FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2022/02/07 月曜日

2022年第6週の月曜日です。

雇用統計明けの週でもあり、英国と欧州の金融政策発表明けの週でもあり、そして大中華圏における春節連休明けでもある一週間の始まり月曜日となります。

この春節中に北京冬季オリンピックも始まりまして、賛否があるようですが、それは今回の北京冬季オリンピックに限ったことではなく、昨年の東京オリンピックの際にもありましたし、もっと言えば新型コロナウイルスなんて関係無いそれ以前のオリンピックの開催でもあったわけです。国と国の問題や、その他様々な問題はありますが、出場している選手だけは全力で競技に集中できるようにと思います。


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で2月8日火曜日午前7時ホンジュラス,午後9時モルドバ、深夜24時ジンバブエ、9日水曜日(時間未定)ポーランド午後1時半インド,午後4時タイ王国,午後5時半アイスランド,午後10時ルーマニア、10日木曜日(時間未定)タジキスタン,午後4時半インドネシア,午後5時半スウェーデン,午後8時セルビア、11日金曜日午前4時メキシコ,午前8時ペルー,午後7時半ロシアなどが予定されております。日本の皆さんにFX取引でおなじみなところとしては、9日のポーランドとインド、11日のメキシコくらいでしょうか。

 

直接、金融政策とは関係しない注意点としては、とにかくウクライナ情勢と言ったところでしょうか。アメリカが欧州への派兵を決定しております。

www.bbc.com

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金融市場参加者の皆さんは、地政学的なリスクには非常に敏感なため、ちょっとした動きで大きく市場が動くことも多く、特にここは注意しておきたいところです。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日7日月曜日、特に注目の指標は無いのですが、春節連休明けで午前11時45分にマークイット社が発表する中国のサービス業PMIの発表があるくらいでしょうか。

明日8日火曜日午前8時50分に日本の貿易収支(国際収支ベース)が発表になります。日本の貿易収支では、国際収支ベースと通関ベースと言うのが発表されてまして、今回は国際収支ベースの方です。いわゆる世界中で発表されている貿易収支はこの国際収支ベースですので、他国の貿易収支との比較はこの指標となります。また、毎月第二週くらいには各国の貿易収支が集中して発表になりまして、この日も午後4時45分にフランスの貿易収支午後10時半にアメリカの貿易収支、同じく午後10時半にカナダの貿易収支が発表となります。

9日水曜日、この日も目立った指標の無い日でして、午後4時にドイツの貿易収支が発表になるくらいでしょうか。それにしても外国為替市場に影響があるようには思えません。

10日木曜日午後10時にアメリカの消費者物価指数(CPI)が発表になります。突然やって来る大型指標でして、当然今週の注目ナンバーワン指標となってます。しかも木曜日と言う事で、最近の往って来い相場を形成するためには最適な日取り(笑)。今回の注目は、燃油や生鮮食品を除いたコア指数の前年比が6%を超えるかどうかとなってます。各社の予想では「超えない」でして、ギリギリ各社予想の平均値が現状では 5.9%となっているようです(ロイターさんいわく)。

11日金曜日午後4時に英国の2021年第4四半期国内総生産(GDP)速報値鉱工業生産など各種生産指数貿易収支など集中発表があります。特に重要と言うか、もうコレだけと言った感じなのがGDPでして、今回は第4四半期速報値の発表ですので同時に2021年の年計も速報ベースで計算可能です。最近はやたら上昇しているポンドと言う事もあり、非常に注目の指標です。この日はもうアメリカさんの注目指標(官製)はなく、最後、深夜24時にミシガンさんとこのグレートでファンタスティックなアレ速報値があって今週は終了です。


 

大雪が凄いことになっているようでして、


tenki.jp

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あの札幌が麻痺するような大雪とのこと、

www3.nhk.or.jp

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十分にご注意下さいとしか言えなくて心苦しいのですが、安全にお過ごし頂きたいと思います。この寒さと戦うためにも資金力が必要と言うわけでして、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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