FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/06/12 戦績

 2020/06/12 金曜日 戦績

USDJPY        +234,900円

EURUSD        +169,204円

GBPUSD        +316,633円

AUDUSD         +31,319円

NZDUSD         +34,453円

USDCAD        +154,763円

USDCHF        +117,992円

EURJPY        +228,900円

GBPJPY        +710,300円

AUDJPY         +61,600円

NZDJPY         +67,300円

CADJPY        +141,200円

CHFJPY         +62,300円

EURGBP         +22,433円

EURCHF         +90,713円

TOTAL       +2,444,010円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,550,230円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +16,732,679円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +254,794,698円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +448,888,187円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,828,888,202円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、午前中はおとなしかったドル円ですが、東京株式市場の後場開始と同時にスイッチが入ったご様子で、その後は随分と上昇しました。

前日比で下げて始まった日経平均が前場中は上昇基調だったのを好感して為替屋さんたちが円を売ってドルを買ったか、あるいは後場に更に上げたかった株屋さんたちの懇願で為替屋さんが援護射撃したのか分かりませんが、日経平均とドル円と言う、本来は高い相関性(相関関係)が発生することが説明困難な組み合わせでも発生すると言う心理戦を狙ったものなのかもしれません。

この日経平均とドル円の関係は本当に相関性があるのかと言えば微妙なところで、一定期間だけの相関性を示すものなんて言うのは世の中に、それこそ山程、星の数ほどあります。以前は鉄板とか言われていた金(Gold)と原油の相関性も近年では崩れておりますし、私の個人的な見解では、金融商品に正確な意味でも相関性がある組み合わせは無いと思ってます。

それでも「今限定の同じ動きをする組み合わせ」と言うものが多くあるのも事実で、個人的な見解なんて言う1円にもならないモノをかざして講釈タレてる暇があったら、そう言う組み合わせの1つでも見つけて波に乗った方がいいでしょう。ただ、相関性と言うものに盲信しているのと、相関性を疑った上で相場の波に乗ってるのでは全く違いますので、その点は気をつけたいものです。

近年、アルゴリズムトレードを主流にしているヘッジファンドや大口の皆さんが、経済学や数学などを学んだ学生だけでなく、心理学、そして哲学を学んだ学生の採用を多くしてきてます。心理学や哲学を高度に使うことで人の行動を分析し、より効率が良い投機を目指しているのでしょう。そこには、相関性があると思いこんでいるスキを突くと言う作戦も含まれていると思われます。昨日の後場開始からのドル円急上昇、そんな作戦にまんまと踊らさせられて始まり、あとは群がった皆さんの買いで上昇を維持、その上昇中に仕掛けた方はどれだけ売りを入れても値が下がらず存分にポジション精算できたことでしょう。できれば、そんな裏側で牛耳ってる方になりたいと願うんですが、これがなかなか(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

午後5時に発表されたイタリアの失業率ですが、近年稀に見る低水準となってまして、昨年は新型コロナウイルスとか全く関係ない中で10%台を推移していた事からしたら、恐らくは「新型コロナウイルスによる外出禁止で外出もできず、職探しもできず失業率の計算から抜かれた方」が大勢おられるんだと思われます。だって、新型コロナウイルス関係ない昨年の同時期に10%台を水平飛行していたのに、この今6%台って、どう考えてもおかしですから。

職をあきらめ、人生をあきらめ、そんなイタリア人が増えてしまっていない事を願わずにおれません。まあイタリア人ですから、陽気に生きていそうですけど(笑)。

ニュージーランド5月
0730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 25.9
26.1
39.7
日本国4月
1330JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)確定値
 -9.1%  -9.1%  -9.8%
鉱工業生産
(前比)確定値
-14.4 -14.4 -13.3
日本国4月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率(前比)  -3.6%  -2.6% -13.3%
英国4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
 -5.8% -18.4% -20.4%
国内総生産(GDP)
(前比)
 -5.7% -22.6% -24.5%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
 -2.0% -10.0% -10.4%
英国4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -39.56億ポンド
 -66.76億ポンド
 -55.00億ポンド  +3.05億ポンド
貿易収支(サービス除く) -118.53億ポンド
-125.08億ポンド
-110.00億ポンド  -74.90億ポンド
貿易収支(EU以外)  -44.22億ポンド
 -48.80億ポンド
 -40.00億ポンド  -26.58億ポンド
英国4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 -4.2% -15.0% -20.3%
鉱工業生産指数
(前比)
 -8.2% -19.3% -24.4%
製造業生産指数
(前比)
 -4.6% -15.8% -24.3%
製造業生産指数
(前比)
 -9.7% -19.9% -28.5%
建設業生産指数
(前比)
 -5.9% -25.0% -40.1%
建設業生産指数
(前比)
 -7.1% -36.2% -44.0%
サービス業指数
(前比)
 -6.2% -19.0%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
 -1.9%  -9.9%
フランス5月
1545JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.2% +0.2% +0.4%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
  0.0% +0.1% +0.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.4% +0.4% +0.4%
スペイン5月
1600JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0%   0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -1.0%  -1.0%  -0.9%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
  0.0%   0.0% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.9%  -0.9%  -0.9%
イタリア5月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率  8.0%
 8.4%
 8.4%  6.3%
ユーロ圏4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
-11.9%
-11.3%
-18.5% -17.1%
鉱工業生産
(前比)
-13.5%
-12.9%
-28.8% -28.0%
ポルトガル5月
1900JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.44%  -0.45%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.72%  -0.72%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.2%  -0.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.6%  -0.6%
カナダ第1四半期(1-3月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率 +81.2% +80.0% +79.8%
米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比)  -2.6% +0.6% +1.0%
輸入物価指数(前比)  -6.8%  -6.5%  -6.0%
輸出物価指数(前比)  -3.3% +0.6% +0.5%
輸出物価指数(前比)  -6.8%
 -7.0%
 -6.4%  -6.0%
米国6月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ミシガン大消費者信頼感指数
速報値
 72.3  75.0  78.9

 


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