FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/03/11 戦績

 2020/03/11 水曜日 戦績

USDJPY      +1,606,200円

EURUSD        +426,943円

GBPUSD        +916,103円

AUDUSD         +90,782円

NZDUSD         +48,633円

USDCAD        +176,974円

USDCHF         +80,128円

EURJPY      +1,030,800円

GBPJPY      +2,239,100円

AUDJPY         +50,400円

NZDJPY         +64,400円

CADJPY        +111,900円

CHFJPY         +81,400円

EURGBP         +56,396円

EURCHF          +7,515円

TOTAL       +6,987,674円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +23,573,227円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +30,570,664円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL      +87,358,841円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +281,452,330円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,661,452,345円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後4時、英中銀イングランド銀行(BOE)が政策金利を +0.25%とする 50bp(ベーシスポイント)の緊急利下げを発表しました。15日にカーニー総裁が退任するのを目前にした緊急利下げです。 

イングランド銀行
(中央銀行)

03/11 1600JST
現状 市場予想 結果
政策金利 0.75% 0.25%

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

それまで徐々に上昇していたポンドはこの発表を受け下落、発表から約2分でおよそ100pipsの下げとなりましたが、その後急速に値を戻し、下落直前の値まで戻すだけではなく緊急利下げなどなかったかのような値動き⇩

その後、午後6時半にありました英国の指標集中発表のうち、月次国内総生産(GDP)が事前の市場予想や前回値を下回った事などもありポンドの上昇が停止しました。

市場参加者の皆さん的には、利下げ発表直後は「米ドルとの金利差」や単純に利下げと言う事だけでポンド売りとなったようですが、時間が経過するにつれ利下げによる景気対策への評価が高まりポンドが買い戻されたのだと思われます。この時期に利下げ=通貨売りとなる短絡思考が為替屋さんの馬なのか鹿なのか(笑)。

  

昨日、ECBのラガルド総裁も景気対策のための金融政策変更を示唆しております。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

本日、午後9時45分に予定されているECBの金融政策発表あるいは午後10時半に予定されているラガルド総裁の記者会見にて金融政策変更が示されるのは間違いなく、いよいよ日銀がラスボスとなってしまった感じです。

来週に予定されております日銀金融政策決定会合を待たず、既に今現在から「いつ日銀砲が射たれるのか」と構えておく必要があります。市場参加者の皆さんの中でも、日銀は「やるときはやる」と恐れられている事を忘れてはいけません。やらないときには、とことん何もしないんですけど(笑)。

 

それにしてもポンド・・・・・・

あの美しい上昇中に急落とかされますと、せっかくのポジションが真っ赤かになり損切りになってしまい、もったいないオバケ出てきそうです。ポンドドル、あれで随分と削られました。まだマシだったのは、発表直後の一気下げではなく追えるくらいの勢いだったのが救いです。


 

昨日遅くと言うのか本日早くと言うのか、日付が変わって本日12日になった午前1時過ぎ、WHOのテドロス事務局長が今回の新型コロナウイルスの広がりをパンデミックであると認めました。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

2009年のH1N1インフルエンザの際「致死率が低いのにパンデミック宣言を行い混乱させた」と批判されたWHOは、今回のパンデミックの認定に慎重になっていたようです。

パンデミックの認定基準は明確に示されておりませんが、恐らく今回の認定は、2009年の批判を元にして何らかの基準変更または基準作成を行い、その基準に則って運用した結果なのでしょう。直接的な感染症による健康や生死だけではなく、経済的な側面からの影響なども総合的に考慮しなけば、パンデミックの宣言による経済落ち込みからの飢餓なども発生します。

どんな事をしても必ず良い悪いの2種類の評価が出てくるでしょうが、最大の効果を発揮できるよう、WHOや国際機関,各国政府にはお願いしたいと思います。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果も貼っておきます。今日もまた、指標一覧はお飾りです(笑)。

ニュージーランド2月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
(前比)
 -0.2%
 -0.1%
+0.3% +0.6%
個人消費支出
クレジットカード等電子決済
(前比)
+4.2% +4.1% +8.6%
オーストラリア3月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数  95.5  95.0  91.9
消費者信頼感指数(前比) +2.3%  -0.4%  -3.8%
オーストラリア1月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン残高
(前比)
+4.5%
+4.4%
+3.0% +4.6%
住宅ローン残高
居住用物件(前比)
+5.5%
+5.1%
+2.8% +5.0%
住宅ローン残高
投資用物件(前比)
+3.0%
+2.8%
+2.3% +3.6%
スペイン1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +1.8%
+1.7%
+2.3% +1.7%
イタリア1月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(PPI)
(前比)
  0.0%  -0.4%  -0.2%
生産者物価指数(PPI)
(前比)
 -2.1%  -1.5%  -2.3%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+0.3% +0.2%   0.0%
国内総生産(GDP)
(前比)
+1.2% +0.9% +0.6%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
  0.0%  +0.1%   0.0%
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +62.79億ポンド
+77.15億ポンド
  -3.56億ポンド +42.12億ポンド
貿易収支(サービス除く) +14.18億ポンド
 +8.45億ポンド
 -70.00億ポンド  -37.20億ポンド
貿易収支(EU以外) +43.00億ポンド
+67.21億ポンド
 -25.80億ポンド +22.32億ポンド
英国1月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
+0.1% +0.3%  -0.1%
鉱工業生産指数
(前比)
 -1.8%  -2.6%  -2.9%
製造業生産指数
(前比)
+0.3% +0.2% +0.2%
製造業生産指数
(前比)
 -2.5%  -3.5%  -3.6%
建設業生産指数
(前比)
+0.4% +0.2%  -0.8%
建設業生産指数
(前比)
+5.0% +2.4% +1.6%
サービス業指数
(前比)
+0.3% +0.2% +0.1%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
+0.1%   0.0%   0.0%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.1%   0.0% +0.1%
消費者物価指数(前比) +2.5% +2.2% +2.3%
消費者物価指数コア(前比) +0.2% +0.2% +0.2%
消費者物価指数コア(前比) +2.3% +2.3% +2.4%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
週当り実質賃金
季節調整済(前比)
+0.1% +0.1% +0.5%
週当り実質賃金
季節調整済(前比)
  0.0% +0.5%
時間当り実質賃金
季節調整済(前比)
+0.6% +0.6%
カナダ第4四半期(10-12月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率 +81.5%
+81.7%
+80.7% +81.2%

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(03/06分)

2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +78.4万バレル   +766.4万バレル  
ガソリン在庫(前比) -433.9万バレル   -504.9万バレル  
中間留分在庫(前比) -400.8万バレル   -640.4万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -197.1万バレル   +70.4万バレル  
原油輸入量(前比) -47.6万バレル   +91.8万バレル  

 


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