FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/04/27 戦績

 2021/04/27 火曜日 戦績

USDJPY         +90,200円

EURUSD         +71,322円

GBPUSD        +109,684円

AUDUSD         +16,539円

NZDUSD         +18,449円

USDCAD         +65,473円

USDCHF         +33,095円

EURJPY         +97,700円

GBPJPY        +174,400円

AUDJPY         +24,000円

NZDJPY         +27,600円

CADJPY         +76,200円

CHFJPY         +29,100円

EURGBP          +7,573円

EURCHF                -

TOTAL         +841,335円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,271,212円

 

月間戦績(4月)

TOTAL      +19,126,574円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +82,575,779円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +707,826,185円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,087,826,200円

 

昨日、日本銀行が2日間に渡って開催していた金融政策決定会合を終え、決定した今後の金融政策について正午ちょうどに発表しました。この正午ちょうどの発表と言うのは非常に珍しく、前回は2015年10月7日の事でした。だから何?って事でも無いんですが、一応そんな感じ(笑)。

政策金利については事前の市場予想通りに据え置きとなり、

日本銀行(BOJ)
(中央銀行)

04/27 1200JST
現状 市場予想 結果
補完当座預金制度適用利率
(政策金利)
-0.10% -0.10% -0.10%
長期金利誘導目標
(10年物国債利回り)
 0.0%  0.0%  0.0%

政策金利以外の金融政策についても、全て現状維持の結果となりました。

jp.reuters.com

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特段な~んにも驚く事ではございません。 

また、今回は年4回だけ金融政策発表と同時に「経済・物価情勢の展望(基本的見解)」通称「展望リポート」が公開される会合回でした。こちら、月曜日のブログでも書いておきました「GDP成長をどう見ているのか?」と言う部分ですが、やはり上方修正される事となりました。

www.bloomberg.co.jp

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実質GDP予想が上方修正となりまして、ただ、実は2021年度の実質GDP予想の右側、消費者物価指数=物価の予想は下方修正されてまして、これ毎回毎回どんどん下方修正されているような気がしてなりません。⇦ 実際に確認はしてませんし、もう日本の物価上昇がどうのとか確認する気もおきません(笑)。

ただ、いや「ただ」って言う言い方もおかしいんですが、実質GDPは物価上昇分を加味して算出するものですから、物価上昇が下方修正されると実質GDP的には不利な面もありまして、そこ差っ引いても実質GDPが上向きと言うのは良い事なんでしょう。と、言っておくしかありません。

 

また、午後3時半からの黒田総裁会見でも特に目新しい事もなく、ロイターは物価上昇の厳しさを引き合いにGDP成長の強気っぷりを牽制気味⇩

jp.reuters.com

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ブルームバーグは、とにかく長期金利・長期金利・長期金利。なんとかして、長期金利を操作したいと言う発言を得たかったのか、あえて記事内でも「意図的」とカッコ書きで意図的の文字を隔離させておりました(笑)。

www.bloomberg.co.jp

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また、ブルームバーグの記事中にありますように、先程書きました「2021年度の消費者物価指数が下方修正」については、黒田総裁曰く、

21年度の物価見通しは、携帯電話通信料の値下げを織り込んだ結果、0.1%上昇と前回の0.5%上昇から下方修正となった。黒田総裁によると、一定の仮定を置いて試算すると、携帯の値下げは消費者物価を0.5%-1%程度下押しするという。

上記 Bloomberg 記事からの引用

マジかよ!携帯電話料金の値下げで消費者物価指数が0.4%も下がったんかよ! 

ある業界の、ある製品(サービス)価格がそこまで影響を及ぼすなら、こりゃ 7月にはキューピーマヨネーズが2~10%の値上げをしますから、消費者物価指数の上昇に期待できそうです。⇦ 全くワラワナイ

www.jiji.com

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ところで産経新聞は、まるで黒田総裁が任期満了間近のようなタイトルの記事を出してましたが、書いてある内容は確かにそのとおりなんでしょうが、

www.sankei.com

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黒田総裁の任期は2023年4月までありますんで、よろしくおねがいします。

 

肝心の為替相場の結果なんですが・・・・・・、うん、反応弱わっ!

まっ、FOMC待ちですかね?(笑) 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

中国3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工業部門企業利益(前年比)  +20.1%  +92.3%
中国 年初来(1-3月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工業部門企業利益(前年比) +178.9% +137.3%
日本国3月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
日銀コア消費者物価指数
(前比)
 -0.2%  -0.2%   0.0%
イタリア4月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Istat企業信頼感指数 101.9
101.2
102.5 105.4
Istat消費者信頼感指数 100.9 102.0 102.3
イタリア3月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(対非EU圏) +41.49億ユーロ
+41.14億ユーロ
+47.97億ユーロ
英国4月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI流通業売上指数  -45   -5 +20
フランス3月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業保険新規申請件数 +2.55万件
+2.29万件
+4.50万件  -1.68万件
有効求職者数 357.47万人
357.66万人
362.16万人 355.79万人
米国2月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
FHFA住宅価格指数(前比)  +1.0%  +0.8%  +0.9%
FHFA住宅価格指数(前比) +12.1%
+12.0%
+11.9% +12.2%
米国2月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ケースシラー20都市圏
住宅価格指数
243.03
242.98
246.04
出典:S&P Dow Jones Indices社ホームページ
https://www.spglobal.com/spdji/en/index-family/indicators/sp-corelogic-case-shiller/
ケースシラー20都市圏
住宅価格総合指数(前比)
+11.12%
+11.10%
+11.80% +11.94%
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
季節調整
+0.91%
+0.86%
+0.80% +1.24%
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
季節調整
+1.2% +1.1% +1.2%
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 109.0
109.7
112.1 121.7
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
リッチモンド連邦準備銀行
製造業景況指数
+17 +22 +17

 


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