FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/10/16 戦績

 2020/10/16 金曜日 戦績

USDJPY         +69,200円

EURUSD         +82,669円

GBPUSD        +133,519円

AUDUSD         +26,042円

NZDUSD         +28,369円

USDCAD         +51,424円

USDCHF         +43,602円

EURJPY        +108,300円

GBPJPY         +79,200円

AUDJPY         +46,100円

NZDJPY         +42,700円

CADJPY         +38,800円

CHFJPY         +35,200円

EURGBP         +17,952円

EURCHF         +31,791円

TOTAL         +834,868円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,787,219円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +11,669,893円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +365,263,715円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +559,357,204円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,939,357,219円

 

昨日午後9時半に発表がありましたアメリカの9月度小売売上高ですが、随分と盛った高い数字が出ておりました。

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  +0.6%  +0.7%  +1.9%

午後9時半と言えば「どうせ指標なんて」と思って団らんでくつろいでおりましたところこの数字。後になって気が付き「さすがに反応したんだろ?」と思って確認してみたところ、確かに米10年債利回りは上昇⇩ 米国債の家来であるドル円も上昇⇩

それ以外の通貨は?と言えば、う~ん、若干は動いていた感じでしたが、以前ならあれほど破壊力があったアメリカ小売売上高の数値ブレとは思えない程度の動きでして、「小売売上高!お前もダメか?」そんな雰囲気(笑)。

ところで、よくアメリカの事は私も「米」と略しておりまして、指標なんかでも「米雇用統計」とか書きます。ところが、この小売売上高だけは「米小売売上高」としますと「お米の小売売上高」に見えてしまうと言う事が昨日発覚(笑)。過去のブログ記事も検索したところ、3回ほど米小売売上高との記述があったので修正なんかまでしちゃったりして。ほんと、どうでもいいことなんですけど。


 

今週の注目だった英国EU間での通商協議の行方なんですが、英国が勝手に設定した15日の期限は結局有耶無耶に過ぎ去りまして、グダグダやっていたロスタイムに対するアディショナルタイムみたいなものでしょう。

ジョンソン首相は、ずっと以前からハードブリグジットに近い「オーストラリア型でいかせてくれ!」と言っておりましたが、それすら認めず協議続行をしていたのはEU側でして、ここまで来るとEU側が何をしたいのかよく分からなくなってきます。包括協定FTAを含むカナダ型がダメなら、削れるところを協議するよりも、一気にWTOルール縛りだけにするオーストラリア型にしてしまったらEU側にも面倒くさい事が無いハズです。ただ、その場合に最大の懸念となるのがアイルランド-北アイルランド間の人・モノの移動となりうるため、なかなか合意できないと言う部分もあるのかもしれません。が、ハードブリグジットになってしまったら同じです。

昨日も「オーストラリア型でいいじゃん、もうそれでこっちは決めてるし」とジョンソン首相が発言したところ、事実上のハードブリグジット決定と見た筋がポンド売りを仕掛けていたご様子でしたが、その割には、いまいちパッとしないポンドの値動きで終わってます⇩

2016年の住民投票(あくまでも住民投票であり国民投票ではない)で英国のEUが離脱が決定した時のような、あの二番煎じは今回は無いんでしょう。確立が低くとも期待はしていたんですが難しいようです。


 

そして、もう一つの今週の注目だったアメリカの大統領選挙なんですが、ここに来て思わぬ展開となってきまして、バイデン候補のウクライナ疑惑に関する報道が再燃してきました。

r.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ここまでは、ある程度では想定の範囲内なんですが、これに関して Twitter社 と Facebook社が記事元であるニューヨーク・ポスト紙の該当記事へのリンクや書き込みをブロック、上院司法委員会は Twitter社と Facebook社のCEOを召喚する方針と伝えられ、

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

その一方、その渦中である Twitter社のCEOが Twitterの対応を批判すると言う、まさにカオス状態となっております。

www.bbc.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

トランプ大統領の支持者の場合は何があっても「またかよ」で終わってしまい動じないでしょうが、バイデン氏の支持者の場合ちょっとした事でグラつきそうな感じでして、この一番重要な時期に「してやった」側有利になりそうな気がします。

来週の政治的な動きと金融市場の動き、どちらの動きも楽しみ注目です。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド9月
0630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
(BusinessNZ発表)
50.7 54.0
イタリア9月
1700JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.6%  -0.6%  -0.7%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.5%  -0.5%  -0.6%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.0% +1.0% +0.9%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.9%  -0.9%  -1.0%
中国9月
1740JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対外直接投資
(前比)
+841.3億CNY +990.3億CNY
対外直接投資
(前比)
+18.7% +25.1%
中国 年初来(1-9月)
1740JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対外直接投資
(前比)
 +2.6%  +5.2%
ユーロ圏9月
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.3%  -0.3%  -0.3%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.4% +0.4% +0.4%
イタリア8月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +96.89億ユーロ
+96.94億ユーロ
+75.00億ユーロ +39.28億ユーロ
貿易収支(EU内) +30.03億ユーロ
+30.07億ユーロ
 +3.48億ユーロ
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  +0.6%  +0.7%  +1.9%
小売売上高コア※1(前比)  +0.5%
 +0.7%
 +0.5%  +1.5%
小売売上高コア※2(前比)  +0.5%
 +0.7%
 +0.9%  +1.5%
小売売上高コア※3(前比)  -0.3%
 -0.2%
 +0.2%  +1.4%
カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対加証券投資  -84.91億加ドル
 -85.21億加ドル
+155.10億加ドル
カナダ8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比)  +7.2%
 +7.0%
 -1.4%  -2.0%
米国9月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.4% +0.5%  -0.6%
設備稼働率 72.0%
71.4%
71.9% 71.5%
米国8月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比) +0.1% +0.4% +0.3%
小売在庫(前比) +0.8% +0.8% +0.4%
米国10月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
速報値
 80.4  80.5  81.2

───── 日付変更 ─────

米国 採掘装置(リグ)稼働数
(10/16分)

2600JST
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
193 205
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
269 282
米国8月
0500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対米証券投資  -895億ドル
 -887億ドル
 +863億ドル
対米証券投資(短期債除く)  +113億ドル
 +108億ドル
 +278億ドル

 


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