FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/02/14 戦績

 2020/02/14 金曜日 戦績

USDJPY         +27,600円

EURUSD         +62,178円

GBPUSD        +165,433円

AUDUSD         +20,949円

NZDUSD         +14,003円

USDCAD         +36,993円

USDCHF         +81,602円

EURJPY        +210,200円

GBPJPY        +118,500円

AUDJPY         +16,700円

NZDJPY          +4,100円

CADJPY         +43,300円

CHFJPY         +97,000円

EURGBP         +40,672円

EURCHF         +28,744円

TOTAL         +967,974円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,081,491円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +9,124,343円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL      +28,630,070円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +222,723,559円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,602,723,574円

 

今週の相場は13日の木曜日で終わってしまっていたのはなかろうかと思うくらい、14日バレンタインデーの為替相場は動かず仕舞い。昨日も唯一方向感が継続していたスイスフランは、あまりにも美しくダラダラと売られていたため、一体どんな思惑があるのか勘ぐってしまう感じです⇩

そして、もうずっとダダ下がりのユーロですが、遂に昨年10月1日に付けました 1ユーロ 1.0880ドル近辺を下抜けしまして、2017年4月24日の安値 1ユーロ 1.0820ドル近辺に迫っておりまして⇩ 来週はどうなるのか楽しみです。

 


 

昨日、日銀の雨宮副総裁が講演でこんな事を話しておりました。

例えば「インフレ」については、「高インフレの時には、生活に使うものやサービスの値段全般が急速に上昇する」という記述の正誤を回答させる問題で、「正しい」と正答した比率が日本は62%。これに対して、香港(中国)は97%、カナダは92%で、雨宮副総裁は「かなり見劣りする」と述べた。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

講演内容全文⇩

www.boj.or.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

雨宮副総裁が講演で引用した「金融リテラシー調査」ですが、なんか最近あちこちで使われているようです。この調査、実際に非常に詳細に調査してあり日本で金融教育が不足しているだろう事が鮮明に浮き彫りになる結果なんですが、ただ、インフレに関する設問だけは金融教育が理由で日本62%、香港97%、カナダ92%と差が付いているわけでは無いんです。

日本はいまインフレしてるのかどうか分からない程度の物価上昇率で、テレビなどの大衆ニュースでインフレの話題が出るとしても、日銀が目標未達のアナウンスくらいかと思います。消費者物価指数がどうのこうのニュースで言われても、一般の皆さんにはそれがインフレだと思いつくこともないでしょう。ところが、香港は日々上昇する物価で生活が厳しくなる一方で、テレビなどでも「憎きインフレ」くらいの勢いで日々報道されてます。カナダもそうですが、他の国でも日本ほど低インフレな国は少なく、物価上昇=インフレ発生と言う認識が高く、インフレの定義が曖昧なのは金融教育だけが理由ではありません。

アメリカでは小さい頃から金融教育がなされているとよく言われますが、

金融教育教育を学校で受けた人の割合 日本7% アメリカ21%

https://stat.ameba.jp/user_images/20200215/04/fx-sengyo/ef/44/p/o0810065514713241695.png

この、アメリカで金融教育を受けた人の割合21%を高いと見るか、それともアメリカでもこんなもんなのか?と見るか。一方、金融知識に自信がある人の割合は、日本12%に対してアメリカ76%と、さすがアメリカ(笑)。

アメリカの金融教育の中には、銀行口座の使い方やクレジットカードの使い方、証券会社での売買方法など実践的と言うか、単にやり方の説明的なものもありまして、更に多くの州の学校で実際に金融教育を行っているのは民間の団体だったり、あるいは銀行や証券会社から派遣された人だったりして、日本人が想像する金融教育と言うのとちょっと違う内容だったりもします。

アメリカがそうだからと言っても、日本でも金融教育が必要な事は変わりはありません。せっかくの調査結果を講演の材料とするだけでなく、いっそ日銀が主体にでもなって金融教育を進めていくくらいの気概を持って欲しいと思います。

 

全ての結果はこちらで確認できます⇩

www.shiruporuto.jp

 


 

指標は多かったんですがどれも反応はいまいちで、動かないときは何をしても動かないので仕方ありません。とりあえず、結果の表だけは貼っておきます。

ニュージーランド1月
0630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 49.3 49.6
ニュージーランド1月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
食料品価格指数(前比)  -0.2% +2.1%

───── ニューヨーク時間終了 ─────

日本国12月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
第三次産業活動指数(前比) +1.4%
+1.3%
+0.1  -0.2
ドイツ第4四半期(10-12月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.2%
+0.1%
+0.1%   0.0%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.5% +0.4% +0.4%
国内総生産(GDP)速報値
季節調整前(前比)
+1.0% +0.2% +0.3%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比)   0.0% +0.2% +1.0%
卸売物価指数(前比)  -1.3%  -0.5% +0.3%
スイス1月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
+0.1%  -0.3%   0.0%
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -1.7%  -1.3%  -1.0%
スペイン1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.1%  -1.0%  -1.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.8% +1.1% +1.1%
スペイン1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -1.4%  -1.4%  -1.4%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -1.1%  -1.1%  -1.1%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)改定値
(前比)
+0.1% +0.1% +0.1%
圏内総生産(GDP)改定値
(前比)
+1.0% +1.0% +0.9%
ユーロ圏12月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(季節調整) +191億ユーロ
+192億ユーロ
+193億ユーロ +222億ユーロ
貿易収支(季節調整) +207億ユーロ +214億ユーロ +231億ユーロ
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
速報値(前比)
+0.1% +0.3%
雇用者数
速報値(前比)
+1.0% +1.0%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.2%
+0.3%
+0.3% +0.3%
小売売上高コア※1(前比) +0.6%
+0.7%
+0.3% +0.3%
小売売上高コア※2(前比) +0.5% +0.5% +0.4%
小売売上高コア※3(前比) +0.2%
+0.5%
+0.5%   0.0%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比) +0.2%
+0.3%
 -0.1%   0.0%
輸出物価指数(前比)  -0.2%  -0.1% +0.7%
カナダ1月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売件数(前比)  -0.9%  -0.1%  -2.9%
米国1月
2315JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比)  -0.4%
 -0.3%
 -0.2%  -0.3%
設備稼働率 77.0% 76.8% 76.8%
米国12月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比)  -0.2% +0.1% +0.1%
米国2月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
速報値
 99.8  99.5 100.9

 

=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(02/07分)

02/14 0030JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比) -137Bcf -110Bcf -115Bcf

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら