FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/08/09 月曜日

2021年第32週の月曜日です。

昨日、東京オリンピックの閉会式がありました。 

www3.nhk.or.jp

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www.yomiuri.co.jp

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開会式も閉会式もテレビで見ておりまして、せっかく東京で行われたオリンピックであったものの、いつものオリンピックと同じになった感じです。今回は新型コロナウイルスと言う事情があったため、やむを得ないとは言え寂しい限りの幕引きと言ったところでしょうか。

 

そう言えば、新型コロナウイルスはラムダ型と言われる新手の異変型が日本国内で発見されたそうです⇩

www.nikkei.com

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また、感染者数も日に日に増加している事から⇩


www.tokyo-np.co.jp

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オリンピック以上に医療従事者のサポートが必要であり、感染症のみならず各種健康管理が極めて重要な方の参加も多いパラリンピックについては、若干不安なところもあったりします。オリンピックに比べて情報が少ないパラリンピックですので、単に「反対」とか、あるいはバイアスの掛かった情報ではなく、正確な情報が欲しいところです。


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと、日本の皆さんにおなじみなところとしては、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で8月12日木曜日午後8時にトルコ中銀の発表があるくらいでしょうか。これ以外の国も含め、今週の各国中銀の金融政策発表としては、11日水曜日(時刻未定)いつになったら本当に会合開くのか怪しくてたまらないウルグアイ(笑)、12日木曜日午後5時フィリピン共和国,午後7時セルビア,午後8時トルコ(再掲)、13日金曜日午前3時メキシコ,午前8時ペルー、14日土曜日午前6時ホンジュラスなどが予定されております。

  

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が非常に少ないので、かなりレベルを落としながら羅列していきます。

本日9日月曜日、お隣で為替レートを管理と言う名のもとに操作している中国が午前10時半に消費者物価指数(CPI)を発表します。まあ、一時期は中国の指標発表で豪ドルやNZドルが動いたり、代替通貨とか言って円が動いたりしてましたが、本質的には人民元が中国の好きなように操作されている以上、外国為替市場参加者としては何も出来ないわけです。代替通貨なんてのは、とにかく何か動かしたいだけの言い訳で、だったら香港のオフショア人民元とか言う眉唾通貨をイジっていたらいいんですけど、あれも霞(かすみ)みたいなのですし。

明日10日火曜日午前8時50分に日本の貿易収支の発表があります。よく日本の貿易収支では、国際収支ベースと通関ベースと言うのが発表されてまして、今回は国際収支ベースの方です。いわゆる世界中で発表されている貿易収支はこの国際収支ベースですので、他国の貿易収支との比較はこの指標となります。午後6時にドイツとユーロ圏のZEW景況感指数の発表があります。この日の指標の中ではマシと言う比較的と言うだけで、恐らくユーロを動かすような数字を叩き出してくれる事は無いでしょう。ユーロ圏の数字が前回値で60超えてますが、これが今回の結果で 5とか 10にでもなったら少し動いてくれるかも(笑)。

11日水曜日午後9時にアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表があります。こちらは指標日照りの今週の中で、突然の大物となってまして、当然今週の注目ナンバー1指標となっております。先週の雇用統計でバッチリ動きましたんで、FRBが金融政策のベースとしている物価の雇用の安定のうち雇用統計は当然雇用の安定、そしてこの消費者物価指数は物価の安定を測る超重要指標で、ここまで持ち上げたんだから当然素晴らしい数字が出てビビっと値が動くと信じてます(笑)。

12日木曜日午後3時に英国の第2四半期国内総生産の速報値月次GDP鉱工業生産など各種生産指数、そして貿易収支まで、やたら大量に英国の指標が一斉に発表される英国夏の指標大放出祭りが開催されます(笑)。そのうち重要指標は、第2四半期国内総生産の速報値でして、こちらが今週注目ナンバー2指標となってます。って言うか、ぶっちゃけ前日の米CPIとこの英GDPの2つくらいしか、今週はマシな指標がありません。午後9時半にアメリカの生産者物価指数(PPI)がありますが前日にCPIが発表されるので、前日のCPIがボロボロでPPIだけは上昇していたと言うレアケースでのみ米ドルが買われると言う感じにはなるかもしれません。

今週最後は13日の金曜日、指標どうのこうのではなく、日付と曜日の組み合わせが今週の注目ナンバー1(笑)。だって、13日の金曜日ですからね。私がここで唯一、日付と曜日の間に「の」を入れるのが13日が金曜日だった時だけです。まるで、掛け算の九九で積が一桁の時だけ、掛ける数と掛けられる数の間に「が」を入れる( "くいちく" みたいなの)ような感じです。この日、13日の金曜日と言う以外に特に目立った事はなく、最後午後11時にミシガンさんとこの学生さんが単位取るために必死に頑張ってる例のアレの速報値があって今週は終了です。

なんか今週、凄くいい加減な感じがしてならない(笑)。


 

さて、本日は昨日「山の日」の振替休日となっておりまして、日本の株式市場は休場となります。そして、今週後半はお盆休みとなっているところも多いでしょうし、工場関係など比較的お休みを長く設定する企業では今週はずっとお休みと言うところも多いかもしれません。

このお盆休みって不思議なお休みで、休日になる企業さんも多いものの、銀行や官公庁などはオープンしており、普段平日にお仕事をなさっている方たちが、どうしても平日に必要な手続きを会社を休む事なく可能な日となります。じゃ、銀行や官公庁は超混雑なのか?と言えば、それほどでは無いようでして、やっぱり不思議なお休みです。で、なんでこんなにお盆休みをアピールしているのかと言えば、たぶん今週はお盆進行で私のブログも適当になるかと思います。えっ?もう既に今日も適当?(笑)。

日本以外は当然お盆休みではなく、外国為替市場はいつも通り御開帳となってますが、サマーバケーションシーズンではあるので動きが乏しくなりやすかったり、むしろ閑散とした市場で急変があったり。

まあ、値さえ動いてくれたらなんでもいい我々にとっては、結局どうでもいい感じではあります(笑)。とりあえずオリンピックも終わった事ですし、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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