2020/03/16 戦績
USDJPY +323,800円
EURUSD +95,749円
GBPUSD +187,053円
AUDUSD +4,416円
NZDUSD +16,708円
USDCAD +75,298円
USDCHF +65,326円
EURJPY +175,300円
GBPJPY +1,069,900円
AUDJPY +49,200円
NZDJPY +83,600円
CADJPY +111,400円
CHFJPY +136,400円
EURGBP +38,282円
EURCHF △5,652円
TOTAL +2,426,780円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,426,780円
月間戦績(03月)
TOTAL +54,468,171円
年間戦績(2020年)
TOTAL +111,256,348円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +305,349,837円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,685,349,852円
昨日、各国中銀が緊急金融政策発表祭りを開催してくださいまして、メインどころだけでも、日本時間で午前4時にニュージーランド中銀、午前6時に米FRB、午後2時6分に日本銀行などなど。米FRBの政策決定機関であるFOMCと日銀金融政策決定会合は今週予定されておりましたが、双方とも昨日の決定が前倒しの発表であったとアナウンスがありました。
ところで、FRBは今月頭にも緊急でFOMCを開催しているため、昨日の決定が1日で行われたとしても今月に入ってから2日分の会合があったとも言えるのでまだ分かるのですが、日銀はいつも2日でやっている会合を昨日は1日で、しかも正午招集の午後1時59分までの2時間しか会合をしておりません。これだったら、いつも1日の会合でいいんじゃないかと若干思うところが・・・・・・
さて、昨日真っ先に金融政策発表を行いましたニュージーランドですが、政策金利は 75bp(ベーシスポイント)の引き下げとし、今後の量的緩和も示唆しております。
ニュージーランド準備銀行 (中央銀行) 03/16 0400JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
オフィシャルキャッシュレート (政策金利) |
1.00% | -% | 0.25% |
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今月2回目の緊急金融政策決定となった米FRBですが、政策金利は 100bp引き下げのゼロ金利水準と言う、FRBの歴史上最低となる金利になりました。また、7,000億ドル(約75兆円)の量的緩和と、市中銀行に対する強制預金である準備預金を免除する準備預金率をゼロ%とすると発表しまして、今までの政策の延長である利下げとは違い、量的緩和や準備預金率の一時撤廃の方は方針転換あるいは新しい政策となるため、時間が経過してこちらへの評価がどのようになるのか気になるところです。
連邦準備制度(FRS) (中央銀行制度) 03/16 0600JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
FF金利誘導目標 (政策金利) |
1.00~1.25% | - | 0.00~0.25% |
超過準備預金金利 (IOER) |
1.10% | - | 0.10% |
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日銀は、さすがに政策金利のマイナス金利深堀りはありませんでしたが、黒田総裁の会見でも深堀りの可能性は言及しており、最後の手段として温存していると伺えます。今回の発表では、上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の購入目標を従来の倍とし、それぞれ年間12兆円と1800億円とし、また大企業への直接資金供給として、コマーシャルペーパー(CP/短期償還の約束手形)1兆円、社債1兆円の購入枠を設定すると発表がありました。
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それと、ハードカレンシー発券銀行である米FRB、欧州中銀ECB、英中銀BOE、日銀、アメリカとの関係性の強いカナダ中銀BOC、スイス中銀SNBの6中央銀行は、米ドルを市中銀行に安定供給するための緊急資金供給を発動しました。
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ちなみに、中央銀行間で不足外貨を融通し合う通常の通貨スワップ協定とは違い、それぞれの中銀がドル資金を市中銀行に低利かつ長期間で融資し、その際に不足する米ドル資金はFRBが各中銀に無制限で貸し付けると言うもので、事実上、各国中銀を通して日欧英加スイスの民間銀行が直接FRBから資金を借り入れられるようなものです。そう、ぶっちゃけ期間限定の米ドル建て量的緩和のようなものです。
これ、専門家として話している先生でも「スワップ協定の期間延長版」と勘違いしていることがあるので、正しく覚えておいて損はありません。今度のテストに出るかもしれません(笑)。
昨日、これらのニュースが多く流れ、ネット上では株価の下落に歯止めがかからなかった様子を見て「意味ない」とか言う意見が見られましたが、
とんでもない!
いま各国中銀がやってる事は、ギリギリイッパイまで水位が上昇した堤防を決壊させないように土嚢を積んでいるようなものです。ギリギリイッパイまで水位が上昇しているため、ちょろちょろと水が堤防を超えて反対側まで流れ始めてますが、まだ、今頑張って土嚢を積んだら間に合う、そんな感じです。
日本時間の昨晩遅く、午後11時ころから開始されたG7首脳テレビ電話会談ですが、特に「終わった~」との大きな速報が出るわけでもなく、会談中の内容リークが伝わっていたのかと思ったらいつの間にか終わっていたような印象です。
内容的には、ほんと別にわざわざやったほど価値があるようにも思えず、
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正直言って、もう最近はG7何とか怪談会談する度にダウを下げてる、ダウ崩落トリガーにしかなっていないような気がしてなりません。
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どの国や地域も株価暴落でキツイのは分かりますが、財務相・中銀総裁らが経済政策を推し進める中で、首脳らも再度経済政策中心にしても仕方ありません。むしろ、行政の長として、根本原因である新型コロナウイルスへの対策を主として解決する強い意思と「経済政策に関しては財務相・中銀総裁らに委ねた」再確認くらいで良かったのではないかと思います。
何れにせよ、始めてのテレビ会議システムを使った電話会談と言うことで、広報が全く機能していなかったように感じられ、せっかくの会談が密談にしかなっていなかったのと同じなのが残念です。この手のやり方は非常に有意義ではあるかと思うので、今後に期待しております。
昨日、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が「長期投資家によって素晴らしい調整」と、またしても言っておりました(笑)。なんで笑うのかと言うと、
2月25日 CNBCとのインタビュー⇩3月6日 CNBCとのインタビュー⇩long-term investors should ‘very seriously’ look at buying the dip in stocks
長期投資家は下落した株の購入を真剣に検討すべきだ
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Long term investors should think seriously about buying these dips
長期投資家はこの下落した買い場を真剣に検討するべきだ
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これね~(笑)。北陸の方にも難平やマーチンゲールが大好きな方がおられるようですが、下がったら買うの逆張りを政治家が推奨し続けるのはさすがにちょっと踏み込み過ぎのように思います。そりゃいつかは上がるでしょう、そう思いながら私も毎日毎日ダウ指数買ってますけど。
こうなると、指標なんてあってもなくても変わらないような感じではあるんですが、とりあえずいつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。🚩付けておきました、ニューヨーク連銀製造業景況指数の落ち込みが半端なくて、さすがにそれだけは反応する、のかと思っていたら、それすらスルー耐性テスト期間中だったようです(笑)。もう笑うしかない。
日本国1月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
機械受注(前月比) | -11.9% -12.5% |
-1.0% | +2.9% |
機械受注(前年比) | -3.5% | -1.1% | -0.3% |
英国3月 0901JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ライトムーブ住宅価格 (前月比) |
+0.8% | - | +1.0% |
ライトムーブ住宅価格 (前年比) |
+2.9% | - | +3.5% |
中国2月 1030JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新築住宅価格(前月比) 算出値 |
+0.27% | - | +0.02% |
新築住宅価格(前年比) 算出値 |
+6.3% | - | +5.8% |
中国2020年(1-2月) 1100JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前年比) | +8.0% | -4.0% | -20.5% |
鉱工業生産(前年比) | +5.7% | -3.0% | -13.5% |
中国2020年(1-2月) 1100JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
固定資産投資(前年比) | +5.4% | -2.0% | -24.5% |
不動産開発投資(前年比) | +9.9% | - | -16.3% |
中国2月 1100JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
都市部失業率調査 | +5.2% | - | +6.2% |
スイス2月 1630JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価及び輸入物価指数 (前月比) |
0.0% | -0.1% | -0.9% |
生産者物価及び輸入物価指数 (前年比) |
-1.0% | -0.8% | -2.1% |
スイス 週次(03/13分) 03/16 1800JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
当座預金残高(国内銀行のみ) | 5兆0359.8億スイスフラン | 5兆0593.8億スイスフラン |
当座預金残高(外国銀行含む) | 5兆9854.8億スイスフラン | 6兆0299.2億スイスフラン |
イタリア2月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・確定値 |
0.0% | 0.0% | -0.1% |
消費者物価指数(前年比) CPI・確定値 |
+0.4% | +0.4% | +0.3% |
イタリア1月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・確定値 |
-0.4% | -0.4% | -0.5% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・確定値 |
+0.3% | +0.3% | +0.2% |
米国3月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
NY連銀製造業景況指数 | +12.9 | +5.0 | -21.5 |
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