FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/03/04 戦績

 2020/03/04 水曜日 戦績

USDJPY        +161,100円

EURUSD        +215,490円

GBPUSD         +62,949円

AUDUSD         +42,506円

NZDUSD         +22,428円

USDCAD         7,257

USDCHF         +21,376円

EURJPY        +111,600円

GBPJPY        +159,200円

AUDJPY          +5,400円

NZDJPY         +13,300円

CADJPY         +56,200円

CHFJPY         +81,900円

EURGBP         +35,355円

EURCHF         +30,461円

TOTAL       +1,012,008円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,448,764円

 

月間戦績(03月)

TOTAL       +3,448,764円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL      +60,236,941円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +254,330,430円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,634,330,445円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
いつも午前7時半更新を目指しておりましたが、しばらく午前7時半から午前9時半くらいの間の更新となります。これも、急遽臨時休校になった影響です(笑)。

 

前日にG7各国の財務相と中銀総裁による電話会談が行われ、米FRBによる緊急の利下げもあり、落ち着かないまま迎えた昨日の金融市場です。株式相場は概ね好感をもって受け入れたようで、東京からアジア全域、欧州、そして北米まで総じて上昇しております。一方で外国為替市場はパッと見たところ落ち着いているようですが、まだ各国の出方が揃わない中で慎重になっている様子でした。

そんな中で深夜24時にカナダ中銀カナダ銀行の金融政策発表がありまして、事前の市場予想では 25bp(ベーシスポイント)の利下げでしたが、直前になりFRBに合わせて50bpの利下げになる可能性が多くの市場参加者から聞こえており、結果としては50bpの利下げとなりました。

カナダ銀行(中央銀行)
03/04 2400JST
(03/05 0000JST)
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
1.75% 1.50% 1.25%

G7と言われる7つの先進国のうち、アメリカに次いで予想を上回る大幅な金融政策変更(50bpの利下げ)を行った2カ国目となりました。残りはフランス,ドイツ,イタリアを合わせた欧州中銀ECB、英国BOE、そして我らが日本銀行の3カ国・地域の中央銀行となります。

英国の政策金利は現状で +0.75%となっておりますが、BOE次期総裁ベイリー氏がこれを +0.10%まで引き下げる事は可能だと語り⇩

www.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この発言を受けポンドが買われる状況になっております。次期総裁、この状況で具体的な数字を言及するのはバ◯なんじゃないかとも囁かれてますが・・・・・・

ECBと日銀は、既に政策金利を下げられるだけ下げており、ECBが現状 0.00%、日銀は -0.10%となっております。ECBや日銀が使える金融緩和ですが、このまま政策金利をマイナスシフトさせたり量的緩和を推し進めたりしたところで、正常金利範囲内で利下げを行ったのと同じだけの効果が見込めるとは思えません。もっとも、協調したと言うポーズだけするのならそれでもいいのでしょうが。

最初はバカにされた日銀の量的緩和も、今では先進国の各国中銀が当たり前のように使う金融政策となりました。この金融政策が貧窮した今、また新たに驚くような金融政策を日銀から行うのかもしれないと期待しております。なんだろう?今ならヘリコプターマネーが来ても驚きませんが(笑)。

 

短期的なものではなく、中期的に日本の景気を回復させるためにできることと言えば、過去に何度も書いているのですが、私の考える日銀が取れる究極手法は⇩

・都道府県や政令指定都市など、地方公共団体に日銀口座を開設させ強制的に日銀が融資(クレジット)をする事で、公共事業を促す

・一度与えた強制クレジットは維持することを前提にし(非不胎化)、予算バラマキと同じ効果を与える

日銀がハードマネーをばら撒けば政府予算も膨らまず、金融機関への量的緩和ではなく地方公共団体へのばら撒きであれば地方は確実に活性化します。

結果論で「MMT(現代金融理論)が正しく無くても、理論的には間違ってるとは言えない」とか言う状況にでもなったら、その時には国債を大量発行し、日銀のばら撒いた非不胎化の前提であった強制クレジットを財政ファイナンスで償還し、政府に移してもいいかと思いますが、別にしなくてもいいです。どうせ日銀のバランスシートがうなぎのぼりなのは、今後100年経っても変わらないでしょうし。⇦ ここまでが、ほぼ以前に書いたコピペ修正

また、政府が取れる非常に有効的な政策としては、海外から還流させた内部留保金を一定期間内に設備投資等に使った場合、初年度で100%の減価償却を認める。と言う手法もあるかと思います。

お金を使ってもらえたら内需拡大となりますし、いくら課税後の内部留保金だとは言え、海外から日本へ還流させないと海外への再投資にしかなりません。内部留保金に直接課税なんて強引な理論よりよっぽど意味があるかと思われます。 


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

ニュージーランド1月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) +9.8%
+9.9%
 -1.5%  -2.0%

───── ニューヨーク時間終了 ─────

豪州第4四半期(10-12月)
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.6%
+0.4%
+0.3% +0.5%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.8%
+1.7%
+1.9% +2.2%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -2.0%
 -3.3%
+1.0% +0.9%
小売売上高(前比) +1.7%
+0.8%
+1.5% +1.8%
スイス2月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
 -0.2% +0.2% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.2% +0.1% +0.2%
スイス2月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 -0.4% +0.2%  -0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+0.2% +0.1%  -0.2%
ユーロ圏1月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -1.1%
 -1.6%
+0.6% +0.6%
小売売上高(前比) +1.7%
+1.3%
+1.1% +1.7%
イタリア第4四半期(10-12月)
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
-0.3% -0.3% -0.3%
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
0.0% 0.0% +0.1%
米国2月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
+20.9万人
+29.1万人
+17.0万人 +18.3万人
米国2月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM非製造業景況指数 55.5 54.9 57.3
ISM非製造業雇用指数 53.1 55.6

 


=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 最新03/04

オーストラリア2月
03/04 0700JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
50.6 49.0
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
50.2 49.0
日本国2月
03/04 0930JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
51.0 46.8
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
50.1 47.0
購買担当者景気指数 -続きを展開⇩- 合計14ヶ国・地域

グローバル(全世界)2月
03/** 2500JST
(03/** 0100JST)
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
52.7 47.1
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
52.2 46.1

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 最新03/04

シンガポール2月
03/04 0930JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
51.4 47.0
香港2月
03/04 0930JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
46.8 33.1
購買担当者景気指数(全産業) -続きを展開⇩- 合計12ヶ国・地域

レバノン2月
03/04 1800JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
44.9 45.4

 


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