FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/11/19 戦績

 2019/11/19 火曜日 戦績

USDJPY         +42,200円

EURUSD         +53,904円

GBPUSD         +70,335円

AUDUSD         +34,265円

USDCAD          +4,381円

USDCHF         +17,746円

EURJPY         +85,000円

GBPJPY        +117,900円

AUDJPY         +31,100円

CADJPY         +40,600円

CHFJPY         +50,900円

EURGBP         +14,572円

EURCHF         +23,686円

TOTAL         +586,589円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,106,899円

 

月間戦績(11月)

TOTAL       +9,232,017円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +274,118,318円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +168,035,875円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,548,035,890円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日は指標も少なく、直近の金融政策会合での議事要旨公開があった豪州中銀RBAの影響でオセアニア通貨が動いた以外は目立った動きもなく、前日の流れからの対円通貨ペアくらいが頑張った感じです。

 

その豪州中銀の議事要旨ですが、金融系通信社各社が伝えておりますように利下げ検討がなされたが見送りと言うもので、ほぼ予想通りの内容と言えます。ただ、金融系通信社の双璧ロイターとブルームバーグでは、双方ちょっと違った見方をしておりまして、ロイターは「悪影響が無いようにする消極的な据え置き」ブルームバーグは「現状の効果を見定める積極的な据え置き」と言った感じです。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

同じ議事要旨を見てこの差が出るのが面白いのですが、実際に発表された議事要旨を見てみました。大半が議事の前提となる経済見通しの羅列なんですが、最後の方、まとめ「Given this outlook, members considered how best to respond. この見通しをふまえ、理事らはどのような対応が最善かを検討した」の部分で、こんな⇩記述があります。

Having already delivered a substantial monetary stimulus in recent months, there was a case to wait and assess the effects of this stimulus, especially given the long and variable lags.
ここ数ヶ月ですでに多くの金融刺激策を実施しているため、時間的な遅れと不安定さを考慮し、その結果を待って判断する必要があった。

 

日本語のメディアは、ロイターを元に構成されているものが多いようで、どうも「悪影響が無いようにする消極的な据え置き」論が多い感じですが、私が議事要旨を見たところ、どうもRBAの真意としては、ブルームバーグが伝えているような「現状の効果を見定める積極的な据え置き」を主張したいのではないかと思えます。

ただ、この「the long and variable lags」ですが、あのノーベル経済学賞受賞者、ミルトン・フリードマンが1960年に出版した「A Program for Monetary Stability 金融安定化プログラム」でバッチリ書いているそのまんま。経済学部出身の方でしたら、大学時代を思い出すことでしょう。

以前から何度も何度も(こことかこことかこことか)書いておりますが、RBAの発表する文章は経済学部の学生が書くレポートのようで、今回は更に磨きがかかった感じに見えます。⇦ これ、笑っていいのか悩むわ~


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

米国9月
11/19 0600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対米証券投資 +419億ドル
+705億ドル
 -376億ドル
対米証券投資(短期債除く)  -412億ドル
 -411億ドル
+495億ドル

───── ニューヨーク時間終了 ─────

スイス10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +40.52億CHF
+40.20億CHF
+28.50億CHF +34.97億CHF
ユーロ圏9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支・季節調整 +285億ユーロ
+266億ユーロ
+282億ユーロ
経常収支・季節調整 +276億ユーロ
+257億ユーロ
+358億ユーロ
ユーロ圏9月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設支出(前比)  -0.8%
 -0.5%
+0.7%
建設支出(前比) +0.8%
+1.2%
 -0.7%
英国11月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI製造業受注指数 -37 -31 -26
CBI製造業販売価格指数  -3  -2  -1
カナダ9月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比) +0.8%  -0.6%  -0.2%
米国10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数(年換算) 126.6万件
125.6万件
132.0万件 131.4万件
住宅着工(前比)  -7.9%
 -9.4%
+5.1% +3.8%
米国10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設許可件数(年換算) 139.1万件
138.7万件
138.5万件 146.1万件
建設許可(前比)  -2.4%
 -2.7%
 -0.4% +5.0%

 


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