FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/06/21 戦績

 2019/06/21 金曜日 戦績

USDJPY        +133,300円

EURUSD        +239,192円

GBPUSD        +184,255円

AUDUSD         +23,046円

USDCAD         +78,327円

USDCHF        +147,646円

EURJPY         +84,600円

GBPJPY         +70,300円

AUDJPY         +19,500円

CADJPY        +110,900円

CHFJPY        +103,500円

EURGBP         +24,708円

EURCHF         +95,183円

TOTAL       +1,314,457円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,209,522円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +16,147,765円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +153,582,362円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL      +47,499,919円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,427,499,934円

 

今週のメインイベントであったFOMCが終わり、とりあえずは平静を装える程度になり一週間の取引を終えた金融市場です。

 

FOMC終了後に発表されました長期展望(Projection Materials)のドットチャートでは、既に2019年中の利下げが示唆されたわけですが、ここに来て地区連銀総裁らやFRB理事からも利下げ政策支持の公言が出てきました。

jp.reuters.com

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jp.reuters.com

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恐らく、2019年中を示すドットチャートに現れている2%を下回る金利予想には、この辺りの皆さんは入っているものと思われます。急激に出てきたように見えるこれらの意見は、果たして本当に信じられる数字と己の経験に基づく判断だけで出てきたものなのでしょうか。もしそうなら構わないのですが、何かに迎合しているのでしたら、基軸通貨を支配する国の中銀関係者としては相応しくない態度だと思ってしまいます。

 

ブラード総裁とカシュカリ総裁は、昨年の利上げしている最中でも「利上げ停止」を要求していたくらいなので、いま利下げと言っていたとしても何ら不思議では無いのでいいのですが、

2018年8月22日ブルームバーグ記事

www.bloomberg.co.jp

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ブレイナードFRB理事なんて、昨年は利上げイケイケスタンスでしたから。

2018年12月8日ブルームバーグ記事

www.bloomberg.co.jp

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もちろん、地区連銀総裁は自身の受け持つ地区での経済状況を最大限に評価し金融政策への提言を行っているわけで、FRB理事とは若干性格が異なる部分もあります。いずれにしても、アメリカ一国にとどまらない、世界中の経済を動かしていると言っても過言ではない米連邦準備制度(FRS)を構成している自覚を持って、公表される数字と己の経験に基づくいてのみ判断して欲しいと願います。

トランプ大統領に何を言われても(笑)。 


 

指標も、無理やり集めたらそれなりの数になる程度には発表がありました。が、数だけあっても仕方ありません。重要そうなところでは、午前8時半に日本の消費者信頼感指数(CPI)が発表されましたが当然のスルーで終了。

午後9時半にあったカナダの小売売上高は若干期待していたのですが、前回値の上方修正0.2ポイントが入った上で、その分を加味しますと事前の市場予想を上回る判断となったのにも関わらず、全くの無視状態で終わり。コア指数も0.1ポイントの上方修正が入ったものの、その分を加味しても事前に市場予想を上回る事は出来ず、コア指数が伸び悩んだのが原因なのか、あるいは前回値修正は無視して事前の市場予想に届かなかったと言う短絡的な理由でスルーになったのかどうか。

その割りには、午後10時45分にあった完全な民間指標である購買担当者景気指数で、アメリカの数字が大きく落ちると米ドルは売りで反応し、その後11時にありました中古住宅販売件数でプラスの数字が出ると米ドルは買いでの反応。

FOMC終了後からの流れで、とにかく米ドルに関する事しか反応しづらくなっていたのでしょう。 来週までこの状態が続くのか、あるいは来週は月末週として月末を迎えるいつもと同じような動きになるのか、とにかくボラだけは出て欲しいと願っております。

日本国5月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国消費者物価指数
(前比)
+0.9% +0.7% +0.7%
全国消費者物価指数コア
(前比)
+0.9% +0.8% +0.8%
全国消費者物価指数コアコア
(前比)
+0.6% +0.5% +0.5%
日本国4月
0830JST
速報値
(前回値)
市場予想
(中心値)
確報値
(結果)
毎月勤労統計調査・確報値
現金給与(前比)
 -0.1%  -0.3%
毎月勤労統計調査・確報値
実質賃金指数(前比)
 -1.1%  -1.4%
毎月勤労統計調査・確報値
総実労働時間(前比)
 -1.7%  -1.8%
日本国5月
1300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
スーパーマーケット売上高
全店(前比)
  0.0%
+0.2%
+0.6%
スーパーマーケット売上高
既存店(前比)
 -1.0%  -0.4%
日本国5月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)
(前比)
 -1.1%  -0.8%
百貨店売上高(東京)
(前比)
 -0.8%  -1.6%
スイス5月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネタリーアグリゲイトM1
(前比)
+5.1% +5.1%
マネタリーアグリゲイトM2
(前比)
+3.6% +3.7%
マネタリーアグリゲイトM3
(前比)
+3.5% +3.5% +3.4%
スペイン4月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -16.1億ユーロ  -23.5億ユーロ
英国5月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
公共部門純必要額   -63.23億ポンド
  -70.60億ポンド
+106.63億ポンド
公共部門純借入額  +61.50億ポンド
 +49.67億ポンド
 +44.63億ポンド
公共部門純借入額
(金融部門除く)
 +68.02億ポンド
 +58.31億ポンド
 +51.15億ポンド
カナダ4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +1.3%
+1.1%
+0.0% +0.1%
小売売上高コア(前比) +1.8%
+1.7%
+0.4% +0.1%
米国5月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売件数(年換算) 521万件
519万件
525万件 534万件
中古住宅販売件数(前比)  -0.4% +1.2% +2.5%

 

=別表= 購買担当者景気指数・主要国速報値

オーストラリア6月
0800JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
51.0 51.7
サービス業購買担当者景気指数
速報値
51.5 53.3
(複合)購買担当者景気指数
速報値
51.5 53.1
日本国6月
0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
速報値
49.8 49.5
フランス6月
1615JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(加重平均ベース)速報値
50.6 52.0
製造業購買担当者景気指数
(生産ベース)速報値
49.8 50.6
サービス業購買担当者景気指数
速報値
51.5 53.1
(複合)購買担当者景気指数
速報値
51.2 52.9
ドイツ6月
1630JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(加重平均ベース)速報値
44.3 45.4
製造業購買担当者景気指数
(生産ベース)速報値
47.3 47.0
サービス業購買担当者景気指数
速報値
55.4 55.6
(複合)購買担当者景気指数
速報値
52.6 52.6
ユーロ圏6月
1700JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(加重平均ベース)速報値
47.7 47.8
製造業購買担当者景気指数
(生産ベース)速報値
48.9 48.8
サービス業購買担当者景気指数
速報値
52.9 53.4
(複合)購買担当者景気指数
速報値
51.8 52.1
米国6月
2245JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(加重平均ベース)速報値
50.5 50.1
製造業購買担当者景気指数
(生産ベース)速報値
50.7 50.2
サービス業購買担当者景気指数
速報値
50.9 50.7
(複合)購買担当者景気指数
速報値
50.9 50.6

 


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