FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/05/14 戦績

 2021/05/14 金曜日 戦績

USDJPY         +65,000円

EURUSD         +84,028円

GBPUSD        +123,934円

AUDUSD         +26,332円

NZDUSD         +32,174円

USDCAD         +57,636円

USDCHF         +63,123円

EURJPY        +110,700円

GBPJPY        +141,300円

AUDJPY         +30,600円

NZDJPY         +43,600円

CADJPY         +46,300円

CHFJPY         +86,000円

EURGBP         +39,296円

EURCHF                -

TOTAL         +950,023円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,122,305円

 

月間戦績(5月)

TOTAL       +8,231,809円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +94,740,514円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +719,990,920円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,099,990,935円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後8時半、欧州中銀ECBが前回4月21~22日に開催しました金融政策委員会の議事要旨を公開しました。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

内容的にはホント大した事もなく、議事要旨公開直前の30分くらいで一応はリスク回避のポジション整理でもあったのか若干の下落はしておりましたが、欧州時間序盤にあった若干の調整を除きますと、おおむね昨日はドル売りの流れでして、その流れを大きく変える事ができないばかりか、議事要旨の公開がされたらイベント通過と言った感じで再度ドル売りに復帰なさったご様子⇩

よく議事要旨が注目されるのは、会合直後の声明文では書かれていない「金利変更のヒント」が隠されている、あるいは場合によってはストレートに書いてあるからでして、どの中銀でも「利上げなんて来年まで無いよ!」と言っている現状では、さして議事要旨の公開が注目されないのも仕方ありません。

それでも、アグレッシヴな金融系通信社の皆さんは、なんとかして金利操作につながるような内容を探し出して「利上げ時期前倒しか?」のような、まるでスポーツ新聞の見出しのような感じまで使って頑張ってはいるようです(笑)。特に西の飛ばし屋ブルームバーグとしては、なんとか利上げ時期の前倒し、あるいは後退をいち早くすっぱ抜きたいようで、今後しばらく飛ばし記事に騙されないように注意しないとならないかもしれません。 

 

それと、いつも何を言いたいのかハッキリ言ってるようでよく分からないECB専務理事のシュナーベル女史が、またなんか言っておりました⇩ 

リスク資産の価格高騰はリスク要因

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

リスク資産の価格が高騰するとリスクになる。と言う事でして、で、あろうな

もともとブルームバーグの記事ですので、本来はこの読んで一発で分かる方が対象に書かれているものではあるんですが、ブルームバーグ端末ではなくネットで見る方の方が遥かに多い今の時代ですと、書き方がちょっと雑だなって気もします。超簡単に言えば、「株価が高くなり過ぎてね?」って事でして、個々の株価と言うのは本来は中央銀行が扱うマクロな領域では無いのでミクロな視点で語る必要があり、それを無理やりマクロ視点で語るからこう言う事になるわけで、さすが経済学者が語ったとも言えます。

今の欧州中銀ECBの理事は、総裁と副総裁を含めて6人中、経済の専門家と言えるのは半分の3人しかおりません。ラガルド総裁は、キャリアこそフランスの財務大臣やIMFのディレクターを歴任しておりますが元は弁護士です。デギントス副総裁も政治家出身、あまり発言も多くないエルダーソン専務理事なんかは理事になる前はECBの監査役だった弁護士です。そして、他のよく名前を聞く、レーン専務理事、シュナーベル専務理事、パネッタ専務理事の3人は経済学者です。

結局は何が言いたいのかといえば「世の中、だいたい弁護士と政治家と経済学者が言う事は、何を言ってるのかさっぱり分からない」ってのが、ECBの発する文章見てるとよく分かる気がします。⇦ ワラエナイ

お~いECBスタッフ~~~、こいつら言う言葉そのまま議事録に書くんじゃなくて、わかりやすく訳してから議事録に書いてくれ~~~(笑)。


 

昨日午後9時半、アメリカの小売売上高が発表になりまして、予想以上に芳しくない結果となりました⇩ 

米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +10.7%
 +9.8%
 +1.0%    0.0%
小売売上高コア※1(前比)  +9.0%
 +8.4%
 +0.7%   -0.8%

ただ、外国為替市場の反応は一瞬だけで終わりまして、

「どうせ悪いと思ってたんだから大して変わらない」的な発想なのか、単なるイベント通過で終わったようです。

これが、先日「消費者物価指数(CPI)が事前の市場予想より 0.6ポイント上回ったために上にぶっ飛んだ」のと同じ市場とは思えません(笑)。今回は 1.0ポイントも下回ったんですから、派手に下にぶっ飛んで欲しかったところです。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド4月
0630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
(BusinessNZ発表)
63.6 58.4
日本国4月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
 +9.4%
 +9.5%
 +9.4%  +9.2%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +4.1%
 +4.8%
 +5.8%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
 +7.9%
 +8.0%
 +7.9%  +7.8%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +3.1%
 +3.6%
 +3.4%
マネーストックCD(速報値)
季節調整なし(前比)
+14.5%
+14.6%
+25.6%
広義流動性(速報値)
季節調整前(前比)
 +5.8%
 +5.9%
 +5.9%
広義流動性(速報値)
季節調整済(前比)
 +3.3%
 +4.3%
 +3.5%
広義流動性(速報値)
平均残高・季節調整済
1948兆0千億円
1949兆5千億円
1953兆6千億円
オーストラリア4月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
HIA新築住宅販売件数
(前比)
+90.3%  -54.4%
スペイン4月
1600JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.2% +1.2% +1.2%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+2.2% +2.2% +2.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.1% +1.1% +1.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.9% +1.9% +2.0%
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +10.7%
 +9.8%
 +1.0%    0.0%
小売売上高コア※1(前比)  +9.0%
 +8.4%
 +0.7%   -0.8%
小売売上高コア※2(前比)  +8.9%
 +8.2%
 +0.5%   -0.8%
小売売上高コア※3(前比)  +7.6%
 +6.9%
  0.0%   -1.5%
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比)  +1.4%
 +1.2%
 +0.6%  +0.7%
輸入物価指数(前比)  +6.9% +10.2% +10.6%
輸出物価指数(前比)  +2.4%
 +2.1%
 +0.8%  +0.8%
輸出物価指数(前比)  +9.1% +14.0% +14.4%
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比)  -1.1%
 -1.6%
+3.5% +3.5%
カナダ3月
2130JST
前回値
(前月確定値)
前回値
(今月暫定値)
結果
卸売売上高(前比)
確定値
 -0.7% +0.9% +2.8%
米国4月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +2.4%
+1.4%
+1.0% +0.7%
設備稼働率 74.4% 75.0% 74.9%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比) +0.5% +0.3% +0.3%
小売在庫(前比)  -1.4%  -1.4%  -1.4%
米国5月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
速報値
 88.3  90.4  82.8

 


=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数

米国 採掘装置(リグ)稼働数
05/14 2600JST
(05/15 0200JST)
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
344 352
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
448 453

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら