FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/09/27 戦績

 2018/09/27 木曜日 戦績

USDJPY         +69,200円

EURUSD        +162,228円

GBPUSD        +240,455円

AUDUSD         +24,929円

USDCAD        +114,496円

EURJPY        +186,500円

GBPJPY        +335,600円

AUDJPY         +31,000円

CADJPY         +68,400円

EURGBP          +1,839円

TOTAL       +1,234,647円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,386,239円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +27,558,391円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +272,273,273円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,172,601,589円

 

随分とドル円が上値を伸ばしたようで、日本時間で深夜0時の日付が変わってから、円から見た時に年初来安値を更新しました。今年は壮絶に狭いレンジ内、上と下に10円も無いようなレンジ内での値動きとは言え、この円安を受け、昨日は24,000円を落として終わった日経平均株価も、夜間の先物取引では24,000円を越えて推移しておりました。こう円安に伴った一気上げが来ると、今度は少しでも円高方向に振れますと日経平均は倍以上落ちるナイフ相場が来そうな気もして少し怖いんですが、そっち本業じゃないんで一応気にはしてますよアピールです(笑)。

 

さて、昨日のブログでおよその内容は書いてしまったFOMCの結果ですが、一応は日本時間で昨日の範囲に含まれますので、このブログ的にはFF金利誘導目標の数値くらいは再掲しておきたいと思います。

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

1730JST
現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
1.75~2.00% 2.00~2.25%  
2.00~2.25%
(25 bp increase)

こうやって見ますと誘導下限値で2%、随分と上がったものです。

昨日、どこぞの記事で「米利上げが住宅ローン金利を押し上げ、アメリカ人の家計を圧迫」のような事が書いてありましたが、全然的外れも甚だしい話しでして、金利を上げる必要に迫られているほど物価=不動産価格が上昇しておりますから、金利として支払う以上に金利を払っている所有不動産の価値が上がっているわけです。つまり、引っ越す際に受け取れるキャッシュが増えるわけで、実際には「米利上げが住宅ローン金利を押し上げ、アメリカ人の資産価値が向上」が正しいわけです。

「でも、支払いに必要な月々の金額が上がるのは正しいのでは?」と言う意見には、住宅ローンを抱えられる収入がある階層の所得者は、アメリカの指標が示しているような所得上昇があるから、可処分では変わらない、むしろ増えている人の方が多いかもしれません。「でも、そんなに収入高く無い層の人たちは苦しいのでは?」と言う意見もあるかもしれませんが、本来はその層の皆さんは、余裕の無いローンを組むべきでは無かったと言う事でもありまして、そこを放置してどんどん貸付たのがサブプライムローン問題の原因です。今はなかなか一定以下の水準の方がオーバーなローンを組む事は難しい現状ですので、それなりの住宅を買い、ローンを支払っている方がほとんどでしょうし、むしろ価格が低い物件の方が上昇率か高かったりして、次の物件を買い引っ越す際の頭金が増え一段階大きな家に住めるようなアメリカンドリームの足音が聞こえて来ます。

よく、アメリカでもサブプライムローン問題の結果、不動産神話が崩壊したような記事を見かけますが全く見当違いの内容でして、世の中にある資産の中で、不動産くらい持ってるだけで価値が向上する物は珍しい、その認識はアメリカでは変わってません。対して日本、バブル崩壊からずっと不動産価格の上昇は神話であったと言われ続け、不動産を買うのはバカくらいに思っている方も多いかとおもわれます。ところが、ここ数十年の好景気と言われている中、普通にサラリーをもらって生活されている方で好景気を実感できているだろう方は、不動産を持っている方以外には少ないかと思います。

不動産価格は孫の代まで見たら確実に上昇します。100年後、現在1千万で買える街中の不動産が500万円になると思いますか?「いや、孫の代まで言えば(笑)」と笑われる方もおられるかもしれませんが、それこそが、不動産価格の上昇は神話と刷り込まれた結果です。不動産価格の上昇は神話と盛んに報道していた側はどうでしょう?最近でも、大手出版社が自社ビルをかなりの金額で転売したりしたニュースもありましたように、神話であると真剣に考えていたならとっくに処分していたであろう不動産を大切に今まで所有していたわけです。

あまりにも細かいスパンで経済を見ますと、大局を見誤り、将来に渡って必要な資金を確保できなくなる可能性もあります。今まで数十年、たんす預金が一番だったとしても、今後数十年も同じように物価上昇しない保証はありません。日本だけは物価上昇しないとしても、これだけ輸入している物が多い状態で、物価を抑えておく事は困難です。この好景気に湧く、物価上昇を抑える必要まであるアメリカから、トランプ大統領は「たくさん買えよ!」と言ってきているのを忘れてはいけません。

 

ん?なんでそんな話しかって?

いや、最近は南関東にある某地方銀行さんのお陰で、アパートの一棟物が市場の相場より安く叩かれてる事があるんですよね。しかも、南関東にある某地方銀行さんのお陰で、収益性だけで借り入れようとするノンリコースローンが厳しいらしく、この円安になった今、アメリカの物件売って円転し日本の物件買ったらいいのかなみたいな。そう、円安から不動産価格まで壮大に一つの流れでした(笑)。

 

最近、まともに市況について書いてませんが、システムトレードしてる私が市況解説したところで仕方ないですし、あまりにも適当に書いているので、だったら個人感の方がいいかなって思いまして。ただ、こっちの書く事も無くなると、市況のお話しに戻りますので、安定してるのは指標の表だけって事になります。

で、その指標ですが。ニュージーランドの金融政策発表がありまして、現状維持の1.75%となりました。今後利上げ見通しが薄い感じの中で徐々に価値が下落してるNZドルですが、今までの水準が高すぎたとも言えます。オーストラリアの資源国通貨としての高価値と、実際には資源は少ないニュージーランドの高価値は全然別でして、単にオーストラリアの評価を一緒にもらってただけとも言えます。今後どうなりますかね?私としては、NZドルを2年越しで持っており80円台でも売らなかったので、高くなれとは言いませんが、できれば現状維持をいつまでも続けて欲しいとは思ってます。超個人的な意見ですけど(笑)。

ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

0600JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
1.75% 1.75% 1.75%

 

あとは、ズラズラっとこんな感じで⇩ 

中国8月
1215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業収益(前年比) 16.2% 9.2%
ドイツ9月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数 10.5 10.5 10.6
ユーロ圏7月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM4
(前比)
+4.0% +3.9% +3.5%
ユーロ圏9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ユーロ圏景況感指数 111.6 111.25 110.9
ユーロ圏9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ユーロ圏消費者信頼感指数
確定値
-2.9 -2.9 -2.9
ドイツ9月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.1% +0.1% +0.4%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+2.0% +2.0% +2.3%
ドイツ9月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
 0.0% +0.1% +0.4%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+2.0% +2.0% +2.3%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 20.2万件 21.0万件 21.4万件
米国第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比・年率換算)
+4.2% +4.2% +4.2%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
耐久財受注
(前比)
-1.2% +2.0% +4.5%
耐久財受注・輸送機器除く
(前比)
+0.2% +0.5% +0.1%
米国8月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売保留(前比) -0.8% -0.5% -1.8%
中古住宅販売保留(前比) -0.7% -1.0% -2.5%

 

午前10時の中国様の企業収益は、東京時間に何も指標がなかったので寂しいから入れたまでです。ただ、その指標に関しての記事で「最近の米中貿易戦争の影響で4ヶ月連続で指標が低下し、かつ、外資系企業のダメージが深刻」と言う内容がありました。

big5.ftchinese.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この ftchinese と言うサイト、実際の運営はフィナンシャルタイムズですので、一応はアメリカにも中国にも傾斜していない英国の新聞(資本は日本ですが)ですので、中国の大本営発表とは違い多少の真実味はあります。 

 

あと、昨日書き忘れていた、アメリカさんの週刊原油事情です。

米国 週間燃油在庫集計
2330JST
前回値 結果
原油在庫  -205.7万バレル +185.2万バレル
ガソリン在庫  -171.9万バレル +153.0万バレル
中間留分在庫(暖房用含む)   +83.9万バレル  -224.1万バレル
クッシング原油在庫  -125.0万バレル  +46.1万バレル

 


 

台風!進路おかしいでしょ!なんで沖縄近辺で停滞していたのに、今度は日本列島の弓なり無視で日本を直線で北上ですか? 

https://web.archive.org/web/20180927200818im_/https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/2/21/218/2188/main/20180927161404/large.jpg

tenki.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 2018/09/28 05:00 現在

今週末、また九州から関西にかけては荒れそうですので、十分に起きをつけください。パンとか買いだめしてもダメですからね(笑)。あれ?台風来るとパン買いだめする民族って、関東だけなんですかね? 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/09/26 戦績

 2018/09/26 水曜日 戦績

USDJPY         +44,400円

EURUSD         +51,173円

GBPUSD        +182,252円

AUDUSD         +19,165円

USDCAD         +38,799円

EURJPY         +93,600円

GBPJPY        +202,300円

AUDJPY         +17,300円

CADJPY          +2,400円

EURGBP         +25,106円

TOTAL         +676,495円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,151,592円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +26,323,744円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +271,038,626円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,171,366,942円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら深夜に日付が変わってから朝までの出来事は、明日のブログ更新での内容となります。ただ、さすがに明日のブログ更新で「昨日、FOMCが~」とか書いても随分と古いネタになってしまいます(笑)。早朝にFOMCのような金融イベントや事件があった場合のみスタンスを変更し、深夜に日付が変わってから朝までの出来事を書かせていただく場合もございます。

この上の文章⇧ 私のパソコンの中で、「0.言い訳FOMCバージョン.txts」と言うファイル名で保存してあります(笑)。.txts と言う拡張子は勝手に付けた拡張子でして、txtはメモ帳で開くままにしておきたいので、特に SAKURAエディターで一発で開きたいファイルだけ関連付けてあります。クリック一発で開けますので、右クリックして SAKURAで開くメニューから開くよりも全然楽です。

 

さてそんな感じで、2日間に渡って開催されておりました米連邦公開市場委員会 FOMC が終了し、今から約3時間半前の日本時間で本日早朝3時に終了直後の声明文が公開されました。

いつもいつも書いているんですが、よく「FOMCが終わって政策金利の発表がある」と言われますが、決して政策金利をあえて発表しているわけではありません。あくまでも、FOMCにて話し合った議題の中で登場した政策金利の事について声明文に書いてあるだけでして、ほとんどの中銀が「政策金利の発表」をしているわけではありません。政策金利より大切な話し合いの方が遥かに多かった場合、理論的には政策金利をどうするのか声明文に記載しない事も可能で、その場合は当然ですが金利は据え置きと言う事になります。私が知ってる限りですと、政策金利の発表を行う事を規定で持っているのは、先進国の中銀の中ではオーストラリアのRBAくらいではないでしょうか。

どんな感じで書いてあるのかと言えば、おなじみさんには毎度の事で「またかよ!」と言う感じでしょうが、公表された声明文でこんな感じ⇩

小数点以下を分数表記するのは伝統と言う事もあるんですが、何しろ21世紀になって5分の1も経過しようかって言うこのご時世で、まさか重さや長さの単位にポンドヤード使ってる国ですから驚きもしません(笑)。まあ、中には間違いを防げると言う意味もありますし、全くの無意味では無いんでしょうけど。

 

そんで肝心の内容ですが、政策金利自体は事前の市場予想通りに25ベーシスポイントの誘導目標引き上げ、

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

1730JST
現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
1.75~2.00% 2.00~2.25%  
2.00~2.25%
(25 bp increase)

発表されました声明文中では「緩和」と言う言葉が削除されたとか何とかかんとか指摘がありましたが、パウエル議長が言うのには「金融政策がうまくいってるんだから、そりゃあんた!そのうちそんな言葉は無くなろう?ん?」と言う事で、ある意味ではごもっともです。

まあ、どのみちあまり皆さん、今回は声明文には関心が無かったかと思います。今回注目していたのはこちら、FRB執行委員と連銀総裁らFRBボードメンバーによる長期展望(Projection Materials) での、今後の政策金利予想ドットチャート⇩

前回同じものが発表された6月のものと比べますと、来年2019年には3.25%越えを予想するメンバーが増えているのですが、2020年の予想では4.0%超えをする予想をしているメンバーが0になっております。

前回のはこちら⇩

fxse.hatenablog.jp

 

まっ、将来の事なんて分からねえよと言われればそれまでなんですが、長期的に見て過度な上昇を抑えるように意思を持っていく事は、ある御方のご機嫌を取るためには効果的だったのでは無いでしょうか?(笑)。まあ、更にはこのドットチャートの発表を取りやめたいような意向もしているようですけど。


  

昨日は指標も少なく、値動きもFOMC待ちの狼狽状態でしたのでネタも少なく、FOMC特集になってしまいました。ドットチャートとか、そのうち金融関係の方との合コンの際にでもネタとしてお使いください(笑)。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/09/25 戦績

 2018/09/25 火曜日 戦績

USDJPY         +92,200円

EURUSD         +84,352円

GBPUSD        +166,702円

AUDUSD         +10,964円

USDCAD         +54,519円

EURJPY        +120,400円

GBPJPY        +286,700円

AUDJPY          +7,700円

CADJPY         +20,500円

EURGBP         +13,796円

TOTAL         +857,833円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,475,097円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +25,647,249円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +270,362,131円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,170,690,447円

 

ドル円が遂に113円・・・・・・、ならず(笑)。

1時間足のチャートで見ますと、9月7日午前9時を始点として着実に上がり続けておりますドル円でして⇩

なんらかの意思が介在しているようにも思えます。世界的にはドル売りの傾向が強い時期にもドル円だけは全てドル買い。思い起こせば9月7日の東京時間開始前には、こんな件がありました。

www.sankei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

また、翌日早朝にはトランプ大統領が自ら、この前週に日本側から接触があった事を暴露しております。 

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

まあ、実際のところ為替レートなんて、中央銀行さえ黙認してくれれば政府は表立つ事なく操作するなんて簡単でして、特にハードカレンシーの発行国の中でも群を抜く規模かつ自国だけの意思で金融政策が想いのままの日本です。もし、仮に、中央銀行が黙認ではなく協力してくれたら、そりゃ・・・・・・

などと、陰謀好きな私が供述しております(笑)。

 

ちなみに、上のチャートにあるチャートを重ねるとこんな感じになりまして⇩

どうです?チャートで左側の方の8月中旬にはバラバラな位置関係だったものが、最近は上の方に収束して右下に空白地帯が登場してます。

これ、ドル円以外にユーロドル(EURUSD)・ポンドドル(GBPUSD)・豪ドル米ドル(AUDUSD)・加ドル米ドル(CADUSD)・スイスフラン米ドル(CHFUSD)を重ねたものです。加ドルとスイスフランは通常とは逆ペアになっておりますが、これは対ドルでの値動きを統一させるためでして、全ての通貨で最近は米ドルに対して高くなっているのが分かるかと思います。そこにドル円(USDJPY)を加えて、全ての通貨ペアの値動きが一緒。

などと、陰謀好きな私が供述しております(笑)。

これ、全ての通貨ペアのチャートの比率を合わせてあるわけでは無く、多少は私の陰謀説に都合がいいように解釈されるように表示されているわけですが、このお絵描きしておりますチャートサービス tradingview.com におきまして、描画の色合い以外何も設定を変更する事なく、通貨ペアの指定だけして表示されたのがコレですので、世の中的にそんなもんなんでしょう。何が「そんなものか」ってのは、私にもよく分かりませんけど。 

 

FOMCの結果発表を前にしまして、あまり意思の感じられない相場となっておりますが、各種発言だけは某国大統領を中心に頑張っております。OPEC非OPEC合同会合が終わってから原油価格の上昇をうけ、昨晩にはトランプ大統領が「原油価格下げるようにがんばれよ」と発言し原油価格が一段下げを見せたり、ただこれ、先週もやってるのに会合でスルーされてるんで市場の反応も限定的だったようです。 

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 

他にも、「北朝鮮と仲良くする計画が進行中(超意訳)」とか、「貿易は公平であるべきだろ? 」と自虐してみたり(笑)。そもそも貿易の公平性と言うのは輸出と輸入の金額的な均衡では無く、どの国も等しく取引が可能なオープン市場を意味するように思えるのですが。例えば、中国が「日本人には売るけど、アメリカ人には売らないよ」とかが無いようにと。まあ、それぞれの立場で公平の意味はあるでしょうから、いいんですけど。 


 

昨日は指標も若干あったにはあったんですが、あるにはあったんですが程度の反応で、それよりも要人発言の方が大きく市場で持て囃されたようです。 

日本国7月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)改定値 103.2 103.9
景気一致指数(CI)改定値 116.3 116.1
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比) +0.1% +0.2% +0.3%
卸売物価指数(前比) +3.6% +3.5% +3.8%
米国7月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅価格指数(前比) 0.3% 0.3% 0.2%
米国7月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ケースシラー住宅価格指数
(前比)
6.4% 6.2% 5.9%
米国8月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
リッチモンド連邦準備銀行
製造業景況指数
24 20 29
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 134.7 132.0 138.4

そう言えば、一番最下段にあります今回の米消費者信頼感指数の発表元が日本語では米産業審議会、英語での名称をそのままカタカナで書くと「カンファレンス・ボード」と言うところでして、よく皆さんが公的機関だと勘違いされてます。

英語での正式な組織名は「 The Conference Board Inc. 」ザ・カンファレンスボード・インコーポレイテッドと言う組織で、通常は株式会社と訳される inc. ですが「株=ストック」は発行しているけど、アメリカの税務署さん(IRS)に通称501認証と言う非営利団体認定を受けている非営利組織です。いわゆる業界団体ですね。

いつもの「だから、なに?」シリーズなんですが、同じように金融関係で興味を持った方同士で会話した時に、さらっとこんな知識を披露して「ああ、あの非営利組織が発表してる指標ね」とか言うと、評価が上がるのか、あるいは嫌なヤツ認定されるのかは、その人のキャラクター次第です(笑)。


 

また、台風が近づいてきております。

tenki.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 2018/09/26 06:50 現在

今度の台風、アジア名が「チャーミー」です。ほんと、この名称は何?莫大な被害をもたらせた際に日本以外の国の報道では、「チャーミーが~、チャーミーが~、チャーミーが~~~~~」と言われるわけで、命名する方はもうちょっと・・・・・・、えっ?ベトナムのバラの花なの?

 

なんてとぼけておりますが、既に沖縄付近に停滞状況ですので、大きな被害が発生しないように祈っております。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/09/24 戦績

 2018/09/24 月曜日 戦績

USDJPY         +30,900円

EURUSD         +66,193円

GBPUSD        +147,511円

AUDUSD         5,709

USDCAD         +45,295円

EURJPY        +170,500円

GBPJPY        +133,500円

AUDJPY          +3,400円

CADJPY         +29,900円

EURGBP         4,226

TOTAL         +617,264円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +617,264円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +24,789,416円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +269,504,298円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,169,832,614円

 

とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは表示しておきまして、もし何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

久しぶりにドル円も上値を伸ばせそうな相場だったようですが、不甲斐なく撃沈されたようです。ユーロはドラギ総裁の口先だけ介入のようなもので一気買いされたものの、さすがにあのひと山に乗る事はシステムの中の小人さんでも出来なかったようです。あの、予想だにしないような突発的な値動きまで拾えるシステムなんて作れたら、凄いんでしょうねえ(笑)。 


 

ドイツ9月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ifo企業景況感指数 103.9 103.2 103.7
Ifo企業現況指数 106.5 106.1 106.4
Ifo企業期待指数 103.3 100.2 101.0

とは言っても、昨日は随分と指標が少ない日でした。ドイツのIfoが発表する指標の中で、あまり一般的には注目されない IFO Expectations 企業期待指数なんかは、少し前は100を下回って推移していたので、今後少し上向きになると予想しているドイツ企業も多いのでしょうか。

 

英国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI製造業受注指数 +7 +4 -1
CBI製造業販売価格指数 +15 +13 +13
カナダ7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売売上高(前比) -0.9% +0.4% +1.5%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
シカゴ連銀全米活動指数 0.18 0.20 0.18
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ダラス連銀製造業活動指数 30.9 31.0 28.1

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/09/24 月曜日

本日は、日本は「秋分の日の祝日」の振替休日でお休みとなっております。あえて括弧書きしたのは重要で、秋分の日はあくまでも「天文現象として、秋分点を太陽が通過する日」が属する日ですので、日本だけが秋分の日ではありません。いや、中には本当に「日本は秋分の日」だと思ってる方がおられるので(笑)。

ただし正確に言いますと、国によって日付が異なると言う点では「日本は秋分の日」と言うのは間違っては無いんです。秋分の日とは「天文現象として、秋分点を太陽が通過する日」と書きましたように、秋分点と言うのは天空にある黄道と天の赤道が交わっている一点ですから、そこを通過する時刻は一瞬です。つまり、世界の国々では時差があるので、今年の場合は日本では9月23日、アメリカでは9月22日の現地時刻と言う事になります。と、こんな事を、毎年春秋の春分と秋分の日に書いてます。 


 

さて、今週の注目ポイントですが、何と言っても米連邦準備制度理事会 FOMC でしょう。日本時間(以下全て日本時間)で9月27日木曜日早朝3時の発表でどうなるのか、利上げは確実と思われております。そして、午前3時半から行われる予定のFRB議長会見ですが、FRBの利上げに関してトランプ大統領は利上げに慎重と言うか不快感すら示しておりますので、その点を中銀の独立性としてスルーするのか、多少は何かしらの発言に含ませるのかで随分とパウエルFRB議長の評価が変わってきます。もっとも、どちらに転んでも分がないようにも思えます。上手く誤魔化せるかどうか。

また、27日木曜日午前6時にはニュージーランドが金融政策発表を行う予定になっております。日本の方はニュージーランドドルが大好きな方が多いので、注目されている方もおられるのでは無いでしょうか。そう言う私も、かれこれ2年にもなる長期に渡ってニュージーランドドルを持ってます(笑)。 

 

そんな感じで、いつもはここで私が注目している指標に関してズラズラと並べるのですが、本日後ほど追記するか、あるいは明日のブログで書きたいと思ってます。

 

またしても、台風がやって来ているようです。

tenki.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

もういい加減にして欲しいのですが、考えてみたら、いい加減もなにも「ワンシーズに1度ですら来て欲しく無いのが本音」でした。そうは言っても、来てしまうのは仕方ないので備えておくしか無いのでしょう。考えようによっては、普段全く来ない地域に突然来て未曾有の災害となるなら、危機感を持つために仕方ないと諦めるた方が前向きになれるようにも思えます。

台風にもトランプ大統領にもFRBにも英国にも注意しながら、今週も一週間頑張ってまいりましょう。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら