については、この記事では何度もRBAは指摘とか書かれているのですが、他国の中銀と比べて文言は弱く、また利上げを行えない(or 行わない)状況下ですと、こうやってチクチクして行くしかありません。

豪州の官僚事情はよくわかりませんが、恐らくそれぞれの官庁の独立性が高く、中銀としては住宅価格に特化して突っ込んだ政策がとれず、でも中銀と言う立場で強く口出しも出来ずに、もんもんとしているのでしょうかね。たまにはこうやって、個人的な立場としてでも言った方がいいかと思います。まあ、特に今回は、デベル副総裁が利上げは海外中銀に追従しないと言う発言するからと言うので、セットでブロック総裁補佐の発言になったのかもしれません。

何日か前にも「豪ドルの為替レート落ちねえかなあ」的な発言があったりで、RBAとしては「豪ドルは下落、インフレは継続、給与水準は現状維持、住宅価格は下落、金利は現状維持」そんな玉虫色の経済を願っているのでしょう。すると、今後豪州に対する投資はどのようにしたらいいのか必然と決まってきますね。では、そう言うスタンスでまいりましょうか(笑)。

 


 

そんで、原油は大暴落(笑)。日経先物も2万円台を割り込んで終了し、ダウも寄り付きより上げで頑張ってはいたのですが前日終値に回復する事無く、欧州株も総じて下落して終了。その前まで上げすぎていたと言うのもありますが。

ユーロが上げているのは、正直言って消去法で買える通貨が円かユーロと言う状況になって来てしまっているからだとは思います。円とユーロ、日々の値動きで見ていると若干の上下はあるのですが、日足、週足など大きく見てみますと足踏みしている様子がよく分かります。

 

欧州って広すぎて何があるか分かりませんよね。何があるかって、観光地的に何があるのかとかそう言う事では無くて「いつなんどき、どこでどんな事件や金融的な激震があるか」って方です(笑)。いやあ、笑ってる場合じゃ無くてなんですけど。 

前火曜日現在のシカゴマーカンタイルでの先物ネットポジション、いわゆるIMMポジションですが、昨日発表になりました数値がこんな感じ⇩

日本円 126,919ロット売り越し(前週比 △14,794ロット) ユーロ 91,321ロット買い越し(前週比 +7,533ロット) 英ポンド 16,473ロット売り越し(前週比 +7,665ロット) てな感じでして、よく見て頂いた方にだけお知らせしようかと思いまして、あえて表にせず見にくく書いたわけです。世界の通貨取引量から言えば、円の12万6千ロットの売り越しって、ユーロで言えばどうなるのか。もし、欧州で一気になにかありますと、このバランスが崩れてきた状況では急激な円高が来る可能性もあったりで、当然そうはならない事の方が可能性的には高いのでしょうが、考えてだけ、できれば備えておいた方がいいのかもしれない、の、かな~ みたいな(笑)。いや笑って・・・・・・

 


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