FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/01/16 戦績

 2021/01/16 土曜日 戦績

USDJPY         +19,000円

EURUSD         +42,443円

GBPUSD         +83,549円

AUDUSD          +6,252円

NZDUSD          +3,099円

USDCAD         +16,156円

USDCHF         +13,613円

EURJPY         +39,300円

GBPJPY        +112,300円

AUDJPY          +7,200円

NZDJPY          +6,500円

CADJPY         +22,300円

CHFJPY          +4,400円

EURGBP          +5,378円

EURCHF          +3,916円

TOTAL         +385,406円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,061,633円

 

月間戦績(1月)

TOTAL      +10,055,482円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +10,055,482円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +635,305,888円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,015,305,903円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

なんだか、アメリカの議会と報道が「とにかくトランプ憎し」で突き進んでいただけの一週間だったような気がします。外国為替はユーロ絡みを除くと、多くの通貨ペアでは大きなレンジを形成しただけで終わった感じでして、特に材料が無くとも、私にとっては比較的ありがたい一週間ではありました。願わくば、もうちょっと大きなレンジ作ってくれても良かったんですけど(笑)。

そんな中で、非常に美しいチャートを描いていたのがユーロ円でした⇩

これは、もう、確実に誰かの意思が入っているとしか思えない。株と違い、誰か意思で市場価格を誘導しても悪いわけではありません。株で市場価格の誘導を行う事は価格操縦として禁止されているのも、株の場合には市場規模からそれが可能だからでして、外国為替の場合には「できるものならやってみろ」的な感じです。

早朝の非常に薄い時間に一瞬だけ動かすとかなら簡単なんですが、長期的にダラダラと持っていくなんてのは、資金力だけでなく、同業他社(者)との心理戦にも勝つ必要があり、なかなか大変です。 ユーロ円を見てまして、私も「自分の資金力だけでこんな事ができたらな~」と思っておりました。


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2021年01月12日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 63,857 13,337 +50,520 +330
EUR (099741) 228,757 72,867 +155,890 +12,899
GBP (096742) 47,935 34,993 +12,942 +9,277
CAD (090741) 43,386 31,313 +12,073 -2,451
CHF (092741) 20,421 8,446 +11,975 +2,603
AUD (232741) 60,450 54,994 +5,456 +9,363
NZD (112741) 26,131 11,424 +14,707 +2,711
RUB (089741) 6,739 5,103 +1,636 +811
VIX (1170E1) 49,519 167,128 -117,609 -11,553
金Gold (088691) 313,217 66,990 +246,227 -33,091
パラジウム(075651) 5,314 2,352 +2,962 -777
原油 (067651) 692,315 164,598 +527,717 +9,068

 

IMMポジション(2021年01月05日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 69,163 18,973 +50,190 +2,840
EUR (099741) 224,832 81,841 +142,991 -85
GBP (096742) 35,526 31,861 +3,665 -1,167
CAD (090741) 41,560 27,036 +14,524 -844
CHF (092741) 17,386 8,014 +9,372 -2,415
AUD (232741) 59,738 63,645 -3,907 +2,599
NZD (112741) 26,552 14,556 +11,996 -538
RUB (089741) 7,509 6,684 +825 -1,226
VIX (1170E1) 55,618 161,674 -106,056 -7,506
金Gold (088691) 349,946 70,628 +279,318 +10,446
パラジウム(075651) 5,919 2,180 +3,739 +1,025
原油 (067651) 684,132 165,483 +518,649 +6,918

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

年が明けまして、まともに機能し出した先物市場の集計をしたIMMポジションです。何この怒涛のドル売り(笑)。私が見ている通貨の中では、唯一カナダドルだけは前週比で売買差引がマイナスになってますが、それでも買建てロングポジション自体は増えております。まあ、右にならえ状態でドル売りしたい世の中なんでしょう。

投資の格言に「人の行く裏に道あり花の山」というものがあります。サブプライムローン問題の後には映画にもなったようなCDS使った逆張りが注目されたり、VIX急騰の時にも順張りで一気に2700億円稼いで話題になったりと、己の判断を信じて行動する事で結果的には他の人とは違った動きになったとしても、最終的には利益を上げる事が出来る場合があります。人の行く裏に道あり花の山の格言は、なんでもかんでも裏目を取るという事ではなく、そこに理論を求めております。

現状の「とにかくドル売り」の市場ですが、長い目で見て一方的にドルが安くなり続ける事はあるでしょうか?例えばドル円が1ドル60円、50円、10円、1円?(笑)。それが無いと信じられるなら、単順にドル買いという事で無く、CDSやVIXと言った高度な金融商品を探して長期的にドル高に偏位した際に一気に稼ぐ事が出来るような手法を見つける事が花の山にたどり着く道なのかもしれません。


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