FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/08/09 戦績

 2021/08/09 月曜日 戦績

USDJPY         +13,800円

EURUSD          +1,662円

GBPUSD         +27,909円

AUDUSD          +3,336円

NZDUSD          +2,990円

USDCAD         +17,235円

USDCHF         +28,379円

EURJPY          +4,900円

GBPJPY         +26,600円

AUDJPY          +4,600円

NZDJPY          +7,900円

CADJPY         2,400

CHFJPY         +32,300円

EURGBP          +2,871円

EURCHF                -

TOTAL         +172,082円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +172,082円

 

月間戦績(8月)

TOTAL       +4,611,333円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +156,341,005円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +781,591,411円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,161,591,426円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、特にな~んも無かった。で、終わりにしようかと思ったんですが、一応午後11時にありましたアメリカの指標、よく「 JOLTS求人」と言われる指標なんですが、これ「 Job Openings and Labor Turnover Survey 」の頭文字を取ったものなので、Joltsとかみたいに頭だけ大文字にしたりしてはいけません。JOLTS を Jolts と書くと、どのくらい不自然に見えるのかと言うと、銀行行って ATM が Atm って書いてあるくらいの不自然さです。

これ、名前の通りの指標なんですが「求人と離職率の調査」でして、主に指標サイトで発表になっている⇩この数字は、求人数となってます。 

米国6月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
求人労働移動調査(JOLTS)
速報値(前比)
948.3万人
920.9万人
927.0万人 1007.3万人

相変わらずのサンプリング抽出による統計的な算出ですが、ずっと同じ事をやって来ているので比較としては十分です。ただし、本当に求人数が1000万人分を超えているのかどうかは分かりません。どこかでサンプリング調査と実数調査を何回か行い、その精度を検証したらいいんでしょうけど「誰がやる?いつやる?コストどうする?あまりにも乖離が多かったらどうする?」ってところがポイントなんでしょう。つまり、全く精度検証するインセンティブが見当たりません(笑)。

この指標の集計発表を行っているのは、先週話題となりました米雇用統計を集計発表している米労働省労働統計局(BLS)でして、雇用統計との連動からすると、もうちょっと盛り上がってもいい指標だとは思うんです。雇用統計も、このJOLTSも同じアンケート調査ですし。

これ、全体の数だけが気にされるんですが、発表を確認しますと職種別の詳細も出ております。前年比で見ると、最も求人数が伸びているのが耐久消費財関連の職種で前年が16.9万人の求人数のところ46.5万人の求人数で前年比175.1%!⇦ これ割り算しただけの結果に100掛けてるじゃありません(笑)。

実は、民間分野で前年比がマイナスになっている職種が無く、前年比で10%を下回る伸び率だったのは財務が4.8%の伸び、金融保険が1.6%の伸びだっただけでして、不動産業が次に低く前年比14%の伸び、それ以外は全て前年比40%以上の伸びでした。結局、財務や金融保険、不動産業など専門的な知識が必要だった職種に関しては新型コロナウイルスによる解雇の影響が小さく、それ以外は大量解雇されていたため、今になって慌てて大量求人なんでしょう。

公的分野の調査結果も出てまして、公的分野で前年比が10%以上の求人数の伸びを示しているのは唯一州・地方政府の教育関連職種が、前年が18.4万人の求人数のところ40.2万人の求人数で前年比118.5%となっており「ああ、学校の先生たち大量に解雇されていたのね」と言ったところです。

 

で、この発表を受けまして、若干微妙ですがドル買いになっていた模様です⇩

ユーロドルのチャートにしたのは、これが一番分かりやすそうだったためで、ドル円のチャートにしたら午後11時前に動き始めてる感じになってしまい、説得力が無さそうですし(笑)。⇦ いつもの金融系通信社の皆さんの気持ち 


 

いつもと同じように、昨日(土曜日含む)の指標結果を貼っておきます。って言うか、土曜日分を含めると上の方が中国の指標ばっかで、半分くらい中国(笑)。

── 土曜日発表指標 (08/07) ──

米国6月
0400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +366.90億ドル
+352.81億ドル
+230.00億ドル +376.89億ドル
中国7月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(人民元) +3327.5億CNY +3406.6億CNY +3626.7億CNY
中国7月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(人民元建て)
(前比)
 +20.2%   +9.6%   +8.1%
輸入額(人民元建て)
(前比)
 +24.2%  +21.9%  +16.1%
中国7月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(米ドル)  +515.3億ドル  +520.0億ドル  +565.8億ドル
中国7月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(米ドル建て)
(前比)
 +32.2%  +20.0%  +19.3%
輸入額(米ドル建て)
(前比)
 +36.7%  +33.6%  +28.1%
中国7月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 3兆2140.10億
米ドル
3兆2275.00億
米ドル
3兆2358.90億
米ドル

 

─── 2021年第32週月曜日 ───

中国7月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)  -0.4% +0.3%
消費者物価指数(前比) +1.1% +0.8% +1.0%
中国7月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.3% +0.5%
生産者物価指数(前比) +8.8% +8.8% +9.0%
スイス7月
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 2.8% 2.8% 2.8%
失業率(季節調整済み) 3.1% 3.0% 3.0%
ドイツ6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +125億ユーロ
+123億ユーロ
+135億ユーロ +163億ユーロ
貿易収支・季節調整 +128億ユーロ
+126億ユーロ
+134億ユーロ +136億ユーロ
ドイツ6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +131億ユーロ +189億ユーロ +225億ユーロ
スイス 週次
1700JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 6兆3642.2億CHF 6兆3589.6億CHF
当座預金残高(外国銀行含む) 7兆1195.4億CHF 7兆1319.4億CHF
ユーロ圏8月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
センティックス社
投資家信頼感指数
+29.8 +29.0 +22.2
米国6月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
求人労働移動調査(JOLTS)
速報値(前比)
948.3万人
920.9万人
927.0万人 1007.3万人
求人倍率(JOLTS)
速報値(前比)
6.1
6.0
6.5

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら