FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/03/27 戦績

 2018/03/27 火曜日 戦績

USDJPY        +266,600円

EURUSD        +170,218円

GBPUSD        +215,086円

AUDUSD         +27,532円

USDCAD         +32,960円

EURJPY        +332,900円

GBPJPY        +240,600円

AUDJPY         +35,400円

CADJPY         +56,100円

EURGBP         +22,869円

TOTAL       +1,400,265円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,317,982円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +29,047,040円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +97,069,285円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +997,397,601円

 

先週末に円高容認発言がありましたが、昨日は円が売られました。ん?誰が円高容認発言したんだって?私だ!(笑)。

fxse.hatenablog.jp

今週は年度末も年度末、これ以上無いくらいの3月30日が金曜日で五十日(ごとうび)かつ、末日が日曜日のため、週末・月末・年度末のトリプルコンボですので、どれだけ帳尻合わせ期末フローでのドル需要があるのか分かりません。

しかも、大量のドル現金は2営業日後の受け渡しですので、昨日のドル買いでドル現金を手に出来るのが木曜日、本日のドル買いでドル現金を手に出来るのが金曜日と言う事ですから、昨日今日は邦銀もドル応需に対応すべくドル買ってるでしょう。銀行はズルいと言うか、対顧客売り用の外貨は仲値とか言う変なシステムで価格を決定しますが、実際に仲値近辺での売買だけで全ての需要を満たしているわけではありません。もっとも昨日のようなダラ上がり相場ですと、いつもはズルい銀行にとって「仲値で買っときゃよかったよ」と、対顧客売りでは損する相場ですので、いつも銀行にあまりいい思いをされていない方はほくそ笑んでおいて下さい(笑)。

本来は、多くの日本の企業が決算を迎える3月から決算を確定させる2ヶ月程度の間に、海外での利益を本国還流させるレパトリエーションが発生し、円が上がってもいいんですけどね。最近の円高は政治的な理由がメインと言うか、むしろオンリーリーズン(それだけ)って感じです。ある業種、ある特定の企業さんなんかは、もうちょっと国益考えて資金回した方がいいとは思うのですが。

 

哲学の世界になってしまうのですが、企業はなぜ巨大になろうとするのでしょうか。現時点での従業員の雇用を守り、顧客に価値を与え、利益を得るだけで満足しないのは何故なのでしょう。株主のためでしょうか?株主も、無闇矢鱈に巨大になるのを望んでいるわけでは無く、リスクとリターンのバランスが最も高いところで配当を得たいと考えているわけです。株の値上がり益に関してでも、ただ大きな企業よりむしろ小回りが効く企業の方が値上がり期待があったりしますし。

日本の成長が鈍化したと言われるここ数十年、世で言われるほどだとは私は考えていないのですが、それでも長期的に浮き沈みがあったり、80年代の躍進と比べたら低調になっているのは分かります。なんとなく、日本の企業も株主利益を優先しはじめてから、それまで優先していたお客さんから愛想を尽かされて、今の世の中になってきてしまったような気もします。

 

昨日は上がった東京株式ですが、ニューヨークでの株式下落と同調して日経先物は大きく下がっております。米国債利回りは大暴落でして、昨日今日の相場で暴騰したままなのはVIXだけ、みたいな(笑)。さて、今日はどうなりますかね? 


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2018/03/26 戦績

 2018/03/26 月曜日 戦績

USDJPY         +42,100円

EURUSD        +125,163円

GBPUSD        +150,446円

AUDUSD         +13,253円

USDCAD         +18,078円

EURJPY        +183,700円

GBPJPY        +325,200円

AUDJPY         +28,500円

CADJPY         +14,300円

EURGBP         +16,977円

TOTAL         +917,717円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +917,717円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +27,646,775円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +95,669,020円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +995,997,336円

 

為替相場なんかよりも、とにかく東京はあたたかかった(笑)。あたたかい、なんてよりも若干暑いくらいでして、夜になっても17度とか温度計の表示が出ておりました。まるで「春」がやってくる前に「夏」が来ちゃうようなノリです。そう言えば、春過ぎて夏を感じてるような、そんなような句がありました。

「春過ぎて夏来るらし白妙の衣ほしたり天の香具山」

久しぶりに百人一首と言うか俳句をここで書いた、と言うかコピペしたんですが、万葉集に収録されてて百人一首にも選ばれている持統天皇の句です。だいたい、どの解説見ても「梅雨終わって、香具山に着物を干してる様子がウンタラカンタラ」とか書いてありますが、洗濯物干してる様子なんか見て「夏だな~」なんて持統天皇が本当に思ったんでしょうかね?

まっ、本人に聞いてみないと分かりませんけど(笑)。古文に入っていくと戻って来られなくなりそうなので、このくらいで。


 

昨日の相場は特に目新しい事を材料に持ち出したと言う事も無く、 前週までのEUを楽観視した流れを受けて対ドルでも対円でもユーロとポンドが買われると言う日でした。メインの流れはユーロ様・ポンド様でして、美しいユーロ円とポンド円の上昇のためにドル円はギザギザ、昨日の数字を見ましても如何(いか)にドル円がもてあそばれていたのかと(笑)。

日足で見ますと、今年に入り実質的に取引が稼働しはじめた1月8日からキレイに下降線のチャートになっております。9日と21日移動平均線でも交わる事無く来ておりまして、これはどこまで記録更新するのでしょうか。


 

先日から欧州各国を中心に行われていた、ロシアの外交官追放ですが、アメリカが60人を追放だそうです。

www.nikkei.com

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今回のアメリカの措置には、ニューヨークの国連本部へ派遣されているロシア外交官も含まれているそうなので、他の国とちょっと違った問題が発生するかもしれません。国連に派遣されている外交官に対して、アメリカの好き嫌いや、アメリカの利害関係で排除されると言う事態になりますと、本部がニューヨークにあると言う事すらアメリカが受け入れて置くことができないと言う意味になってしまいます。

 

最近は世界中のあらゆる政治問題を一手に引き受けるトランプ大統領の事ですから、火に油を注いで自らに火の粉をかける作戦なんでしょうか(汗)。そのうち、ブリグジットやギリシア問題までアメリカ絡めて来るんじゃないかと、今か今かとワクワクして待っております(笑)。 


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2018/03/26 月曜日

3月最終週のスタートです。今週が終わりますと1年の四分の一、第一四半期が終わる事になります。もう、早いとかそう言うありきたりな感想では無く「ドユコト?」みたいな(笑)。

 

さて、今週から英国を含む欧州では夏時間となりまして、これで北半球の主要都市のうちで夏時間を採用している都市は、ほぼ夏時間に突入しました。

それと、今週末はイースターと言う事で、世界中のほとんどの主要都市では金曜日から来週月曜日まで連休に入ります。「イースターとは何ぞや?」と、これ毎年書いているような気がするんですが、日本語で書きますと「復活祭」でして、こちらで言われればどなたでも何となく分かるのではないでしょうか。

毎年この復活祭の日付は変わりますが、中華圏の旧正月などが旧暦で考えるので毎年変わるとかよりもっと凄い感じでして、教会関係は月の満ち欠けも影響するため復活祭の日付と言うのは「春分の日を過ぎてから最初の満月の次の日曜日」です。じゃあ、例えば「春分の日の翌日が満月、そして、その翌日が日曜日だった場合」当然ですが、春分の日の2日後が復活祭です。2008年なんて、春分の日が3月20日で復活祭が3月23日と言う最短に近い感じでしたし、2000年なんて春分の日の直前に満月が来てしまったのか、復活祭は4月23日でした。

しかも、金曜日から連休ですが前日の木曜日も多くの株式市場で午前中だけの取引になりまして、株式市場が半日でしたら当然為替屋さんも債券屋さんも半日です。いや、それ以前に、第一四半期の業績が良かったディーラーの率いるチームは、今週はもうずっとお休みかもしれません。と言うことで、今週は実質的に日本時間で木曜日の深夜までしか稼働しないと考えなければなりませんので、年度末だし丁度いいかな、みたいな(笑)。⇦ 本日2回目の「みたいな」(笑)。 

 

今週の指標は、正直言って指標は関係無いでしょう。指標なんか追いかけているより、トランプ大統領のツイッターでも見ていた方がいいかもしれません。ここ、全く笑うところでは無く、金融市場に値動きにつながる指標と言う材料が無い中で今週の注目点は政治的な駆け引きが中心になるでしょうから、その震源地は間違いなくホワイトハウスで、良いも悪いもトランプ大統領が一手に引き受けてくれる事でしょう。

週半ばでもチョロチョロあるでしょうし、日曜日には米韓合同軍事演習が始まります。今でも北朝鮮としては米韓合同軍事演習には反対の立場を崩しておりませんので、この近辺になったら何かあるかもしれませんし、注意が必要です。対抗手段としてミサイルの準備とか報道にでも出たら、一気に円が急降下も考えられます。

いや、別に期待してるわけじゃ無いんですよ。可能性としたら、場合によってはあるのかな~、無いのなか~、みたいな(笑)。⇦ 本日3回目の「みたいな」(笑)。 

 

個別の指標関係は、外為どっとコムさんとかで見ていただければ分かりやすく表になってますんで、そっち見てもらえばいっかな~、的な。最近はいつもこれ(笑)。
リンク ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー


 

月曜日から若干荒れるかな~、と思っておりましたらそうでも無く、先週末とのつながりを持ったままのチャートを描き始めております。円、どうなるんですかね?

 

急激な円高は好ましく無いといつもなら日本政府として発言が出るところですが、アメリカが日本への関税除外を認めなかった現段階では、日本政府としては円高に対して牽制する発言は非常にしにくいでしょう。最高に頑張っても、日銀から「注視している」程度の発言かと思います。

政治的な絡みで値が動く時、方向性なんてものは当てにならないので、今後ドル円がどうなるのかなんて誰にも分からないのですが、もしこのままダラダラ行ったとしたら、私的には101円の中盤くらいまでは行くんでは無いかなと思ってます。ただし、101円を大きく下回るには、仮に日本政府が何もアクションを起こさななったとしても、ある程度の勢いを付けて行かないと難しいかなと。

 

今週は年度末と言う事で私も忙しい週となってます。年度末を無事に乗り越え、新しい年度を新しい気持ちで迎えられますように、今週も頑張ってまいりましょう。 


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2018/03/24 戦績

 2018/03/24 土曜日 戦績

USDJPY         +70,900円

EURUSD        +154,475円

GBPUSD         +93,706円

AUDUSD          +4,003円

USDCAD         7,919

EURJPY        +135,600円

GBPJPY        +103,300円

AUDJPY         +19,700円

CADJPY         +21,200円

EURGBP          +2,118円

TOTAL         +597,083円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,998,979円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +26,729,058円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +94,751,303円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +995,079,619円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

多くの経済イベントや政治イベントがありました、この1週間でした。待ち構えていたFOMCでドル円の失敗がっあったり、その他ちょこちょこと「ああしておけばよかった、こうしておけばよかった」と言う反省点があるのですが、危険度が高い政治イベントがある時に、

生き残っただけでも

いいとしよう(笑)。

 

システムトレードやってる私でも、毎回毎回こう言った大きなイベントは怖いんですよね。いや、システムトレードだからこそと言ったところもありまして、どこまで自分のシステムを信用するのかと言う究極の部分なわけです。

それは、ちゃんと利益出るように計算出来るのかと言うトレードシステム自体への信用、ちゃんと動作するだろうなと言うコンピューターシステムへの信用の主に2つでして、よく「人は信頼しても信用するな」とか言われますが、コンピューターの場合は逆で「信用しても信頼するな」だと思ってます。システムを作ってるのは自分ですから。 

 


さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2018年03月20日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 47,902 69,901 -21,999 +57,540
EUR (099741) 219,434 86,695 +132,739 -13,641
GBP (096742) 71,425 47,618 +23,807 +15,780
RUB (089741) 18,823 256 +18,567 -3,470
BTC (1330E1) 3,818 5,188 -1,370 +346
金Gold (088691) 223,882 75,151 +148,731 -19,217
原油 (067651) 823,181 119,473 +703,708 +35,175

 

IMMポジション(2018年03月13日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 44,296 123,835 -79,539 +7,306
EUR (099741) 239,453 93,073 +146,380 +13,408
GBP (096742) 67,190 59,163 +8,027 +2,763
RUB (089741) 22,293 256 +22,037 +4,124
BTC (1330E1) 3,735 5,451 -1,716 -117
金Gold (088691) 234,431 66,483 +167,948 -15,875
原油 (067651) 799,257 130,724 +668,533 -17,974
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

さあ、遂に来た!遂に来ました、円大幅ネットショート減!!!

ここまで円高がジリジリと進んだため、そのうち来ると思っておりました円のネットショート減、そしてネットロングへの道筋が若干見えて来ました。円ショート減と言う事は、円売ってる人が少なくなったわけでして、CMEの通貨先物の日本円は1ロット1250万円ですから9ロットで約1本、火曜日より前1週間で投機筋の円売りが約6,400本減少したわけです。他の先物の増減が、円の売買に霞んで見えねえ(笑)。


 

東京は、この1週間天気の悪い日も多かったのですが、週末は非常によく晴れております。桜も咲いたりしておりまして、この1週間の疲れを癒やしてくれるようです。週末、しっかり充電して来週を迎えられたらいいなあと思っております。 


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2018/03/23 戦績

 2018/03/23 金曜日 戦績

USDJPY        +186,200円

EURUSD        +111,268円

GBPUSD        +141,029円

AUDUSD         +20,417円

USDCAD         +76,535円

EURJPY        +236,100円

GBPJPY        +325,700円

AUDJPY         +48,100円

CADJPY         +62,600円

EURGBP         +36,892円

TOTAL       +1,244,841円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,401,896円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +26,131,975円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL      +94,154,220円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +994,482,536円

 

久しぶりに、ドル円が104円台におかえりなさい。実に1年4ヶ月振りでして、最後にドル円が104円台を付けたのが2016年11月9日、ここからドル円は118円台まで一気に上昇しました。この2016年11月9日、何があったのかと言いますと、

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

この期間のドル円はこんな感じで推移しております。

別に、これがトランプ大統領の支持が反映した結果とか言いませんが、言いませんが、かと言って日銀の金融政策の評価とか言いませんが、ええ言いませんよ(笑)。ただ、日本でもいいから逃げたい資金があるって事は表してるのかもしれない、の、かもしれません(笑)。

ちなみに私的には、円が高くなってもらえますと税金安くなるのでむしろ歓迎でして、トヨタが円高になると利益が減ると言ってるけど、実際には「別に関係無いんだけど、日本の税金安くなるからいいよね( ´,_ゝ`) 」ってのと同じです。

 

大した材料も無い中で、ドル円はニューヨーク時間が終了後の日本時間で午前7時過ぎから日本円人気が急上昇しまして、ドル円は105円切るわ、ユーロ円は129円切るわ、ポンド円は148円切るわと、誰かが「それ~っ」っと仕掛けたのか、あるいはアルゴリズム体操トレードの餌食になったのか。いつも、この時間に仕掛けが入ると聞こえてくる某油の国の方からと言う事は今回は言われておらず、どちらかと言えば欧州系なんじゃないかと。まあ、注文出してた銀行がそっちだからと言って、欧州系の皆さんが頑張ったとは言い切れませんので何とも言えませんが。それにしても、某油の国の面々は油の価格操縦取引で最近は忙しいでしょうから、円なんて買ってる場合じゃ無いと言う意見も頷けます(笑)。

 

さて昨日の指標も、こちらもまた大したものが無かったのですが、メチャメチャ反応しまくっていた通貨がありました。通称ルーニーちゃん=カナダドル。

カナダ2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前比)
+0.7% +0.4% +0.6%
消費者物価指数
(前比)
+1.7% +1.9% +2.2%
カナダ1月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高
(前比)
-0.7% +1.1% +0.3%
小売売上高・自動車除く
(前比)
-1.7% +0.8% +0.9%

このカナダの指標と同じ時間、日本時間で午後9時半にはアメリカの指標も発表になっておりまして⇩

米国2月 前回値 市場予想(中心値) 結果
耐久財受注
-3.5% +1.6% +3.1%
耐久財受注
比・輸送用機器除く
-0.2% +0.5% +1.2%

耐久財受注の数字、凄えメチャメチャいいでしょ?なぜ、このアメリカの指標よりもカナダの指標だけに反応したかのようにカナダドルが爆上げしたのかと言えば、まずアメリカの耐久財受注の前回値が悪すぎた。結果、今回の市場予想も抑え気味になっているだけで、実際にはここまで数字が伸びても前々回からの推移で見ると大した伸びになってないんです。

それと、ニュースなどでは「強いCPIを好感し、カナダドルが買われた」のように書かれたものが多いのですが、これはCPIの伸びだけでは無く、いつもはあまり意識されない「自動車を除いた小売売上高」の数字が市場予想を上回っておりまして「物価が上昇しているが、高額な耐久消費財を除いた一般生活で消費される物の売上は伸びている」と言う合わせ技で決まった一本上げと言えるかと思います。こんな判断を人がやっていたら、買われるタイミングが指標発表と若干でもズレるでしょうから、どこかの大口のやから方がそう言ったアルゴリズムを組んでたんでしょうね。
そこに加え、原油高を筆頭にした商品先物相場の高騰が、資源国通貨を押し上げる要因の1つにもなっているでしょうから、昨日はタイミング的にバッチリな上げだったんだと思います。

私はそんな事は全く考えておりませんでしたから、ぜんぜん大した数字にもならずに終了となっております(笑)。⇦ 笑ってる場合じゃ無いんですが。 


 

東京でも桜が咲いてきました。昨日、用事がありましてちょっとお出掛けしましたところ、日当たりが良い幹線道路沿いの桜並木などは、もう五分咲きは超えているだろうと思われるほど咲いておりました。忙しく用事を済ませてる最中でも桜を見た一瞬だけは心和む感じです。

昨晩は若干雨が降ったのですが、まだ満開前で良かった。今週末、東京でも場所によっては随分と見頃になっているところもあるかと思います。

もう、春ですねえ。 


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