FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/06/06 戦績

 2020/06/06 土曜日 戦績

USDJPY         +64,800円

EURUSD         +38,223円

GBPUSD         +79,171円

AUDUSD          +4,327円

NZDUSD          +5,042円

USDCAD          +2,883円

USDCHF         +14,309円

EURJPY         +42,200円

GBPJPY         +60,900円

AUDJPY          +7,100円

NZDJPY          +5,400円

CADJPY         +23,100円

CHFJPY          +6,000円

EURGBP          +8,722円

EURCHF          +6,424円

TOTAL         +368,601円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +9,182,449円

 

月間戦績(06月)

TOTAL       +9,182,449円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +247,244,468円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +441,337,957円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,821,337,972円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

トランプ大統領がドイツ駐留米軍の大幅な規模縮小を言い出しまして、随分と騒ぎになっております。

jp.reuters.com

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記事中に「当局者は、縮小は米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長がこれまで検討してきたことで、トランプ大統領とドイツのメルケル首相との間の緊張の高まりに関連するものではないと述べた。」と、トランプ大統領とドイツのメルケル首相の緊張感について言及がありますが、恐らくは記者からの質問に答えたんだと思われます。あえて「複数の政府当局者」とやらが、自らそのように言い出すとも思えませんし(笑)。ただこれ、このような言い方ですと、この両者間に緊張感がある事自体は否定していないため認めている事になり、そこは政府当局者なんですから両者の緊張感をやんわり否定しておきましょうよ?見てれば誰でも分かることでしょうし、別にいいんですけど。

ドイツ駐留米軍の規模縮小は数年前から言われておりましたが、これは本当に制服組による検討の結果の削減なのか、あるいは、文民である背広組から出てきたものを制服組として追認せざるを得なかったのか、または、トランプ大統領の鶴の一声なのか。私としても本当のところが気になります。

つい先日、懸案になっておりましたフィリピンとの米軍地位協定の破棄問題に関しまして、なんとか破棄回避の方向性に傾いたところです。

www.nikkei.com

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現在の南シナ海の中国による現状を見ますと、中国の主張や実力行使が正しいのか、それとも西側諸国や南シナ海で領有を主張する周辺諸国の言い分が正しいのかは別問題としまして、もし米軍がフィリピンから撤退していなかったら、恐らくはこのような状況にはなっていなかったと思われます。

フィリピンにとっての中国は、ドイツにとってロシアと言えます。クリミア侵攻への外交的な対応の甘さも、旧東ドイツを基盤にする左翼党、名称からして左側に寄ってる政党がドイツ連邦議会の1割を大きく超える議席数を持っている(最近は議席数が増えて1割切ったらしい)ためとも言われており、最近のトランプ大統領の方針を見ておりますと、そろそろ「お友達グループ(お友達国家)の選別」しようとしているように思えてなりません。そのための踏み絵と思われる事が多くなってきております。

究極を言えば、アメリカが自国の本土防衛だけを考えた時、仮想敵国である東側諸国のうちで特に注意が必要な中国とロシアへの対応としたら、対中国では日本、対ロシアでは英国が大洋を隔てた先の一次的な防衛ラインになるかと思われ、それ以外の国は「お友達から抜けたい」と言うなら追わないのがトランプ大統領の方針なのかもしれません。その代わり防衛ラインにされる日本と英国はたまったもんじゃありませんから、アメリカのお友達グループ選別に残る国が多くなるように日英は協力して対処していく必要があるように思います。

 

ところで、同じタイミングでロブスターの関税についても言い出しました。

jp.reuters.com

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突然なぜロブスターとか言い始めたのかと言うと、5日に行われた「漁師との懇談会」で話題になり、即断即実行のようです。ホワイトハウスの大統領発言記録に掲載されておりました。

www.whitehouse.gov

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どうやら、欧州や中国では米国産ロブスターに20%の関税をかけているようでして、トランプ大統領としては格好の標的を得てしまった感があるのでしょう。ちなみに日本は、米国産ロブスターには1%関税のようなので攻撃対象にはならなそうです。

ただ、FTAを持つ多くの国や地域からですと無税なので、そこを何か言われたら「アメリカもTPP復帰しようよ」と言えそうなお題です。もしトランプ大統領から日本もロブスターで何か言われたら、その方針でお願いしたいと思います。ほら?トランプ大統領は思い込みで突然言い出す事がありますから(笑)。


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年06月02日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 61,958 29,379 +32,579 -2,028
EUR (099741) 174,412 93,172 +81,240 +6,018
GBP (096742) 26,970 63,014 -36,044 -13,787
CAD (090741) 19,774 52,912 -33,138 +816
CHF (092741) 13,364 4,375 +8,989 +250
AUD (232741) 26,571 67,362 -40,791 -253
NZD (112741) 14,318 27,241 -12,923 +2,120
RUB (089741) 15,516 4,254 +11,262 +4,061
VIX (1170E1) 55,525 108,176 -52,651 -10,022
金Gold (088691) 272,196 53,162 +219,034 -18,880
原油 (067651) 729,172 160,842 +568,330 +25,756

 

IMMポジション(2020年05月26日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 57,873 23,266 +34,607 +7,137
EUR (099741) 175,034 99,812 +75,222 +2,660
GBP (096742) 39,192 61,449 -22,257 -3,268
CAD (090741) 21,844 55,798 -33,954 +1,102
CHF (092741) 13,246 4,507 +8,739 +11
AUD (232741) 25,530 66,068 -40,538 -980
NZD (112741) 12,218 27,261 -15,043 +824
RUB (089741) 10,818 3,617 +7,201 +1,691
VIX (1170E1) 46,141 88,770 -42,629 -7,597
金Gold (088691) 288,148 50,234 +237,914 -13,874
原油 (067651) 701,234 158,660 +542,574 -1,029

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

この原油価格がバリバリ上昇している中での原油買いポジション増は分かりやすいんですが、なぜかポンドが前週比で大幅減でして、5月中旬から上げ続けてきたため、利食い精算での買いポジション手仕舞いでしょうか。実際、売り建ての増加より遥かに買い建ての減少が前週比マイナスへの貢献度になってます。今回のポンド上昇、ヘッジファンドの45日ルール応当日から急上昇であったため、45日ルールの「おかげ」とかも言われてますが、それと月末精算が合わさってのポジション移動でしょうか。


 

東京では、最近気温が30度とかになりまして、ほんの少し前まで寒い日があるとか言っていたのがウソのようです。緊急事態宣言が解除され、少ししたら感染者数が増えてしまい今度は東京アラートとか言うのが発令されておりますが、どうもニュースで伝えられているところを鵜呑みにしますと、多くが接待のある飲食店、簡単に言えば夜のお店での感染のようです。そりゃ感染するでしょう。

気温も上がりお出かけにはもってこいな感じをやや通り過ぎてしまいましたが、以前のように何も考えずに外出するのではなく、少し注意しながらの外出であれば、冬季のインフルエンザよりは心配いらないように思えます。

お互いに気をつけて、楽しい休日を過ごしたいものです。


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