FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/11/15 月曜日

2021年第46週の月曜日です。

週明けの月曜日、早朝3時ころからのオセアニア時間は、若干豪ドルやNZドルが安く始まりまして、クロス円でも売られた結果、その時間にあまり動意の無いドル円も引きずられるような格好で円高に向かったようです。⇦ ブログ主の主観です。

 

月半ば、そしてアメリカが感謝祭の前週となっておりまして、積極的な値動きが期待できない週となってます。

今週16日火曜日には、よく言われるヘッジファンドの45日ルール応当日がありますが、IMMポジションの集計日と重なっているため、いつも「45日ルールなんてぷぷぷ(笑) 」とか言っている私でも、今回だけは少し気をつけておきたいように思ってます。人って自分の興味ある事が絡むと、なぜか気になる不思議(笑)。


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと、日本の皆さんにおなじみなところとしては、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で18日木曜日午後8時トルコ,同じく18日木曜日午後10時南アフリカの発表があるくらいでしょうか。トルコはどうするんでしょうかね?前回利下げして、あれだけ「中銀ってレヴェルじゃねえぞ!」言われてて、また今回も1%程度の利下げ予想が出てます。どうせ下げるなら1回は1回とか変な方向に考えがぶっ飛んで、一気に2%くらい下げに出てくるんじゃないかとか、ありえそうじゃないですか?そして、インフレが一気に加速し、大統領の言いなりで利下げしたのにも関わらず「経済おかしくなったから中銀総裁に責任取ってもらう」とか大統領が言い出してまたチェンジ、みたいな? ⇦ ありそうでワラエナイ

それ以外の国としては、16日火曜日午後10時ハンガリー、17日水曜日午前6時半ジャマイカ,午後5時55分アイスランド、18日木曜日午前1時モザンビーク,午後4時フィリピン,午後4時半インドネシアなどが予定されております。

16日火曜日午前9時半に豪州中銀RBAが、豪州中銀RBAが前回11月2日に開催した金融政策委員会での議事要旨を公開します。この回は「来年2022年5月には利上げがあるのではないか?と言う市場の噂を否定し、2024年まで利上げを行わないとの宣言を取り消し=2024年4月より前に利上げを行う意思がある事を明確にした」ある意味では利上げ時期を絞り込んだ発表を行っており、その辺りについてのもう少し細かい言及でも発見できたら・・・・・・、どうだろ?やっぱり、しばらく利上げ無いなら外為市場の皆さん的にはどうでもいいんでしょうかね?(笑)。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が少ないので、若干レベルを落としながら羅列していきます。

本日15日月曜日午前8時50分に日本の四半期国内総生産(GDP)速報値の発表があります。今回、前期比でマイナスとなる市場予想が多くなってまして、前期比がマイナスとなりますと自動的に年率換算もマイナスとなります。また一般紙で、年率換算を前年比と勘違いした記事が出るのか楽しみです(笑)。

明日16日火曜日午後4時に英国の失業率など雇用関連指標の発表があります。英国も金融政策の転換を迫られてまして、雇用指標は一つの重要な目安となります。英中銀(BOE)としては、もう少し現状のまま引っ張りたいように感じまして、雇用指標が若干でも悪化していると「ほら?ほら?まだ引き締めちゃダメ!」と言える、いい口実となるでしょう(笑)。午後10時半にアメリカの小売売上高の発表があります。一昔前は、雇用統計か!小売売上高か!と言われたような全盛期がありましたが、最近では、雇用統計か~、小売売上高か~ と言った「そんなのあったよね」的な感じになってまして、昔も今も同じグループではあるようです(笑)。

17日水曜日午前8時50分に日本の通関ベース貿易収支の発表があります。他国であまり発表にならない通関ベースなので過去の数値としか比較できませんが、港ごとの取り扱い高とか見ると、取り扱いキャパに対する現状から上限を見通すとかもできるようです。金融屋さんとしてはそこまで求めてませんが、できるって知ってるだけでもなにか優位に立てる日がありそうな気もします ⇦ コピペ午後4時に英国の消費者物価指数(CPI)など物価関連指標の集中発表があります。英国もぐんぐんと物価は上昇しておりまして、燃油や生鮮食品価格を除くコアでは無い、普通の消費者物価指数(CPI)の前年比が4%を超えるかどうかが一つのポイントとなっている感じです。午後10時半にカナダの消費者物価指数(CPI)の発表があります。カナダドル好きには待ち焦がれる発表となっております(笑)。同じく午後10時半にアメリカの住宅着工件数など新築住宅関連指標の発表がありますが、その場の雰囲気で評価されるか微妙な指標に最近は成り下がった感じでして、今は数字がブレやすい指標までいちいち反応していられないような状況と言えそうです。

18日木曜日、特にこれと言って注目度合いが高い指標も無いんですが、午後10時半にアメリカの週次失業保険関連指標の発表があるくらいでしょうか。

19日金曜日午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)があります。正直言って「ああ、あるね」くらいの指標で赤くするのは躊躇するんですが、まあ一応(笑)。午後4時に英国の小売売上高の発表があります。これも「ああ、あるね」系ですが、まあ一応。午後10時半にカナダの小売売上高の発表があります。これもまた、三度目のああ、あるね(笑)。それでもカナダドル好きには待ち焦がれる発表となってくれる事を期待しております。だって、今週最後のまともな指標ですから。と、言う事で、今週はこれで終わりとなります。


 

たまに「相場は月の満ち欠けに影響が~」とか言う方がおられますが、月の満ち欠けの影響ってのは重力的な物なんですかね?それとも、月光的なものなんでしょうか?(笑)。今週は月食もありますし、そう言う時には月光的な理由だったらどうなるんでしょうね?⇩

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よく新月と満月の時には何かあると言われますが、月食と言うのは、ほぼ満月に発生しますので、また陰謀論がうずめくのでしょう(笑)。人智の及ばない事、特に天体なんかを理由や原因にしておけば、当たり障りが無いと言うところはあります。

今週も満月の金曜日に向かって、頑張ってまいりましょう。


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