FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/01/08 戦績

 2021/01/08 金曜日 戦績

USDJPY        +111,600円

EURUSD         +77,543円

GBPUSD         +54,062円

AUDUSD         +28,722円

NZDUSD         +21,507円

USDCAD         +13,009円

USDCHF         +70,417円

EURJPY        +162,200円

GBPJPY        +230,300円

AUDJPY         +44,300円

NZDJPY         +39,200円

CADJPY        +102,600円

CHFJPY         +27,300円

EURGBP         +29,677円

EURCHF         +11,921円

TOTAL       +1,024,358円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,785,596円

 

月間戦績(1月)

TOTAL       +4,785,596円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL       +4,785,596円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +630,036,002円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,010,036,017円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後10時半にアメリカの雇用統計が発表されました。事前の市場予想なんてのは抜きにして、結果はある意味予想通りに(笑)。

米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +33.6万人
+24.5万人
 +7.1万人 -14.0万人
失業率 6.7% 6.8% 6.7%

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

以前、「やれ10万人だ!20万人だ!」と大騒ぎしていた頃に比べますと、前回の発表が24.5万人に修正が入り33.6万人になった上でマイナス14.0万人の結果と言うのは非常に大きな変動かとは思うのですが、もうそこは、昨年4月度のマイナス2,000万人オーバーからしたら誤差でしかありません。

高々数万人や10万,20万くらいの雇用者数変動より、失業率0.1%の方が大きいわけでして、この数値の反応で極端な動きを見せないようになった現状の方こそ、本来の市場の反応としては正しいのかもしれません。事実、今回の失業率は前回値と小数点以下1位までで見たら変動が無いわけでして、労働人口に占める勤労者と失業者の比率である労働参加率も変動がありませんでした。

米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働参加率 61.5% 61.6% 61.5%

労働参加率が変わらないと言う事は、一部で言われてる「働く気が無いアメリカ人が増えてるから計算上の失業率が下がっているだけ」と言うものデマと言う事になります。なにしろ、「あれだけ失業給付がもらえるなら働く気がおきないだろう」と言うのは、失業者でなければ失業給付はもらえませんので、失業率に含まれているわけです。 

で、何を言っても雇用統計で為替が動かなかったと言う事実は変わらないわけでして、私としては残念です。発表直後にチョロチョロッとした動きはありましたが、あれ、逆に邪魔なだけです。⇦ ワラエナイ 

 

アメリカよりも悪い結果だっと言えるのは、同時に公開されましたカナダの失業率など雇用関連指標でした。

人口比でカナダはアメリカの約9分の一でして、統計の範囲や手法がアメリカの雇用統計とは異なるため単順に比較はできないものの、アメリカの非農業部門雇用者数と比較してカナダの就業者数はマイナス6.26万人と、人口比を当てはめると約9倍では56万人強のマイナスとなります。

カナダ11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +6.21万人  -2.75万人 -6.26万人
失業率 8.5% 8.6% 8.6%
労働参加率 65.1% 65.0% 64.9%

また、失業率は前回値より0.1ポイント悪化しておりますが、労働人口に占める勤労者と失業者の比率である労働参加率は逆に0.2ポイント低下しております。

仮に労働人口に占める勤労者が変動無かったとすると、失業率が上昇した分だけ労働参加率も上昇しないとならないのですが、失業率が0.1ポイント上昇(悪化)した分を考慮しますと、労働人口に占める勤労者の割合は都合0.3ポイント分だけ失われたと言う事になりまして、高齢や障害または出産などの理由で労働人口が1ヶ月で0.3%も減少する事は考えにくいため、失業率に含まれない、見えない失業者が増えているものだと思われます。カナダの方がアメリカより、よっぽどたちが悪い雇用関連の数値だったと言う事になります。

それでもニューヨーク株式市場がオープンするくらいまでの短時間には、アメリカの雇用統計の悪化しか評価されなかったのか加ドルが買われる結果に。まあ、私としては値が動けばなんでもいいんですが(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国11月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
+2.1%  -1.3%  -1.8%
家計調査・消費支出
(前比)
+1.9%  -1.5% +1.1%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
 +2.5%  +0.6%
日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 1兆3846億米ドル 1兆3947億米ドル
日本国11月
1400JST
前回値
(前月確定値)
市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値  94.3  96.6  96.6
景気一致指数(CI)速報値  89.4  89.4  89.1
スイス12月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 3.3% 3.6% 3.5%
失業率(季節調整済み) 3.3% 3.4% 3.4%
ドイツ11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +194億ユーロ +192億ユーロ +172億ユーロ
貿易収支・季節調整 +182億ユーロ +180億ユーロ +164億ユーロ
ドイツ11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +229億ユーロ
+225億ユーロ
+240億ユーロ +213億ユーロ
ドイツ11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +3.4%
+3.2%
+0.7% +0.9%
鉱工業生産(前比)  -2.7%
 -3.0%
 -2.3%  -2.6%
フランス11月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費(前比) +3.9%
+3.7%
-15.9% -18.9%
個人消費(前比) +2.9%
+2.7%
-14.2% -17.1%
フランス11月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -46.30億ユーロ
 -48.45億ユーロ
 -50.00億ユーロ  -35.59億ユーロ
経常収支  -37.85億ユーロ
 -36.88億ユーロ
 -34.00億ユーロ  -14.13億ユーロ
フランス11月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+1.9%
+1.6%
 -1.0%  -0.9%
スイス12月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 8769.70億CHF
8759.24億CHF
8912.24億CHF
英国12月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+1.0%
+1.2%
+0.5% +0.2%
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+7.6% +6.8% +6.0%
イタリア11月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率  9.5%
 9.8%
10.2%  8.9%
ユーロ圏11月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 8.4% 8.5% 8.3%
アイルランド11月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.9%
 -0.7%
-12.8%
小売売上高(前比) +7.8%
+8.1%
 -4.7%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +33.6万人
+24.5万人
 +7.1万人  -14.0万人
失業率 6.7% 6.8% 6.7%
平均時間賃金(前比) +0.3% +0.2% +0.8%
平均時間賃金(前比) +4.4% +4.4% +5.1%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +41.7万人
+34.4万人
 +9.8万人   -9.5万人
製造部門雇用者数  +3.5万人
 +2.7万人
 +2.0万人  +3.8万人
週間平均勤務時間 34.8 34.8 34.7
U6失業率 12.0% 11.7%
労働参加率 61.5% 61.6% 61.5%
カナダ11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +6.21万人  -2.75万人  -6.26万人
失業率 8.5% 8.6% 8.6%
労働参加率 65.1% 65.0% 64.9%
カナダ11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数 +9.94万人  -1.00万人 +3.65万人
パートタイム雇用者数  -3.74万人  -1.75万人  -9.90万人
米国11月
2400JST
前回値 市場予想
(先行発表値)
結果
卸売在庫(前比)  -0.1%  -0.1%   0.0%
米国11月
2400JST
前回値 市場予想 結果
卸売売上高(前比) +1.7%
+1.8%
  0.0% +0.2%

───── 日付変更 ─────

米国11月
0500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高  +45.4億ドル
 +72.3億ドル
 +90.0億ドル +152.7億ドル

 


=別表= 購買担当者景気指数(製造業) 追加01/08

南アフリカ12月
01/08 1800JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数 52.6 50.3

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 追加01/08

カザフスタン12月
01/08 1500JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
43.9 44.1
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
44.6 44.7

 


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