FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/09/14 戦績

 2017/09/14 木曜日 戦績

USDJPY        +207,500円

EURUSD        +180,906円

GBPUSD        +531,227円

AUDUSD         +11,261円

USDCAD          +3,098円

EURJPY        +129,800円

GBPJPY        +754,400円

EURGBP         +49,176円

TOTAL       +1,867,368円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,136,087円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +15,173,016円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +268,839,052円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +811,996,979円

 

全くもう(汗)。

「さ~て、子供たちも学校に出かける頃だな」と言うところで、ミサイルぶちかました野郎がおりました(汗)。さすがに今回は、東北地方方面へ向けて発射と言うような情報もありましたので一瞬ヒヤッとしましたが、太平洋側に抜けたようです。

ブログ全部打ち終わり、あとアップするだけみたいな状態でしたので、ここから先はそのままでのアップになります。

 


 

日本時間で午後8時、英国の中央銀行であるバンクオブイングランド = BOE が政策金利の発表を行いまして、事前予想の通り 0.25% の据え置き。そして、同時に公開されました金融政策委員会 MPC での議事録によりますと「このまま経済成長が持続した場合、数ヶ月以内に利上げを行う可能性がある」と、年内利上げも可能ともとれる内容がポンドを高く上げる結果となりました。

発表直後は乱高下、内容なんてロクに見てない人たちが勢いだけで取り引きする人多すぎ。まっ、胴元の銀行自体がそんな感じですから仕方ありませんけど(笑)。

 

同じく日本時間で午後9時半、アメリカでは一昨日の生産者物価指数(PPI)に引き続きまして、昨日は本命と思われる消費者物価指数 = CPI の発表があり、一昨日のPPIとは違って事前予想よりも数値が伸びているものが大半でした。

米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +0.1% +0.3% +0.4%
消費者物価指数コア(前比) +0.1% +0.2% +0.2%
米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +1.7% +1.8% +1.9%
消費者物価指数コア(前比) +1.7% +1.6% +1.7%

当然、一気にドルが買われましてドル円は111円台に乗り、ユーロドルは昨日ずっと切れずにおりました1.1850を余裕で切り1.1830台に下落。ところが、その直後

北朝鮮によるミサイル発射準備報道

を受け、とりあえず米CPIで上昇した分は完全に無かった事にされたのでした(汗)。

これ、もしかして狙って報道した?

最近、なんかこう言うの、多く無いですかね?気のせい、かな・・・・・・

 

それにしても、昨日の数字ではポンドだけが目立ちます。いや、実際に昨日一日で稼いだと言うのはポンドを含む通貨ペアだけでして、それ以外のドル円やユーロドルなどポンドが関係してない通貨ペアは、その前日からの持ち越したポジションの精算があったから "そこそこ" の数字が行ってますが、そうじゃ無かったら壊滅状態(汗)。

それね~、米CPIの発表直後の北朝鮮によるミサイル発射準備報道が無ければ、そのままドル買いが続いていたと思うんですよね。やっぱり・・・・・・

 


 

昨日、中国の大手ビットコイン取引所のひとつ「ビットコイン中国」が、今月末で取り引きを終了すると発表しまして、その後ビットコインを含む仮想通貨全体が滝のような勢いで値を落としております。まるで、粉飾決算が発表になった直後の光通信(t.9435)のようでして、ただ、光通信は20日間連続ストップ安の大記録で20日以上値がつかなかったため、実際には比べられませんが(笑)。

私としましたらビットコインは値動きとかどうでも良く、むしろ仮想 "通貨" 本来の目的である通貨として、海外のお友達の皆さんからの集金に使いたいだけですから、この極端な値動きとかされると面倒なんですけど(汗)。

だいたい、1日の下落幅20%とかって、何?(笑)。

まあ、別に、誰がどう見てもバブル化してたビットコイン価格が、若干調整するならして頂いた方がいいのかもしれません。若干の調整で1日の下落幅20%とかって何?って話しもあるんですけど(笑)。

 


 

さて、本日は9月15日で「敬老の日」です。そして、あまり知られてませんが、老人福祉法と言う法律で、9月15日は「老人の日」と定められてます。もともと、この敬老の日が移動祝日になると決まった時にも随分と揉めたようです。

そうなんですよね。祝日って、それぞれに日付に意味があって制定されてますから、それを何月何週の月曜日とかにされるのって、誕生日を毎年曜日固定にされるような感じなんですよね。

 

土曜日から月曜日まで3連休になって嬉しい人も多いのかもしれませんが、週半ばで突然祝日が入りお休みと言うのも特別感があって良かったと思うんです。割りと、水曜日とかに祝日が入ると嬉しかったりしません?

月火の2日会社行って・学校行ってお休み、そして木金の2日会社行って・学校行って土日になるって、体力的にも楽だったりしますし。

 

個人的には、こんなハッピーマンデー制度なんてスグにでも廃止し、祝日がゼロの6月に祝日を早く作って欲しいと願ってます。あの、うるう年以外には28日しか無い2月にだって祝日あるのに(汗)。 


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2017/09/13 戦績

 2017/09/13 水曜日 戦績

USDJPY         +91,700円

EURUSD         +84,582円

GBPUSD        +174,609円

AUDUSD         +25,119円

USDCAD         +41,801円

EURJPY        +192,600円

GBPJPY        +370,600円

EURGBP         +24,482円

TOTAL       +1,005,493円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,268,719円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +13,305,648円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +266,971,684円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +810,129,611円

 

東京時間、そして欧州時間のタラタラした値動きに終止符を打ってくれたのは指標では無く、単にニューヨーク時間スタートでした(笑)。もう、とにかくドル買いドル買い、そしてドル買いの、完璧に「USA!USA!うさ!うさ!」モード発動でして、何に対してそんなにうさ!うさ!していたのか。こればっかりはハッキリした事は分かりませんが、9月11日も無事に過ぎまして、ようやくリスク回避リスク回避言ってる事が過剰だったと気が付いたのでしょうか。それとも、日和ったのか(笑)。

 

 

昨日の指標、英国版雇用統計とも言えますこちらの指標⇩

英国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業者数 -4,200人 -600人 -2,800人
失業率 2.3% 2.3% 2.3%
英国7月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ILO失業率 4.4% 4.4% 4.3%

日本時間で午後5時半に発表になったのですが、もうこの指標が発表なんてされる前から昨日は欧州時間に入ってから、ガンガンとポンドが下がっておりまして、この指標の発表があったからとか一切無視で午後5時半を通過した感じです(汗)。

この英国の失業者数ですが、実際には求職者給付金と言う失業保険を期間中に申請した人数の前回との増減でして、言い換えますと失業者数の増減でしかありません。また、上段「失業率」と下段「ILO失業率」ですが、まず上の失業率は英国での昔からの計算方式に則って計算されたものでして「2週間以内に就業可能で、過去4週間以内に求職活動を行った者」と言う定義です。一方、下のILO失業率は国際労働機関 = ILO が決めた計算方式に則って計算されたものでして「調査時点で就業可能かつ仕事を探していた者」と言う定義です。

失業率と言うのは低ければ低いほど良いのは当たり前なんですが、各国の仕事を見つけて就業するまでのプロセスなんかも違いますから、当然失業率の計算方法なんかも違ってきておりまして、それを同じように比較してみようと言うのが、国際労働機関が決めたILO基準なわけです。

 

ちなみに、日本やアメリカの場合、このILO基準と言うものを別途発表していないのは、日本もアメリカも細かい違いはあるにしろ、ほぼILO基準に準拠した条件で失業率を算出しているからでして、よくネット上で言われる「日本の失業率は誤魔化し」とか「実際には10%を超えている」とかはありません。

ただ、失業率では無く「働いていない人の人数を人口で割ったもの」と言うのであれば高い数字になりますが、それこそお年寄りや、極端に言えば赤ちゃん、働けない病気の人や、専業主婦までもが含まれる意味の無い統計になってしまいます。当然、そんな歪な統計を算出すれば、日本やアメリカ以外でも極端に高い数字が出るでしょう。また、よく言われる「公務員を含めるのは間違ってる」と言うのも、軍人は除いている国も多くありますが公務員は入れて計算している国がほとんどで、軍人を除くと言う表記から誤解しているようです。それに、公務員であったとしても、自主失業でも失業率に加算される事を考えますと、失業率計算に公務員を含めるのが間違っていると言う方(ほう)が不自然のように思えます。

日本の実際の失業率は10%を超えているとか主張する方がおられますが、そんな方は、実際に失業率が10%を超えている国へ行ってみたら「失業率が10%を超えてると言うのは、こんなに凄いのか」と実感出来るでしょう。なにしろ、失業率が10%を超えると言う事は、その10%はそれでも「仕事を探している人 = 労働力人口中の就業希望者」の数値ですから、そんな雰囲気の場所ですと「仕事を探す事を諦めた人 = 労働力人口中の就業希望者」も多く、失業率が10%を超えますと「職がある人」と「職がない人 = 就業希望者の総計」の比率が2:1になるとも言われております。3人働ける人がいると、そのうち2人しか働いておらず1人は働いていない世界。90年代の欧州で、そんな感じの国が多く存在しておりました。

 

 

さて、お次はアメリカさんの指標で、こちら⇩

米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
生産者物価指数(前比) -0.1% +0.3% +0.2%
生産者物価指数コア(前比) -0.1% +0.2% +0.1%
米国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
生産者物価指数(前比) +1.9% +2.5% +2.4%
生産者物価指数コア(前比) +1.8% +2.1% +2.0%

ここのところ、無駄に一喜一憂していたアメリカの指標ですが、今回の生産者物価指数 = PPI も全ての内容が事前市場予想より弱い数値になっておりまして「こりゃ、明日の消費者物価指数(CPI)に響くだろうな」と通常ならそう判断し、ドルは売られる事になるんでしょう、ねえ・・・・・・

昨日は、完全無視(笑)。

ある意味、このCPIの発表を待って「おっ、今日の重要指標終わったな?数値が弱ええ?そんなん関係ねえよ(笑)。じゃ、そろそろドルでも買うか!」とそんな感じで、この指標発表が終わって5分もしますと、ドルが買われる買われる。

 

 

結局、買いたい人が多いと上がる、売りたい人が多いと下る、それだけ(笑)。

 


 

日付が変わってからのニュースなんですが、ペルーのリマで行われておりました国際オリンピック委員会(IOC)総会におきまして、2024年の夏季オリンピックをフランスのパリにて、2028年の夏季オリンピックをアメリカのロサンゼルスにて開催すると決定しました。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 

この2024年の開催地、随分と揉めていたようでして、普通でしたらどこで開催するのか揉めるんでしょうが、立候補地がどんどん辞退していきまして、最終的には危機感を持ったIOCが2024年の大会に立候補しておりましたパリとロサンゼルスに、2024年と2028年を振り分けると言う強引な展開に(笑)。いや、これ笑い事じゃなくて、このままじゃ「オリンピックを開催したいと言う都市が、いずれ無くなってしまうんでは?」と言うところまで来ております。

「じゃ、止めればいい」と、いつものネット上の皆さんたちは言うかもしれませんが、オリンピックで進むインフラ整備や、一時的とは言え旅行者が増える経済効果など、非常に多くのメリットがオリンピックにはあります。ただ、次回の東京、そしてパリ、ロサンゼルスと2度3度目の開催地が増え、しかもオリンピックを開催せずにも元々が大都市で多くの旅行者が訪れている場所だったりもしますと、インフラ整備や経済効果などのメリットは限定的になってきてしまいます。

 

いっそ、オリンピック開催する場所を固定してしまってはどうですかね?(笑)。いやこれ笑う・・・・・・、いや、笑い事でいいです。夏場に比較的過ごしやすい気温で、かつ、冬もオリンピックが開催出来るほどの降雪があり、夏も冬も、もうそこでオリンピックをしたらいいと言う都市を決めて、全部集中させる。

都市名は「オリンピック」空港名も「オリンピック国際空港」でいいんじゃないですか?どうです?どっかの国の北海道あたりにでも(笑)。

 

アテネで固定開催とか言う話しもたまにありますが、あれねえ、あそこねえ、もう古代と違って暑すぎてマラソンとか無理だから(汗)。しかも、冬季オリンピックはまた別の場所になっちゃうでしょう。だったらいっそ夏冬兼用、オリンピックやってない時も常にオリンピック規格の競技施設で国際大会開催出来るし、近隣には選手養成場とか作ったら大繁盛間違い無しですよ。その地域だけ特区にして、アスリートやコーチには特定活動で長期滞在出来るビザ出せばいいし、なんならいっそ、その地区だけ城壁作って出入国管理しちゃえばいいです(笑)。

 

恐ろしい経済効果、間違い無いと思うんですがどうですかね? 


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2017/09/12 戦績

 2017/09/12 火曜日 戦績

USDJPY        +313,200円

EURUSD        +160,771円

GBPUSD        +242,053円

AUDUSD         +17,928円

USDCAD         +65,159円

EURJPY        +395,000円

GBPJPY        +624,900円

EURGBP         +41,055円

TOTAL       +1,860,066円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,263,226円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +12,300,155円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +265,966,191円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +809,124,118円

 

まず、ニューヨークが属するアメリカ東部標準時、夏時間が採用されております現在、アメリカ東部夏時間と日本標準時の間には13時間の時差がありまして、日本時間で午後1時になってからようやくニューヨークでも日本と同じ日付になります。アメリカ50州の中で最も日本との時差が開いているのは日本人にはおなじみのハワイ州でして、ホノルル標準時と日本標準時の間には19時間の時差があります。つまり、日本時間で午後7時になってからやっと日本と同じ日付になるわけです。

なぜこんな事を書いたのかと言いますと、昨日9月12日は、日本では当然9月12日ですがアメリカではまだ9月11日でして、そのアメリカが11日のうちに例の首領様が911と言うアメリカ人にとって重要な日だと言う事と、国連安全保障理事会 = 通称国連安保理での制裁決議に対する反抗と言う事で、何か "しでかす" んじゃ無いかとヒヤヒヤしておりました(汗)。 

 

こう言っちゃなんですが、トランプ大統領閣下も首領様も中学男子のような青臭い態度をあからさまに出してしまってますので、もうちょっと余裕を持った方がいいんじゃ無いかと思うんです。首領様はどのような人生を歩んで来たのか分かりませんが、トランプ閣下の場合、あのようなビジネススタイルで生き抜いて来たんでしょうが、ビジネスマンならビジネスマンらしくってのも無理そうかな(笑)。

例えば、9月9日に北朝鮮の建国記念日だったと言うなら(本当かどうか知りませんが)「朝鮮民主主義人民共和国国民の皆様に、建国記念日をお喜び申しあげます」くらいの事をトランプ閣下が余裕かまして発信すれば、首領様も「ムム、ムムムムム・・・・・・」となるでしょう。なるかな?どうかな?(汗)。いや、どの国でも国民は悪く無いでしょうから、その国民に対して建国記念の祝辞を述べているだけです(笑)。

一方、9月11日にあの忌まわしい事件があった事に対して「2001年9月11日の不幸な出来事で命を落とされた方に哀悼の意と、残された家族、全ての合衆国市民に敬意を表します」くらいの事を首領様が言っておけば、下手すると「あれ?もしかしたら首領様は、まともなのかも」と米国民に思わす事くらい可能かもしれません(笑)。そもそも、仮に戦時中の敵国兵士に対してでも、冥福を祈る行為などは決して珍しい事ではありませんので、本来これ自体は特に何ら特別な事ではありません。

 

双方もうちょっと余裕かまして、一段高い位置から、上から目線で「行った&言った」方がいいんじゃないっすか?どうっすか?だめっすか?もうそう言う事を出来る時期は過ぎましたか?まあいいや。

とりあえず、過剰に偏向した報道は抜きにしまして、体面を保つ事くらいは少なくても出来た国連安保理決議を評価し、まずは粛々と決まった事を実行していって欲しいと願っております。

 


 

さて、昨日の指標いきます。

月曜日にも話題にしました英国CPI、なんと月曜日に書いたそのまんま「高い事前予想をクリア」しまして、さらに上積み。ポンドは指標が発表された瞬間に「指標を上積みできた 0.1% 分」として50pips だけバイーンと行ったわけです。ええ、世の中何でも数字次第ですから、ちゃんとそこは上積み出来た分の 0.1% 分だけしかバイーンしませんでした(笑)。

英国8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前年比)
+2.6% +2.8% +2.9%

それでも、そのままポンド高に突入しまして、欧州時間中に東京時間で付けた昨日安値より120pipsほど高い 1.3290近辺までは行っちゃいました。直近ですと、8月3日に付けた高値 1.3270近辺を超える事が出来た、あるいは見方によっては同水準まで行くことが出来たと言う事でして、1.33に乗る事こそ出来ませんでしたが、今後のポンドの動きをテクニカル的に見る上で重要なアタックだったと思います。

 

あと、月曜日に半分冗談でスウェーデンのCPIが火曜日の発表だと書いたのですが、あまりスウェーデンの指標なんて触れる機会は無いでしょうからお伝えしておきますと、事前予想の各社中心値が総合・コア共に+2.2%だったのですが、結果は総合で +2.1%とやや奮わなかったのですが、コアが +2.3%と若干伸びまして、トータルとしてはスウェーデンクローナが対ドルで急伸しました。一応、表にしてみます?

スウェーデン8月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前年比)
+2.2% +2.2% +2.1%
消費者物価指数・コア
(前年比)
+2.4% +2.2% +2.3%

総合ですと前回値と同じ市場予想を下回り、コアですと前回値より低い市場予想よりは上回ったけど前回値には届いていない。こんな状況で、結果としてスウェーデンクローナはバイーンと買われたわけです。意味が分かりません(汗)。ええ、本当に全然分からない値動きで、正直言いましてエキゾチック通貨には怖くて参戦出来ません。もっとも、それ以前に参戦する気などさらさらございませんが(笑)。

 


 

それにしましても、クロス円のエゲツナイ値動きと言うか、破壊力と言うか(笑)。クロス円なんで、当たり前なんですが「ドル円✕基準通貨対ドル」の掛け算でして、ユーロドルやポンドドルにドル円掛け算した際には、チャートが同じ向きに動いていたらその掛け算ですから凄い凄い(汗)。

今後、俗に言われる欧米で利上げが行われていく中で、仮に日銀だけが利上げ出来なかった場合には、やはり大昔のように「円キャリートレード」が一大ブームになるんでしょうかね(笑)。笑い事じゃ無くて、あの当時に欧州のあちこちの国、特に北欧の方では住宅ローンを日本円で借りるのが流行しておりまして、その後の円大高騰で住宅ローン破産者を大量生産した事がありました。

特にアイスランドが酷くて、2007年から2008年にかけての円高とアイスランドクローナのクロス円大暴落で、数ヶ月で住宅ローンが実質何十パーセントも多くなってしまった人が続出したり、中には約1年で3倍になってしまった人とか(汗)。結果、素人さんに外貨建ててで住宅ローンなんて貸し出した金融機関が悪いって事になり、随分と救済されたようですが。

 

ああ、当時北欧で大量に日本円を借りておきたかった(笑)。


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2017/09/11 戦績

 2017/09/11 月曜日 戦績

USDJPY        +107,400円

EURUSD         +63,223円

GBPUSD         +76,819円

AUDUSD          +5,973円

USDCAD         +41,341円

EURJPY         +19,100円

GBPJPY         +65,700円

EURGBP         +23,604円

TOTAL         +403,160円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +403,160円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +10,440,089円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +264,106,125円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +807,264,052円

 

今年も、またこの日がやってきました。日本時間では9月12日になりましたが、現地アメリカではまだ9月11日です。

何があったのか書かなくても分かる日、できれば楽しい事や喜ばしい事であって欲しいと願うのですが、悲しいことに人々の記憶の中に長く残る日付と言うのは、往々にして本当は忘れたいほどの出来事があった日であったりする事が多いわけです。

 



昨年はてなに引っ越してきまして、改めてこちらで2001年9月11日の事を書きましたが、またそれからも1年経ったわけです。

fxse.hatenablog.jp

 

昨年、教会に行って祈った際、こんな事を祈ったとブログで書いたのですが、

911で亡くなった方、愛する方を亡くされた方、その全ての方に。そして、この世から人種・国家・宗教などのわだかまりが無くなる事がなくとも、戦争やテロなどの大きな力に訴える事だけは、せめて無くなりますようにと。

残念な事に、戦争やテロなどの大きな力に訴える事が少なくなる兆しどころか、この1年間で目に見えて脅威が増してきております。

我々のちからが足りないのか、神からの試練なのか。もし我々のちからが足りないのであれば、我々と言う括りがどこまで含まれ、どのような努力をしたらいいのか切っ掛けだけでも導いて頂きたいと願い、また神からの試練そのものなのであれば、いつもの教会でのお説教のように、我々が耐えられると認めて下さっているのでしょうか。もし、この世の中から戦争やテロが無くなるのであれば、神からの試練なんて◯ソ食らえ、信仰すら辞する覚悟は余裕のよっちゃんイカなんですが、現実はどうもそんなに甘くスイーツな話しでは無いようです。

 

戦争を防ぐには、国家間でのわだかまりを無くし、それぞれの対立国で妥協点を見出す事で対処可能でしょう。しかし、現実的にはそれが困難なために世界中で戦争が絶えず続いているわけです。社会科学と言う大きな分野で言えば、政治学の領域です。

テロと言う犯罪行為を防ぐためには、戦争の代理として行われる行為以外には国家の治安を担当する警察や軍に委ねるしか無いかと思います。これもまた、社会科学と言う大きな分野で言えば、法学の領域です。

社会科学で残る分野、大きなくくりでは、社会学、経営学、そして経済学。社会学だけは実践的な分野と言うよりも分析や解析を行い将来に役立てるための学問ですから、直接の世の中に対するアプローチは無いとも言えます。経営学は読んで字の如く経営の学問、その組織のためだけの優位性を追求する領域だけの学問とも言え、人類全体への貢献は二次的なものです。

 

最後に残った経済学。

私「経済学は人を幸せにするために生まれた学問」だと思っております。

いま、多くの先進国の中央銀行では、失業者を少なくして経済全体を底上げしようと言う動きが活発に行われております。少し前、90年代くらいでは机上で語られる事しか無かったような事が、いま実際に中央銀行が政策として行っております。

中には「そんな事しか中央銀行は出来なくなった」と言う人もおりますが、私はそれは違い「そこまで中央銀行が手を出せる世の中まで、進化した」そう思っております。他に手を付けられる部分は全て手を付け、やっと中央銀行が失業対策にまで手を出せる余裕と、中央銀行が失業対策に手を出してもいいと言う社会的にコンセンサスが出来て来たんだと。

経済学では世の中は「大きなくくりのマクロ」としてとらえ、個々の動き「ミクロ」はあまり考慮しません。ですので、失業と言う部分で言いますと、全体の失業率が下がれば「当然、個々の失業も解決しているだろう」と言う事でして「◯◯さんの就職、✕✕さんの就職」そう言った個々の対応は、行政なり民間に委ねてます。同じように、借金と言う概念も通常の個人がする返済が必要な「ミクロ経済の借金」と違い、本来は返済すら考慮する必要が無いような「マクロ経済の借金」として別次元でとらえ、借金ですら世の中に流通させるお金の一部にしてしまうくらいです。そんな事を言われても「借金なんで返さなくてもいいの?」みたいに思われる方が大半でしょうから、その上まさか経済学で失業を少なくさせる事ができるとは、一般の皆さんは考えもしなかったでしょう。

 

私、先程書きましたように「経済学は人を幸せにするために生まれた学問」だと真剣に思っております。戦争やテロが根絶しない中には、国家間での経済格差も非常に大きなウェイトを占めているのは想像し難く無いでしょう。政治学や法学での戦争やテロの対応が「発生主義」である後手の対応であるとしたら、もしかしたら、失業を減らす事で経済全体を底上げして好景気に誘導するのと同じように、国家間の経済格差を是正する方法を経済学者が総力で追求し、そこから戦争やテロが徐々に減っていくような社会を目指す事も全く不可能では無いと思っております。

 

世の中は、何でも先ずは机上の空論から。それが理論になり、そして世の中に浸透して行く頃には常識になってます。「そんな夢みたいな事」は、叶えようとしなければ夢で終わってしまいます。世の中にはテレビに出ているようなアイドルがいるように、アイドルに憧れるだけでは無く、夢を叶えようと一歩を踏み出す勇気ある人も大勢いる事を我々は知っているはずです。世界中の経済学者が一歩を踏み出したら「全く不可能では無い」と言うほぼゼロの状態から、あるいは「一縷の光が見えたかもしれない」と言う状態になるかもしれません。

 

ノーベル平和賞を政治家・活動家・法律家・NGO組織などでは無く、純粋な経済学者が受賞した時「ああ、そう言えば昔、経済学で世界平和がなんとかとか、ブログで言ってたヤツが居たなあ」と思い出してもらえる日が来る事を夢見ております。

 


 

あれからもう16年。昨日も教会に行きまして、お祈りを捧げてきました。

うちの子供たち、お姉ちゃん(長女)や弟くん(長男)は、当然ですが911の事件はリアルタイムには知りません。うちの子供たち、また、同じく事件を知らない多くの子供たちが結婚し、そしてその子供たちに子供が生まれる頃には再度このような悲劇が繰り返される事無く、戦争やテロと言う行為は全てが過去の話しとして語り継がれるだけの世の中になって欲しいと願ってやみません。

  

f:id:fxse:20170912070007p:plain

May God Breath the United States,
and all the nations and of the peace-loving peoples of the world.



 

さて、市況なんですが、これがまた、一方的なドル高(笑)。

この上でインチキ臭い真面目な文章を書いたばかりなのに、笑いを入れるような書き方はどうかと思ったのですが。いやはや、先週末と乖離してドル円がスタートするとはねえ。今週スタートは、午前4時頃のオセアニア時間から完璧に乖離してましたので、先週に引き続きまして「窓閉め投資法」とかやっている方には悲劇の週明けになったかと思います。

 

そして、またいつもの脱線開始です。

よく、日本時間で午前7時に取り引きがスタートする段階で「窓空いてる!」とか言って窓閉めトレードとかされている方がおられます。それって実際には窓が空いているんでは無く、もともとが午前4時くらいにスタートして一旦どちらかに振れているだけで、取り引き量が少ない時間なので午前4時ころのスタート付近に戻る事が多いって事を利用した取り引きだったハズが、どこからどう変わったのか、午前7時の日本のスタートで「先週末と乖離してスタート=窓あけ」しているとすると「先週末の終値まで戻る=窓閉め」みたいな感じになってまして・・・・・・

まあ、実際には午前4時くらいのオセアニア時間スタートでは先週末終値と同水準で始まり、日本のFXブローカーがオープンする午前7時くらいに動いていたポイントから先週末終値近辺に戻る事も実際に多いので、別にその取り引き手法自体は否定しませんが、仕組みをちゃんと理解して取り引きして頂きたいかなと(汗)。

 

随分とドル高が進んだ感じがあるのですが、ラウンド開始が欧州時間が始まってからでして、そこから一方通行的な感じになっているため、ほとんどが含み益でポジションオープンしたまま日を超えてまして、昨日の戦績数字は月曜日によくありがちな低調な数字になっております。あっ、あした、明日をお楽しみに(笑)。

 


 

国連の対北朝鮮制裁に関しましてアメリカが随分と譲歩した事で、なんやら「トランプ弱腰・口ばっか」みたいに日本のマスコミがこぞって書き立てておりますが、安全保障理事会ですから中国とロシアに拒否権使われたら終わりですんで、最初に自らハードル一気に上げておき、一気に下げたように見せかけて、実はアメリカの「まだ安保理で消耗してるの?」作戦で、最初からこの辺りが防衛ラインだったと見るべきでしょう。

なんでもいいんで、早いところ問題解決への道筋を国連には作って欲しいと思います。それでなくても、国連の存在意義が危ぶまれているところなのに・・・・・・


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2017/09/11 月曜日

気分的には9月の2週目、実際には3週目のスタートです。

と言う事で、毎月中旬を向かえる頃にやってくるCPI&PPI週間でして、欧米各国で消費者物価指数 = CPI や、生産者物価指数 = PPI が発表となります。早速本日から、北欧はノルウェーとデンマークのCPIが発表されます。いや、ノルウェークローネもデンマーククローネも取り引きしていないんで、あまり無いんですけど(笑)。

続きまして、明日にはまたしても北欧はスウェーデンのCPIが発表になりまして、こちらもスウェーデンクローナを取り引きしてませんので、関係無いって言えば関係無いんですが、とりあえず全部書いておいた方がいいかなって(笑)。

 

明日12日の火曜日には北欧諸国以外にも、為替取引で本命とも言えます英国におきまして、CPIとPPIが同時に発表になります。特にCPI前年比は +2.8% と言う高い市場予想が出ておりまして、これクリアしますとポンドがまたしても一気上げの可能性が出てきます。同じ英国関連でこの翌日13日水曜日には、英国版雇用時計といえる「失業者数(求職者給付金受給者数)増減」と「失業率」の発表がありまして、それぞれ市場予測が、600人と 2.3% となっております。ええ600人です、間違ってません。要するに、増減だけの発表で全体像を簡単に把握させたく無いんです(笑)。

同じ日13日水曜日には英国の労働関係指標発表の後で、ユーロ圏の鉱工業生産、米国のPPIの発表も待っております。

 

14日木曜日には、豪州におきまして「就業者数」と「失業率」が発表になり、最近は豪州中銀 RBA が豪州の政策金利であるキャッシュターゲットを決定するプロセスの中で、労働関係指標に注目していると言う事もありまして、もしかしたら変な数字が出ますとドル円にも影響するほ豪ドルが変動するかもしれません。発表が10時半なので、前場中ですから嫌なんですけどね(汗)。

この日の晩には、米国のCPIの発表がありまして、CPI前年比 = インフレそのものズバリですから、市場予測の +1.8% すら行くのか?あるいは市場予測を超えた数字た出た場合、又は市場予測を下回った数字が出た場合、それぞれどんな反応になるのか事前によくシミュレートしておく必要があるかと思います。

 

そして、今週最後の15日金曜日には、米国指標が目白押し(笑)。日本時間で午後9時半に発表になりますグループで重要なところは、ニューヨーク連銀製造業景況指数、小売売上高の2つ、同じく日本時間で午後10時15分に発表になります鉱工業生産、最後は午後11時のミシガン大オレオレ消費者信頼感指数ってな感じです。

 

まあ、指標に関しては発表になりました時点の市場の雰囲気で、どんなに前回値や市場予測と数字が乖離していたとしても完全スルーもあれば、前回値や市場予測とドンピシャでも激しく上げたり下げたり、特に最近は数字関係無く指標発表をトリガーにしかしていない、俗に言う「指標スイッチ」にしかなっていない時が多くあります。

指標に100%全幅の信頼を寄せるわけでは無く、あくまでも長期的な目で経済を見た際の、本来の指標と言う時が持つ意味通りに、指し示す標(しるべ)として使えたらいいなと・・・・・・、そんな綺麗事を言っていられたら、ヘッジファンドも機関投資家もイラネ~よ!ってんですけどね(汗)。

 

 

指標とは別にしまして今週のビッグイベントとしましては、14日木曜日に英中銀 BOE が政策金利の発表と、議事録の公開を行います。政策金利、英国は現在 0.25% でして、市場予想は据え置きとなっております。

ポンドが最近は値を上げて来ておりますが、少し前にポンドが急激に安くなった時に、包み隠す事無く「ポンド安は英国を支える輸出業に貢献している」くらいの発言があちこちでありまして、先週のカナダのようにサプライズで利上げしてポンド高を誘発はしたくないかと思いますので、今回もまた据え置きかなあ(笑)。議事録の中身的には、資産購入枠の件はどうするのかが当面の焦点となるでしょう。

 


 

北朝鮮の建国記念日リスクがと言われておりました9月9日を無事通過し、若干のドル買い戻しで始まりました今週の市場、本日はアメリカが日付が変わり月曜日になりますと9月11日、あの日となります。

まだ世界情勢は安定しませんが、世界が平和になりますように祈りながら、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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