FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/08 戦績[追記あり]

 2018/10/08 月曜日 戦績

USDJPY         +87,200円

EURUSD         +59,326円

GBPUSD        +122,861円

AUDUSD         4,035

USDCAD         +70,972円

EURJPY        +155,600円

GBPJPY        +272,400円

AUDJPY         +35,400円

CADJPY         +99,400円

EURGBP         +19,657円

TOTAL         +918,781円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +918,781円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +9,717,051円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +284,612,425円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,184,940,741円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

特になにも無いハズの、日米加が揃って祝日だった昨日、やはり主戦場は欧州時間でした。普通に考えたら当たり前です(笑)。雇用統計が終わった翌月曜日、これだけ気持ちよく動いてくれたら嬉しいです。例えそれが単なる市場の調整であったとしても、例えそれが他の通貨や他の市場に強引に引きずられる展開であったとしても、さらに、例えそれが休場を狙ったどこかの意図的なオーダーであったとしても、全然かまいません。むしろ、美しく値が動く=トレードに適しているなら大歓迎です。

とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは表示しておきまして、後ほど何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。


 

スイス9月
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 2.4% 2.4% 2.4%
失業率(季節調整済み) 2.6% 2.5% 2.5%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩鉱工業生産(前比)  -1.1%
 -1.3%
+0.4%  -0.9%
スイス 週次
1700JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 4兆7480.0億スイスフラン 4兆6943.4億スイスフラン
当座預金残高(外国銀行含む) 5兆7790.0億スイスフラン 5兆7750.4億スイスフラン
ユーロ圏10月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
センティックス社
投資家信頼感指数
+12.0 +11.7 +11.4
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
雇用動向指数 111.20
110.90
110.80

見よ!この錚々(そうそう)たる、スペース埋めるためだけに選抜されたような普段は投入されないような指標の数々(笑)。いつもは🚩をつけるのは重要指標ですが、昨日分に関してはマシな指標のドイツ鉱工業生産にだけ付けてみました。

 


2018/10/09 16:57 追記

 

もう、今さらこの時間になって昨日の話題で追記とか言っても白けてしまうんですが、放置したのは私です(笑)。とりあえず、市況がどうのと言うのは放っておきまして、昨日面白い発言がありました。こちら⇩ 

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

本当にイタリアはEUに対してイライラしてるのでしょうね。 よく、それぞれの国の中では野党が与党に敵発言をする事はありますが、まさかイタリアの副首相ともあろうお方が、ユンケル黄帝液EU委員長に ペッペッ っとするとは・・・・・・ いや、むしろその程度でまだ思いとどまってる方が我慢強いんでしょうか?(笑)。

今回、名指しで敵扱いされましたのは、ユンケル委員長とモスコビシ委員のお二人です。ユンケル委員長はルクセンブルク出身、モスコビシ委員はフランス出身で、その辺りもあるのかなみたいな。歴史問題とか絡んでくると、中途半端な説明をするとヤケドしそうなので省略しておきます。 


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2018/10/08 月曜日

本日、日本は体育の日の祝日でお休みです。体育の日って、戦後すぐに成立した祝日法で当初から制定されていたのでは無く、昭和41年から「東京オリンピックの開会式のあった10月10日を祝日に」と言う事で制定されたそうなんです。これ、日付が重要な祝日であろうに、はっぴーなんとかさんにしてしまってはダメな祝日じゃないんですかね?

しかも、東京オリンピックが開催される2020年だけは、オリンピックの開会式のある7月24日金曜日に移動させられ、10月には無いそうです。更に、2020年以降は体育の日と言う名称から「スポーツの日」に変更するんだそうです。「体育」と言うと狭い範囲に限定されているので、名称を体育からスポーツにしたと言う事のようなんですが、最近随分と騒がれているeスポーツとやらも、そのうちスポーツの日のイベントとなるんでしょうか?

また、日本のこの体育の日は英文で「Health and Sports Day」と訳されており、「健康とスポーツの日」と言う素晴らしい名称なんですが、2020年からは健康の部分「Health」は削られるのでしょう。

東京で初めてオリンピックが開催された時代、高度成長期にはガムシャラに働いたお父さんたちも、この東京オリンピックに由来する体育の日には家族と過ごしたりした思い出も多くあるかと思います。「10月10日、体育の日」このゴロがいい素晴らしい祝日に戻せないんでしょうか。中途半端に日本人やってる私ですから、そう思うのか、あるいは40歳も過ぎたオッサンになってきたからそう思うのでしょうか。

 

あと、本日はカナダが感謝祭(Thanksgiving Day)でお休みです。アメリカは、来月11月の第4木曜日が感謝祭なので、この両国は同じような起源を持つ感謝祭でも随分と日付が違ってます。

この日付が違う事に関しては、アメリカやカナダの歴史学者が研究しても本当のところはよく分かっておらず、カナダの感謝祭はアメリカから持ち込まれた説や、いやカナダの方が先に感謝祭してたとか、もうその辺りからバラバラな感じなんです。ただ、収穫を祝う目的である感謝祭としたら、アメリカは緯度が低く温暖であり収穫が遅く、カナダは緯度が高く寒い季節が長いため収穫が早いため、それほど不思議な事では無いかとは思います。

とりあえず、感謝祭で七面鳥を食べる習慣は、アメリカからカナダに持ち込まれたのは間違いなさそうだと専門家である歴史学者の見解もおよそ揃ってるらしく、おい歴史学者!もうちょっと研究する事は無いのか?(笑)。 

 

それと、本日は米国も法的にはコロンブスデーと言う祝日になっているのですが、なにしろコロンブスがアメリカ大陸を発見した日と言う、その段階でアメリカに住んでおりましたネイティブインディアンの皆様方にとっては「なに?なに?なに???」って日でもあり、またハワイ州におきましても「アメリカ大陸って、あの遥か東側にあるアレだよね?」と言う日でもあります。

そんな感じですので、ニューヨーク証券取引所やナスダック、マーカンタイル取引所などを含む米国のほとんどの金融市場はオープンとなりますが、それでもお休みのディーラーも多くおりますからいつもに比べますとやや流動性は低下するかとは思います。また、相対取引がメインの米国債取引も米財務省がお休みのため報告システムが稼働せずお休みとなりますが、最近は米国債の直接取り引きよりも金利先物の方が活況のようですので、あまり影響は無いかもしれません。


 

さて、今週のメインイベントですが、特に目立った雇用統計とかのレベルの指標発表やFOMCレベルの金融政策発表のようなものは見当たりません。

10月11日の木曜日からインドネシアのバリ島にて、G20財務相中銀総裁井戸端会議が開催予定です。今回は、IMFと世界銀行の年次総会も開催されますので、恐ろしく色々な準備が進んでいるかと思います。いま、インドネシアでは大変な災害が発生している最中ですが、その状況で更にこのG20の開催地を変更したりすると、余計にインドネシア経済にダメージを与えかねませんので、このままインドネシアでやるでしょう。バリ島は、今回の地震や津波で特に大きな問題はなさそうですし。ただ、火山が噴火した事による航空機の影響は若干でもあるんでしょうか。

それとイベントとは決して言えない事なんですが、10月12日の金曜日にトルコにおきまして、米トルコ間の懸案事項となっております例の米国籍牧師に関する審理が行われる予定になってまして、これは政治的な問題がバリバリですから確実になにかあります。このまま継続して拘束となっても、仮に拘束が解かれ国外強制退去処分となっても、どちらでも必ず何か発生するでしょう。場合によっては、審理先送りになる可能性もあるような気がします。

 

指標ですが、どうせ動かないでしょうが日本時間(以下全ての指標発表時間は日本時間)で本日10月8日月曜日、午後3時にドイツの鉱工業生産、どうせ動かないと思います(笑)。明日9日火曜日の午前8時50分に日本の貿易収支、もしかしたら、東京株式市場で輸出関連の銘柄が反応し、その波及でドル円が動く可能性もあります。

10月10日水曜日、午後5時半に英国のGDPと鉱工業生産が発表、午後9時半にアメリカさんの生産者物価指数(PPI)が発表予定です。翌11日木曜日の午後9時半にはアメリカさんの消費者物価指数(CPI)が発表される事になってまして、英国のGDPはここ最近のポンド高に更に燃料を投下する事が出来るのかどうか、そしてアメリカさんのPPIとCPIの2日連続祭りでインフレ持続をアピール出来るのか、水曜木曜はこの辺りがポイントとなるんで、しょうかね?

ラスト10月12日金曜日は、午後3時にドイツの消費者物価指数(HICP)と、同時にCPIも発表になりますんで、市場的にはどっちか都合がいい方を持ち上げて、その場その場でユーロ売りまたは買いの拠り所にするんだと思います。もう金曜日ですし、この指標の後には午後6時にユーロ圏鉱工業生産の発表くらいしかユーロが主導して動ける指標はありませんから。午後9時半、アメリカさんの貿易に関する価格指標が発表されます。具体的には輸物価指数や輸物価指数でして、輸入関税の関係で輸入量が減り、しかも関税分を全て販売価格に転嫁出来ないとなると、輸入している物品価格も下がる事になるんでしょうかね。ともすれば、その部分(値下げさせた)でもアメリカは相手国にダメージを与えたような感じにも取られそうですが、アメリカの企業が国外に持つ工場からの輸入は結果としてアメリカの企業の国外拠点での収益悪化につながりますので、微妙なところです。とりあえず、指標としては結果が良ければそれだけで判断するしかなさそうですが。本当に最後、午後11時にミシガン大学なんちゃらの速報値が発表になり今週の指標が一応終了です。 


 

昨日の東京、気温が30度を超えまして、私が持っておりましたスマホでは32度とか表示されておりました。真夏でしたら32度の表示で「今日は低くていいな」くらいの感覚でしたが、さすがに10月に入りますとこの気温では暑いくらいです。

今日からはまた、10月らしい気温に落ち着くようですが、この気温の上下になかなか服装を選ぶのも大変です。今週は、水曜日くらいが暑いピークで、週後半には最高気温が20度を下回るような予報もあったり、そろそろ本格的な秋でしょうか。

四季が分かりやすい日本ですが、秋は非常に短命です。よく、春秋と季節の変わり目として同列に扱われますが、紅葉に代表されるような秋の姿は、春を感じていられる期間よりも短く感じます。仕方なく、秋は仕事よりも季節を謳歌する方を優先させたいと思ってます(笑)。とりあえず、季節を謳歌するのにもお金が必要ですので、今週も一週間頑張ってまいりましょう。今週はかなり強引だった(笑)。 


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2018/10/06 戦績

 2018/10/06 土曜日 戦績

USDJPY         +61,100円

EURUSD         +40,996円

GBPUSD        +382,614円

AUDUSD         +12,397円

USDCAD         +38,206円

EURJPY         +21,200円

GBPJPY        +224,800円

AUDJPY         +18,200円

CADJPY         +93,400円

EURGBP         +26,181円

TOTAL         +919,094円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,798,270円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +8,798,270円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +283,693,644円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,184,021,960円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

日曜日なんですが、実は指標の発表があります。今週に限らず、日曜日によく指標を発表しているのが中国でして、理由としては「金融市場に過度なインパクトを与えない」と言う事のようです。確かに、雇用統計なんかでも、発表された直後に「何もそこまで」と言うほど動いた挙げ句、冷静になってみたら行き過ぎだと思ったのか、元サヤまで戻ると言う事も多くあります。そう言う意味では、土日に指標を発表し、落ち着いて考えてから週明け金融市場オープンを待つと言うのも分かります。

じゃ、欧米でもそうしたら?と思うかもしれませんが、最近では我々日本人ですら「休みは休もうよ」と言う風潮になってきているように、当然よく言われるように欧米と言われる地域ではずっと以前からそうでした。市場がどうのこうのと言うよりも、「土日に発表したら、発表する人が働かないとならない」と言う方がメインのようにも思えます。公務員でも労働組合の組成が可能なところも多いですし、労働組合的には、誰かが指標を発表するだけのために休日出勤なんて提案があったら、格好の的がやって来たくらいの感覚になるでしょう。その点、金融市場がどうのとか関係無く、指標を発表する労働者が休日に出勤すると言う問題的にも、中国でしたら何ら問題にはならないとは思います。

ところで、そんな権利意識が高い欧米と言われている地域、コンピューター化も進んでいる世の中で、さぞ昔に比べて土日に働く人が減ったのだろうなって思うかもしれません。私は、今回これが気になって調べるまでは「どうせ、コンピューターオペレーターとかサービス業従事者が増えたとかで、土日就労人口が増えてるんだろ(笑)」とか思っておりました。

いつもの雇用統計を発表する米雇用統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics) のホームページに、こんな資料がありました⇩

アメリカ人の時間利用調査(American Time Use Survey)

 

この⇧ページを開き「ATUS Database page」をクリックし、

 

次のページで「American Time Use Survey (ATUS) Results」の「TABLE」を選択、

 

新しく開いたページで「Table 4. Employed persons~」をクリック、

 

最後、項目の選択画面で「Total, 15 years and over」15歳以上の全就労者のうち「Employed persons who worked on an average weekday」平日に働いている「Percent of employed」就労者の構成比と、「Employed persons who worked on an average Saturday, Sunday, and holiday」休日に働いている「Percent of employed」就労者の構成比にチェックを入れ、一番下の方にあります「Retrieve data(データー検索)」ボタンを押しますと、

 

ふっふ~ん♪

 

お役所の公開しておりますデーターでも、割と面白いものを公開したりもしてまして、ちょこっと調べてみたらなにか発見があるかもしれませんよ。

中国も、恐らくあまり変わらない変化をしているかと思いますし、指標発表くらいはほとんどコンピューターで管理しているでしょう。大義名分だと思っていた「金融市場に過度なインパクトを与えない」と言う理由が、本当のところなのかもしれません。

 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2018年10月02日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 56,074 170,120 -114,046 -29,327
EUR (099741) 164,738 171,839 -7,101 -10,797
GBP (096742) 30,786 90,126 -59,340 +7,738
CAD (090741) 41,940 60,424 -18,484 +1,048
RUB (089741) 6,004 6,122 -118 +4,097
BTC (1330E1) 1,826 3,123 -1,297 -124
金Gold (088691) 192,490 214,312 -21,822 -4,174
原油 (067651) 653,899 104,990 +548,909 -11,176

 

IMMポジション(2018年09月25日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 47,253 131,972 -84,719 -20,964
EUR (099741) 172,426 168,730 +3,696 +2,030
GBP (096742) 34,768 101,846 -67,078 +12,180
CAD (090741) 31,812 51,344 -19,532 +10,579
RUB (089741) 3,985 8,200 -4,215 -385
BTC (1330E1) 1,792 2,965 -1,173 +145
金Gold (088691) 192,940 210,588 -17,648 -6,804
原油 (067651) 647,214 87,129 +560,085 +29,719
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

面白いのはルーブルです。今回の集計日10月2日現在で、急激にネットショートが減少しまして、ついにはプラスに転じそうな勢いです。ワールドカップまでは買われるだろうと思われていたロシアンルーブル、本当にそのとおりのポジションを見せてくれましたが、ここに来て急激なネットショートの精算は何を意味するのでしょう。10月2日の集計日までの一週間と言えば9月末が含まれておりましたので、この辺りに照準を合わせてルーブル売りを入れていたところでもあったのでしょうかね。他の通貨ですと、とりあえず決算に向けての精算があったとしても、月を跨げば元サヤなんてのも十分に考えられます。ロシアンルーブルに関しては来週の数字を見て、その辺りがどうなのか考えたいと思ってます。考えても分からないとは思うんですけど(笑)。

ロシアンルーブル、かのLTCMを崩壊させた最終トリガーとも言える通貨です。何かあるとしたら、急騰より崩落の方が予想しやすいんですが、もう今はあの当時と違って無い、んでしょうね恐らくは。ロシアも天然資源が豊富にある国ですが、通貨危機・経済危機は容赦なく襲いました。今の状況に置き換えますと、ベネズエラがどんなに原油埋蔵量が半端ないからと言って、最終的にどうなるか誰にも予想がつきません。なにしろ、あのアメリカさんに見放されていると言うか、アメリカさんがベネズエラの崩壊を陰ながら望んでいるように見えて仕方ないわけで・・・・・・。ちょっとIMMポジションとは違う話しになってしまいましたが。 


 

昨日のブログで「三連休をお楽しみ下さい」くらいの事を書いたのですが、大きく朝鮮半島の方に迂回した台風25号が、温帯低気圧になってまでも、ゾンビのように北海道を目指しているようで、連休中に北海道を直撃のようです。試される大地と銘打つ北海道も、まさかこんな事で試されたく無いでしょうに・・・・・・ 

今年の台風は、これでそろそろ打ち止めなんでしょうか。なにか、26号と27号が発生したんだか、なりそうな低気圧が出来たんだか、詳しく調べる気も失せてきます。

お楽しみの方は多いにお楽しみいただき、暴風雨に備えなければならない地域の方も、十分に対応した上で、テレビ見たりゲームしたり、家族で話しをしたりして、気分沈むだけで無い三連休をどうかお過ごし下さい。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/10/05 戦績

 2018/10/05 金曜日 戦績

USDJPY        +174,500円

EURUSD        +206,747円

GBPUSD      +1,131,467円

AUDUSD         +42,162円

USDCAD        +100,545円

EURJPY         +73,300円

GBPJPY        +520,300円

AUDJPY         +59,600円

CADJPY        +219,700円

EURGBP        +111,443円

TOTAL       +2,639,764円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,879,176円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +7,879,176円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +282,774,550円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,183,102,866円

 

待ちに待った米雇用統計の発表がありまして、その結果として、一定方向感覚(ドル買い)のありました為替相場の方向感の呪縛が外れ、雇用統計発表後は「自由気ままに、動きたいがまま動け」と言う状況です(笑)。

ほんと、特にドル円。ここのところの110円台から続く怒涛の上げ、水曜日から見せた114.20-30ラインを一気に超える一気上げを、木曜日からの日足で全て帳消しにし、迎えた金曜日からの日足では週初開始ポジションで陰線引けです。

いやあ、ドル円の週足は、恐ろしいほど美しい寄引同事線が出ております。ここまで美しいのは珍しいんじゃないでしょうか。もちろん、月曜日の始値の取り具合で若干変わっても来ますので、業者によっては少し実体が発生するでしょうけど。

 

さて、その雇用統計ですが、とりあえず注目されている2つの指標数字だけ⇩

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +27.0万人
+20.1万人
+18.5万人 +13.4万人
🚩失業率  3.9%  3.8%  3.7%

まず、非農業部門雇用者数なんですが、前回値や事前予想、当社予想を遥かに下回る数字でした。特に酷いのは前回値の修正でして、よく指標で「速報値・確定値」と2回に分けて発表するものがありますが、雇用統計では次回の発表時に前回の数字を確定値とするような運用になってます。ですので、数字自体が修正されるのは仕方ないとしても、調査した現数値をアレヤコレヤいろいろ弄り回した数字である指標の数字を、ここまで変更されますと信用の問題になって来そうなものなんですが。

今まで前回値の修正が入った時には、特に何も特記する事なく、サラッと前回値を書き換えておきましたが、さすがに今回の修正は残しておきたいと思いまして、前回値を横線で消した上に修正された数値を記載してあります。今後も指標の表に関しては、こんな感じで書いていきたいと思ってます。

 

それと失業率ですが、3.7%と前回値や事前の市場予想より低下しました。失業率が低下する事自体は一般的に良い事であるとされるんですが、ここまで低い失業率であり、しかも雇用市場では人員不足が叫ばれている現状で、働きたいと言う意欲がある者が分母に反映されると失業率が上がると言う失業率の計算上の理由からして、本来は失業率が上昇してもいい状態なんです。

雇用統計の一部として発表されております、全人口に占める労働している者の割合を示す労働参加率は、横ばいです。

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働参加率 62.7% - 62.7%

よく、FOMCのたたき台として使われるベージュブックにおいて、各地区連銀の調査報告に「熟練労働者不足」が指摘されておりますが、まさに数字がそれを裏付ける状況になってきております。

パッと見、失業率が低下して良い事のように思われますが、労働参加率が変化していないと言う事は、働く意思があって職を探している者が減少しただけで、働く気が無い者又は雇用側のニーズにマッチしないため職探しを諦めた者が増えていることを意味します。働ける能力がある以上は労働参加率の計算に含まれますので、職探しを諦めて失業率の計算に反映されなくなっても、労働参加率には反映されるためです。 

 

さて、今回の雇用統計ではちょっと特記事項がございました。発表文中、大きな矢印で示している部分は失業率と非農業部門雇用者数の部分ですが、一番下の赤枠で囲った部分、なにやら書いてあります。

 

これ、何が書いてあるのかと言えば、拡大したものがこちらです⇩ 

これを見て「そうか!なるほど!」と思った方は、私のブログなんてご覧になられないかと思いますが(笑)。内容的にはこんな感じで、

ハリケーンフィレンツェ

9月の雇用統計調査期間中、ハリケーンフィレンツェは米東海岸での事業所調査および一般世帯調査に影響を与えました。これら2つの調査に対する回答率は正常範囲です。

気象が雇用統計調査のデータにどのような影響を与えるかについては、このニュースリリースのよくある質問の質問8をご覧ください。

 雇用統計局は、2018年10月19日午前10時に州毎の雇用統計を発表する予定です。

つまり、ハリケーンの影響はあったけど、回答自体は正常に回収出来ましたよ。州ごとのデーターは10月19日に発表するから、具体的にどの州が影響が大きかったとかは、そっち見てね。って事です。ちなみにQ&A8には自然災害で雇用統計に影響が出ると、永遠に書かれているだけです。


 

他にも発表がありました指標、貼っておきます。 

オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  0.0% +0.2% +0.3%
日本国8月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値 103.9 104.2 104.4
景気一致指数(CI)速報値 116.1 117.4 117.5
ドイツ7月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.2% +0.2% +0.3%
生産者物価指数(前比) +2.9% +2.9% +3.1%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) -0.9% +0.7% +2.0%
フランス8月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -34.27億ユーロ
-34.90億ユーロ
-45.00億ユーロ -56.32億ユーロ
経常収支  -3.0億ユーロ
 -5.0億ユーロ
-10.0億ユーロ -16.0億ユーロ
スイス9月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
 0.0% +0.2% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI
+1.2% +1.1% +1.0%
スイス9月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
 0.0% +0.1%  0.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+1.3% +1.2% +1.1%

 

米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -500億ドル
-501億ドル
-535億ドル -xxx億ドル
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +27.0万人
+20.1万人
+18.5万人 +13.4万人
🚩失業率  3.9%  3.8%  3.7%
平均時間賃金(前比) +0.3%
+0.4%
+0.3% +0.3%
平均時間賃金(前比) +2.9% +2.8% +2.8%
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +25.4万人
+20.4万人
+18.0万人 +12.1万人
製造部門雇用者数 +0.5万人
 -0.3万人
+1.2万人 +1.8万人
週間平均勤務時間 34.5 34.5 34.5
U6失業率 7.4% - 7.5%
労働参加率 62.7% - 62.7%

 

カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -1.9億加ドル
-1.1億加ドル
-5.0億加ドル +5.3億加ドル
カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩就業者数 -5.16万人 +2.50万人 +6.33万人
🚩失業率 6.0% 5.9% 5.9%

 

あと、インドの中銀が政策金利を発表しまして、事前の市場予想では利上げであったんですが結果は据え置きだったようです。インドルピーとか取引してませんし、チャートも見てないんですが、市場ではこう言うサプライズは大喜びなので、上にしろ下にしろ大きく動いたんでしょうね。知りませんけど(笑)。 

インド準備銀行(中央銀行)
(RBI)

1800JST
現状 市場予想 結果
政策レポ金利
(政策金利)
6.50% 6.75% 6.50%

 


 

ちょっと駆け足で強引な感じのありました今日のブログなんですが、一つ一つを雇用統計レベルで書き始めますと、今日は数倍規模になりそうな感じです。カナダの件もありますし、ポンド急上昇の件もありますし。仮に商業的な記事であったとしたら、全て満遍なく書かないとならないかと思いますが、個人が趣味でやっているブログですから、ブログ主が好きな部分だけ好きなように書いたらいいかなって(笑)。

 

少し台風の進路がズレまして、関東は昨日だけほんの少し雨が降りましたが、今日は晴れております。天気予報でも、この三連休は大きく天気が崩れる事はなさそうな感じになっておりました。うちも、出かけようかどうしようか悩んでいたのですが、せっかくですから少しお出かけしてみようかなって思っております。皆さんも、どうか良い三連休をお過ごし下さい。


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2018/10/05 雇用統計を前にしまして[追記あり]

久しぶりの「雇用統計を前にしまして」なんですが、ただ「当社予想」を書き忘れていたため、その更新だけです。本日朝の記事は、既に追記してしまっているので、追記✕2とかするより新たに作りました(笑)。

 

本日の雇用統計ですが、既に作ってあります明日のブログ用の表では⇩

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +20.1万人 +18.5万人 +xx.x万人
🚩失業率  3.9%  3.8%  x.x%
平均時間賃金(前比) +0.4% +0.3% +x.x%
平均時間賃金(前比) +2.9% +2.8% +x.x%
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +20.4万人 +18.0万人 +xx.x万人
製造部門雇用者数 -0.3万人 +1.2万人 +x.x万人
週間平均勤務時間 34.5 34.5 xx.x
U6失業率 7.4% - x.x%
労働参加率 62.7% - xx.x%

 一応、カナダのも一緒に⇩ 

カナダ9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩就業者数 -5.16万人 +2.50万人 +x.xx万人
🚩失業率 6.0% 5.9% x.x%

 

いっつも話題になります「非農業部門雇用者数」と「失業率」なんですが、今回はこんな感じで予想しております。

f:id:fxse:20181005203149p:plain

 

前回の発表では前回値が1万人ほど下方修正されてまして、今回はその反動分が上に来るのと同時に、上方修正されると目される数値より若干低めに。

あと、失業率に関しては、この好景気のアメリカで就職を目指す人の増加が分母を拡大し失業率が下降しないのでは無いかと考えております。

 

だいたい、こんなの当たるも八卦当たらぬも八卦ですので、お祭り的に各社も予想しているだけで、自社の予想で事前にドル買ったり売ったりしてるところはありませんからね(笑)。いや、あったらゴメンナサイ。


2018/10/05 21:36 追記

 

結果、 

非農業部門雇用者数 13.4万人

前回値修正 20.1万人 ⇨ 27.0万人

失業率 3.7%

 

前回値修正が狂ってる(笑)。 


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