FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/04/08 月曜日

さあ、毎度おなじみ月曜日です(笑)。

毎月第2週は重要指標が少ない週でして、特に1日が月曜日で第1週がフルに当月5平日ありますと、第2週の指標はスッカラカンとなります。そんな中で今回は、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で4月10日水曜日午後8時45分欧州中銀ECBの金融政策発表が予定されておりまして、指標が少ない週ではありますが、金融市場の全ての主導権を政治がらみに持っていかれる事にならずに済んだ格好です。メインは午後9時半からのマリオ・ドラギECB総裁の会見ですが、その点はいつもの事です。また、11日木曜日早朝3時に前回分FOMC議事録の公開がありますが、こちらはどうかな?場合によっては動く可能性もある程度でしょうか。

純粋な数字だけ発表の指標で特に注目なのは、10日水曜日午後9時半のアメリカ消費者物価指数(CPI)これだけ。それ以外はザコ級微妙なところです。

さらっと金融イベントと注目指標を流しまして、今週のメインイベントとなるだろう政治絡みにまいりますと、10日水曜日に英国のEU離脱に関するEU緊急首脳会議が開催される予定になっており、それまでの英国国内(主に下院)での状況によって大荒れになる可能性もあるかもしれません。また、この首脳会議でブリグジット期限延期が拒否されますと12日金曜日がブリグジット期限のままとなりますから、何も決まっていない現時点では、ハーディーなブリグジットとなると決定します。まあ、EU側もハードブリグジットはお嫌なようですから、おそらくは延長合意されるとは思いますが、ここでも何があるか分かりませんので予断を許さない状況です。

日付的には11日木曜日、日本時間では12日金曜日からアメリカのワシントンDCにおきまして、G20財務相中央銀行総裁会議が開催されます。今年のG20は日本が議長国をすると言う事になり、6月にありますサミットは大阪で開催される予定です。とりあえず、イベント的な事は除きまして、今回のG20では世界経済への対応について突っ込んで話し合われると思われ、特に米中通商問題について議長国の日本がどこまでアメリカに物が言えるのか期待しております。

 

あとは、適当に日別の指標(笑)。本日4月8日月曜日午前8時50分日本の貿易収支午後3時にドイツの貿易収支午後11時にはアメリカの製造業受注がある程度、今週はこんなのが羅列されていきます。明日9日火曜日、本当になんもなし(笑)。10日水曜日午後5時半に英国の月次国内総生産(GDP)午後9時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)、この2つが比較的重要そうな指標で、特にアメリカのCPIは今週1番の注目指標です。

11日木曜日、午後3時にドイツの消費者物価指数もありますが、確定値の発表なので大きく変動が無かったらスルーでしょう。午後9時半のアメリカ生産者物価指数(PPI)も、コア指数で大きな変動が無かったら、前日にCPIが発表されていますので反応薄かもしれません。あるいは、CPIが期待ハズレだった場合、このPPIで大きく動く可能性も出てきまして、CPIとセットで見る必用があります。

12日金曜日、正午前後になるかと思われますが中国の貿易収支が発表予定で、豪ドルが影響あるので注意です。最後、午後11時にミシガンなんとかさんのフライングゲット出来ていた頃は懐かしい指数があり今週は終わりの予定です。 


 

政治絡みが多いと市場の動きが読みにくくなり、ちょっと目を離したスキに大きく損失が発生する可能性も出てきます。プロの皆さんがリスクオン(積極投資)に向かったとしても、そこに同調する必用はありません。

とにかく、政治絡みが多い時には生き残りを賭け、技術的にはポジション持ったら必ずストップロス指値でエントリーを入れる時には必ず一緒にIf Done (IFD)でストップオーダーを入れるように、これだけやっておけば最悪でも致命傷全財産無くして追証なんて可能性は低くなります。

生き残りを賭け、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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