FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2022/03/21 月曜日

2022年第12週の月曜日です。

本日、日本は春分の日と言う事で祝日のお休みです。もう何度も何度も書いているので、ずっとお読みくださってる方は飽きてるかもしれませんが、春分の日や秋分の日と言った天文現象を祝日に持つ国は非常に珍いんです。これは、五穀豊穣を神にだけ頼ったり感謝したりするのではなく、大自然や、もっと大きく地球や太陽系、宇宙の動きにまで大局的に感謝できる日本人と言う緻密さを表せているのかなとも思います。随分と大きく出た(笑)。

大昔、それこそ日本書紀とかが書かれたと言われるような時代には、日本でも雨乞いをしたり、あるいは生贄を用いたりした事もあったようですが、天体観測がなされるようになると、西洋のキリスト教に代表されるような宗教観とは違う日本の宗教観の中で、科学を科学として扱う事は当時の西洋よりも進んでいたようです。

だいたい、宗教裁判とか魔女狩りとかしていた中世とか言われる時代、ガリレオがそれでも地球がうんぬんかんぬんとか言っていたよりもっと前の織田信長は、地球が丸いと理解していたと言われますし、江戸時代には庶民ですら地球が丸いなんてのは常識だったと言う話しもあります。第一、日本語でこの我々が住む星の事を「地」と言っているんですから。

 

とにかく、今日は日本は春分の日で祝日なわけでして、6月は祝日無い上に2019年から12月も祝日が無くなりました。この祝日が無い6月と12月に祝日を作る方法はこれしかない。3月と9月に春分の日と秋分の日があるんですから、

3月春分の日、6月夏至の日、9月秋分の日、12月冬至の日

完璧じゃね?

⇧ ここまでサクッと以前のコピペ修正(笑)。


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で24日木曜日午後5時半にスイス中銀のスイス国立銀行が今後の金融政策を発表します。政策金利は事前の市場予想では現状マイナス0.75%の据え置き、金融政策についても大幅な変更はないであろうと予測されております。また今回も「為替介入は権利!」と主張するのかどうかが気になるところですが、たぶんするんでしょう(笑)。

これ以外の国も含め、今週の各国中銀の金融政策発表としては、21日月曜日午前10時半中国(実質的な政策金利であるローンプライムレート)、22日火曜日午後9時モロッコ,午後10時ハンガリー,午後10時半ナイジェリア、23日水曜日(時間未定)ホンジュラス,午前7時パラグアイ、24日木曜日午後4時フィリピン,午後5時半スイス,午後6時ノルウェー,午後10時南アフリカ、25日金曜日午前2時40分エジプト,午前4時メキシコ,午後6時モンゴル,午後7時ブルガリア,深夜24時ジンバブエ、26日土曜日午前7時トリニダード・トバゴなどが予定されております。

24日午前8時50分、日本銀行が前々回1月17~18日に開催しました金融政策決定会合の議事要旨を公開します。日銀は「議事要旨」を公開する前に「主な意見」と言う議事要旨のサブセット版のようなものを公開してまして、既にこの回の主な意見は1月26日に公開され、その時は完全スルーでした。今回も恐らく何も無いかと思いますが、念の為に注意だけはしておいた方がいいかと思います。

22日火曜日午前1時頃からFRBのパウエル議長がワシントンDCにおきまして「全米ビジネス経済協会(NABE)年次総会」にご招待されており、昼食会の席上でスピーチを行います。例年招待されておりまして、割と突っ込んだ発言がある時もあったりするので急変には対応できるようにしておいた方が良さそうです。

22日火曜日と翌日23日水曜日の2日間、BIS国際決済銀行主催の「BISイノベーションサミット2022」が開催されます。かなりの金融政策に携わる高官がスピーチやディスカッションに参加するため要注意です。

www.bis.org

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直接、金融政策とは関係しない政治絡みの予定としては、23日水曜日からアメリカのバイデン大統領がブシュッセルのEU本部を訪問し欧州各国首脳と会談を行い、24日からのEI首脳会議、そして25日のNATO緊急会議へと出席します。バイデン大統領の訪欧期間中、どんな発言がいきなり出るのか分かりません。常に緊張を強いられる期間になりそうな気配です。

jp.reuters.com

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次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が少ないので、若干レベルを落としながら羅列していきます。

本日21日月曜日、特に大きな指標は無いんですが、既に発表になっているハズの午前6時45分にニュージーランドの貿易収支が若干NZドルや豪ドルに影響があるかもしれないレベルでしょうか。

明日22日火曜日、この日も目立って重要そうな指標はありません。強いていうなら午後11時のリッチモンド連銀製造業指数くらいでしょうか。それにしても指標の威力としては弱い感じではあります。

23日水曜日午後4時に英国の消費者物価指数(CPI)など物価関連指標の集中発表があります。英国は、英中銀イングランド銀行のカンリフ副総裁が先週の金融政策会合で据え置き主張だったりしまして、やや意思疎通がうまく行ってないように感じるようなところもあり、CPIが上振れする事でFRBなんかよりも金融政策の変化がありそうな感じがあります。それがポンドの値動きに大きく影響してくる事を希望します(笑)。午後11時にアメリカの新築住宅販売件数があります。

24日木曜日、この日はマークイット社による主要国の購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表が予定されております。フランスが午後5時15分、ドイツが午後5時30分、ユーロ圏が午後6時、英国が午後6時半、アメリカだけ夏時間になっておりますので午後10時45分となってます。

25日金曜日、午前8時半に東京都の消費者物価指数(CPI)が発表になります。今週は、他に書けそうな日本の指標が無かった(笑)。午後4時に英国の月次小売売上高の発表がありまして、これもまた、あまり市場に影響が無さそうな気も。最後、午後11時にアメリカの中古住宅販売留保指数と、同じく午後11時にミシガンなんとかかんとかどうのこうの確定値があり今週は終了です。


 

新型コロナウイルス対策の蔓延防止等充填措置が本日を最終日とする期限を迎え、いよいよ明日からは解除されます。

www.sankei.com

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恐らく、この解除後は感染者数が増える事でしょうが、経済活動が行われる事で当然の結果として受け止めなければならないのは、この2年以上に渡る新型コロナウイルスが終息しない世の中で多くの方が分かってきているかと思います。むしろ、今後は新型コロナウイルスが終息する事はなく、「新型」と言う冠が取れてコロナウイルスとして感染者数が一定範囲で収束し、広く世の中にあるウイルスとなって行くのかもしれません。

この2年以上の騒ぎの間に、多くの方は新型コロナウイルスに感染しないように十分に注意する術(手洗いうがいマスク着用など)を既に身に着けているかと思います。今後発表される統計的な数字の報道に惑わされる事なく、今まで通りの生活をする事でいいように思えます。あくまでも、感染しないように十分注意する術を発動しての今までの生活です。

さあ、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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