FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/04/02 月曜日

4月に入りました。日本では新しい年度となり、お正月と言うものを挟みませんが、新年を迎える以上に気持ちが切り替わる時でもあります。会社も、学校も、お役所も、なにもかも一新のような感じですからね。

 

昨日は欧米の多くの国でイースターの祝日でした。また、イースターを祝う連休として、金曜日または早いところでは先週木曜日から本日くらいまでお休みと言う市場が多くあります。英国を含む欧州の多くの国では本日もお休みでして、アメリカではニューヨーク証券取引所は本日はオープンとなりますが、それでもお休みの会社も多数あるでしょうから通常よりボリュームは低いかと思われます。それによって落ち着いた相場を形成するのか、あるいは荒れるのか、 あの御方次第かと(笑)。

 

今週の注目点と言えば、政治的混乱、北朝鮮問題、雇用統計の三本柱でしょう。それに続いて、4月5日の米貿易収支、翌6日の米雇用統計、豪ドルやられている方は明日火曜日3日の豪中銀政策金利発表、あと、いちいち意識しないとならないトランプ大統領のツイッター(笑)。そこに、もり蕎麦かけ蕎麦どっちの方がいいのか論争も、一応は気にしておいた方がいいのかどうか。いや、気にはしたくないのですが、ロイターが頑張って世界中に配信してくれるお陰で、カリブ海の小国でもテレビニュースで取り上げられてしまったようですので、仕方ありません。

4月5日木曜日からは、中華圏が清明節と言う春のお彼岸でお休みです。中華圏と言うか、中国って言った方がいいでしょうか。春節の際には一緒にお休みでしたシンガポールなんかは、清明節は節句自体の雰囲気には街中もなりますが、お休みを取るほどではありません。香港も清明節の当日5日だけ証券取引所が休場となるだけで、翌日6日金曜日は香港はオープンとなります。それでも、中国がお休みになると世界の数十パーセントの資金は動かなくなると言われておりますので、株式なんかは動きが悪くなるかもしれません。かえって、よく動くようになったりして・・・・・・

 

あと個別の指標関係は、外為どっとコムさんとかで見ていただければ分かりやすく表になってますんで、そっち見てもらえばいっかな~、的な。最近はいつもこれ(笑)。
リンク ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー


 

え~、本日は文字数がやや少ない感じですが、土曜日と昨日日曜日の両方とも、イースターパーティーを行ったため、ややお疲れ気味です。金曜日までは年度末でお疲れ気味だったので、日本の場合、イースターが3月後半から4月になってスグくらいになる早い年は、体が休まる時が無くて危険かもしれません。パーティーしなきゃいいと言うのはなかなか我が家では難しいので(笑)。来年は4月21日、再来年2020年は4月12日がイースターですので、向こう2年くらいは年度末終わって落ち着いてから、イースターのパーティーを行えそうです。

 

本日から実質新年度を迎えまして、新しい会社や職場に出勤される方、あと数日で入学式を迎える方、なんも変わんないけど新年度だな~と思っている方(笑)。どなたさまも、新年度には変わりありません。気を引き締めまして、新しい年度の新しい週の始まり、今週も1週間頑張ってまいりましょう。 


【おなじみさん限定】つづきは   こちら

2018/04/01 日曜日

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】


 

珍しいですよね。

日曜日の更新は、いつも前日の土曜日早朝分、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引を適当に書いてお茶濁してるのに(笑)。

FXブローカーさんはどこも通常通り営業していたようですが、バイナリーオプションを専門に扱っているブローカーですと、一部では金曜日の午後からお休みしていたようです。カバー取引が出来なくなるためでしょうから、当たり前と言えば当たり前なんですが、そこで営業していたブローカーは・・・ですよ!オプションは通常のスポット取引ではカバーしきれませんから・・・ですよ!(笑)。

 

金曜日は東京時間が終わってから荒れる事も無く、毎週金曜日夜から土曜日早朝までの取引を楽しみにされているサラリーマン為替トレーダーの皆さんも、この週末はいつもより高めのレバレッジで取引しても心配することなく、楽しく狩りが出来た方も多かったのではないでしょうか。

たまには、そう言う時があってもいいですよね。もっとも、低スプレッド提示していたFXブローカーさんは、高レバレッジでスキャルピングされているようなものなので、たまったものじゃ無かったかもしれませんけど(笑)。 


 

本日はイースターです。一般的な日本語で言えば「復活祭」と言われるのですが、なんの復活かと言いますと、十字架にかけられたイエスキリストが復活した日です。説明するまでもなくお分かりになるかと思いますが、キリスト教では非常に大切な日です。ぶっちゃけ、クリスマスなんかより大切でして、クリスマスを「なんか呼ばわり」しても大丈夫なのは、イースターと比べる時くらいでしょう(笑)。 

クリスマスが家族でパーティーしたりするように、イースターも同じく家族でパーティーして過ごします。が、クリスマスの俗世的な盛り上がりに難色を示す宗教関係者が多いのとは対象的なほど、イースターの盛り上がりには寛容な感じでして、それはやはり主の復活を祝うと言う意味にもあるのかと思います。 

本当は今日がイースターなんですが、欧米でキリスト教徒が大勢いる国のように、イースターの翌日が祝日や事実上のお休みになっておらず、日本では昨日イースターのパーティーをしたご家庭が多いのではないでしょうか。我が家でも、家族だけで無く親類の皆さんなどを呼びましてパーティーを行いました。

 

「理由なんてどうでもいいから、何か楽しい事で盛り上がりたい」と言う皆さんは、クリスマス、ハロウィンの次は、このイースターを狙ったらいいかもしれません?実際、最近はディズニーが商業的に頑張っておりますし、イースターにうさぎと卵が重要と言うのも広まりつつあります。うさぎ業界と卵業界も何かコラボレーションでもして、イースター普及に務めた方がいいのではないでしょうか(笑)。 


 

4月1日、エイプリルフールと言われるアレの日です。

ある男性がエイプリルフールに勢いに任せて女性にプロポーズしたところ、もしドン引きでもされたら「今日はエイプリルフールだぜ」と逃げようとしていたんですが、プロポーズを受け入れてもらえてしまい、有頂天になっているところで「今日、何の日か知ってる?」とその女性に聞き返された、と言う男性がいたと言う話しを聞いた事があります。

映画や小説の話しなのか、実際にあった話しなのか知りませんが、人が幸せになれるなら Fool も捨てたもんじゃありません。Fool は嘘と言う意味では無く、直訳すると「バカ者」に近いのですが、そのバカも卑下した馬鹿では無く、笑っちゃうような「ばっかじゃねーの」と言う感じの方です。

近年は大企業までちょっとやり過ぎな感じがあったのですが、それがここ数年は世の中で非常に問題になっているフェイクニュースの影響で沈静化してきております。それも少し悲しい感じなんですが、エスカレートせず、皆んなが笑えるようなチョコっとしたネタならいいかなって思います。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/03/30 戦績

 2018/03/30 金曜日 戦績

USDJPY         +81,200円

EURUSD         +82,559円

GBPUSD         +63,295円

AUDUSD         4,222

USDCAD         2,929

EURJPY         +45,600円

GBPJPY         +72,900円

AUDJPY          +4,900円

CADJPY         +12,300円

EURGBP          +8,152円

TOTAL         +363,755円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,865,476円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +31,594,534円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +99,616,779円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +999,945,095円

 

いつも、週末の取引は日本時間で土曜日早朝まで行っておりますが、今週は主だった欧米の金融市場が今週末のイースター休暇で休場となりまして、日本時間で土曜日早朝の流動性が極端に低下するものと予想されました。そのため、私のシステムトレードも日本時間で金曜日の東京株式市場後場終了後、通貨ペアごとキリのいいところで終了させました。

通常ですと、週末処理は時間で区切って終了させる必要があります。ですので、昨日のように「そのポジションをキリのいいところでクローズしてからでいいよ~」と言う形で最後の精算を終わらせると言うのは珍しいパターンでして、システムの中の小人さんとしては少々戸惑っていた感じです(笑)。

 

日経平均は随分と上昇して終了しました。前日のダウ上昇を受けての上昇かとは思われるのですが、木曜日のダウが1.07%の上昇であったのが、昨日金曜日の日経平均の終値は21,454円で1.40%と、なかなかいい感じの伸びでは無いでしょうか。場中には21,500円を超える場面もありましたし、来週以降も政治的な波乱でも無ければ更に上値も期待できそうです。

政治的な波乱でなければ(笑)。

 

そんな状況でしたので、昨日は当然に大した指標も無かったのですが、日本の指標がちらほらと朝方に発表されてました。

日本国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業率 2.4% 2.6% 2.5%
有効求人倍率 1.59 1.60 1.58
日本国3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
東京都区部消費者物価指数
(生鮮食品除く)前
+0.9% +0.9% +0.8%
日本国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産(速報値)
前月比
-6.8% +5.0% +4.1%

特にこれらの指標発表で反応があったわけでは無いのですが、それにしても毎度ながら日本の失業率低く!これ、共産主義の国でも失業率はもっと高いんじゃないですかね?もっとも、共産主義の国の場合には働きたくても働けず、上の表で言うところの有効求人倍率が1を下回り限りなく0に近い状況になるんでしょうが。

この有効求人倍率1.58倍と言う数字、前回値や市場予想を下回っておりますが、なんとバブル絶頂だった1990年にも1.5倍は超えておらず、過去に1.5倍を超えた時期と言うのは高度成長期の末期1973年から1974年にかけてでして、その時は1.7倍超えを記録しております。

当然、それだけ求人をかけると言う事は企業は人を必要としているわけで、それだけ採用しても採算が取れるとそろばん弾いてるわけです。外資が日本の株式を大量に買っているのは、何も博打や酔狂で買っているのでは無く、ちゃんとその辺りも分かった上で買っているわけです。まだマスコミで「株買ったら儲かるぞ~」のスタンスの番組が多く出ませんので、もうちょっと上がるのかな(笑)。

 

来週はもう4月ですよ、早いですねえ。4月に突入と言う事で、金融市場では米雇用統計があったり、豪州も金融政策発表があったりします。あと、中国が清明節と言う春のお彼岸で市場がお休みなったりもしまして、今週末から来週にかけても落ち着かない感じになりそうです。

桜も見頃を若干過ぎた感じも出てきそうな地域もあるようですが、今週末は東京ではどこも桜が満開のようです。週末の市場が開いていない時くらいは市場に縛られる生活から開放されて、この時期しか見られない桜を堪能したいと思ってます。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/03/29 戦績

 2018/03/29 木曜日 戦績

USDJPY        +301,500円

EURUSD        +232,429円

GBPUSD        +127,059円

AUDUSD         +20,351円

USDCAD          +4,778円

EURJPY        +159,800円

GBPJPY        +246,600円

AUDJPY         +10,100円

CADJPY         +21,600円

EURGBP         3,353

TOTAL       +1,120,864円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,501,721円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +31,230,779円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +99,253,024円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +999,581,340円

 

昨日、日本時間の早朝以降はぜんぜん動かなくなってしまいました。

ハードカレンシーの対ドルでの値動きは50~70pipsの範囲でして、クロス円だけは対ドル価格と対ドル価格の掛け算になるだけ幾分マシと言う状況でした。値動きが小さい時のいつものパターンです。

欧米の大口の皆さん、特にヘッジファンドなどの機関投資家さんとしては、イースター休暇前にやりきった感じでしょうか。

 

指標も若干は反応しそうな物もあったのですが、これとか⇩

ドイツ3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業者数 -2.3万人 -1.5万人 -1.9万人
失業率 5.4% 5.3% 5.3%

この辺りとかも⇩

英国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者信用残高 +13億GBP +14億GBP +16億GBP
英国第4四半期(10-12月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
経常収支 -192億GBP -240億GBP -184億GBP

ドイツのCPIなんて、いつもなら大騒ぎのクセに(笑)。

ドイツ2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(速報値)
前年比
+1.4% +1.7% +1.6%

アメリカさんの統計指標もシカトされておりました。失業保険の申請件数が減ったのとか、コアPCEデフレーター前年比が0.1ポイント上昇とか、放置でいいんでしょうかねえ・・・・・・

米国 週次 前回値 市場予想(中心値) 結果
新規失業保険申請件数 22.7万件 23.0万件  21.5万件
米国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
個人所得(前比) +0.4% +0.4% +0.4%
個人消費支出(前比) +0.2% +0.2% +0.2%
米国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
コアPCEデフレーター
(前比)
+0.3% +0.2% +0.2%
コアPCEデフレーター
(前比)
+1.5% +1.6% +1.6%

 

それでも一応10pipsくらい反応していたのが、昨日一番重要そうだったこちら⇩

米国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
🚩シカゴ購買部協会景気指数 61.9 62.0 57.4

前回の2月が61.9、前々回の1月が65.7、その前の12月が67.6となっておりまして、どんどん落としております。もっとも、この指標は「最近の景気、どう思うよ?どうよ?どうよ?」と言うアンケート調査の集計ですので、毎年クリスマス景気が到来する年末近辺が高く、2月から3月くらいは落ち込むのですが、その辺りも考慮して出したであろう市場予想も大きく下回っております。

この手のアンケート調査の数字が落ちる要因としては「1.現在の好景気に慣れてしまって好景気が持続しているのに感じなくなってしまった」または「2.実際に景気が低迷してきている」の大雑把に分けて、この2種類があるかと思います。今現在、アメリカの状況を見ますと、恐らく1番の理由になるかと思いますが、過剰反応の必要は無いにしろ企業の購買担当者の感性と言うは鋭いものがありますので、今回の金融市場の反応以上には注意しておいた方がいいかとは思います。

なにせ、イースター休暇前のやる気ない市場でしたから(笑)。 


 

先程見つけたニュースで、こんなのがありました⇩

彼らはほかの企業と違って税金をほとんどか、全く払っておらず、アメリカにばく大な損害を与え、何千もの小売業者を倒産に追い込んでいる」と主張し、強く批判しました。www3.nhk.or.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

えっと、オッサントランプ大統領あったま大丈夫でしょうか(笑)。笑ってる場合じゃ無いのかもしれませんが、記事中にありますように「2016年に4億1200万ドル(およそ437億円)の税金を政府に納めています」と、4億ドル以上納税して「税金をほとんどか、全く払っておらず」と言われたら、どうしたら(笑)。

以前、アマゾンの納税額が確かに少なかった時期があったのですが、それは非常に多くの先行投資と雇用で経費が嵩んでいたためでして、トランプ大統領的に言えば、それはアメリカへの投資と言う事にならないんでしょうかね。

ちなみに、よくネット上で言われる「日本に税金払ってないクセに」と言う事ですが、アマゾンとしたら日米どっちに納税してもいいのですが、日米両政府間で話し合ってもらいアメリカに納税する事になっただけでして、この難癖もいつになったらネット上の博識な皆さんに伝わるのやら。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2018/03/28 戦績

 2018/03/28 水曜日 戦績

USDJPY        +347,900円

EURUSD        +148,196円

GBPUSD        +163,352円

AUDUSD          +5,416円

USDCAD         +23,663円

EURJPY        +112,100円

GBPJPY        +180,200円

AUDJPY         +24,300円

CADJPY         +46,500円

EURGBP         +11,248円

TOTAL       +1,062,875円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,380,857円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +30,109,915円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +98,132,160円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +998,460,476円

 

実に、マーベラスなドル円上昇(笑)。

f:id:fxse:20180329063510p:plain

このチャート、日付が変わって本日早朝分まで入っております。いつもは深夜0時を回ってからの事は次の日の記事で書くのですが、ドル円上昇ネタついでに一緒に書いてしまいます。昨日深夜0時近辺で足踏みしておりましたドル円上昇を更に後押ししたのは、こんなニュースも理由の1つでした。

headlines.yahoo.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

普段、あまりヤフーの記事はリンクしないようにしているのですが、他に良さそうな記事が見つかりませんでした。なぜなんでしょうか、日朝首脳会談が行われるとしたら一大事ですが、この報道をしている新聞社以外ではダンマリに近い状態と言うのは何かに忖度してるのでしょうか。 


 

昨日、東京時間はいつものように大した動きも無く、仲値にかけても「反応薄」とニュースでも言われてしまうほどでした(笑)。

見るもの聞くもの、何に反応していいのか、あるいは何は反応しなくていいのか分からないって感じ。このところの相場を形成していたのは政治的な理由が主だった理由であったため、指標数字のような難しい解釈も必要無く「いけ~、やれ~」と言った強引な相場展開で簡単なトレードでしたから、急に誰かさんを筆頭に各国が大人しくなってしまうと動けなくなってしまったのでしょう。

それでも、何かを見出そうとしたのが、日本時間で午後9時半にありましたアメリカの指標⇩

米国第4四半期(10~12月)
確定値(前期比年率)
前回値(速報値) 市場予想(中心値) 結果
GDP +2.5% +2.7% +2.9%
個人消費 +3.8% +3.8% +4.0%
GDPデフレーター +2.3% +2.3% +2.3%
コアPCEデフレーター +1.9% +1.9% +1.9%
米国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
卸売在庫(前比) +1.0% +0.5% +1.1%

前回値や市場予想を上回った数字も多く、これを好感してドルが買われました。まあ、指標を見てトレードするリハビリ程度ですけど(笑)。

ところで、GDP関係の表の「前回値」の見出しに「速報値」と今回入れたのですが、これある人が「アメリカのGDPって、前回値が全然違うんですが、こんなに修正されちゃうものなんですかね?」と言っていたため、GDP関係は速報と確定の発表が繰り返されるため、通常は前回値として扱う数字は「速報のときは前回発表の確定値」「確定のときは前回発表の速報値」を用います。通常は確定値の発表は重要視されず、速報値の発表で大きく反応すると言うのはそのためでして、前回の確定値が大きく修正されたわけではありません。

ちなみに、前回の確定値の発表はこんな感じです。

米国第3四半期(7~9月)
確定値(前期比年率)
前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP +3.3% +3.3% +3.2%
個人消費 +2.3% +2.3% +2.2%
GDPデフレーター +2.1% +2.1% +2.1%
コアPCEデフレーター +1.4% +1.4% +1.3%

これからしたら、随分と数字は落としてるんですけどね。 


 

さあ、いよいよ欧米の金融市場が静かになり始めるイースター前の木曜日がやってきました。市場予想が静かになってから「そして誰もいなくなる」のか、あるいは暴れん坊将軍がやってくるのか(笑)。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら