2018/07/30 戦績
USDJPY +30,900円
EURUSD +103,755円
GBPUSD +63,082円
AUDUSD 0円
USDCAD +86,239円
EURJPY +121,800円
GBPJPY +51,600円
AUDJPY 0円
CADJPY +67,700円
EURGBP +28,650円
TOTAL +553,726円
週間戦績(当週)
TOTAL +553,726円
月間戦績(07月)
TOTAL +23,984,592円
年間戦績(2018年)
TOTAL +206,717,446円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,107,045,762円
また今週も、週の始まりから重い雰囲気になるのかと思いきや、ユーロやポンドなど欧州通過と加ドルが頑張ってくださいまして、最近の月曜日としてはそこそこな数字になりました。
欧州通貨が上昇し始めたのは、フランクフルトやパリが属する中央欧州時間で午前9時、日本時間で午後4時前後くらいからでしたので、指標が関係しているわけではありません。金融系のニュースでは、欧州の金利上昇がユーロ買いの理由とされておりますが、だったら普段から金利にもっと敏感になっているでしょう。どこかで何かの思惑があったのか分かりませんが、ドル売りと言うのともちょっと違った動きにも思えます。チャートだけで言えば、ユーロ円から始まったようにも見えます。まあ、システムトレードですと、その辺りの理由はホントどうでもいいんですけど(笑)。
それに比べて、加ドルの上昇理由は原油価格上昇に伴ったものと理由が明快で、非常に気持ちがいいです。最近注目しております、加ドルと原油、そしてVIXまで三つ巴で上昇してくれますと、なかなか嬉しい限りです。
さて、指標なんですが、あまり昨日は関係無かったですね(笑)。関係無かったと言うよりも、指標発表時間を避けて値が動いている感じもありまして、通常ですと指標発表と同時に値が動いてしかりなんですが、指標発表時刻を待って数字を確認し、特に問題無さそうなのを確認してから次の上昇を狙うようなイヤラシイ動き。
ユーロでは英国の指標は直接関係する指標では無いのですが、それでも欧州圏と言う事で一応チャートに一緒に入れてみますと、ね?避けてる感じでしょ?
英国6月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信用残高 | +16億ポンド | +13億ポンド | +16億ポンド |
英国6月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
マネーサプライM4 (前月比) |
+0.4% | +0.6% | -0.3% |
マネーサプライM4 (前年比) |
+1.9% | +1.8% | +1.7% |
ユーロ圏7月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ユーロ圏景況感指数 | 112.3 | 112.0 | 112.1 |
ユーロ圏7月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ユーロ圏消費者信頼感指数 確報値 |
-0.6 | -0.6 | -0.6 |
ドイツ7月 2100JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
+0.1% | +0.4% | +0.3% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+2.1% | +2.1% | +2.0% |
ドイツ7月 2100JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.1% | +0.4% | +0.4% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+2.1% | +2.1% | +2.1% |
そうそう、いつも書こうと思って放置だったんですが、ちょうど昨日ドイツの指標でいいサンプルになりそうな指標がありました。上にありますドイツの消費者物価指数ですが、「消費者物価指数 CPI」と「消費者物価指数 HICP(EU基準)」と言う2つがございます。よく、ユーロ圏の消費者物価指数の発表時に「ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)」と書かれているのをご覧になられるかと思うんですが、消費者物価指数はいつもはCPIと省略されるのに、どうしてユーロ圏だけHICPなんだろうって思った事ありませんか?
疑問に思った方が居ないのかどうかネットで検索してみましたところ、ほとんどのサイトは「ユーロ圏は消費者物価指数をHICPと省略するので、同じものです」と言う解説でした。
いや、CPI と HICP は別物なんです。
ただ、昨日発表になりましたドイツの消費者物価指数を CPIとHICPで比べてみても、ほとんど差が無いように思えるかとおもいます。でもね、消費者物価指数で 0.1 の違いって発表直後に為替をぶっ飛ばすくらいの勢いがある時もあったりで、非常に大きいですよね。そして、同時に発表された数字で CPI と HICP に明らかに差異がある事からも分かりますように、この2つの指標は集計方法が違うんです。
どう違うのかと言えば、集計する項目が異なっておりまして、そりゃ集計する項目が事なれば数値も変わってきますよね。ですので、HICPと言うのは欧州での消費者物価指数の名称と言う説明は、明らかに誤りです。
細かい部分ではいろいろと集計する項目が違うんですが、一番大きな違いは、CPIは帰属家賃を含めた数字、HICPは帰属家賃を含めない数字と言う部分です。「帰属家賃ってなんじゃそりゃ?貴族様の家賃か?」って感じですが、簡単に説明しますと、持ち家の場合でも借りたとしたら発生するだろう家賃です。なぜ?と言われますと、細かい説明にこれも入り込むんですが、一番簡単に言えば「家を買った=家に住むと言うサービスの対価を一括で払った、それを分割で計上してみました」と言う事だと思ってください(笑)。
帰属家賃の計算は非常に複雑なんですが、今回のドイツの発表した数字を見ますと、帰属家賃を含むCPIより、帰属家賃を含まないHICPの方が数値が高いと言う事は、「持ち家=不動産価格」の上昇より「不動産の賃貸料金」の上昇の方が、よりペースが早いのであろうと予想が出来ます。もしかしたら、過去の数字も全て確認すると、先に不動産価格が上昇していてペースが落ちているだけなのかもしれませんので、単月分を見ただけでは何とも言えませんけど。
CPI は「Consumer Price Index 」直訳すると「消費者価格指数」となり、日本語の消費者物価指数とほぼ同じです。そもそもが price と言う単語に物価と言う意味もありますから、全く同じとしても構いません。
HICP は「Harmonised Index of Consumer Prices」直訳すると「消費者価格の統一指数」となりまして、この統一が何を示すのかと言えば、欧州全体で同じ統一基準で指標を集計しましょうと言う、つまりEU基準を示しているわけです。
指標にも、ひとつひとつ意味がありますので、こう言うのを調べていくと面白い事が分かったりするかと思います。
あれ?もう終わった感じになってしまいましたが、昨日はアメリカさんの指標もありまして、中古住宅販売留保って言う「留保って言われても、数字が上がると良いのか悪いのか判断が難しいよな」って指標です(笑)。ちなみに、あと一歩で売れるところまで完了してる分なので、数字が上がれば翌月以降に「売れた~」ってなりますから、数字が上がる方が良い結果となります。
米国6月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売保留(前月比) | -0.5% | +0.1% | +0.9% |
で、これが午後11時に発表になりましたが、特に何もありませんでした。もう、この項目も無くそうかと思ったくらいです(笑)。
昨日、このニュースを見まして、思わず笑ってしまいました。
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与党が全議席って(笑)。あの、あの北朝鮮でも、実は全議席を与党が持っておりません。って言うか、そう聞いてるだけで実際のところは知りませんけど。
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既に、アメリカやカナダ、豪州などが非難しているようですが、そうならないようにするために、あの北朝鮮でも・・・・・・
これはこのまま終わりそうにありませんが、中国がバックについておりますので、もしアメリカなど西側連合が強硬策にでも出ますと、中国との代理戦争になる可能性が高く、援助中止などの策に出ても中国が補填してしまい、実質的には中国の支配力を増すだけになるでしょう。
まあ、我々は見てるしか出来ませんから、言い方悪く言えばエンターテイメントのようなものになってしまいますが、今後の動向は気にはなります。
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2018/07/30 月曜日
この、月末週と月初週が同居する週と言うか月と言うか。週の途中で月が変わりますと、数字の集計がいろいろと面倒なので嫌なんですよね(笑)。
そんな事を言っても仕方ないのですが、この月と週のアンマッチを無くす方法としては、月なんて廃止してしまえばいいと言う方法もあります。ただ、それでも年間52週ですと364日しか無く、今度は週と年のズレが発生してしまいますので、まさかそこで年なんて廃止してしまえばいいなんて言うわけにはいきません。
もし、100年単位で週と年を合わせようとしますと、まず100年間の日数を把握する必要があります。1年は365日、うるう年は366日ですが、現状の暦では400年に1度などの一部の例外を除きまして4年に1回かつ100で割り切れる年には発生しないと言う事で、これらを総合して計算しますと、100年間の日数は36,524日となります。
そして、1年をピッタリ7で割り切れる数にすると52週で364日となり、単純に100年では36,400日となります。現状の暦との差は124日ありまして、これを7日で割りますと17.71回、つまり100年間に17.71回だけ53週ある年を作れば、現状の暦と100年間での差異が無くなるわけです。この中途半端な0.71回の処理は、現状の暦のうるう年の調整で400年に1回だけ特殊な処理をするのと同じように、これも100年のうちで処理せずに長いスパンで処理するとしたら、100年間で18回の年間53週ある週を作ればいいと言う事です。
1年52週でピッタリの年と、1年53週でピッタリの仮に新うるう年を作ったとしますと、100年間で今の暦に合わせた運用をした場合、52週の平年を4回繰り返し、53週の新うるう年を差し込む、つまり5年に1回1週多い年を作り、ただし50年に1回だけは53週にせずに52週の平年のままにしますと、100年間の日数は36,526日となりまして、現状の暦より2日多くなるだけとなります。
凄い、分かりにくいですねえ。自分でも何をしたかったのか、よく分からなくなってきました(笑)。
結局、ここまで考えた結果、お給料計算とか、お家賃の計算とかどうするんだと言う現実問題も思い浮かんできまして、現在の暦がいかに絶妙なバランスで成り立っているのかと言うのが分かります。
数学とか天文とか興味があったり、それを志したりした者は、必ずと言っていいほど「改暦」を一度は考えます。もし、短い生涯の中で改暦を行う時があり、それに関われたとしたら、100年や200年なんてレベルじゃ無い、壮大な時の中に名を残せるわけですから。ノーベル賞もフィールズ賞も目じゃありません。
今から2年半くらい前の記事でも暦に関して書いてまして、
そこでこちら⇩私の好きな映画なんですが、おすすめしておりました。
ハッキリ言って、見る人を選ぶ映画でして、興味があれば凄く面白く感じるでしょうが、興味が無ければ苦痛以外のなんでもない141分間になるでしょう。ええ、非常に長い映画です。興味があれば一瞬でしょうし、興味が無ければ永遠の時を感じる事ができるかもしれません(笑)。
書きたい事だけ適当に書き終わったので、今週のイベントさらっと行きます。
今週はビックリビッグイベントがいくつかございまして、私の中での注目度順に行きますので、日付は前後します。
まず、何を言っても米国連邦公開市場委員会 FOMC があります。日程的には現地時間で7月31日火曜日から8月1日水曜日までの2日間の予定でして、2日目の会合が終わった後、日本時間では8月2日木曜日の早朝3時、決定した金融政策が発表されます。事前の市場予想としては政策金利は現状維持の予想でして、次回以降の利上げがいつになるのか、その手がかりになる文言を発表文章中から探る事が一番重要なポイントになるかと思われます。
次に、英中銀イングランド銀行(BOE)にて金融政策委員会 MPC が開催されます。こちらも開催2日目の終了後、日本時間で8月2日木曜日の午後8時に議事要旨と政策金利が発表となります。もうさすがに、BOEは今回は利上げするだろうと言うのが市場予想になっておりまして、市場関係者の中では「利上げは当たり前、議事要旨中にハト派な発言が目立てば利上げしてもポンド売り」とか言われてます。今回は、四半期に1回しか発表されないインフレリポートも同時に公開されますので、こちらも内容と言うよりも、弱腰な見通しが無いかどうかを確認する方が先決なのかもしれません。ただ、インフレリポートは3月の時にも44ページもありまして、非常にグラフカルにきれいに作ってあるので差異を見つけるのは骨が折れる作業です。もし何か重要なポイントがあったとしたら、それをどれだけブルー△バーグや◯イターより先に発見するか(笑)。
次に、本日から2日間の予定で日銀金融政策決定会合が開催されまして、明日7月31日火曜日、会合終了後すみやかに決定した基本的見解が示されます。先日、日経新聞が伝えましたETFの購入見直しに関しても議論される事になるかと思われますし、金融政策変更観測の報道も多くされておりまして、最近多かった12時前の発表では無く12時半近くになるのでは無いかと思っております。また、今回は通常の会合後とは違い、日銀展望レポートが同時に発表になります。前回の4月に発表されたレポートでは、19年度ころ物価上昇2%に到達の文言を削除しまして、これの扱いを今回はどのようにするのか注目しております。日銀金融政策決定会合も、発表自体より午後3時半からの黒田総裁会見での発言の方が市場にインパクトを与える可能性もあり、そちらも注目しておかなければならないかと思います。記者の質問を受けて、今回は黒田総裁が「ふふふ(笑)」と、果たして何回笑うのか(笑)。
最後に、 これはイベントでは無く本来は指標なんですが、日本時間で8月3日金曜日の午後9時半に、米国の雇用統計が発表されます。同じく3日の午後11時にはISM非製造業景況指数があります。FOMCが終了直後になるんですが、今回は利上げが無いと言う結果だった場合、次の利上げを予想するために、この2つの指標が非常に重要視される事になるでしょう。本来は全米サプライマネジメント協会(ISM)が発表する指標としては、非製造業指数よりも製造業指数の方がより高い関心が集まるのですが、今週は製造業指数に関してFOMCの開催中に発表されてしまいます。ですので、FOMC終了後と言う事で非製造業指数ですがこちらの指標を注目したいと思います。もちろん、ISM製造業指数も重要ですので、FOMCの結果を見ながら、製造業指数の数値をある程度の基準にして、週末の非製造業指数を確認すると言う方向性でしょうか。雇用統計に関しては、もう何も言う事はございません。とにかく、数字が高ければそれでいいです。
さて、純粋な指標なんですが、最近は指標であまり動かない市場になってきておりますので、ちょっと大きめなのだけにしたいと思います。
日本時間で7月31日火曜日午後6時に、欧州の消費者物価指数、四半期GDP、失業率が同時に発表になります。最近は無視される事が多い欧州全体の指標ですが、さすがにこれだけ重要指標がまとめて発表されたら、少しは動いてくれるでしょう(笑)。同じく31日の午後9時半にカナダのGDP、米国の個人消費関連指標が発表予定です。
8月1日水曜日午後11時に米国のISM製造業景況指数がありまして、先程も上で触れました雇用統計とISM非製造業景況指数が8月3日に発表されて今週は終了となる予定となっております。
あれだけ先週は動かなかったドル円とポンドドルが、今週は果たしてどうなるのか。指標やイベントだけでは無く、トランプ大統領の動向が重要です、って言うか、気になって気になって夜も眠れません。どうにかしてくれませんかね?だれか。
昨日、こんな⇩記事がありました。
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どうせ、いつものフェイクニュースから出た話しなんだと思うのですが、どの国のマスコミも、こんな事ばかりやってます。本当にその情報は正しいのか、そこを調べて報道すると言う事が、マスコミの本来の仕事でしょう。もし、仮にその内容がフェイクニュースでは無く本当だったのだとしたら、そんなお手軽な質問で「そんな事は無い」と否定させ影で事実を葬り去られた事となり、マスコミの言う正義を貫けなかった事になるのではないでしょうか。
上の記事でCNNが追求した元記事はロイターが配信したものでして⇩
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この記事中にある動画を再生しますと、確かにトランプ氏の再選キャンペーン用と思われる旗を生産している様子が映っております。が、この手作業の工場で、3月から9万枚?(笑)。しかも、生地を実際に織ったりプリントしたりする工程は映っておらず、トランプ氏の再選キャンペーン用の旗とアメリカ国旗を同時に扱ったり。実際に中国の縫製関連の工場を見た事があれば、動画も作られていると一目瞭然でしょう。
中国の一般的な縫製工場はこんな感じです⇩
まあ、ちょっと気になっただけなんで、別にアメリカさんの事なんで私に直接利害関係があるわけでも無いので、別にいいと言えばいいんですけど・・・・・・
台風もまだ九州付近でウロウロしておりまして、なんとか早く消滅して欲しいと願っておりますが、これがまた中々しつこい感じで、このまま日本海に抜けた後は中国の方に向かわずにそのまま停滞しそうな感じになっております。まるで、日本を攻撃するために仕組まれた台風のようにもおもwr・・・・・・、ん?これってもしかしたら、どこぞの国が開発しているとか噂の兵器なんじゃ?(笑)。とか、笑っていらないれない地域の方も大勢おられるでしょう、大変申し訳ございません。
「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」と、かの文豪宮沢賢治も遺作となった作品で書いております。この続きには「雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ、丈夫ナカラダヲモチ」とあります。夏の暑さ、宮沢賢治が生きた時代とは違うでしょうが、もし宮沢賢治が現代に現れたら「夏ノ暑さくらいは負けるのも容赦し」と書き直してくれますでしょうか。
雨にも風にも負けないように、ただ、夏の暑さは文明の利器を使ってどうにか克服し、今週も一週間、頑張って乗り切ってまいりましょう。
なんか、全然意味不明(笑)。
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2018/07/28 戦績
USDJPY +13,500円
EURUSD +45,147円
GBPUSD +79,118円
AUDUSD △4,266円
USDCAD +7,995円
EURJPY +35,500円
GBPJPY +72,300円
AUDJPY +3,900円
CADJPY +10,200円
EURGBP +9,353円
TOTAL +272,747円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,572,170円
月間戦績(07月)
TOTAL +23,430,866円
年間戦績(2018年)
TOTAL +206,163,720円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,106,492,036円
【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】
毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。
このブログを御覧になられている皆さんは、何かしらのチャートをご覧になる事ができる方が多いかと思います。この一週間の値動き、チャートで見るとしたら週足で見るとこの一週間分が1本のロウソク足にまとまるかと思いますが、ぜひご覧ください。本当に短い。ユーロドルはまだマシですが、ドル円、そしてポンドドルはもうちょっとで寄引同事線になりそうな勢いでした(笑)。
もう、どの市場も、どの取引銘柄も、何を信用して取引していいのか分からなくなって来ているようでして、その原因はアイツです。某国大統領トランプ氏、何を信用して取引しようが、彼が口を挟んだ瞬間に彼の言いなりになるしか無く、いじめっ子とかそんな存在を既に超越しております。まるで、美味しんぼに登場する海原雄山のようです。普段はとにかく最高の食材に最高の調理方法、そして器にまで最高を求めているのに、ある時ハンバーガーを出されたところ「高級過ぎる。これでは庶民が食べるハンバーガーでは無い」と(笑)。おい、普段のあの言動はドコ行ったと。まるっきり、某国大統領が海原雄山に被って仕方ありません。
原油価格も指標を手がかりに伸びたんですが、やはり最終的には週末越える不安材料と、ダウやナスダックが落として週末の取引を終えた事などから値を伸ばす事無く、70ドル台回復して終わる事はありませんでした。特にナスダック、一時は前日比で1.5%以上も値を下げまして、終値でも1.46%前日比下落と言う大きなものに。それに引き換え、恐怖指数 = VIX は7%以上も上げて終わっております。
VIX つい先ごろまで 11台くらいにおりました。今現在、およそ11から20弱くらいの間を推移しておりますし、11台から下落しても8を切る事はまずありません。背(下落幅)を守られてるロングポジション持つようなもので、反復して取引するのには割といいのかなとか思ってもおります。たまに、突如異常値が発生するボーナスもありますし。まあ VIXに関しては、ある程度高度な数学を使いこなせるようにしてからで無いと、単なる博打打ちにしかならないと言う部分もありますが。
さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 49,993 | 123,762 | -73,769 | -15,119 |
EUR (099741) | 179,515 | 149,875 | +29,640 | +8,233 |
GBP (096742) | 32,178 | 78,921 | -46,743 | -7,991 |
CAD (090741) | 20,084 | 64,595 | -44,511 | +2,973 |
RUB (089741) | 15,427 | 7,270 | +8,157 | +553 |
BTC (1330E1) | 2,326 | 3,977 | -1,651 | -11 |
金Gold (088691) | 220,620 | 172,023 | +48,597 | -9,244 |
原油 (067651) | 688,176 | 77,705 | +610,471 | -20,823 |
通貨/商品 | Long(買建て) | Short(売建て) | Net(売買差引) | 前週比 |
---|---|---|---|---|
JPY (097741) | 77,021 | 135,671 | -58,650 | -18,818 |
EUR (099741) | 177,390 | 155,983 | +21,407 | -2,950 |
GBP (096742) | 40,841 | 79,593 | -38,752 | +1,651 |
CAD (090741) | 25,594 | 73,078 | -47,484 | +5,403 |
RUB (089741) | 15,180 | 7,576 | +7,604 | +1,238 |
BTC (1330E1) | 2,495 | 4,135 | -1,640 | -185 |
金Gold (088691) | 218,427 | 160,586 | +57,841 | -23,593 |
原油 (067651) | 710,471 | 79,177 | +631,294 | -23,171 |
過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp |
さあ、もう内容なんてどうでもいいくらいに、円のネットショートが拡大してまいりました。実際の値動きとリンクしているのかは疑問ですし、発表前の火曜日現在の数字である事も考慮しないとなりませんが、それにしても久しぶりに円のネットショート7万ロットとか見たような気がします。最後に円がネットショートで7万ロット越えていたのが3月13日集計分ですから、4ヶ月ちょっと振りとなります。この時は、ネットショートがもっと多かった時期からショートが減って来ておりまして、最後に7万ロット以上のマイナスを抱えていたのが3月13日集計週だったと言う事で、今回とは逆のパターンになります。ここまで円ショートが積み上がった中での、上がりきれないドル円。次回どうなるのか、非常に注目してます。
昨日は、台風が関東に最接近しまして、随分と雨風が激しい時間帯もありましたが、言われていたほど暴風雨になったわけでも無く、やはり事前の予想よりは更に南下しながら本州に接近してきたのでしょう。三重県付近で上陸しそのまま南下、西日本では関東以上に激しい雨風になっているようでして、最近は関東が見えない何かに守られているようで、なんだか少し申し訳ないような気がします。
本日も日曜日ですので教会に参りますが、今回の台風12号での被害がどうか少なく済みますようにと、お祈りさせて頂きたいと思います。
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2018/07/27 戦績[追記あり]
USDJPY +44,600円
EURUSD +146,914円
GBPUSD +160,209円
AUDUSD +32,484円
USDCAD +45,378円
EURJPY +81,600円
GBPJPY +122,400円
AUDJPY +25,700円
CADJPY +34,100円
EURGBP +2,881円
TOTAL +696,266円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,299,423円
月間戦績(07月)
TOTAL +23,158,119円
年間戦績(2018年)
TOTAL +205,890,973円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,106,219,289円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
台風がいよいよ近づいてまいりました。東京も現時点で雨が降っておりまして、せっかくの週末なのですが、こればかりは仕方ありません。
とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは表示しておきまして、後ほど何か追記しましたらタイトルに追記と入れておきます。
某大統領が、あれだけ言われても言われて、また指標発表前に数字を示唆するように自信満々に騙って語ってしまうわけですが、今回のGDP数字に関しては事前の市場予想自体が高かったため「だからどうした?」くらいの不発で終わっております。某大統領が事前に数値を通知された時に、おそらくは前回値との比較しか書類には無く、事前に市場がどのような予想をしているのかなど知らないんだと思います。まあ、当然と言えば当然なんでしょうが、なぜ市場がそのように高い数字を予想していたのか、そこまで考えられれば、今回の数字を見て一喜しているのが一国の大統領としては軽率なのでは無いかと考えつくかと思うんですが。まあいいや。
豪州第2四半期(4-6月) 1030JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前期比) | +0.5% | +0.4% | +0.3% |
生産者物価指数(前年比) | +1.7% | +1.8% | +1.5% |
フランス第2四半期(4-6月) 1430JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)速報値 (前期比) |
+0.2% | +0.3% | +0.2% |
米国第2四半期(4-6月) 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)速報値 (前期比・年率換算) |
+2.2% | +4.1% | +4.1% |
米国7月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ミシガン大消費者信頼感指数 確報値 |
97.1 | 97.1 | X.X |
ロシアの政策金利に関しては、月曜日のブログで利下げを予想しておりましたが、やはり市場の有能な皆様の予想通り、現状維持でした。なぜ利下げ予想していたのか、その辺りにつきまして、後ほど追記で、書くかも、書かないかも(笑)。
ロシア連邦中央銀行 (CBR) 2300JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
1ウィークレポ金利 (政策金利) |
7.25% | 7.25% | 7.25% |
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東京は、つい1時間ほど前から突然大降りになって来まして、それまで雨なんて降らなそうに穏やかだったのが嘘のようです。台風って、いつもこんな感じですよね。私が生まれ育った香港でも、毎年毎年飽きもせず台風がやって来るんですが、皆さんが想像するよりも上陸はしないんです。ですので、台風が上陸するとなると大騒ぎで、子供の頃はワクワクしていた記憶があります。
さて、もう今日もこんな時間ですし、さらっと追記してしまいます。昨日あれだけ書いたんで、今日はさらっとでいいでしょう(笑)。
某大統領が事前リークしておりましたように、昨日発表になりました米国第2四半期のGDPは年率換算で4.1%の伸びと、非常に高い数値となりました。ただし、事前の市場予想でも4.1%と言う予想でして、市場としては発表されたGDPの数値はあまり評価の対象にはなっておりません。
今回、なぜここまで高い数値が事前に予想されていたのかと言えば、減税による消費拡大と輸入品の関税率アップ前に購入する駆け込み需要の2点が言われておりまして、実際に発表になった数値と市場予想が同じであったことを考えますと、市場予想は各種指標がメインで算定しているでしょうから、GDPの伸びの理由もほぼその通りなんだと推測されます。
年率で4.1%の伸びは確かに凄いんですが、これ年率では無く、年率換算ですのでお間違いございませんように。つまり、第2四半期のGDPの伸び率を4乗したのが年率換算ですから、この第2四半期自体のGDPの伸びは前期比年率換算で4.1%と言う事で金額ベースで前期比年率換算の1.041倍、⁴√1.041 ≒ 1.0101 って言う事になりまして、年率に換算しない前期比ですと 1.01%と言う事になります。だから何?って事も無いんですが、時期第3四半期のGDP年率換算の伸びには、この4.1%と言う数字は全く関与しませんと言うのがお分かりになるかと思います。
日本でも消費税増税前の駆け込み需要が凄かったのは記憶にあるかと思いますが、それが2%とか3%では無く、車で25%とか増税されようって言うんですから(笑)。次のGDP発表も、そう言う部分からしたらかなり伸びるでしょうね。ある意味、GDPの先取りとも言えます。経済として、正しいのかどうかは分かりません。
さて、ロシアの政策金利利下げを予想していた理由ですが、現在のロシア中銀総裁の心理を考えてと言う理由です。
現在のロシア中銀総裁は女性でして、エリヴィラ・ナビウリナさんと言います。このナビウリナ女史、経済には強いのですが金融政策での実務経験が少なく、事ある毎に色々と言われております。非常に優秀な女性ではあるのですが、ここに来て消費者物価指数(CPI)の伸びが落ち込んで来ている事から、経済成長に関して中銀の対応なんかをマスコミなんぞに色々と書かれておりまして、この辺りで強気の姿勢に出てくるのかなと思っておりました。結果としては、そんな外野の意見に振り回される事なく、現状の金利を意地と言う事になったのですが、その決定が正しいのか、あるいはこの辺りで早めにもう1段の利下げをしておいた方が良かったのか、それは時間が経ってみませんと分かりません。どう結果が出ようと、上に立つ物の宿命として批判されるのかなと思いますと、国家を牽引しようと言うのも中々大変なようです。
凄くどうでもいい事なんですけど、ロシアの中銀である「ロシア連邦中央銀行 Центральный банк Российской Федерации ⇦ 読めない(笑) 」のラテン語表記「The Central Bank of the Russian Federation」の省略形って CBR で、なんか早そう(笑)。
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2018/07/26 戦績
USDJPY +96,400円
EURUSD +133,295円
GBPUSD +188,428円
AUDUSD +24,177円
USDCAD +139,169円
EURJPY +173,600円
GBPJPY +160,900円
AUDJPY +37,100円
CADJPY +86,200円
EURGBP +19,928円
TOTAL +1,059,197円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,603,157円
月間戦績(07月)
TOTAL +22,461,853円
年間戦績(2018年)
TOTAL +205,194,707円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,105,523,023円
日本時間で一昨日25日から昨日26日に変わった直後くらい、このブログを更新しました27日午前9時半からすると約33時間前のお話しです。珍しく、トランプ大統領が大人の対応を見せ、なんと欧州と関税について話し合いをすると言うのです。
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25日にトランプ大統領とユンケル欧州委員長の会談がある事は分かっておりましたが、どうせ陳情程度で終わり、いくつか小さなお土産を貰って帰る程度だと思っておりましたら、まさかの大物です。クレーンゲームでうまい棒取ろうとしたら、山が崩れて大量ゲットくらいの驚きです(笑)。
この会談内容が伝わりますと、一斉にユーロ買い。それこそ、対ドルだけでは無く、対円でもユーロが買われる感じでして、何がしたいのかよく分かりません。まあ、一旦昇りきってしまいますとそれ以上は買われる気配は無く、さすがに夜にはECBの金融政策発表が待っている事は忘れて無かったようです。
日付が変わった直後には、日経がこんな記事を電子版にて出しておりました。
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既にログインしなければ全文は読めませんが、別に全文見ても大した事が書いてあるわけでも無いので気にしないで大丈夫です(笑)。飛ばし屋の異名を持つ日経ですが、今回は大丈夫なんでしょうね?
まあ、今回の記事に書かれている内容の出元は日銀そのものでしょうから、間違い無いのでしょう。えっ?なんで日銀がそんな事をリークするんだって?そりゃ、この前の30兆円分集計ミスに関して叩き報道をしなかったからじゃないんですかね?(笑)。
毎日新聞なんて、ほら⇩
近年順調に増加しているとされてきた投信保有額が、実際は減っていたことになり、「貯蓄から投資」が進んでいると信じてきた証券業界に衝撃が広がっている。
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今回のこれは完璧に日銀のミスなんで、何を書かれても言い訳が出来ない状態の中で、この言い草ですから。いや、毎日新聞の記事を鵜呑みにすると「日本人の投資は投資信託がメインで株式はそれほどでは無い」と言う事になってしまいます。だって、たった30兆円の御計上誤計上で「貯蓄から投資」が進んでいなかったと言う事になってしまいますから。実際には投資信託の倍以上は株式の構成がありますので、昔に比べて「貯蓄から投資」が進んでいるのは明らかで、証券業界でもその件で衝撃が走っている事は無いでしょう。むしろ、日銀がそんな単純ミスをしていた方で衝撃だと思います。私もそう思います。
日銀のミスの件は置いておきまして、とにかく今月末の日銀金融政策決定会合でETFの購入配分見直しを行うだろうと言う記事が出まして、円高も重なり、昨日の東京株式市場は荒れておりました。自分ところで記事書いたクセに、
日銀が上場投資信託(ETF)の購入配分を見直すと伝わったのを受けて値がさ株に売りが膨らみ、日経平均は下げに転じる場面もあった。
26日付の日本経済新聞朝刊が「日銀は31日の金融政策決定会合で年6兆円買っている上場投資信託(ETF)の購入配分の見直しを検討する」と伝えた。リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
こんな風にとぼけて書くのは「日経の記事を日経クイック(一応別会社)が参照して独自の記事を書き、その日経クイックの記事を日経が転載」とか言う、いつもの変な構造のためでして、別にいいんですけど。
時間はビュ~ンと飛びます。欧州中銀が金融政策と政策金利などを発表しまして、相変わらずの無視(笑)。
欧州中央銀行(ECB) 2045JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
預金ファシリティー金利 | -0.40% | -0.40% | -0.40% |
もちろん、事前の市場予想通りの金利だったのも発表直後に無視だった理由ですが、いつものようにECBのドラギ・マリオ総裁の会見待ちのため、発表時点では全く反応しないのがパターンになってます。そのマリオちゃんの会見ですが、ズバリ「もう、しばらくは、なんもしませんよ~」みたいな感じでして、それを受けてユーロが陥落。対ドルだけでは無く、対円、そして対ポンドでも売られ、貿易摩擦解消によるユーロ高は一瞬の夢で終わったようです。
そのマリオちゃんの会見が始まる時刻と同じ、日本時間で午後9時半には、アメリカさんの指標発表がございました。
米国 週次 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 20.8万件 | 21.5万件 | 21.7万件 |
米国6月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
耐久財受注 (前月比) |
-0.3% | +3.0% | +1.0% |
耐久財受注・輸送機器除く (前月比) |
-0.3% | +0.5% | +0.4% |
事前の市場予想より弱い結果となりました耐久財受注ですが、前回値より大幅に上昇していた事などもあり、結果としてこの指標を境にしてドルが買われると言う事になりました。市場的には「この指標が理由でドルを買ったのでは無い」と言いそうですが、別の視点から見たら「この指標が理由でドルが売られる事は無かった」とも言えそうです。最近は、前回値とか関係無く「事前の市場予想こそが比較する数値」と言う雰囲気がありますので、なおさらその数値と比べて落としたのにも関わらずドルが売られることが無かったのは、前回値より良かったから売られる事が無かったと認めたく無い大人の事情(主に金融系通信社的な)があるのかもしれません(笑)。
最近あまりやっていなかった、実際に指標が発表されている様子シリーズでもやっておきましょう。トランプ大統領からの為替売買指示が最近は少ないので、書くことも少ない日が多かったですし。
昨日の耐久財受注は、アメリカ合衆国国勢調査局(U.S. Bureau of the Census) と言う商務省が管轄するお役所が発表しております。国勢調査と言えば、日本でも5年に1回根掘り葉掘りプライバシーの侵害調査をすることで有名なあの国勢調査でして、ただ日本の場合には総務省統計局が通常の他の調査に加えて調査している、アメリカの場合には国勢調査局が国勢調査に加えて通常の他の調査をしている、と言う違いになっているために調査するお役所の名前に国勢調査と入っていると言うだけなんだと思われます。
ちなみに、Census と言う単語に「国勢調査」と言う日本語訳が充てられているために Bureau of the Census が国勢調査局となっておりますが、業務内容からして統計局にしても構わないのですが、実はアメリカ合衆国にはこの国勢調査局を管轄する商務省に経済統計局(Economics and Statistics Administration)と言う別のお役所がありまして、この国勢調査局はその経済統計局の下部組織にもなっているため、混同されるために使えないと言う理由もあるようです。
組織の階層的にはこんな感じ⇩
アメリカ合衆国商務省(The United States Department of Commerce)
└ 経済統計局(Economics and Statistics Administration)
└ 国勢調査局(U.S. Bureau of the Census)
話しを耐久財受注の発表に戻します。昨日の耐久財受注の発表は、インターネットのホームページ上でも行われておりまして、サイトはこちらです⇩
US Census Bureau Manufacturers’ Shipments, Inventories, and Orders
ここの Advance Report Highlights と言う欄に released July 26, 2018 at 8:30 A.M. EDT とありますように、更新は 2018年7月26日午前8時半アメリカ東部夏時間と言う事で、これが最新だと分かります。ちなみにここ、新しく公開される度に自動的に最新のモノに更新されます。
基本的には PDFで確認すれば十分でしょうから、PDF Selection Menuのプルダウンを押しますと、Full - Text and Tables [6.2mb] と言うのがありますので⇩
それを選択すると有無を言わさず突然ダウンロード開始(または画面に表示)されます。この辺りは、もうちょっとユーザーエクスペリエンスを考えて頂けますと、より、ユーザー体験が向上するのでアップルを越えられるかなと(笑)。
これ⇧が表示された PDFファイルの1ページ目になります。
そして、先程のダウンロードファイルを選択する画面で、一番容量の大きなフルテキストを選択させた割には、この1ページ目に欲しい情報が全て網羅されております。しかし、この1ページ目だけはダウンロードさせてもらえないと言う非常にユーザー体験を考えた仕様になっておりまして、まさにアッpl・・・・・・
内容はと言えば、この⇩ままです。
このダウンロードした PDFファイルには、とても多くの情報が入っておりまして、例えば「コンピューター機器だけ」とか「自動車だけ」とか「民需航空機だけ」とかの統計も載っておりまして、それらの結果から何かの動向を探り、自分のトレードに活かす事も可能なわけです。実際にやられている方もおられます。
いやあ、書く事が多い日に「実際に指標が発表されている様子シリーズ」やりますと、文字数が凄い事になっちゃってます。ただこれ、その指標が発表された日にやっておいた方がいいかと思うので、あえて昨日分に書いたわけです。できれば、この内容自体はとっておきまして、書く事が全く無いような日にでも書いたらいいかと思うんですが、その分は週間・月間トータルで見ていただきまして、非常に中身が乏しい日があったとしてもご容赦いただければ、みたいな(笑)。
昨日、東京は割と涼しく過ごせまして、最高気温が30℃くらいしか無かったようです。最高気温が30℃で涼しいってどう言う事だよ!って感じもするんですが、そこはまあ、比較論と言う事で、最近の中では非常にと言っていいほど涼しく感じました。さすがに30℃あって湿度も高かったらキツイんでしょうが、気温が上がると飽和水蒸気量の上限も上がり、結果として同じ水蒸気を含んでいると気温が高い方が湿度が低いと言う事になります。だから、気温が高い方が、より湿度が低い事が多くなると言う事でして、だから何?だったら気温高い方がいいの?とか言われても困るんですけど。
この非常に暑い最近の気候は、インド洋のダイポール現象が原因とか遠因とか言われるようになってきましたが、以前から言われるエルニーニョもラニーニャも含めて、それらが原因では無く、それらも、何かの気候変化・変動を受けた結果なんだと思うんです。だいたい、赤道長40,075Kmもある物体が、太陽の回り公転軌道9億4000万Kmをずっと回り続けながら、年間平均気温の差が100年で何度とか、もう誤差の範囲を越えた奇跡に近いと思うんです。
太陽の機嫌次第で、気温も変わるし、電磁波の伝搬も変わるんです。我々は、何か凄くちっぽけな事をやっていて、ちっぽけな事を気にして、ちっぽけな事を協議しているような気がしてなりません。
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