FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/04/11 戦績

 2020/04/11 土曜日 戦績

USDJPY          +7,900円

EURUSD         +11,249円

GBPUSD         +24,082円

AUDUSD          +1,492円

NZDUSD          +3,038円

USDCAD          +4,556円

USDCHF            +213円

EURJPY         +17,000円

GBPJPY         +42,200円

AUDJPY          +3,000円

NZDJPY          +5,900円

CADJPY          +2,100円

CHFJPY               0円

EURGBP         3,572

EURCHF          +1,442円

TOTAL         +120,600円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,656,094円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +12,701,734円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +196,053,786円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +390,147,275円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,770,147,290円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

フィリピンのドゥテルテ大統領ら議員200名が、給与の1ヶ月分を寄付すると言うニュースがありました。

www.cnnphilippines.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

前日には、閣僚の多くが報酬の75%を寄付する事を発表してました。

www.cnnphilippines.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この手の寄付や報酬削減は美談になる事が多いんですが、私は否定的です。

問題点は2点ありまして、まずこの手の寄付が行われますと「寄付しない者を悪」とみなす風潮になり、報酬が無くなっても生活も議員としての業務も問題が無い「金持ち」しか議員になれなくなってしまいます。

もう1点は、議員としての報酬から寄付を行うと言う事は間接的に公金から寄付を行っている事で、本来は予算として執行されないとならない事が寄付で行われると、公金が人気取りに堂々と使われる可能性が出てくると言う事です。報酬が多すぎて問題なのであれば、一時的な削減ではなくきちんと減額すればいいだけです。

今回のフィリピンの場合には、多くの方がカトリックを信仰する国と言う事情などもあり、今回の件に問題があると言っているわけではありません。あくまでも、「この手の寄付を政治の手法」として使われる事を危惧するだけです。また、今回のフィリピンでの善意を利用し、自国の議員らに報酬削減や寄付を要求するのは全くもって見当違いな行為だと感じます。

国民に信託された議員と言うものは、報酬は報酬としてきちんと受け取り、それに見合った成果を挙げ、報酬が多すぎるあるいは少なすぎるのであればその与えられた権限で正していけばいいだけではないでしょうか。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年04月07日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 49,249 26,839 +22,410 +4,128
EUR (099741) 161,185 81,561 +79,624 +5,377
GBP (096742) 31,254 27,561 +3,693 -1,300
CAD (090741) 17,052 41,485 -24,433 -2,504
CHF (092741) 11,186 5,582 +5,604 +657
AUD (232741) 26,483 61,881 -35,398 -3,734
NZD (112741) 9,968 24,621 -14,653 +1,453
RUB (089741) 8,491 3,204 +5,287 +1,133
VIX (1170E1) 60,652 91,278 -30,626 -12,249
金Gold (088691) 279,880 30,938 +248,942 -9,907
原油 (067651) 655,771 170,876 +484,895 +49,787

 

IMMポジション(2020年03月31日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 48,444 30,162 +18,282 -5,581
EUR (099741) 155,047 80,800 +74,247 +12,957
GBP (096742) 37,149 32,156 +4,993 -5,891
CAD (090741) 21,517 43,446 -21,929 +7,316
CHF (092741) 10,389 5,442 +4,947 +56
AUD (232741) 27,315 58,979 -31,664 -6,457
NZD (112741) 8,040 24,146 -16,106 -90
RUB (089741) 6,954 2,800 +4,154 -812
VIX (1170E1) 64,575 82,952 -18,377 +331
金Gold (088691) 287,529 28,680 +258,849 -29,517
原油 (067651) 624,397 189,289 +435,108 -905

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

このIMMポジションは毎週火曜日終了時点の数字ですので、4月6日の月曜日に予定されていたOPECプラス会合が延期になった後での数字です。それでも、原油だけは随分と買い建てが増えておりまして、売り建てが減少したのと合わせて前週比で約5万ロットの増加となっておりました。さすがに原油価格がここまで下がってきてますと、延期になったOPECプラス会合で合意しようが出来なかろうが、値が下がるのは限定的で上昇余地の方が遥かに大きいと誰でも思います。もっとも、そう思っててもなかなか買えないんですけど(笑)。

豪ドルの売り建て増加が加速しておりまして、3月にあった対NZドル(ニュージランドドル)で1を切るのではないかと言う状況が完全に後退したとは思えない感じです。4月に入って上昇はしており、週末の終値で AUDNZD = 1.0430 付近でしたが、果たして今後も上昇を続けるのかどうか。IMMポジションから何でも読めるわけではありませんが、大口の皆さんは少なくても豪ドルよりNZドルの方がお好きなようです。


 

昨晩と言うか、本日早朝と言うか、午前1時ちょっと前に首都圏では地震があり、ちょうど雨も大降りになっていた時でして、新型コロナウイルスに大雨に加えて地震とか、一瞬で色々と考えてしまいました。 

earthquake.tenki.jp

アーカイブ ⇨ 2020/04/12

災害自体は事前に防ぐことは非常に困難ですが、いつなんどき災害が発生しても対処できるよう、新型コロナウイルスで頭をいっぱいにせず備えを忘れないようにと言う天からの戒めなのかなとも思いました。ちょうど今日はキリスト教の復活祭=イースター当日です。例年ですと教会に行ったりするのですが、今年は残念ながら自宅でのイースターですし。

自宅に居ながらでも楽しめることもありますし、良い休日をお過ごし下さい。


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