FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/02/13 戦績

 2020/02/13 木曜日 戦績

USDJPY         +66,300円

EURUSD         +81,526円

GBPUSD        +273,919円

AUDUSD         +46,159円

NZDUSD         +22,986円

USDCAD         +68,217円

USDCHF         +42,332円

EURJPY        +132,300円

GBPJPY        +164,200円

AUDJPY         +26,600円

NZDJPY         +21,900円

CADJPY         +88,200円

CHFJPY         +75,100円

EURGBP         +53,291円

EURCHF         +45,326円

TOTAL       +1,208,356円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,113,517円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +8,156,369円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL      +27,662,096円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +221,755,585円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,601,755,600円

 

昨日、東京前場前の朝8時47分、円が突如急騰し、豪ドルやNZドルも同時に売り込まれる事態が発生しました。

理由はこちら⇩新型コロナウイルスの感染症例が急増した事でした。

www.bloomberg.co.jp

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ところがこれ、集計方法の見直しで急増した結果でして、本当に急増していたわけではありませんでした。

www.bloomberg.co.jp

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ところで「臨床診断追加」と言われて意味分かりますか?基準が変更になっただけで過剰反応する必要は無いんでしょうか?少なくて私の持っている知識では不足していたため、それなりの知識がある人に確認してみました。

「臨床診断追加」と言うのは、臨床=現場診断=判断したものを追加したと言うことで、今までは医師の診察で疑わしいと思われた患者さんでも詳細な検査をしてからでないと新型コロナウイルスに感染していると判断しなかったものを、詳細な検査をせずに医師の診察だけで新型コロナウイルスに感染していると判断する、具体的にはCTスキャンで胸部の撮影を行い、それをもって判断するそうです。

では、なぜ急に臨床診断だけで新型コロナウイルスの感染を判断するようになったのかと言えば、CTスキャンで新型コロナウイルスの可能性が高いと判断できるだけのサンプルが揃ったのか、あるいは、CTスキャンで新型コロナウイルスと判断できるだけの特徴を認識できるようになったのかのどちらかでしょう。恐らくは、前者のサンプルが揃った=数学的に解決できるようになったのだと思われます。あと、あまりにも詳細な検査をしなければならない数が増えてしまい、手が回らなくなってしまったため、臨床診断だけで判断しなければならなくなってしまったと言うのもあるかと思われます。

つまり、今までの判断方法を継続していた場合、詳細な検査をしてから判断して増加したであろう新型コロナウイルスの患者さんの数を早めに集計に加える事が出来ただけで、これをもって今までの発表自体が間違っていたり、隠蔽していたと言うわけではありません。ただし、本当に間違っていないのか、本当に隠蔽していないのかは分かりません。

ここまで考えますと、この新型コロナウイルスの感染症例急増のニュースで買われたままの円は、やや過剰なリスクオフかなとも思います。同時に売り込まれた豪ドルやNZドルは、昨日のうちに直前レベルを回復しております。

 

午後9時ちょっと前、英国のジャビド財務大臣が突然の辞意を表明しまして、ポンドが一瞬だけ売られる場面がありました。

www.bloomberg.co.jp

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ところが、すぐにリカバーするどころかポンドがぐんぐんと値を伸ばし⇩

 

対ユーロでも快進撃⇩

このところユーロが他の通貨とは違った弱さを見せてまして、昨日も特に目立って売り込まれるような指標やニュースもなく、ポンドにとっては、ユーロの地合いの悪さに引きずられてしまったような感じです。

でも、まるでジャビド財務大臣が辞任する事がポンド買いの理由になるかのような値動き(笑)。次期財務大臣に内定したゴールドマンサックス出身で現在は財務首席政務次官のスナック氏にとっては、自身の就任をポジティブ判断されたかのような値動きです。せっかくですから、スナック次期財務大臣には強引にでもこの流れを掴み、ポンドを買いたくなるような英国になるよう今後EUとの交渉をまとめて行ってもらいたいと願います。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

米国1月
0400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
連邦予算収支 -1327.3億ドル -1150.0億ドル -3259.3億ドル

───── ニューヨーク時間終了 ─────

日本国1月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業物価指数(前比) +0.1%   0.0% +0.2%
企業物価指数(前比) +0.9% +1.5% +1.7%
オーストラリア2月
0900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者期待インフレ指数 4.7% 4.3% 4.0%
英国1月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
   0
  -2
 +3 +17
フランス第4四半期(10-12月)
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 8.5%
8.6%
8.5% 8.1%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.6%  -0.6%  -0.6%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.7% +1.7% +1.7%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.8%  -0.8%  -0.8%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.6% +1.6% +1.6%
オランダ第4四半期(10-12月)
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.4% +0.3% +0.4%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.9% +1.7% +1.5%
米国1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.2% +0.2% +0.1%
消費者物価指数(前比) +2.3% +2.4% +2.5%
消費者物価指数コア(前比) +0.1% +0.2% +0.2%
消費者物価指数コア(前比) +2.3% +2.2% +2.3%
米国 週次
02/13 2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 20.3万件
20.2万件
21.0万件 20.5万件
失業保険継続受給件数 175.9万件
175.1万件
174.5万件 169.8万件

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(02/07分)

02/13 0030JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +335.5万バレル   +745.9万バレル  
ガソリン在庫(前比) -9.1万バレル   -9.5万バレル  
中間留分在庫(前比) -151.2万バレル   -201.3万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +106.8万バレル   +166.8万バレル  

 


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