FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/01/18 月曜日

2021年第3週の月曜日です。

本日1月18日月曜日は、アメリカ合衆国がマーチンルーサーキングデー、キング牧師記念日の祝日でお休みとなっておりまして、先週末から三連休を謳歌しているアメリカ在住の皆さんたちが多い事から、果たして東京時間から欧州時間にかけても動いてくれるのかどうか。本日のキング牧師記念日なんですが、あのキング牧師の誕生日が1月15日のため1月の第3月曜日が祝日となってます。最近のアメリカは、とかく大統領選挙のゴタゴタが大きく報じられておりますが、少し前には黒人差別問題で大きく揺れており、今現在でも収まったわけではありません。「祝日いえ~い」というだけではなく、アメリカの皆さんが何か考える機会になる事を期待しないところです。

そのアメリカなんですが、今週は20日に次期大統領にバイデン氏が就任する予定となっておりまして、その前後にいろいろと予定があります。また、予定していない事も突然発生する可能性もあり、非常にナイーブな週となりそうな感じです。あまり大問題が起こらないでくれるといいのですが。


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。今週は、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で20日水曜日の深夜から翌日にかけて怒涛の金融政策発表祭りが開催される予定になってます(笑)。

20日水曜日深夜24時(21日木曜日0時)に、カナダ中銀のカナダ銀行BOCが政策金利と今後の金融政策の発表を行います。21日午前6時にブラジル中央銀行の発表予定です。

 

21日お昼の正午前後に日本銀行が今後の金融政策の発表予定です。また、午後3時半から黒田総裁の定例記者会見の予定です。午後4時半にはインドネシア中銀のインドネシア銀行、午後6時にノルウェー中央銀行午後8時にトルコ中央銀行午後9時にウクライナ中銀のウクライナ国立銀行が発表予定です。

 

21日午後9時45分に欧州中央銀行ECBが今後の金融政策の発表があり、午後10時に南アフリカ中銀の南アフリカ準備銀行の発表を挟んで、午後10時半からECBラガルド総裁による定例記者会見が予定されております。

⇧ここまで一気に、21日0時から24時間以内に発生する金融政策発表となってまして、世界はどんだけ大急ぎで金融政策を発表したいのか?(笑)。

そして、ここまで書いた各国中銀の金融政策ですが、政策金利については全ての中銀で現状維持の据え置き予想になっておりまして、あのトルコですら今回は +17%の据え置き予想となってます。⇦ 笑うところか悩むわ~

これ以外の国では、19日火曜日午後5時スリランカ、20日水曜日午前10時半中国(事実上の政策金利),午後4時マレーシア、21日木曜日ウズベキスタン(時間未定)、22日金曜日午後10時半ナイジェリアが発表予定になっております。

まっ、今週は金融政策発表なんかより
アメリカでしょう(笑)。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日18日月曜日午前11時ころに中国の2020年第4四半期国内総生産(GDP)の発表があります。この世の春を一人で謳歌しているようなイメージのある中国ですが、最近はチラチラと悪化している指標も目立ってきてまして、逆に伸びてるだろうと誰しも思っている中国のGDPが落ち込んだりしておりますと大事(おおごと)となりそうです。もしGDPが悪化していた場合には、いつものように豪ドルが適当に動くだけにとどまらず、米ドル全面高とかの可能性もありまして、本日の中国GDP発表は非常に期待注意しておきたいところです。

明日19日火曜日、特に目立った指標はありません。アメリカさんが始まる前の静けさだと思って、落ち着いておきたいと思います(笑)。

20日水曜日午後10時半にカナダの消費者物価指数(CPI)があります。1時間半後の深夜24時にカナダ銀行の金融政策発表を控えてまして、ここでCPIが急変(主に悪化)とかありますと、金融政策への波及を期待して懸念してカナダドルへの影響もあるかもしれません。

21日木曜日午前9時半に豪州の失業率など雇用関係指標が発表されます。最近の豪州は全体的に良いんだか悪いんだか分からない感じでして、豪ドルが上昇しているのも米ドルの低下からの相対的な上昇というだけで、何を判断基準にしていいのか一番分からない国になってます。あえて言えば、それが資源国の特徴とも言えるわけですが。失業率も極端な変動がなければスルーされるかとは思いますが、豪ドルのポジション持っていたら、一応は気にしておいた方がいいかとは思います。午後10時半にアメリカの週次失業保険申請件数や、住宅着工件数フィラデルフィア連銀製造業景況指数などアメリカの指標がまとめて発表されます。ひとつひとつは大きな変動が無くても、まとまってマイナスまたはプラス方向に変動がありますと、さすがに市場も反応する可能性もあるため、指標の集中発表には気をつけたいところです。

22日金曜日、この日はマークイット社によるサービス業と複合購買担当者景気指数(PMI)の集中発表が予定されております。午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)があります。今週も、たった一つでも日本の指標をとりあげられてよかった(笑)。午後9時半に豪州の小売売上高午後4時に英国の小売売上高午後10時半にカナダの小売売上高と、最近大好きな英連邦王国括りで小売売上高の発表があります(笑)。あとニュージーランドも一緒だったら完璧だったんですけど。最後、深夜24時にアメリカの中古住宅販売件数がありまして今週は終了です。が、 

まっ、今週は指標発表なんかより
アメリカでしょう(笑)。


 

お正月気分が抜けないまま、気がついたら1月も半分が終わっておりました(笑)。

そんなお正月気分が抜けず1年の始動が遅い私でも、さすがに15日を周りますと、そろそろやる気を出さないとならないような気分にはなってきます。今週は、アメリカさん次第で対処が必要になりそうな事ですし、頭を切り替えるのにはちょうど良さそうな時のようです。 

今週も一週間、頑張ってまいりましょう。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら