FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/05/05 戦績

 2020/05/05 火曜日 戦績

USDJPY         +50,700円

EURUSD         +67,083円

GBPUSD         +79,333円

AUDUSD         +26,149円

NZDUSD         +18,271円

USDCAD         +45,753円

USDCHF         +75,210円

EURJPY        +132,600円

GBPJPY         +70,900円

AUDJPY         +33,900円

NZDJPY         +24,200円

CADJPY         +29,400円

CHFJPY         +58,600円

EURGBP         +36,493円

EURCHF         +18,293円

TOTAL         +766,885円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,190,495円

 

月間戦績(05月)

TOTAL       +5,080,381円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +215,791,083円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +409,884,572円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,789,884,587円

 

昨日、ドイツの憲法裁判所からこんな判決が出ました⇩ 

欧州中央銀行(ECB)が各国の国債を買い入れる量的緩和政策が一部違憲との判断を示した。ドイツ政府や連邦議会の関与なしに政策が決定され、進められていることを問題視した。ECBが新たに政策の必要性などを示さない場合には、独連邦銀行(中央銀行)が実施している国債購入を3カ月以内に中止する考えも示した。

www.nikkei.com

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さあ、大変だ!ドイツは憲法訴訟が直接一般市民から提起できたり憲法訴訟のメッカのような状態で、ECBの政策に対する憲法訴訟も山程あり、過去に何度もECBの足を引っ張っておりました。有名どころでは2012年のESM批准判断とか⇩

jp.reuters.com

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もう、いっそEUから抜けたら?とか思うところなんですが、憲法訴訟をしている人たちの狙いは正にそこですので、うかつにEU圏のマスコミも「じゃ抜けたら?」とか啖呵切る事ができないような感じでもあります。ドイツがEU抜ける是非を問う住民投票するとか言ったらどうなるのか、ちょっと興味もありますけど。ドイツ抜けたらEUが機能しないでしょうから、ドイツ抜けるとなったらドイツ以外の国が先に全部抜けてしまうかもしれません。EU設立修正条約のリスボン条約寄託国(EU加盟書の管理者)であるイタリアが真っ先に抜けそうな気もします(笑)。

ブリグジットの時には、英国はEU加盟時に通貨を維持して自国通貨ポンドもままでしたから、その点では非常に助かった面もあります。これ、もしユーロを使うEU加盟国が離脱するとなったらどうなるんですかね?もしドイツが離脱するとなったら、やっぱりドイツマルクに戻るんでしょうか。

実は今でもドイツマルクの相場と言うものはありまして⇩

もっとも、ユーロ導入時に固定されていたレートで換算しただけのレートですから、ドルユーロと完全に同じ動きになってます。と言うか、当たり前ですけど。

さて、昨日のドイツ憲法裁判所での判断が発表されますと、当然のようにユーロが売られました⇩

ECBの機能不全に陥る可能性がある判断でしたので、私としてはこの程度で済んだのはむしろ驚いております。多分、市場にある根拠のない楽観論がこのようにさせているんだと思うんですが、今後これがいつ爆発してもおかしくない爆弾になりかねないのを忘れないようにしなければなりません。

このドイツ憲法裁判所での判断が報道されるちょっと前、厳しい現状を認識しているとの発言をドイツ連銀総裁が行いました⇩

jp.reuters.com

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為替市場では既知の事として認識され、この発言での大きな反応はありませんでした。とりあえず、記事貼っちゃったんで、もったいないからそのままご紹介(笑)。

 

昨日午後1時半、豪州中銀RBAが政策金利と今後の金融政策を発表しました。政策金利は事前の市場予想通りに据え置き⇩

オーストラリア準備銀行
(中央銀行)

05/05 1330JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

また、経済成長率がマイナス6%との見解を示しまして⇩

www.nikkei.com

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8日金曜日に公開される四半期金融政策報告がどのようになるのか注目です。

この発表直後に外国為替市場では若干の反応があったものの、特に大きな値動きへと続く事もなく一時的な反応に限定されました。 

それよりも、ドイツの憲法裁判所が違憲判決を出した事につられて豪ドルも売られまして、「ユーロ売り ⇨ ドル買い ⇨ 豪ドル売り」の連鎖だとは分かるんですが、ドイツから見て、ほとんど地球の裏側セアニア通貨まで影響しなくても(笑)。


 

いつもと同じように、指標結果だけは貼っておきます。UAEとサウジアラビアの購買担当者景気指数(PMI)が安定してまして、やはり他国との貿易が多くない国はPMIの落ち込みが緩やかなんでしょうか。原油価格が凄い事になった影響が、来月の発表でどのように出てくるのか気になります。

ニュージーランド3月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) +5.7%
+4.7%
 -9.5% -21.3%
スイス第2四半期(4-6月)
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数
改定値
-40.0 -42.0 -56.0
スイス4月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.1%  -0.1%  -0.4%
消費者物価指数(前比)
CPI
 -0.5%  -0.8%  -1.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+0.1%  -0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 -0.4%  -0.7%  -1.0%
フランス3月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
予算収支  -352億ユーロ  -525億ユーロ
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比)  -0.7%
 -0.6%
 -0.6%  -1.5%
生産者物価指数(前比)  -1.4%
 -1.3%
 -2.7%  -2.8%
米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -398.10億ドル
-399.32億ドル
-442.00億ドル -444.15億ドル
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支   -8.94億加ドル
  -9.83億加ドル
 -27.00億加ドル  -14.11億加ドル
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM非製造業景況指数 52.5 36.8 41.8
ISM非製造業雇用指数 47.0 30.0

 


=別表= 購買担当者景気指数(製造業) 最新05/05 Updated

タイ4月
05/05 0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
46.7 36.8
ASEAN圏4月
05/05 0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
43.4 30.7
購買担当者景気指数(製造業) -続きを展開⇩- 合計40ヶ国・地域

 


=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 最新05/05

英国4月
05/05 1730JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
34.5 13.4
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
36.0 13.8
米国4月
05/05 2245JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
39.8 26.7
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
40.9 27.0

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 最新05/05

UAE4月
05/05 1315JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
原油部門除く民間セクター
(IHS Markit発表)
45.2 44.1
サウジアラビア4月
05/05 1315JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
原油部門除く民間セクター
(IHS Markit発表)
42.4 44.4
エジプト4月
05/05 1315JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
原油部門除く民間セクター
(IHS Markit発表)
44.2 29.7

 


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