FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/12/21 戦績

 2017/12/21 木曜日 戦績

USDJPY         +58,600円

EURUSD        +165,793円

GBPUSD        +133,831円

AUDUSD         +18,370円

USDCAD         +89,427円

EURJPY        +130,500円

GBPJPY         +75,200円

EURGBP         +17,148円

TOTAL         +688,869円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,618,693円

 

月間戦績(12月)

TOTAL      +14,422,178円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +356,657,122円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +899,815,049円

 

クリスマスを前にしますと、なかなか朝起きてきちんと生活するのが不可能となってまいります(笑)。今朝はもう、起きるのを放棄しました。

どうせ為替も動きゃしないでしょうし、日経平均もダラダラでしょう。そう思いながらも、寝坊して起きた瞬間に手にしたスマホで市場を確認する瞬間「いっぱい動いていればいいなあ~、日経平均1,000円高とかになっていればいいなあ~」とか期待はしてしまいます。表示されたプライスは、ドル円113円台前半、日経平均は前日比マイナス5円で前場終了・・・・・・。まっ、相場で期待なんてするもんじゃありません。


 

20日水曜日と21日木曜日の2日間、日銀の金融政策決定会合が開催されておりました。ほとんどの中央銀行において、これと同種の会合での決定事項は事前に決めてあった時間に発表となりますが、日銀だけは特殊で基本的見解の発表は「会合終了後直ちに」と言う事になっております。これを英語で書きますと「Will be released immediately after relevant Monetary Policy Meetings.」つう事です。英語で書いたのは、特に意味はございません(笑)。

えっと、それでこれも何度も過去に書いている事なんですが、この金融政策決定会合の発表時間が午後12時半、正確には午後12時25分を回ってから決定事項の発表になりますと、大きく金融政策が変更になった事が多いため、この午後12時半前後と言うのが目安となります。 

その辺りの事に関しては、私のブログで「松花堂弁当」を検索して頂ければ(笑)。

fxse.hatenablog.jp

その、午後12時半前後を境に重要事項の発表があるのか無いのかが目安となります金融政策決定会合で決まった基本的見解の発表なんですが、昨日は午前11時47分でした(笑)。過去に何度も正午前に発表になってはおりまして、特に今年は午前中の発表の当たり年でした(笑)。と言う事で、午前中に発表があっても特に異常事態でも何でもないのですが、それでも「ちょっと早いな~」とは思います。

 

日経新聞の記事に、過去の発表時間が2013年から今年(2017年)の9月開催分まであります。10月に開催した分は午前11時58分発表でしたので、今回の午前11時47分を含めますと、2013年から2017年までの分が一通り揃います。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

発表時間と発表内容を集計され、ブログなどで公開されている方も大勢おられますので、ちょこっと「日銀金融政策決定会合 発表時間」など、グーグル大先生で検索した方が分かりやすい資料にたどり着けるかと思います。

今回の金融政策決定会合、結果としては、基本的見解の発表後の値動きはいつもの「スルー耐性テスト結果良好」と言った感じで「全くの不動!」ここまで動意させない結果ですと、ある意味立派です。

 

話しは変わるのですが、夕方からありました黒田総裁の会見に関する報道で、ちょっと面白いものがありました。日本のFXブローカーさんの多くが配信しております、DZHフィナンシャルリサーチ社のニュースで、

黒田日銀総裁
「米金利がそれほど上がらないというのが市場の見方」
「米金利動向、市場とFOMCの見方にかい離」

まるで黒田総裁が自ら米国の金融政策への批判をしているかのような書き方ですが、実際にはロイター社の記者が「米国の長期金利がFED(連邦準備制度)の明確な利上げ方針にもかかわらず、あまり上がっておらず、むしろ下落トレンドが明確だと思いますが、総裁としてどうご覧になっているのか」と言う質問に対して答えただけでして、

FOMCが今後割りと高目に金利上昇を予想していても、市場はそう見てないから金利上がらないんじゃないかな?

簡単に言えば、こう答えているだけです。動画で見て頂きますと分かりやすいんですけど⇩47分41秒近辺から。あっ、それと、みんな大好きビットコインについての質問も36分28秒近辺からございますので、もし興味があれば。


日銀・黒田総裁が午後3時半から定例会見(2017年12月21日)

思った以上に、日銀の金融政策決定会合の件で文字数が稼げた(笑)。いやいや、これも黒田総裁のおかげです。 


 

さて、昨日もチョロチョロと指標の発表はありましたが、重要と言うか、ババーンと動いたものだけピックアップしたいと思います。

これ⇩全部が、日本時間で午後10時半に発表になったものでして、 

米国(週次) 前回値 市場予想(中心値) 結果
新規失業保険申請件数 22.5万人 23.3万人 24.5万人
米国11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
シカゴ連銀
全米活動指数
0.76 - 0.15
米国12月 前回値 市場予想(中心値) 結果
フィラデルフィア連銀
製造業指数
22.7 21.0 26.2
米国第3四半期(7~9月)
確定値(前期比年率)
前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP +3.3% +3.3% +3.2%
個人消費 +2.3% +2.3% +2.2%
GDPデフレーター +2.1% +2.1% +2.1%
コアPCEデフレーター +1.4% +1.4% +1.3%
カナダ11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +0.1% +0.2% +0.3%
消費者物価指数(前比) +1.4% +2.0% +2.1%
カナダ10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高
(前月比)
+0.2% +0.3% +1.5%
小売売上高・自動車除く
(前月比)
+0.4% +0.4% +0.8%

よりによって、アメリカとカナダの指標ばっかりてんこ盛り(笑)。上の表で、結果欄が赤字になっているものは、事前の市場予想(予想が配信されていないものは前回値)より良かった指標です。パッと見て、アメリカの指標では市場予想より良かった指標がフィラデルフィア連銀の指標1つだけ、対してカナダの指標はすべてが市場予想を上回っております。

値動きが鈍(にぶ)かった市場で、このカナダの指標だけはさすがに反応、と言うか反応しすぎで一瞬で 50pips ほどカナダドルが対米ドルでぶっ飛びました。米ドルは、対カナダドル以外では数十pipsほど円やユーロでも反応してましたが、値動き的には限定的な様子。むしろ、カナダドルの値動きで、よく資源国通貨として同調する事が多い豪ドルが過敏に反応して一緒に買われていた感じでして、資源関連でのカナダドルの値動きに同調するのでしたら分かるのですが、もうこうなると、豪ドルはどうしたいのか全く理解不能です(笑)。 


 

クリスマスを前にしまして、本日は冬至です。冬至、ご存知ですかね?およそ分かってる方が大半だと思いますが「暦では、北半球(⇦これ重要)において1年のうちで最も昼が短い日」です。

「暦では」と言うのは、天文学で冬至と言うのはある地点を太陽が通過した瞬間を指しますので、天文学的に冬至が一日24時間では無いと言う事です。

「北半球」が重要と言うのは、ご存知のように北半球が冬の時には南半球では夏ですので、昼夜の長さは北半球と南半球では入れ替わり、冬至の日に南半球では昼が最も長い日となります。

そう、南半球では夏でも、冬至という言葉はそのまま冬至でして、英語では「Winter solstice」です。ですので、オーストラリアに行ったら「冬至の日」が「夏至の日」になるのでは無く、夏なのに冬至はおかしいのですが「冬至 = Winter solstice」のままです。ただ、暦や天文学とは別に、便宜上「Summer solstice」としたり、暦や天文学的な Summer solstice と区別するために Estival solstice と言い「summer = 夏」を「estival = 夏季」に言い換えて使ったりはしているようです。

「 1年のうちで最も昼が短い日」これの意味はおわかりかと思いますが、文字のまんま昼が一番短い日(笑)。当然、南半球では昼が一番長い日になりますが。 

 

毎年、クリスマスを前に必ず冬至がやって来ます。まるでクリスマスが、太陽に息吹を与えているかのようです。ただし、南半球を除く(笑)。


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