FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/03/07 戦績

 2020/03/07 土曜日 戦績

USDJPY         +93,100円

EURUSD         +48,929円

GBPUSD        +121,075円

AUDUSD         +12,409円

NZDUSD          +8,229円

USDCAD          +1,909円

USDCHF         +41,822円

EURJPY         +19,900円

GBPJPY         +34,400円

AUDJPY          +7,300円

NZDJPY         +10,200円

CADJPY         +31,700円

CHFJPY          +4,400円

EURGBP          +2,454円

EURCHF          +6,753円

TOTAL         +444,580円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,997,437円

 

月間戦績(03月)

TOTAL       +6,997,437円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL      +63,785,614円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +257,879,103円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,637,879,118円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

「指標なんてな~いさ、指標なんてウ~ソさ、寝ぼけた人が見間違えた~のさ♪ 」と、言うくらい指標全く無視、指標の影響力なんて微塵にも感じない一週間が終わりました(笑)。

 

指標で金融市場が動く理由は2つあります。

一つは遡及修正力、市場参加者が「経済状態はこれくらいだろう」と見積もって織り込んでいる株価や各国通貨のバランス(為替レート)などが、実際の経済状態と大きく違った場合に作用するものです。例えば「年率2%くらいで経済成長しているだろう」と見込んでいたものの「実際には1.5%程度であったため株や通貨が売られた」と言うようなものです。

もう一つは金融政策への影響力、各国の中銀が金融政策を策定する際に、当然に経済指標をベースにして行います。過去の金融政策の策定時にどのように指標が評価されたのか研究することで、発表された指標を元に今後の金融政策を予想するわけです。

この2つ以外にも、更に他の指標の予想をする先行指標とかもありますが、最終的な指標の評価という部分では同じなので省略します。

一つめの遡及修正力は、一つ一つの指標が持つ意味に対してだけの株価や為替レートの動きしか影響が無いので非常に弱く、通常はほとんど観測できません。もう一つの金融政策への影響力、こちらは毎度おなじみでしょう。雇用統計の結果がFOMCで討議されアメリカの政策金利が動く、それを見込んで指標発表時に雇用統計の評価以上の動きを市場が見せる、レバレッジが掛かるわけです。

先日金曜日の夜にあった雇用統計、非常に反応薄かつ大人しい動きでした。間近に迫った今月17~18日のFOMCに向け、今回の雇用統計で雇用に関する評価を最終的に織り込むハズだったものを、3月3日の50bp(ベーシスポイント)緊急利下げで不要になってしまったためです。

今回の雇用統計が非常に反応薄かつ大人しい動きだったのは、指標で金融市場が動く理由の2つのうち、金融政策への影響力が著しく低下したため、本来でしたら観測できないような遡及修正力の部分だけの影響であったのだろうと思われます。通常はあまり見る事ができない反応です。まるで、皆既日食中にだけ見られる季節はずれの星空のような感じ(笑)。

雇用統計での値動きに対しトンチンカンな事を書いてある記事がいくつかあったので、 ちょこっと書いてみました。


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年03月03日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 50,598 92,922 -42,324 +14,065
EUR (099741) 151,904 238,607 -86,703 +27,318
GBP (096742) 76,063 40,901 +35,162 +5,564
CAD (090741) 55,191 44,612 +10,579 -4,045
CHF (092741) 14,727 17,969 -3,242 -3,858
AUD (232741) 64,846 116,799 -51,953 -8,101
NZD (112741) 20,530 37,487 -16,957 -1,646
RUB (089741) 29,123 1,424 +27,699 +1,740
VIX (1170E1) 139,100 196,586 -57,486 +20,125
金Gold (088691) 366,173 46,440 +319,733 -16,132
原油 (067651) 563,904 175,535 +388,369 -43,097

 

IMMポジション(2020年02月25日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 53,855 110,244 -56,389 -29,168
EUR (099741) 157,587 271,608 -114,021 -22,514
GBP (096742) 72,667 43,069 +29,598 +340
CAD (090741) 63,658 49,034 +14,624 +6,807
CHF (092741) 19,914 19,298 +616 -925
AUD (232741) 56,684 100,536 -43,852 -6,375
NZD (112741) 18,994 34,305 -15,311 -3,124
RUB (089741) 26,420 461 +25,959 -1,063
VIX (1170E1) 115,403 193,014 -77,611 +52,618
金Gold (088691) 389,339 53,474 +335,865 -17,784
原油 (067651) 558,798 127,332 +431,466 +19,702

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

そりゃあの相場なら、円もユーロも前週比プラスになりますよね。あまり短期的な値動きでは影響されないような大口の皆さんでも、さすがに無視できない動きだと思います。ただし、買い建てが数を増やすのではなく、売り建てが数を減らしてる方が極端に多いため、円やユーロを売っていた層が利益確定あるいは損切りしているだけで、大きな流れにはあまり変化を感じていないのかもしれません。何pips 何十pips で切った張ったしてる我々としたら、あんまり参考にならないかもしれません(笑)。⇦ 今ごろ気がついたのかよ?と言うご指摘はご遠慮ください


 

明日月曜日から、随分と気温や天気の変動が激しくなりそうです。東京なんて、水曜日に最高気温が23度の予報だと思うと、翌日には最高気温12度,最低気温6度なんて感じでして、この気温変化で風邪などひかないように注意しないとなりません。

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新型コロナウィルスもコロナウィルスですので、暖かくなったら収束するだろうと言う予想もあります。寒暖差がが激しいののには注意が必要ですが、こうやって少しづつ気温が上がり春が来て、新型コロナウィルスだけでなく、インフルエンザや他の多くの感染症が弱まっていく事を願っております。 


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